昭和天皇の御辞世

ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!第二巻「和」と「結い」の心と対等意識
2014/04/12発売 ISBN: 978-4-434-18995-1 Cコード:C0021 本体価格:1350円+税 判型:四六 著者:小名木善行 出版社:彩雲出版 注文書はコチラをクリックしてください。
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新刊ラジオでも紹介されています。ねずさん本人も出演しています。
第五回倭塾日心会合同公開講座が錦糸町で開催されます。

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昭和天皇御尊影


もし、自分が「あと一週間で死ぬ」とわかったら、みなさんはどうされるでしょうか。
人は、受け入れられない事態に遭遇すると、否認→怒り→取引→諦観という段階を経て、最後に受容に至るのだそうです。

これはキューブラー・ロスが「死ぬ瞬間」という著書で紹介し、それをたしか立花隆が40年ほど前に文芸春秋で「臨死体験」という連載記事を書いたときに、「死の受容過程」として広く紹介されたものです。
ガンの告知を受けたときなどがその典型ですし、あるいは昔なら、腹を斬ると決まったときや、いよいよ戦地での決戦に赴くと決まったときなどが、こうした反応に至るのかもしれません。

はじめの「否認」は、そういう現実が目の前にあるということを頭ごなしに認めない、否定するというものです。
二番目の「怒り」は、なんで自分なんだと周囲にあたり散らす。
三番目の「取引」は、なんでもしますからとにかく治してくださいと頼み込む。
四番目の「抑鬱」は、それでもどうにもならないと知ってあきらめる。
五番目の「受容」は、そういう運命とあきらめる、
という反応なのだそうです。

ところが古くは縄文時代の集落跡などをみると、日本では、集落の真ん中に墓地がありました。
このことは江戸時代になっても同じで、古い城下町や寺社を町の中心に持つ門前町などでは、まさにお城や町の真ん中に墓苑が置かれています。
おもしろいもので、罪人の首を刎ねる刑場などは町の中心からはすこし外れたところに設けましたが、それでもその場所はたいていお寺などが集中している寺社街に置かれました。

これが何を意味しているかというと、日本人は常に死者とともに共存してきたということです。


死は生の延長線上にあると考えられてきたのです。
そしてそのことは、「常に、明日死ぬという覚悟を持って生きる」という覚悟にもつながりましたし、死者でさえも共存しているくらいなのですから、生者同士は、当然に「互いに力を合わせて協同する」という姿勢にも結びついて来たわけです。

けれど、そうは言っても、死ぬことは辛いことだし、のこされた者にとっては悲しい出来事です。
6万年前のネアンデルタール人の遺跡であるイラクのシャニダール洞窟からは、死者の埋葬に花を捧げていた跡が見つかっています。
ネアンデルタール人は、いまのホモサピエンスと違う、ホモ・ネアンデルターレンシスという、現生人類よりも古い種族ですが、その旧人でさえも、死者を悼むという感情があったわけです。
死が辛いできごとであったことには違いありません。

それでも、立派に生きるために、あえて死者と共存し、常住坐臥、死ぬ覚悟を持って生きることを美徳としてきたのが日本人であったということは、すくなくとも遺跡の集落跡とみる限り、約8000年前という途方もない昔から、日本人にとっての生きるうえでの「思想」であり、DNAに深く刻み込まれた日本人の魂であるということができようかと思います。

現代の日本人は、日本的魂を失ったという人がいますけれど、たとえばずいぶん前にお亡くなりになった逸見アナウンサーなどにしても、ガンの告知を受けてから、それとしっかりと戦う覚悟を示されましたし、ガンなどで死ぬと宣告された多くの日本人は、キュープラー・ロスの「死の受容過程」とはまったく異なって、「従容(しょうよう=堂々と受け入れること)として、その事実を受け入れ、これと正々堂々と向き合ってガンと戦う「決意」を見せます。

