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=======また、和紙は繊維が長く丈夫な紙ですが、実はこの和紙、いろいろな種類があるけれど、原料としても最も多く使われたのが、麻でできた紙です。
なんといっても和紙は、昔は「麻紙」とも呼ばれていました。
これまた紙の中でも、最も古い歴史のある紙です。
その麻の紙ですが、まず麻の繊維から、綺麗な着物が作られるわけです。
日本の着物はフリーサイズです。
ですからだいたい三代(自分、子、孫の代)まで使われます。
けれど、経年劣化はあるわけで、最後は継ぎはぎだらけのボロになってしまいます。
そのボロになっった着物は、ほぐして雑巾や、袋物などに使います。
これまた、何十年か使うと、ボロボロになります。
するとこんどは、麻布を細かく刻んで煮沸し、漉(す)いて、麻紙として使います。
この麻紙は、各種手紙や大福帳など書き付け用の紙として使われました。
また丈夫さを活かして、ふすま紙や、障子紙としても使われました。
ということはつまり、我が家のふすま紙は、曾祖父や、そのまた曾祖母の着ていた衣類が、そのまま壁紙になっているなんていうことが、ごく一般的にあったわけです。
その襖紙や障子が破れると、これまた細かく刻んで漉き直し、またまた紙として再生して利用しました。
そうした再生紙は、書道の練習用紙などに使いました。
その紙は、墨で黒くなりますが、これをまた捨てずに何度も水に溶かしては紙にしました。
紙は、だんだん黒ずんできますが、そうして灰色が濃くなった紙は、最後には、ちり紙にしました。
昔のぼっとん便所時代を覚えておいでの方は、トイレ専用のちり紙に、ちょっとザラザラした濃い灰色のものがあったのを覚えておいでの方もおいでかと思います。
まさにそれが、再生を何度も繰り返した後の、麻の紙だったわけです。
我が家の曾孫が、習字に使っている紙は、実は、ひいばあちゃんの時代の襖紙(ふすまがみ)で、その襖紙は、そのまたひいばあちゃんの母親が、花嫁衣装に着ていた婚礼衣装だった、なんてことが、日本の家庭では、普通にあったわけです。
そもそも麻と人間の歴史はとても古いものです。
紀元前1万年ほど昔のエジプトでも、麻は栽培され、麻の布が作られていました。
また、紀元前2000年(いまから約4千年前)のエジプト王の墓には、麻栽培についての壁画も描かれています。
エジプトといえばミイラが有名ですが、ミイラを包んでいた包帯は、麻布です。
日本では、福井県三方町にある鳥浜貝塚から、紀元前8000年頃の「麻縄」が発掘されています。
紀元前8000年というのは、いまから約1万年前です。
つまり、古代エジプトと同時期です。
その時期に、日本でも麻は、一般に使われていたのです。
1万年前といえば、縄文時代ですが、その「縄文」という名称は、土器に「縄目の模様」がついているという特徴から付けられています。
この模様は、麻縄でつけたものです。
その縄文式土器には、実は、土器の側面だけでなく、発掘されたすべての土器の底に、布によってついたと思われる繊維模様がついています。
これはおそらく、土器を作る際に、麻でできた布を下に敷いていたためと考えられています。
それだけ古い時代から、日本では「麻」や、麻で織った布や縄が使われていたのです。
ちなみに、鳥浜貝塚に限らず、いろいろな縄文時代や弥生時代の被服や紐(ひも)が出土しています。
その発掘された遺物は、ことごとく麻でできています。
繊維質を利用するという意味では、たとえば紐や縄などには、麻よりも、蔦(つた)や葛(かずら)などの蔓(つる)性植物の方が簡単に作れます、それらも結構丈夫です。
ところが、日本の古代遺跡からは、麻でできた布や縄は数多く発掘されていますが、蔦(つた)や葛(かずら)でできた縄や布は発見されていません。
どういうことかというと、理由があります。
蔦(つた)や葛(かずら)などのツル性植物から作った縄や布は、土中に埋めると、すぐに溶けてなくなってしまうのです。つまり腐蝕が早いのです。
これは、繭(まゆ)から作る絹糸や、綿花からつくる綿も同じです。
土に埋めたら、分解されて、すぐに消えてなくなってしまいます。
ところが麻は、なかなか溶けません。
