Amazonヒット商品ランキングで、ねずさんの
百人一首が堂々第一位となりました!
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昨日(23日)から、ようやく『ねずさんの日本の心で読み解く「
百人一首」』がご予約いただけるようになりました。
発売日は4月21日です。
本はその頃のお届けになります。
みなさまにおかれましては、ぜひ
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《ご予約ページ》
http://goo.gl/WicWUi《本の概要》
書名:ねずさんの日本の心で読み解く「
百人一首」
単行本: 592ページ
著者:小名木善行
出版社: 彩雲出版 (2015/4/21)
言語: 日本語
ISBN-10: 4434205404
ISBN-13: 978-4434205408
発売日: 2015/4/21
ご購入前のご参考になるかわかりませんが、本の著者あとがきを、以下に転載してみます。
きっと、どのような本かご理解いただけようかと思います。
=======
おわりに
ある元高校教師の話です。
彼は東大で日本文学(中世古典文学)を専攻し、社会人を経験してから高校 教師になりました。
彼は日本の古典文学にある美しい言葉が大好きで、たくさんの和歌を暗唱できました。
そして、大変な熱意をもって子供たちに古典の授業をしましたが、子供たちはまったく反応しません。
和歌がどんなに素晴らしいか、どれほど美しいか、教えれば教えるほど子供たちの心が古典から離れていっ てしまうのが、授業をしていて肌で感じられるのです。
子供たちから疎まれていることを感じた彼は、教職に幻滅を感じて学校を辞め、進学塾の講師となりました。
進学塾では、味わいとか感動とかはまったく関係ありません。
ただ文法と表面的な意味を教えるだけです。
古典文学は学生時代からの専門ですから、そこではまさに知識と経験が如何なく発揮され、彼は評判の良い塾講師として経済的にも成功しました。
しかし彼は、高校教師時代に古典の面白さを子供たちにうまく伝えられなかったことが、ずっと心残りでした。
そこで大好きだった「
百人一首」の解説本を出版しました。
専門中の専門ですし、もともと頭の良い人です。
彼は本の内容に自信満々でした。
その本の例として、四十九番の大中臣能宣朝臣(おおなかとみのよしのぶあそん)の歌を見てみます。
御垣守
衛士のたく火の
夜は燃え
昼は消えつつ
ものをこそ思へ
詳しい解説は、本文この本の該当ページに譲りますが、歌にある「御垣守」は、今でいうなら皇居勤労奉仕のことで、昔は勤労奉仕団の中から健康な男たちが衛士として門番をしました。
彼らは雪の日も風の日も門前で微動だにせず立っていました。
その伝統は今の皇宮警察に引き継がれています。
全国から集った人たちですが、交通費も宿泊費も食事も全部自腹です。
そして日程消化後は、次にやって来きた人たちに引き継いで交替するので、歌には「つつ」と書かれています。
その衛士たちのことを、神祇大副でもあった大中臣能宣が、
「俺たちもしっかりと民のためにお勤めを果たしていこうじゃないか」と詠んだのが、この四十九番歌なのです。
ところがこの歌について、彼の書いた本では、
「衛士たちの焚く火が、夜は燃え、昼は消えるように、私も夜は恋の炎に身を焦がし、昼は火が消えて抜け殻のようになることを繰り返し、どうにもならない物思いに悩むしかないと、正直に恋に苦しむ心中を吐露したです。平安時代の貴族の恋心は複雑だったのですね」と解説しています。
この解説を読めば、恋心が夜燃えるはまだ分かるとしても、どうして昼間は恋心が消えなければならないのかと突っ込みを入れたくなります。
子供たちの心は素直です。
具体的にどこがおかしいのか分からなくても、「何かおかしい」と素直な心 で直観します。
次々と紹介される歌の解釈がおかしなものばかりであれば、子供たちの心が離れてしまうのは当然です。
これまでに「
百人一首」を学ばれた方は、本書の解説が類例を見ないこと、そして「
百人一首」が、百首で一首の一大抒情詩(じょじょうし)だという解釈に、おそらく驚かれたことと思います。
けれど、読めば読むほど、 調べれば調べるほど、それ以外に解釈のしようがないのです。
日本は、世界で一番歴史の古い国です。
世界史に登場する幾多の国々の栄枯盛衰を俯瞰すれば、有史以前から現代まで続いている国など、まさに奇跡以外の何ものでもありません。
はるか遠い昔から日本は、天皇を最高権威とし、政治は天皇から任命された施政者が執り行ってきました。
