フェアレディZ



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JapaneseFairladyZ1970


フェアレディZといえば、日産を代表するスポーツカーとして、有名です。
現行モデルは6代目となり、標準仕様でV6/3.7リッターで336馬力のモンスターマシンに仕上がっています。
ところでこのフェアレディZ、どうして「Z」なのかというと、実は、初代モデルが関係しているのです。

初代モデルが登場したのは、いまから44年前の昭和44(1969)年のことです。
この車の開発は、日産社内のごく少数の開発チームで行われました。
その開発室には、実は「Z旗」が掲げられていたのです。

Z旗
Z旗0909


「Z旗」というのは、日本海海戦で、日本海軍がロシアのバルチック艦隊を破った時に、艦上に掲げられた旗です。
もともとは、国際信号旗でアルファベットの「Z」の文字を示す信号旗ですが、艦隊決戦の際に、東郷平八郎連合艦隊司令長官の座乗する旗艦三笠(みかさ)のマストに、この旗が「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」という意味として掲揚されたものです。

フェアレディZが開発されたのは、1960年代当時です。
時期的には、日本海海戦から50年以上、大東亜戦争終結からもすでに20年近く経過していました。
けれど、開発チームの心には、先の大戦で日本は破れはしたものの、その心は決して挫けない。
自分たちなりに、日本の心を世界に向けて発進するのだ、という心意気で、開発室に「Z旗」を掲げたのです。

世界がびっくりするような、高性能車を作ろう。
欧米市場を席巻できるだけの日本の技術を、世界に向けて発進しよう。
そのために世界最高の車を作ろう。
彼らの心には、そういう国家を背負って立つ気概がありました。
そして、完成した車に、「Z」と名前をつけたのです。

彼らはこの車を、欧米で「ダットサンZ」の名前で売り出しました。
スポーツ車でありながら、決して大容量のエンジンを積んでいるわけではない。
特別高速域だけを追求したわけでもない。
小さなエンジンでありながら、ハイパワーを実現し、しかも中速域のトルクが高く、回頭性が良く、街中にあっても扱いやすい。
そして走り出すと、マフラーではなく、エンジンそのものの重低音が社内に響き渡り、その音はまるで超大型エンジンを積んだF1マシンのような心地よい音色を奏でる。

車は、欧米市場で大ヒットしました。
世界総販売台数は55万台です。
当時のスポーツカーとしては空前の記録でした。

そしてこの車がもとになり、高性能日本車のイメージが、欧米市場に定着したのです。
それはまさに、「Z旗」を掲げて戦った日本艦隊の勝利が、世界の戦史に燦然と輝く歴史を残したのと同じ、日本への輝きをもたらしたものでした。

同様に、マツダのロータリーエンジンも、日本の技術を世界に問うていきたいという夢から生まれたエンジンでした。
戦争で灰燼になった日本、原爆を投下された広島で、唯一残ったのがマツダの工場でした。
そこには多くの避難民が集まり、大怪我をしたたくさんの人たちが収容され、治療を受けたのもマツダの工場です。
だからこそ、俺たちは世界最高の技術で世界に挑戦していきたい。
それが当時のマツダの合い言葉でした。

フェアレディZの「Z旗」にしても、マツダのロータリーエンジンにしても、なぜそこまでの努力ができたかといえば、それは男たちが「国家を背負う心」を持っていたからです。

何かのために生きるというのは、辛いことです。
人は自分のために生きた方が気楽です。
早い話、学校が終わった後、部活をやってくたくたになって帰って来る。
眠くてかなわない。
自分のための勉強なら、簡単に「今日は勉強をさぼって寝てしまおう」と簡単に自分を甘やかすことができます。
けれど、誰かのために、たとえば苦労して育ててくれている母のために、あるいは兄弟のために、会社のために、あるいは国家のためにという気持ちがあれば、そこから「もうひとふんばり」という気持ちが起きる。踏ん張れる。

焼け野原になった日本を何とかしたい。
自分たちにできることで、「皇国の興廃この一戦にあり」を証明し、勝ちたい。
そういう気概と誇りが、結果として「凄い製品」を造り上げたのだと思います。

大東亜戦争が、すでに終わった過去のものと思っている人は多いです。
けれど実は、戦争はまだ終わったわけではないのです。
米国の政治学者のサミュエル・P・ハンチントンは、そのことを「文明の衝突」という言葉で表しました。