だから1万年前の麻縄が、遺跡から発掘されているのです。
それだけ麻は、丈夫で長持ちなのです。
ですから、麻は、茎の繊維が衣類に使われるだけでなく、履物や、南京袋、あるいはいまなら鉄でできたチェーンのような丈夫さを要求されるところにも、活用されていました。
さらに、繊維をとったあとの茎からは、「おがら」と呼ばれる燃料がとれます。
この灰は、カイロ用やお盆のときの迎え火や送り火を焚くのにも用いられました。
実も、生薬の便秘薬などに用いられるました。
その実は、たぶん多くの皆様が、いまでも口にされています。
お蕎麦をいただくときに、わたしたちは七味唐辛子をちょっと麺つゆに入れますが、その七味唐辛子に入っている成分のひとつが、麻の実です。
そしてさらに、この実からは、油も採れるのです。
まさに麻は、その全部が、様々に工夫され、活用されてきたのです。
しかも麻は、めちゃくちゃ成長が早い植物です。
4ヶ月も経つと、高さが4メートルくらいになる。
まさに、汲めども尽きぬ井戸の水みたいなもので、大地の恵みそのもののだったわけです。
ですから戦前の日本では、米と同じくらい、日本中で作付けされ、戦前の小学校の教科書では、麻の栽培方法が、詳しく掲載されているほどだったのです。
さて、ここからが問題です。
冒頭で申し上げたエジプトの麻と日本の麻ですが、実は、その記述は、半分正しくて半分間違っています。
どういうことかというと、「麻」の定義です。
日本語では、ひとくくりに「麻」と呼んでいるのですが、英語には日本語の「麻」に相当する単語がないのです。
日本語でいう「麻」は、英語圏ではもっと細分化されていて、Ramie(ラミー)=「苧麻(ちょま)」、Linen(リネン)=「亜麻(あま)」、Jute(ジュート)=「黄麻(こうま)」、Hemp(ヘンプ)=「大麻」など、種類ごとに、異なる名前が付けられています。
そしてその種類は、なんと20種類もあります。
それぞれが、全然別な品種です。
たとえば、ラミーは、イラクサ科で、繊維の長さが25センチくらいの多年生植物です。
リネンは、アマ科で、繊維長3センチくらいの一年生植物。
ジュートは、シナノキ科で、繊維長3ミリくらいの一年生植物です。
まったく違うのです。
他にも、マニラ麻のことは英語でAbaca(アバカ)というけれど、これは芭蕉科で繊維長5ミリから1センチくらいで、多年生植物。
ヘネケン(Henequen=サイザル麻)は、石蒜科(セキサンカ)の多年生植物です。
つまり、種類も、科目も、生存年も、繊維の長さも、全然違うのです。
それがどうして日本では総括的に「麻」と呼ばれているかというと、もともと太古の昔から、日本には「Hemp(ヘンプ=大麻)」しかなかったのです。
ヘンプは、桑科の一年生植物で、繊維の長さは2センチくらいの一年草で、このヘンプのことを、日本では古来ずっと「麻」と呼んで来ました。
その日本に、ヘンプ以外の麻がやってきたのは、実は明治7年のことです。
このとき、ロシアに榎本武揚が公使として赴任していたのですが、そのロシアで栽培されていたリネン(亜麻)が、北海道開拓に役立つのではないかと、彼が、当時北海道開拓長官だった黒田清輝に、リネンの種を送ったのです。
その種を使って、まず札幌で、リネンの栽培が始まり、その後、フランスからリネンの紡績技術を学んで、明治17年に、リネン紡績株式会社が設立されました。
初めて繊維用植物としてのリネンを紹介したのは、明治維新の立役者の一人、榎本武楊。彼は明治七年(1874年)、公使として赴任していたロシアよりリネン(亜麻)の種子を日本に送り、当時の北海道開拓長官、黒田清輝が札幌の屯田兵に栽培させたとの史実が残されています。それが日本におけるリネン栽培の始まりでした。
これに目を付けたのが安田財閥の安田善次郎でした。
彼は帝国製麻株式会社をこしらえてリネンの栽培と普及に乗り出し、この会社がいまも東証一部上場となっている帝国繊維株式会社に至っています。
戦時中は、このリネンの栽培のために、北海道だけでも、約4万ヘクタールもの土地で、リネン栽培が行われていました。これが重要な軍事物資となっていました。