そして「民こそ宝」という理念を根本とした治世を、長きにわたり築き上げてきたのです。
ですから日本の歴史や古典文学を考えるとき、天皇の存在を抜きにしては、その解釈を大きく間違えます。
「
百人一首」は、晩年の藤 原 定家が、良き時代の精神を後世に残そうと、百人の歌人とその歌を使って、 天皇と貴族が統治した約五百年間をひとつの抒情詩にしたものです。
個々の歌をとおして、当時の人々がどのような社会や人間関係の中で生き、何を感じ何を思い、どんな行動をとってきたのかを知ることがで きます。
そして「
百人一首」全体をとおしてみれば、日本がいかに平和で対等な社会であったか、天皇が いかにありがたい存在であるかが分かってくるのです。
それだけに「
百人一首」を一番歌から順番に紐解くと、日本とは何か、日本人とは何か、日本精神とは何かがはっきりとした形をもって理解できるようになります。
本文中において、便宜上「名歌」という言葉を使いました。しかし「百人一首」に撰入されている和歌は、必ずしもその歌人の代表歌ばかりではありません。なかには当時は無名だった歌人の歌が選ばれたり、逆に有名な歌人が選から漏れたりしています。
それは、藤原定家が、ある一定の目的のために撰歌、配列を行っているためです。
例えば和泉式部の解説のところで少し書いていますが、和泉式部が生涯に詠んだ数々の歌のなかには、 まるで水滴が空中に留まっているかのような奇跡的な名歌が存在します。
けれど藤原定家は「あらざらむ」の歌を五十六番に採用しました。
「百人一首」の編纂意図を優先して歌を選んでいるからです。
この歌は、 和泉式部の生涯を総括する歌であることに加え、「百人一首」の中盤において女性たちが本当に輝いた時 代を象徴する歌の一首として撰入されています。
「百人一首」を学ぶと日本が分かります。
それは日本という国柄が分かるというだけでなく、たとえば職場や組織において必要な心構えや、人生に迷ったときや悩んだときに進むべき方向性など、かなり具体的 な解決策が見えてくるのです。
千年前の歌人たちが、「いかに生きるべきか」という人生の大命題にどの ような答えを見出していったかを知ることで、日本人としての在り方までをも、学ぶことができるものです。
イジメ被害に遭っている人なら、同じくイジメにあいながらそれを見事に克服した小式部内侍、複雑な 人間関係の渦巻く組織のなかで、五十年以上も見事に生き抜いた周防内侍、夫の浮気を克服した相模、たった一首の歌で長年続いた伝統と利権の巣窟を破壊した小野 篁 、歴史に残る重大な決断をしながら自分功績として一切誇ることなく、すべては神々の御心のままにとした菅原道真公など、まさに歴史に残る魅 力的な歌人たちの生き様や人生を、私たちはたった百首の歌を通じて学び取ることができるのです。
「はじめに」でも触れましたが、「百人一首」が示した本来あるべき日本の姿を現実のものとするため、 戦国武将たちは、あえて「京」を目指したのです。
それにより、混迷する戦国時代は終わりを迎えました。
日本的価値観が失われ世の中が混迷したとき、「百人一首」はまさに不死鳥のように本来の姿を現して、 私たち日本人の進むべき道を指し示してくれるのかもしれません。
この本が皆さんの座右の書となり、今を生き、未来を開く手がかりとなれば、著者としてこれに勝る喜びはありません。
平成二十七年春
遠くに雪の富士山がはっきり見える澄んだ日
小名木善行
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http://goo.gl/WicWUi《内容のご紹介》
1 内容紹介
「戦国大名はなぜ京を目指したのか?」その答えは百人一首のなかにあります。
これまでに「百人一首」を学ばれた方は、本書の解説が類例を見ないこと、そして「百人一首」が、百首で一首の抒情詩だという説に、おそらく驚かれたことと思います。けれど、読めば読むほど、調べれば調べるほど、それ以外に解釈のしようがないのです。
2 著者講演会での感想文より
○涙が出てくる「百人一首」の解説は初めてです。やはり千年前も日本人は日本人なのだと思いました。
○補助線1本で、幾何の難問が簡単に解けるように、長年の疑問がものの見事に氷解していきました。
○45分の古典の授業は寝てしまいましたが、90分の小名木先生の講演は興奮と感動でアッという間でした。
○和歌は日本文化の原点ということが本当によく分かりました。この本は「日本人の魂の書」になると思う。
○子供たちに文法や知識を教える前に、日本の心を教えないといけない、反省とともにそう強く感じました。
○恋をして、涙を流して、なよなよと……そんな平安貴族のイメージが吹っ飛んだ!
