■オーディオブック■『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人! 第二巻: 「和」と「結い」の心と対等意識』■ねずさんの百人一首本は2015年3月発売予定です。■【CGS ねずさん】第6話 植民地支配に反対した日本 
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【心の傷を時間かけて癒してくれた人】
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http://amijuku.com/index.php?iyasi─────────
心の傷を時間かけて癒してくれた人
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ある女の人が学生の頃に強姦されました。
男性不信になった彼女はずっと男性を避けていましたが、
会社勤めをしているうちに、そんな彼女に熱烈にアタックしてくる人がいました。
その男性の優しさや「こんな自分でも愛してくれるんだ」という気持ちから、
彼女も彼と交際を始めました。
そして交際を重ねて二年、
ずっと清い交際を続けてきた彼が彼女をホテルに誘いました。
彼女は「大好きな人とできるのだから怖くない」と自分に言い聞かせましたが、
やはりベッドの上で パニックを起こしてしまったそうです>>>
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時間がかかるのです。無理をする必要はないよ
─────────
その時、彼は彼女が泣きながら切れ切れに語る辛かった過去を辛抱強く穏やかに聞き、
最後に泣き伏してしまった彼女に、
「ずっと大変なことを一人で抱えてきたんだね」と頭を撫でたそうです。
そして彼女の頭を一晩中撫で続けながら、彼女に語りかけていたそうです。
「これからはずっと俺が守るから。もう怖い思いはさせないから」
「焦ることは無いよ、ゆっくりと分かり合おう」
「君はとてもキレイだよ、ちっとも汚れてなんかいないよ」
「ごめんなさい」と繰り返す彼女に、彼は一晩中優しく語りかけ
「いつか、君が僕との子供が欲しいと思う時まで、心で深く分かり合っていこうよ。
僕が欲しいのは君の体じゃなくて君自身だよ」
と言い、その後彼女と結婚するまでの5年間、
おでこにキスくらいまでの清い交際を続けました。
そして結婚してからも焦ることなく、
ようやく初夜を迎えることができたのは、結婚後2年経ってからだったそうです。
そして、私と弟が生まれました。
弟が二十歳になるのを待って、母が初めて子供二人に語ってくれた話でした。
その話を聞いたとき、母の苦しみや父の愛情、
そしてそれに母がどれだけ癒されたのか、
今ここに 自分の生がある事のありがたさを知って、ボロボロと泣きました。
さらにその後、父とその件について話したことがあったのですが、
ホテルでの一件の後、父は結婚してから母を一人にすることのないように
自営業を始めるため、5年間貯金をしたそうです。
開業資金、結婚資金が貯まって、母にプロポーズをした時も
「一生子供が作れなくてもいい」と思っていたそうです。
実際、振り返ってみても、父と母はいつも一緒にいたところしか思い出せません。
そんな両親も今はこの世にはいません。
二年前に母がすい臓ガンで、昨年父が脳卒中でこの世を去りました。
母の命日に位牌を抱いたまま冷たくなっていた父を見て、弟と二人号泣しました。
「お父さん、本当にお母さんのことが大好きだったんだね」
と大の大人が葬式で わぁわぁ泣きました。
法事まで母を一人にできなくて同じ日に亡くなったんでしょうか。
私たちを叱る時、精一杯厳しくしようとして、
それでも出来なくて、目に涙を浮かべながら
一生懸命大きな声を出していた父と、
大きくなって「恥ずかしいよ」と文句を言っても
私たちの頭を良く撫でてくれた母。
本当に最高の両親でした。
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Chinaの漢字の「愛」は、久みたいな部分が「足を引きずる」意で、家の中にある何かに、字のまんなかにある「心」が惹かれて、「後ろ髪をひかれる思いで心が寄せられること」です。そして足を引きずられ、後ろ髪をひかれるほど強く思ったなら、それを奪う。つまり「欲しいものを奪う」という語彙を持つのが「愛」です。
けれど日本人にとっては、「愛」は「おもひ」です。
もともと「おもひ、おもふ」という大和言葉があって、あとから外来漢字の「愛」に、その訓読みを与えています。
つまり、日本人にとって「愛」とは、相手をなによりも「想う」ことです。
このお話の男性は、誰よりも何よりも彼女を大切におもっていた。だから愛です。
傷ついていた女性は、夫のそのおもいに包まれて、見事、懐妊することができました。
そして子供達へ、女性は「おもひ」のすべてを注ぎ込みました。
ほしいものを奪うことは、相手への蹂躙にしかなりませんが、
「おもひ」は、相手へのおもいやりのやさしさにつながっていきます。
これが日本人が、縄文時代から2万年かけて築いた、日本文化です。

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コメント
四つ葉
自分が被害者みたいな顔して妻を突き放す主人公は酷かったです。
今回の話の男性は女性の心を尊重して大事にされてる事がわかります。
彼女の心を愛を信じて尊重して愛し抜いた男性だから、女性も男性を愛し抜いて結ばれたのです。
素晴らしいお話でした。
2015/01/15 URL 編集
葉桜
だいぶ以前に観た映画「羅生門」で、目の前で妻を強姦された男が、妻を憎み蔑む目で睨み付けた心理が、いまだに分かりません。
2015/01/13 URL 編集
junn
http://ameblo.jp/9216ama/entry-11820664068.html
2015/01/13 URL 編集
匿名
性的虐待の傷はなかなか消えるものではありません。30年経とうとする今でも、心の安定のため薬を必要とする場合があります。戦争帰りの兵隊さんと同じようなトラウマをもち、同じような苦しみを長年もちつずけております・
でも、自分をかわいそうだとは思わず、与えられた人生を受け入れて前向きに生きていきます。素晴らしいお話をありがとうございます。
2015/01/12 URL 編集
kiwa
人を愛するというのは、何があっても棄てないということなのですね。
ご両人ともに、この人の為なら命すら惜しくないという崇高な精神を感じます。
2015/01/12 URL 編集
匿名希望
http://netgeek.biz/archives/27097
結局STAP細胞は再現できず小保方晴子は理化学研究所を辞めさせられる形となった。しかし、こんなバカな話があるものか。何か違和感を感じないだろうか?
2015/01/12 URL 編集
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2015/01/12 URL 編集
田舎モン
自民党は反省してください。次世代の党は「規制緩和」という曖昧なスローガンを撤回してください。
2015/01/12 URL 編集
TWENTYMASTER
良いお話ですね。
2015/01/12 URL 編集
えっちゃん
「想う」「縄文時代から2万年続く」
このキーワードが納得でした。
日本に生まれてよかったなあ。
父母は他界しましたが、二人がいたから私がいます。
2015/01/12 URL 編集
憂国
2015/01/12 URL 編集
junn
http://torakagenotes.blog91.fc2.com/blog-entry-3334.html
2015/01/12 URL 編集