戦後は、その技術を活かして、リネンを利用した様々な布製品が作られるようになり、さらにラミーも導入され、一般には、それらすべてが「麻製品」として普及していったのです。
一方、日本に大昔からあるヘンプ(=麻)は、多麻川(=多摩川/麻の多い川)や、麻草(=浅草/麻の生い茂っているところ)、麻布(麻がいっぱい茂っていて絨毯のようになっているところ)といった地名に象徴されるように、かつては日本中に、麻の原っぱがあり、また、専用の栽培所もたくさん設けられ、ごく身近な一般的な繊維材料として、たいへん多く用いられていました。
そういえば、神社の注連縄(しめなわ)も、いまでは、藁(ワラ)製の注連縄が用いられていますが、私などが子供のの頃は、注連縄といったら、そのほとんどが、麻でできているものでした。
麻と藁(わら)では、手にした時の感覚が、麻がちょっとトゲトゲ感があるのに対し、藁はスベスベ感がありますので、全然違うものでしたのでよく覚えています。
要するに、日本にはもともとヘンプ(麻)しかなかったところへ、明治以降に渡来ものとして、まずリネンが入って来て、次いでラミー、その後、大正時代くらいにマニラ麻やジュートなどが、入って来て、それらを総称して「麻」と呼んでいたのです。
何度でも繰り返しますが、もともと日本には、ヘンプしかなかったのです。
けれど渡来ものと、日本古来の麻では、やはり種類が違うし、布にしたときの触感も違います。
そこで、日本古来の「麻」を、他の「麻」と分ける意味で、昭和初期頃から、日本古来種の麻を、「大麻(おおあさ)」と呼ぶならわしになりました。
「おおあさ」は、音読みしたら、「大麻(たいま)」です。
ちなみに、ラミーについては、日本書紀に記載されている苧麻(ちょま)が、ラミーではないかと言われていますが、この多くは、輸入ものの布だったのではないかといわれています。
そういうわけで、日本では、もともとは「麻」といえば、「大麻」のことでしたた。
ところがその「大麻」が、いまでは、まるで麻薬のような危険な植物とされてしまっていることは、みなさまご存知の通りです。
なんといっても、大麻は、大麻取締法によって規制されているからです。
ちなみに、多くの人が、大麻は「麻薬取締法で規制されているものだ」と思っておいでのようです。
同じ「麻」という字が使われていますから、無理もないことです。
けれど麻薬は「麻薬及び向精神薬取締法(麻薬取締法)」、「覚せい剤は覚せい剤取締法」でそれぞれ規制されています。
大麻の規制は、「大麻取締法」です。
「麻薬」と「覚せい剤」と「大麻」は、それぞれ取締る法律が異なります。
この3つなかで、「麻薬」と「覚せい剤」の取締は、戦前から行われていたものです。
ところが「大麻取締法」は、昭和23(1948)年、つまり戦後にできた法律です。
どうして法律ができたかというと、GHQの強制でした。
その「大麻取締法」は、たいへん不思議な法律です。
なぜかというと、「麻薬取締法」や、「覚せい剤取締法」は、他の法律と同じように、第一条でそれぞれの法律の目的が明示されています。
当然です。麻薬なのですから。
ところが「大麻取締法」には、その肝心の目的の明示がないのです。
「麻薬取締法」の第一条です。
第一条(目的)この法律は、麻薬及び向精神薬の輸入、輸出、製造、製剤、譲渡し等について必要な取締りを行うとともに、麻薬中毒者について必要な医療を行う等の措置を講ずること等により、麻薬及び向精神薬の濫用による保健衛生上の危害を防止し、もつて公共の福祉の増進を図ることを目的とする。
「覚せい剤取締法」の第一条です。
第一条(この法律の目的)この法律は、覚せい剤の濫用による保健衛生上の危害を防止するため、覚せい剤及び覚せい剤原料の輸入、輸出、所持、製造、譲渡、譲受及び使用に関して必要な取締を行うことを目的とする。
「大麻取締法」は、
第一条 この法律で「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル)及びその製品をいう。ただし、大麻草の成熟した茎及びその製品(樹脂を除く。)並びに大麻草の種子及びその製品を除く。
です。
取締のための法律というのは、第一条にその「目的」が明示されるものです。
どうして「大麻取締法」には、その明示がないのでしょうか。