○和歌の概念がひっくり返るほどのインパクトです。史実に裏打ちされた解釈に反論の言葉もありません。
○「百人一首」に初めて血の通った人間を感じて、感動の涙をこらえるのに必死でした。
○文法的な解釈よりも、時代背景を知り、歌人の立場で考えることが、いかに大切かを教わりました。
○話の内容にビックリ! そして、今までこんなスゴイ解釈がなかったことに、もっとビックリ!!
3 著者について
倭塾塾長昭和31年1月生まれ。
静岡県浜松市出身。
国史研究家。日本史検定講座講師&教務。
日本の良い話を中心に情報発信するブログ「ねずさんのひとりごと」では、月100万人を超える訪問がある。
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コメント
よっし~
2015/04/01 URL 編集
愛知のおばさん
春の開花のごとく、読む人の心に何かが華開けば良いですね。
学生時代、百人一首の大会でクラス代表に選ばれたことがありました。
ですが、意味はまっっったく理解していませんでした。(笑)
先生に教えてもらっても、「ふーん…あっそう」程度の理解だったのは、歌と解釈が違っていたせいか、自身の能力不足だったせいか…。
書店で百人一首かるたを見ても、買いたいけど買えない気持ちです。
正しい解説本が出たのを機会に、それに似合うかるたもあるといいですね。
ねずさんが見て「これならば!」という装丁の一品が出るといいなぁ…とほのかに期待しています。
2015/03/27 URL 編集
にじまま
私はもちろんの事、子供達にも読ませたいと思い
待ち望んでおりました。
自分が子供の頃、百人一首で遊んでいましたが、
詩の内容なんて覚えてませんし、教えてもらえませんでした。
これから子供と勉強していきたいと思います。
基本、図書館で借りる事が多いですが、買って尚且つ
図書館にも置いてください〜沢山〜!って言ってみます。
ねずさんの日本の力が波紋の様にもっともっと拡がりますように。
2015/03/25 URL 編集
あじゃ
ねずさんの百人一首の解説は、
良質なミステリー小説を読んでいるときのような、
ドキドキ、ワクワクの驚きと興奮、そして感動があります。
1000年以上も前に生きた人たちと心が繋がるのは、
快感でさえあります。
早く届かないかな。
2015/03/24 URL 編集
日本みつばち
そして、待ってました百人一首!
第一回目の解説の時から夢中になっておりました。
詠み人が役職名であれば、役職としての歌と捉える等、
ねずさんに初めて教えて頂いた事で、やっと私の中で
和歌が「腑に落ちる」ものに変化してきました。
今まで読んだものでは、
「貴族が悠々遊んでるんだ(庶民は苦しんでるのにぃ)」とか、
「平安貴族も、心は私ら庶民とおんなじだね」と言ったような
ものばかり。どうにも馴染めずにおりました。
そんなもの暗記してどうするんだ?とも考えておりました。
でも何故、時代を超えて受け継がれてきたのか?