大東亜戦争は、人種の平等を主張する日本と、有色人種を植民地支配する欧米列強との戦いでした。
日本は焼け野原となりましたが、500年続いた欧米の植民地支配も、終わりを告げました。
植民地支配が終わることで、では、誰が得をし、誰が損をしたのでしょうか。

得をしたのは、支配されていた被植民地国です。
彼らは民族の独立を手に入れることができ、いまやアジアの繁栄を築いています。

では、損をしたのは誰でしょう。
欧米の植民地支配国・・・半分当たりです。けれど半分ハズレです。
なぜなら、国そのものが受益者となっていたわけではないからです。

実際には、欧米の一部の植民地成金や貴族が、約500年にわたる植民地支配をしていただけです。
植民地支配をしている国のことを、宗主国(Master Company)と言いますが、なるほど国が国を支配していたわけだけれども、だからといって、宗主国の国民全部がその受益者となっていたわけではありません。

ルイ14世の時代といえば、フランスの絶対王朝全盛期の国王です。
時代は、日本でいったら、江戸時代の中期頃の王様の時代です。
その時代のフランス人の平均寿命は、一説によれば若干24歳でした。
国王が、宮殿を営んで、贅沢の限りを尽くした一方で、多くの民衆は植えに苦しみ、若くして早世していました。

その国王の宮殿にも、貴族たちの館にも、トイレはありません。
糞尿は、部屋の隅に置かれた大きな瓶(かめ)の中に行い、ある程度溜まると下女たちが、城の窓から外の路地に捨てていました。
よく、昔の貴婦人などの絵を見ると、雨でもないのにみなさん傘をさしておいでだけれど、いつ頭の上から糞尿が降って来るかわからない状態だったのです。
だから、傘をさした。

ちなみにこうして捨てられた糞尿は、石畳の隙間から地面に吸い込まれ、長年の間に結晶化して硝石となりました。
そしてその硝石が、火薬の原料となっています。

一方、一般庶民は、セーヌ川に糞尿を垂れ流していました。
そのセーヌ川は、同時に人々が生きるための上水道でもありました。
人々はその川で、洗濯をし、飲料水を得ていたのです。

ですからペストが流行すると、いっぺんにヨーロッパの人々は死にました。
何年かに一度、ペストが大流行すると、国民の三割が死亡しています。
だから西洋の人々は、これを「黒死病(こくしびょう)」といって怖れました。

要するに、一般の民衆は、パリやロンドンのような大都会においてさえ、きわめて劣悪な環境下におかれていたのです。
さらにいえば、地方にいけば、その貧困は、まさに目を覆うばかりであったといわれています。

国民の多くが、極めて劣悪な環境下で貧困にあえぎ、短命で終わっていたその時代に、一方では、有色人種国を植民地として支配する貴族たちは、まさに贅沢三昧の暮らしと冨を手に入れていました。
そして国軍は、そうした貴族や金持ちたちを保護するために、用いられています。

我々日本人は、国家というものは、民衆の幸せを保持するためにあるものと信じています。
けれどそれは、日本だからいえることです。
なぜ日本が、そのような国のカタチをもっているかといえば、天皇の存在があったからです。

日本の最高位にあるのは、天皇です。
けれども政治権力者ではありません。
天皇は、政治権力者を任命する権威です。
なぜ天皇にその権威があるかといえば、天皇は日本の最高神である天照大神の直系の子孫だからです。
そして我が国の民衆は、天皇の「おおみたから」とされました。
ですから、我が国の政治権力者も、大名も、商店の経営者も、寺子屋の師匠も、すべて天皇の「おおみたから」を預かる立場と規定されたわけです。

会社においても、部下は、いわば恩賜の部下です。
学校では、生徒は、恩賜の生徒たちです。
自分の部下や生徒ではありません。
だから、上長や教師は、部下や生徒を天皇の預かりものとして、大切に育てるのが、あたりまえのことでした。

日本は建国以来2700年という世界でもっとも古い国です。
二番目に古い歴史を持つデンマークよりも、1700年も古い歴史を持っています。
三番目に古い国が英国ですが、これも建国以来、わずか900年の歴史です。
それ以外の国になれば、そのほとんどがわずか200年未満の歴史しかありません。