目的のない取締などというのは、それ自体、あり得ないことです。
大麻取締法の第二条、第三条には、大麻は研究目的で都道府県知事の免許を受けた者でなければ、一切の栽培も所持も、譲渡もできない、研究目的以外には、一切、使用してはならない、ということが、目的が明確でないまま、定められています。
実は、これには米国の石油資本の影響があります。
麻(ヘンプ)は、荒れ地でもすくすく育つし、収穫高も多い。
繊維製品や紙製品としてきわめて歴史が古く、需要も多い。
その麻の栽培や収穫を規制すれば、石油から作られる化学繊維が爆発的に売れる。
そうすれば石油資本は、巨万の富を築きあげることができる。
そのために、麻=大麻=麻薬というイメージを作り上げ、麻を「麻薬(=源字は、魔薬)」として取り締まりの対象にまでして、規制してしまったのです。
つまり、私達現代日本人が、有害植物、犯罪植物と信じて疑わない「大麻(=ヘンプ=麻)」は、実はたいへんに身近な、生活必需品だったものを、石油資本が私的な利益のために、GHQを通じて強引に「魔薬」としてしまったわけです。
そして日本に限らず世界中で、ヘンプは、農業麻栽培や、産業が破壊され、それと同時に麻を利用した文化まで否定されてしまったのです。
密教系の仏教では、護摩焚供養があります。
これは麻の茎を燃やす供養です。
お相撲では、土俵のお清めに、麻の茎の束を燃やして出る煙で、土俵をいぶして、お清めします。
なぜ麻を使うかというと、麻を燃やして出るときの煙には、鎮咳作用があって、煙を吸ってもゲボゲボならないからです。
しかも煙でいぶすことで、たとえば相撲なら、土俵の上にいる小虫や害虫を追い払うことができます。
つまり、ちゃんと意味があるのです。
このとき燃やして出る麻の煙を吸うと、大麻反応が出ます。
当然です。ゲボゲボ咽(む)せない麻の煙を吸っているからです。
私は個人的に大麻の吸引(マリファナ)をしようとかいう思いはまったくありません。
ただ、麻が、ほんとうに不適切で危険な、取り締まらなければならないほどの危ないシロモノなのかは、文化保持のために、再考する必要があると思っています。
そもそも麻は、先に述べた通り、生育期間が木と比べて非常に早くて、半年程度で収穫可能です。
紙も採れるし、油も採れる。
麻からプラスチックも作れます。
石油でつくるプラスチックは、土に分解しないし、燃やせば大量のダイオキシンを発生させるけれど、麻の茎に含まれているセルロースを原料として作られる麻プラスチックは、自然に土に分解するだけでなく、有毒物質も発生させません。
燃やしても有害物質が出ません。
また、麻の実は、消化吸収に優れた良質なタンパク源と8種類の必須脂肪酸が含まれていて、必須脂肪酸のリノール酸とアルファーリノレイ酸が3対1という理想的な割合で含まれていて、きわめて健康に良いし、麻でできた衣類は、まさに速乾吸汗品です。
そして古着は、ほぐして砕けば紙になり、麻紙は、なんどでも再生可能な究極のエコ用紙です。
米国国は、自国の国益のために、他国の法にさえ介入し、麻を天敵、取締の対象としました。
よその国の法律を変えてまでも、自国の国益を得ようとする。
アメリカに限らず、個人主義の国というのは、そういうものです。
親米、反米、新中、反中、いろいろな言葉がありますが、こういう議論自体が、実はまるで意味のないことといえます。
Chinaにしても米国にしても、他の国々にしても、どこの国も自国の国益を第一としか考えないし、行動しないというだけのことだからです。
自国の文化や自国の利益よりも、周辺諸国や外国の「公正や信義に信頼し」などと呆けたことを言っているのは、戦後日本くらいなものだ、ということです。
麻は、戦後のGHQと、それを背後から支える米国石油資本によって、麻薬とされ、エコロジーで環境問題さえひき起さず、夏涼しくて、冬温かい麻製品の多くを私達は失いました。
ちなみに、日本古来種の麻を使って、その麻を化学薬品を使って精製することなく(麻の繊維はデコボコしているのですが、工業化のために繊維のデコボコを化学薬品で整える)、そのままの麻の繊維を活かした、昔ながらの本麻のタオルやショール、財布などの小物を扱っている会社があります。