すくなくとも、怒りに任せて周囲に当たり散らしたり、看護婦さんに怒りをぶつけるような患者さんは、まずいないし、医者を買収して生残ろうなどという取引などをする患者さんも、まずいません。
いまでも日本人はそうなのです。

こうした日本人の反応は古からの文化が違うとしかいえないのではないかと思います。

そういう日本人は、けれど、この世を去るに際して、昔は多くの人が辞世の句を詠みました。

有名なものとしては、

 身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも
 留め置かまし 大和魂    (吉田松陰)

 おもしろきこともなく世をおもしろく
 すみなすものは 心なりけり (高杉晋作)

 風さそふ花よりもなほ我はまた
 春の名残を いかにとやせん (浅野内匠頭)

 あら楽や 思ひは晴るる身は捨つる
 浮世の月に かかる雲なし  (大石内蔵助)

などがあります。

はじめの吉田松陰の句と、高杉晋作の句は、よくみると対になっていることがわかります。
この世に信念という大和魂を「留め置かまし」と詠んだ吉田松陰に対し、高杉晋作は、それを心で受け止め、「おもしろく」生きました、と師匠に報告しているのです。

これと同じことが、浅野内匠頭と大石内蔵助の辞世にもみてとれます。
尽きぬ思いを「春の名残」と詠んだ殿様に対し、大石内蔵助は「思い晴るる」と返しているわけです。

私は赤穂浪士の討ち入りについて、「これは山鹿流という天皇尊崇の思想から発した出来事」という説をとっていますが、ただの主君の意趣返し(戦後の一般説)とか、内蔵介たちの就職活動(堺屋太一説)などと異なり、あくまで「許せなかった思想上の対決」という立場をとるのは、まさにこの辞世によって確信しているものです。

辞世の句というのは、自分が生きて来た、その人生のすべてを、五七五七七というたった31文字の中にぎゅっと押し込めるものです。
たった31文字しかないのです。
その限られた中で、自分が死を前にしたとき万感の思いを、凝縮させ、歌として遺すわけです。

次は、細川ガラシャ夫人の辞世です。

 散りぬべき時知りてこそ世の中の
 花も花なれ 人も人なれ

細川ガラシャ夫人は、戦国時代を代表する美人の誉れ高い女性です。
関ヶ原の戦いの少し前、やってきた石田三成の使いに捕らえられそうになり、家老の小笠原勝寄に、ふすま越しに槍で胸を突かせて自害しました。

さて、みなさんは、この歌から何をお感じになられますでしょうか?

昭和天皇は、China事変、大東亜戦争、戦後復興、高度成長、バブル経済と、まさに激動の時代を生きてこられました。
そして昭和64(1989)年)1月7日、崩御されました。
第124代天皇であり、歴代天皇の中に置いても、最長といえる長いご在位でした。

その昭和天皇は、昭和63年8月15日に、全国戦没者遺族に御製を御下賜遊ばされました。その御製が、御辞世となりました。

 やすらけき 世を祈りしも いまだならず 
 くやしくもあるか きざしみゆれど


安らかな世をずっと祈り続けたけれど、それはいまだなっていない。そのことが悔しい。
きざしはみえているけれど、そこに手が届かない。

この御製は、そのような意味と拝します。
その歌を、陛下は英霊たちにささげられています。
そして、「悔しい」と詠んでおいでなのです。

あれから26年、世は平成へと代わり、すでに四半世紀が経ちました。
昭和天皇が祈り続けられた世を、わたしたちは実現しえたのでしょうか。
陛下が英霊たちに捧げられた思いに、
わたしたちは、なにかひとつでもおこたえしてきたといえるのでしょうか。





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昭和天皇とその時代 ⑥ 人間宣言にあらず
昭和天皇とその時代 ⑦ くやしくもあるか きざしみゆれど