世界史の年表を見れば、世界中で様々な国が興り、滅亡してきた歴史を一覧することができますが、ではなぜ国がなくなるのかといえば、それはその国の不都合が拡大し、どうしようもないほどにまでその不都合が膨らんだからです。

逆にいえば、日本がずっと日本のままでこれた理由は、天皇とおおみたからという我が国のカタチが、人類史上、もっとも優れた統治のカタチだったからに他なりません。

植民地支配は、一部の西欧貴族が、他民族国家を支配し収奪する構図のものでした。
それが500年も続いたのは、まさに「武力にものをいわせた」、「力の正義」を貫いたからです。
力によって、徹底的に国を破壊し、抵抗する者を皆殺しにしてきたからこそ、植民地支配は長く続いたのです。

けれど、どうでしょう。
そうやって支配することは、もちろん支配者たちにとっては、贅沢三昧がゆるされるこのうえもなく幸せな国のカタチかもしれませんが、支配される側の人々の方が、圧倒的に多数なのです。
その圧倒的多数の民衆にとって、そうした支配の構図は、果たして幸せなものであったといえるでしょうか。

日本は、東洋の外れにある小さな国でした。
その日本は、幕末以降、欧米に追いつき、欧米と対等に付き合える国になろうと、必死の努力をしてきました。
そして日清、日露、第一次世界大戦を戦い、欧米列強とともに清国との間に締結した北京議定書に基づいて、欧米とともに支那に出兵し、そして最後は、追いつめられて、ついに人種の平等のために立ち上がり、武器を手にして戦いました。
なるほど日本は、国土を焼土にしました。

けれど、どうでしょう。
戦争は、国家の意思を貫くための最後の手段です。
日本はなるほど戦闘は終わらせましたが、国家の意思は貫き通しました。
そして、世界中で宗主国に植民地支配されていた有色人種国家は、いまやそのほとんどすべてが独立国家になっています。
なるほど日本は、戦闘では、国土まで焼け野原にされてしまいましたが、戦争という意味では、日本は国家目的を達成しています。
その意味では、日本は戦争に勝ったといえるかもしれません。

ただ、では、戦争は終わったのかというと、実は、そうともいえないのです。
社会のごく一部の支配階層の人たちだけが、冨と地位と権力を独占し、我儘勝手な振る舞いで民衆から収奪する、そういう人類の争いの歴史は、いまだに終焉をみていません。

日本人は、国家は民衆のためにこそあると信じていますが、それは日本の常識、世界の非常識です。
世界では、国家は、一部のエスタブリッシュメント(Establishment=確立した政治勢力)のためだけに存在しています。いまでもそうです。

日本にも、そういう考え方をする人がいます。
テレビ局で番組放送中に、女子アナのお尻をなでたりするような者がその典型ですが、政府からの助成金目当てに県民を愚民化誘導して、助成金をフトコロにいれるような人たちも、同じ穴のムジナといえるかもしれません。
東日本大震災のときに、陛下ですら、防護服さえまとわずに被災地に行かれて、お亡くなりになられた方々に手を合わし、地震の最中でさえも避難所をご訪問されたのに、その真逆の行動をしている人たちがいました。
これまた、同じ穴のムジナであろうと思います。

世界に目を向ければ、いまもそうです。
植民地支配がなくなって利権を失った者たち、支那・韓国にいる国民のことより自己の利権を大事にするヤカラたち。いずれも同じ穴のムジナです。
彼らは、自分たちの利権のために、民衆の命さえもなんとも思わない。

先の大戦で、日本が戦った相手というのは、実は、そのような人たちです。
彼らには強大な権力があり、金があり、彼らなりの歴史も伝統もあり、彼らにとっての正義を実現できるだけの力もあります。

先進国と呼ばれる国々でも、大地震のような天変地異があれば、国民が暴動を起こします。
なぜなら、実は、彼らは圧政下におかれ、収奪され、人ではなく、ただのモノとして、道具としてしか活かされていないからです。

日本で大震災があっても、なぜ暴動が起きないか。
それは、日本という国のカタチが、民衆を「おおみたから」としている、それを本気でみんなが信じてきたという長い歴史と伝統があるからです。

世界は、かれこれもう3〜4000年の間、支配と圧政、収奪と人を動産やモノとして扱うという姿のまま争い、殺し合ってきました。
その歴史に終止符を打てるのは、おそらく日本だけです。