実は、ウチの妻がひどい肩凝り症なのですが、「騙されたと思ってこの本麻のタオルを使ってみてくれといわれ」と言われて、その会社のタオルを、家にいるとき肩にかけるようにしたのですが、すると不思議なことに、そのタオルを肩にかけた瞬間から、肩のあたりがホカホカしてきて、一週間で肩凝りの症状が見事に緩和されました。
自然の植物がもつエネルギーなのかどうかわかりませんが、実に不思議なことです。
当該サイト↓
http://shop.shizenkaiki.com/?pid=61927420</u>">
http://shop.shizenkaiki.com/?pid=61927420わたしたちは、麻という、夏涼しくて冬温かい繊維製品を失いました。
そして現代人は、肩凝りに悩まされ、暑い夏を乗り切るためには、石油を炊いた電力でエアコンをつけ、そのエアコンの放射熱で、巷はさらに暑くベトベトした気象となり、一方では紙パルプを得るために、森林を広域で破壊し、石油製品廃棄物は新たにダイオキシンの産業廃棄物問題をひき起し、石油を燃やした炎はCO2問題をひきおこしています。
そしてエアコンの放射熱とアスファルトを炎天下に晒された都会では、夏になると上空に冷たい空気が来ることで極端に大きな積乱雲を発生させ、昔なら考えられなかったようなどしゃ降りの雨(ゲリラ豪雨)を発生させています。
戦後生まれの私達は、子供の頃から、「古くからある常識は疑ってかかれ」と教わってきました。
そして古くからあるしきたりや、常識を否定し、変えることが、新たな時代を築き、新たな文化を育てると信じて、戦後の数十年を過ごしてきました。
けれど、いま、振り返ってみるに、私達が戦後「常識」として信じ込んでいたものこそ、単に「信じ込まされていた虚像」にすぎなかったのではないかとさえ感じます。
私達は、戦後新たに「常識」となったすべてを、もう一度見直し、温故知新、古きをたずねて、新しきを知り、古くて良いもの、いまの方がよいものを組み合わせて、よりよい未来を子供たちに残して行く、そういう責任があるのだと思います。
麻についても、わたしたちは見直すべきときにきているのではないでしょうか。
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コメント
advance
麻について知れば知るほど素晴らしく、特に私は北海道に住んでいて(野生大麻が群生している地区です)本当に規制されているのが日本の国益にとってももったいなく悔しい思いが募ります。
(個人的に嗜好用には興味はありません。あくまでも産業用です)
この記事が素晴らしく、また多くの人に知ってもらいたい思いもあり、この文章の一部を自分の声で読み上げて動画にさせていただきました。
https://www.youtube.com/watch?v=KVRKIN79kCw
事後報告で大変失礼ですが、著作権等で問題があれば下記アドレスにご連絡いただければ即刻削除します。
advance1812@gmail.com
今後とも歴史を知らない我々のために、又後世にも伝えていけるようブログ記事を楽しみにしています。
ますますのご活躍を祈念します。
2016/10/06 URL 編集
さらさ
無知で戦後教育に洗脳された私がハッとさせられた事実というか解釈。
今では女性のお馬鹿さんの権化のように貶められている国防婦人会。
竹やりだ言いつけババアだとイメージが独り歩きしています(先週終わった朝ドラでもそんなシーンばかりです)
そして私は戦後のお花畑に浸りきり竹やり訓練を馬鹿にしてきました。
竹槍でB29を落とせるわけがない、それを根拠に嘲笑ってきました。
けれど、竹槍は敵国の兵が上陸してきた時に、自らや子を守るための護衛術だったという、とある掲示板のコメントに衝撃を受けました。
空高く飛ぶ戦闘機や爆撃機を槍で落とそうなんて、今に限らず当時の誰しもが思うわけがないのです。
日本女性を馬鹿にしたこんな洗脳にすら気が付けませんでした。
日本の誇りを、戦前まで確かにあったはずの女性の誇りを、狂っているとしか思えないフェミニズム主義とは違う尊いものを、少しでも学びたい。
百人一首すら触ったこともない私でも、桜の美しさや緑溢れる里山には触れてきました。