昭和天皇とその時代 ⑧


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コメント

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No title
怒りに任せて周囲に当たり散らしたり、看護婦さんに怒りをぶつけるような患者さんは、まずいないし、医者を買収して生残ろうなどという取引などをする患者さんも、まずいません。

大間違いです。こんなのばかりだから日本の医療が疲弊しているのです。

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皇紀2674年

国民の幸福が第一の君主国家
大日本帝国憲法によれば
天皇の権限行使には各国務大臣の助言が必要となり、その行使の責任は国務大臣が負う(同憲法55条)。
またその権限である勅命と独立命令にも制約があり、
勅命は緊急時や議会閉会時に行使が出来るが(実際は総理大臣が発することがある)、
次の議会で承諾されなければ効力を失ってしまう(同憲法8条)、
また、独立命令は法律そのものを変えるまでの権限が無い(同憲法9条)


いずれにしても天皇の権限行使には公共の安全、秩序の保持、国民の幸福増進が前提と定められていて、
議会や内閣を無視できるものではないし、その責任は輔弼した各国務大臣(内閣)にあります。


憲法上からも天皇陛下に戦争行使の責任も権限もそもそもありませんし、
極東裁判でA級戦犯とされた方でも国内法においても無罪、かつ、国際法においても無罪であり、
正義も法も無い勝者の暴行であったことは明らかです。


憲法上も天皇陛下に戦争責任はありませんが、
陛下はマッカーサー元帥に対して以下のように申されています。
「全ての責任は私にあり、自分の命はどうなってもかまわないが、国民をまず救ってほしい」
このことは当時の通訳官の証言も残っている真実です。
http://www.youtube.com/watch?v=inE1DSH0jrk


<以下はマッカーサー元帥の通訳官であったバワーズ少佐の証言です>
元帥は陛下の所に力強く歩み寄り「ようこそおいでくださいました」
と言って両手で陛下の手を包むようにして握手しました
陛下は震える手で握手を受けられゆっくりと深くおじぎされました
元帥は”陛下が命ごいに来た”ものと思っていました
しかし陛下のお申し出は「身代り」になりたいというものでした
「私はどうなってもいいが天皇の名のもとに戦った人々を救ってほしい」
元帥は非常に驚き日本の将来に陛下は欠かせないと確信しました

のりくん。

英霊の絶叫!
小名木様。はじめまして。ブログいつも楽しみに拝見してます。船坂弘さんの著書「英霊の絶叫」アマゾンで32000円でした。少し調べたら文庫版で「滅尽争のなかの戦士たち~玉砕島パラオ・アンガウル」というタイトルで見つけました。内容は全く同じです。それでも1300円しました。

なすび

小林よしのりさんの昭和天皇論に、臨終に近い陛下が、雨が続いているが稲はどうか?と尋ねられたシーンがありました。最後の最後まで国民の事を気にされ崩御されました。

ポッポ

No title
辞世の句によって、それぞれの方の生き様を想像します。
ねずさんのブログで、大東亜戦争に赴かれた方々の覚悟と、不幸にして生還されなかったり、特別攻撃隊として帰りのない戦いをされた、幾千もの軍人の方々の思いを想像します。
そして、現在生きている世代の、生き様を顧みている次第です。
結果、自分が一番小さく見えるのは、道理というものです。