そして日本を背負って生きるということは、とっても辛く、苦しいことかもしれないけれど、それは人として正しい道なのだと、私は思います。
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コメント

さだ

陰謀論のこと、そしてミクさん
9/17日付の方、陰謀論のことを書いたものです。私も同じ落ちこぼれです。そして多分、沢山の人がそう考えているのではないでしょうか。しかし何をやったらいいかわからない。私もその一人です。

わたしには「陰謀」という性質上どうやって対処したらいいか術を知りませんし、一般の人もそうだと思います。陰謀というのは自己矛盾を含んでいますし...どんな世の中でも存在していると思います。そうなってくると結局、仏教(宗教じゃなくて)のように自己を見つめることが究極の解決になるんじゃないかとは思います。残念ながら日本・世界の宗教にその答えを見出すことはないと思いますから、ほとんど自分でやるしかないのですが。

次に私が一般人の私でも出来ることと思うのは、日本の思想を世に知らしめることではないかと思います。これなら、誰にでもできるのではないでしょうか?たとえば、動画作成をしてYoutubeに乗せるなど、物語を作ったり音楽を書いたりして、普通に自分が思ったことを発信していけばいいと思います。我々は日本人なんですから、間接的とはいえその影響はすごいものだと思いますよ。

最近、初音ミクというソフトがはやっています。私はたった一年前にそれを知ったのですが...あれは日本の神道なしにはできえなかった現象でしょう。物に魂が宿るという。そしてあれを作ってしまった。何か、私にはとても劇的な気がします。そんな(下らないと思われている)ミクさんは世の中を席捲しています。むしろ切ないくらいに。何が悲しくてと思うくらいに。「もののあわれ」「わび・さび」という文化は形を変えて連綿と我々の中に受け継がれているのです。だから、一般人の我々だってそれを推し進めてやるべきです。胸を張って。

もし本当にミクさんがこの世の中に存在したら、なんてことを考える時があります。ミクさんはきっとシャイで、とっても舞台に上がることなんてできないでしょう。だからヴァーチャルな彼女が代弁しているんですがね。。。

こんな国は少なくても先進国にはありません。もし何か苦いことがあっても、「苦労は買ってでもしろ。」という言葉をありがたく心に受け止めたいものですね。(なかなか難しいことなんですが。)ですから、ぜひ試してみてください。

-

No title
私は世間的に言えば落ちこぼれです。自分に自信がない。
何で存在し、どうして生きてるのか見いだせない。

しかし日本を、そこに住む大切な家族や、伝統文化を、先祖を愛する気持ちはとても強く、幼い頃から尊敬する両親祖父母から教わった平和を愛する気持ち、優しさ、思いやりの心、
日本人としての魂にだけは、自信と誇りが持てます。

しかし今はとても苦しい。まるで自分が無意味かのような、何をやっても裏目にでる落ちこぼれ。いっそのこと、戦時中に生まれて男らしく国の為に散りたかった。

例えば、上の方が書く陰謀論なので、悪の根源ともいう存在がいるのだとしたら、行ってぐうの音が出ぬほど血と恐怖で懲らしめてやりたい。

煮えたぎる熱い血と、情熱を捧げる場所が欲しいです。
ひと昔前の言葉でいう、同志という仲間はいないものだろうか

訳の分らぬ、気狂いのようなコメントをして御免なさい。

-

No title
私には、もっと大枠で日本をとらえなければならないような気がしてなりません。というのも、結局日本が戦っているのはある特定の国というより世界全体だと思うからです。ねずさんは陰謀論をどうお考えか知るよしもありませんが、私はその可能性は避けて通れないし、それを見ないと判断を見誤ることさえあると思っています。

陰謀論はすべてを疑うようなところがありますが、つまるところ全ては思想の戦いなのではないかと思います。その点から言って日本の思想は他国のそれとは相いれないので、邪魔としか思われていないのでしょう。そして、先人たちもそのために散って行かれたのだと思います。

その思想の戦いはいまにも引き継がれています。例えば、アニメなどはそのいい例だと思います。ただ残念ながら私には負け戦を戦っているとしか思えません。もちろん、いつかきっと復活すると信じてはいますが、これからも日本人には沢山の試練が待っているような気がします。多分たくさんの犠牲を払うことになると思いますが、謙虚に精一杯やることだけが唯一の勝算で、それができるのは日本人しかいないと思います。

お猪口

No title
なんてかっこいい!「Z」の由来はZ旗で、誇り高い意気込みが゙込められていたのですね。感動しました!