手遅れでないなら、ねずさんのブログで勉強させていただきたい。
もっともっと知らなかった日本の美しさ尊さを学びたい。
そんな自己満足の発露のようなコメントでお目汚しをしてしまい申し訳なく思いますが、日々更新してくださる感謝もお伝えしたくて、いろいろな気持ちをお伝えしたくてコメントしました。
2014/03/31 URL 編集
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2014/03/30 編集
そま
麻の素晴らしさを教えられ現代の奇妙奇天烈さに逆に驚いたものです 騙されてきた歴史観 今も騙し平然と笑うブッシュなどを見るにつけ怒りがこみ上げてきます また何故にこうまで見事に騙されたのかが不可解でならない 左翼などは勿論学内に沢山いたが上滑りする言葉は理解不可能だった 戦争を経て戦後をつくった者達は経済マニア経済オタクと化して見て見ぬ振りという姿勢の中に閉じこもったのではないか くさい者には蓋をし の臭い物とはなんなのか 蓋をされたのではなく
まさに増殖して今の日本に巣食う 戦後世代に伝える術も無く悶々と時を過ごしたのか ハリマオの第一回放送で英蘭を非難している 伝えたいものがあったんだね しかし教育の援護射撃もなく食料難の時代をかつかつ生き延びた父母は日々の労働で手一杯だ 負けたがために忘れたい戦争だといわんばかりだったがそれこそ自らの過去を否定するものだ ならば成長期の時代の立ち位置に投影されない過去は反古となる 新しい戦後を米の思惑にそって自由放任主義などと言ってしまう
強いものに巻かれなかった日本人は強い者に巻かれる日本人となった 本来の立ち位置を喪失したため新たな支配者に取り込まれた 産業化とはデーモンのようだ 個々の兵士はそれぞれの場所でみたものしかわからないから全体をこうだと提示されると反論に苦しむ 巧妙この上ない支配の構造は続いている
台湾で学生達が立ち上がった 多くの若者が見ているだろう
私などより余程啓けた彼等は旺盛な好奇心と解明の意欲に燃えてもらいたい 海外留学生に恐ろしく厚い手当てを与える日本政府を日本人学生は叱り付けなければならない やめないなら海外留学生をタイ 台湾 東南アジアに限定せよ
過去の記事を少しづつ読ませてもらっています
百人一種 楽しく読ませて頂きました
2014/03/29 URL 編集
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2014/03/29 編集
古希のネトウヨ
日本の伝統の、産業や工芸や文化を継承再開発するため、日本を取り戻すため、「麻特区」「漆特区」「文楽特区」なんてのをいっぱい作って、将来の日本の物質的精神的豊かさを再度享受できるように、今から始めなければならないのでは。
それにしても、GHQの所謂「ウォーギルドなんチャラ」の微に入り細に亘る手配りに驚嘆してしまいます。
静かに、アメリカやそれに与する勢力に、深い深い失望を繰り返させて、八紘を一宇とする、日本思想を世界に広めなければならない。
奴隷のない日本は、奴隷がいなければ成り立たない、そのためにほんの一部の人間で世界を支配したい、例えば国際金融資本にとって、覚醒されては困る国なのです。
そんなことが、日本の政権が変わってまともなことを言い出したら、瞬く間に解ってしまった。
もう遅すぎると言うことはない。素早く化繊の衣服を脱ぎ捨てて、麻の衣を着てしなやかに生きようではないか。
2014/03/29 URL 編集
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2014/03/29 編集
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2014/03/29 編集
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2014/03/29 編集
大和守祥易
ヘンプ・大麻の生産及び産業は、保護しないといけないと思います。麻を粗末にするのは「あさはか」です。
2014/03/29 URL 編集
ひげ親父
2014/03/29 URL 編集