訪韓したオバマ大統領は、初めて慰安婦問題に踏み込む発言をして、「はなはだしい人権侵害だ。戦争中の出来事とはいえ、衝撃を受けた」と、言いました。

しかし、そのアメリカではアジア式マッサージ店が数多く営業していて、その経営者と従業員の多くは韓国人であり、そして彼女たちは恐らく通常は日本人と名乗るのでしょう。捜査当局が摘発して、調査すると韓国人であることが明らかになるのです。
韓国ハンナラ党(現・セヌリ党)のある議員が10年10月に明かしたところによると、韓国人売春婦は日本に5万人あまり、オーストラリアに2500人、その他ニュージーランド、中国、香港、アメリカなど合わせて10万人に達するそうです。
海外にこれだけ多くの売春婦を供給している韓国ですが、アメリカには70年近く前の戦争における可哀想な慰安婦に同情してくれと、その銅像を各地に建てています。
アメリカは、朝鮮戦争のとき韓国軍慰安婦のお世話になりました。いずれ、これらの銅像は、アメリカの兵によるものとしての意義を持たされる気がします。
大東亜戦争時の慰安婦の収入は、朝鮮戦争時の慰安婦の収入より、はるかによかったのです。また、ベトナム戦争時には朴正煕大統領(当時はまだ大統領ではなかったのですが)が慰安婦の管理にあたっていたことが、2012年には韓国の国会でも取り上げられているのですから、いわゆる従軍慰安婦問題はブーメランとなるでしょう。



中国メディアの環球網は4月30日、日中戦争時に軍事産業にかかわった日本企業が賠償もないまま中国で経済活動を行い、利益を得ているとして「わが国に対して流血の罪を負う日本企業はまず賠償すべき」と主張する記事を掲載したそうです。

この国は、日中共同声明を忘れたのでしょうか?
先日、中国が商船三井の船舶を差し押さえたときにも考えましたが、中国には条約というものが存在しないのでしょうか? 日本が終戦を迎えてから既に70年近くになりますが、こんなに昔のことを請求しようとは、何を言っているのでしょう。
これを言う前に、満州、内モンゴル、チベット、新疆ウィグル等の中国共産党軍が侵略した国々を返還しなければならないし、国連の常任理事国は台湾(中華民国)に返還しなければならないでしょう。
中国が侵略した国々と地域は、数百万人を殺戮され、土地を奪われたのです。
満州などは、民族浄化政策により純血の民が残っているのかも疑問ですけれど、その土地は返還されなければならないと思います。

先日、日中韓三カ国環境大臣が開催され、PM2.5についても検討されましたが、日本はこれに協力することなくPM2.5の排出国である中国に、地球を汚染しないように命じれば良いのです。



韓国のセウォル号の事件は、乗船していた旅客の遺体収容が進んでいるようです。
ところで、セウォル号の事故による、沈没のときの状況です。
① 事故の発生から、沈没までの時間が長かった。
② 陸地から遠くなく、救助隊の到着は遅くなかった。
③ 昼間であり、天候は晴天で、視界も良かったこと(水中の見通しは悪かった)。
これらの条件は、乗客を救出するに際し、ある意味でこれ以上望めない位によかったと思います。

この条件で、これほどまでに多くの死者が出てしまったことは、ある意味で不思議としか言えません。
今後の資料とするために、状況を十分に把握し、検証を行うことは、今後の被害防止のために、日本にとっても有意義なものになると思います。

通名制度の弊害

■大阪駅前ビル 忘れ去られた「梅田村事件」
【青山繁晴】不動産屋が日本の駅前好立地は日本人以外が所有している事実を暴露!
公開日: 2014/05/02
https://www.youtube.com/watch?v=Kca8OiXebo8&feature=player_detailpage#t=809

■大阪駅前ビル 忘れ去られた「梅田村事件」

大阪梅田の第3ビル建設地も三国人が不法占拠してた。
大阪市は税金で立退き料を支払った。
これらのビルが建てられる前、この場所にあったもの、
それは戦後間近の闇市の時代から残る三国人による不法占拠のバラックだった。

このような闇歴史を残す一帯の真ん中にあって、一例だけ例外がある。
無法状態の三国人の不法占拠を力で押し退けた人物がいた。

だが、大阪マルビルの時は違った。
オーナーが重機を持ち出して、三国人のバラックを強制排除した。
三国人側から提訴され敗訴したけど、控訴審で逆転無罪。
不動産侵奪罪が制定された。 http://osakadeep.info/156.shtm

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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

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