硫黄島

こんにちは
おっしゃる通りだと思います。

日本人以外はたいがい利益最大化主義で生きています。

支配された側も、解放後はどうだったでしょうか。アフリカ、アジアなどでは一部権力者による富の独占が行われています。黒幕が欧米資本だろうと、実行犯は現地人です。

申し訳ないが、植民地支配された側の民族にも、つまり、奴隷になる素質があったということです。

日本人はそうでない。だから、奴隷に甘んじなかった。

米国がインディアンを抹殺したのも、インディアンが奴隷に甘んじるような民族でないからです。

だから、わざわざアフリカの“奴隷向き民族”を買い付けてきた。

ただ、利益最大化のために奴隷を使っているわけですから、その奴隷がまともに働かないのなら、それでは意味がありません。

だから、最低限の食事、寝床、休暇、あと最低限の自由は与えられていました。奴隷は無賃だけど、生活には困りませんでした。だから、農場主など主人の言うことに従って、真面目に働いていました。

しかし、貧乏な白人からしたらどうでしょうか?

奴隷は人ではない、家畜です。その家畜が、自分たち白人様より良い暮らしをしている。いったいどうなってんだ?と。

実は、黒人差別の根幹はここにあると私は思います。

しかも、奴隷を使っている立場からすれば、非常に都合が良い。

なにせ、貧乏な白人が黒人を嫌えば嫌うほど、黒人奴隷の職も含めて全部嫌います。

利益最大化したい農場主などからすれば、賃金を取り権利も主張する白人を雇わなければならないのは真っ平御免でしょう。

だから、その白人たちが職も含めて黒人に関することを全部嫌ってくれたら、何の引け目もなく堂々と黒人奴隷を使えます。

しかも、批判の矛先は奴隷の主人にはこない。貧乏な白人が黒人を忌み嫌うだけです。

福沢諭吉先生は、愚民の上に苛き政府ありという西洋の諺を紹介されてましたが、まさにその通りではないでしょうか。

今現在も、欧米の資本家たちは利益最大化のために立法府をコントロールし、自由だの権利だのキレイゴトを楯に新自由主義(利益最大化主義)にひた走っています。やっていることは500年前と何等変わっていません。

この利益最大化ウィルスはついに日本にも蔓延し、我利我利亡者たちを生み出しています。

真の民主主義など、日本以外には芽生えたことさえありません。

フランス革命も、軍隊を持たない資本家たちが民衆を騙して武器を持たせ、兵隊替わりに使いクーデターを起こしただけです。

共産主義も結局は「赤い資本主義」です。富を独占する共産主義は、利益最大化主義の極めつけでしょう。

高杉晋作は『面白くもなき世を面白く』と辞世の句を残しましたが、権力者や資本家たちに利用される愚民から脱却すること、それが世を面白くすることではないでしょうか。

ポッポ

No title
マツダのロータリーエンジンは、素晴らしいと思います。発明者が実用化できなかったものを、社運をかけて開発したところに心意気を感じます。そして、そのエンジンを載せた車が、今は売られていないところに、寂しさを感じます。

フランスの絶対王朝全盛期の平均寿命が24歳! 時代は少し後ですが、1910年頃の朝鮮の平均寿命も24歳でした。それに較べると日本の江戸時代の平均寿命は35歳(色々なデータでは、24歳から45歳までです。平均は35歳位!)だと記憶しているのですが、終戦頃でも生後1歳位まではなくなることが多いため、戸籍に入れないとのことも聞いたことがありますから、正確なことは分かりませんでした。

北京議定書というのは、義和団の乱の後に締結された欧米の列強(日本を含む)と清国との条約のことで、日本はこの条約によって軍隊を清国に入れることが可能になったのです。しかし、最近の中国は、日本が侵略のために中国に侵入したと主張しており、何の根拠もなく軍隊を入れたように聞こえます。
客観的に見ると、ドイツやロシアの軍隊の入れ方は多いように思いますし、ロシアが満州に居座った結果、ロシアの南下を恐れた日本は戦争をしなければならなくなったと思います。(ロシアとの戦争に勝てたのは、たまたま運が良かったのです。普通は負けていました。)
最近、軍事力に余裕のできた中国は、尖閣諸島や南沙諸島への侵略を画策しています。
日本がここで一歩引けば、中国は十歩前に出てくるでしょう。(なにしろ、沖縄はおろか、日本自治区とまで言い出す民族です。)



プロ野球で、王選手のホームラン数に並んだバレンティン選手は素晴らしいです。彼の能力ならば飛ぶボールを使わなくても記録は出ると思います。
しかし、プロ野球コミッショナーによる、飛ぶボールの導入は、これに水を差したような気がします。



いまごろ、寝ぼけているわけではないですが・・・・・
戦後の憲法で軍隊が認められていたら、李承晩によって起こされた李ラインや竹島の問題は、今とは異なった結果が出ていたでしょう。
日本は平和憲法があったから戦死がなく、ころすこともなかったという人がいますが、李ラインによって拿捕され、韓国で死傷者が44人、抑留者が3,929人もありました。
軍隊があり、日本人を守る実力があったならば、闘わずとも拿捕を防いで被害はなかっただろうし、竹島問題もなかった可能性があります。
話し合いで解決できるのならば、社民党や民主党の方に竹島を取り返していただきたいと思います。

愛信

選挙:堺市長選 堺争奪戦の様相 泉州首長「地域の中核」/維新「都構想に不可欠」
差し替え願います
選挙:堺市長選 堺争奪戦の様相 泉州首長「地域の中核」/維新「都構想に不可欠」
http://senkyo.mainichi.jp/news/20130907ddf041010014000c.html

【関連情報】
62年前に日本に密航、億万長者になった男
 
地域分権、外国人参政権、大阪都構想とか息を吐くように嘘を吐く、嘘も100回
言えば本当になると信じている朝鮮気質の大阪維新の会の演説をしっかりと聴いて
自分の頭で考えてみよう。 反日売国テレビ局・マスコミを通さずに、自分の頭で嘘を
見つけよう。

詳細は
【新党勝手連の掲示板】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/ktr/ktr.cgi
【新党勝手連タイトル一覧】最新版はこちらをクリックして下さい。

ps:
公明党 反日媚韓へ
韓国SGI(創価学会インターナショナル)が「竹島は韓国の領土」などの主張を掲げ、反日活動を展開している。
http://kakutatakaheri.blog73.fc2.com/blog-entry-3480.html

みるる

日本のトイレって凄い
Zにはそのような話があったのですね

欧米諸国のトイレ事情は日本の室町時代よりも遅れていたのですね
ルイ14世の頃には既に公衆トイレに近い物が存在して
し尿は農家が肥料として引き取っていたとか言われていますよね
信玄なんか水洗トイレを作ってしまうし
日本ってやっぱりすごいです

団塊の世代の後輩

No title
本日も誠によいお話、ありがとうございました。我が国は鬼畜スペインにやすやすと滅ぼされたインカ帝国と異なり、正義のために徹底的に戦う国風を持っていると信じます。そうでなくっちゃやってられん!!

斎藤一

新たな植民地支配 TPP
まさにご指摘の通りの現象が今でも進行中です。
米国内で1:99の格差を作り出した連中が画策している新しい植民地支配の方法であるTPPが日本などから富を収奪しようとしています。
安倍総理には賢明な判断を望みます。

56師団

Zの名にちなみ・・・
う~む・・・フェアレディZの「Z」がZ旗から来た由来とは、実に面白い。当方も乗り物大好きです。
オートバイメーカーのカワサキも面白いですよ。1960年代に北米輸出を開始した頃、250ccと350ccの2サイクルスポーツ車を投入しました。250ccのオートバイの名はサムライ。350ccのオートバイの名はアベンジャー(復讐者)です。
現在は川崎重工ですが当時は川崎航空機工業です。先の大戦中、三式戦(飛燕)とか戦闘機等を作っていました。
やはり、オートバイをアメリカに始めて輸出するに当たり、アメリカを代表するハーレー・ダビットソンを意識し、それよりも排気量は小さいながらも速く、そして安価なモデルを投入する事が開発コンセプトだったと、もう亡くなられましたが当時の開発者から直接聞きました。
先の帝都五輪の頃の日本のバイタリテーを感じます。
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年1月生まれ
国司啓蒙家
静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。
ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。
他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年 真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり。

《著書》 日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、『庶民の日本史』、『金融経済の裏側』、『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』その他執筆多数。

《動画》 「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

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