それはやはり、素晴らしいから。ですよね。
御本が届いたら一首一首を噛み締めてゆきます。
愉しみです。
2015/03/24 URL 編集
mari
しかし592ページとは大作ですね。単純計算で一首5〜6ページ!?なんと贅沢なo(^▽^)o
家の本棚から同じくらいの本を取り出し眺めてイメージしてます!
きっと本が届いた日は夜もすがら読み耽り、寝不足になることでしょう。ああ、楽しみ!
2015/03/24 URL 編集
寺島 孝
大勢に拡散して購読を薦めよう。
でも、面白いから買いなさい、だけでは説得力足りないかもな、ちと高いからね。
50番くらいまでひとりごとで読んでたので、面白さはもう知ってるけどね。
でもねずさんが言ってた、「75番辺りからさらに俄然面白くなる」って。
だから読んでから、「読んだ、やはり是非紹介したい」って、感動を伝えよう。
早く入荷しないかなあ。
2015/03/24 URL 編集
えっちゃん
は-----.恥ずかしい。
きりっと気持ちを入れ替えて、本屋さんで予約してきまーす。
その本屋の店主は私が注文し購入した本が棚に置いてあるし、毎月予約した雑誌を取りに行くと、顔をみてカウンターに出すし、読んでみようと思ったマンガの題名を聞くと、すぐ棚から出してくれるし、ウーム只者でない。
道から引っ込んだところにある店だけど、本好きがよく訪れている感じ。
ここに頼むと、きっともっと注文して棚にいれるに違いないと推察。
2015/03/24 URL 編集
-
そこで、予約します。
2015/03/24 URL 編集
shengxin
高校の頃先生が教えてくれた解釈と違い、順番や裏にある意味を知ることが楽しみです。
ブログに書かれている内容のほうがしっくりときていたので、書籍化は嬉しいです。
2015/03/24 URL 編集
渡辺
2015/03/24 URL 編集
猫めでる婆
折々にねずさんの解釈を拝見しては、歌の門外漢ながら「うぅーむ、うぅーむ」と唸り、早く出版されないかなと首を長くして待っておりました。
戦後の左巻き学者の解釈しか知らなかった私は、平安時代の貴族といえば暖衣飽食の生活で『恋をして歌を詠んでいれば幸せさ』的な特権階級だとしか思えませんでした。
しかし、然に非ずと理解させていただき、ねずさんに大変感謝いたしております。
朝廷(国)を守るための際どい政治的な意思・動向すら恋歌のごとく詠み上げ、解る者に解れば良いとすまし顔で佇む貴族など、もはや海千山千・千軍万馬の強者というか怪物です。
長閑で平和な時代だったと現代では考えられている平安時代は、実は怪物たちが発する三十一文字の暗号文が飛び交う情報戦の時代でもあったと思えてなりません。
帝の大御宝(国民)を守らんがため、古き良き時代の貴族たちは粉骨砕身して尽くしていたのであって、決して恋に身をやつしていたのではないでしょう。
改めて千年以上昔のご先祖様たちに感謝申し上げるとともに、左巻き学者が貼り付けた色恋に明け暮れた平安貴族というレッテルを剥がしたい思いに駆られております。
日本人のほとんどは平安時代と聞くと、心の中がほわっと暖まるような、目をつぶると古都に桜の花びらや紅葉が舞うさまが見えるようなほのぼのとした気分になります。
特にお着物好きな方は、平安調の意匠を見るとうっとりとなさるようです。
きっと日本人が思う古き良き時代とは、千年以上も昔の平安時代なのでしょう。
そんな素敵な時代のご先祖様たちの汚名を雪ぐのは、今の私たちの義務だと思います。
それにつけても、何でもかんでも下ネタで人を貶めるのが定番の左巻きどもの無知無教養には呆れかえるばかりです。
無知無教養すぎてどこに心を寄せたらいいか分からないから、トンデモ学説を声高に叫ぶ左巻きに簡単に飛びつくのかもしれませんね。
2015/03/24 URL 編集
-
CGS(チャンネルグランドストラテジー)にて、ねずさんとふたりごとを視聴しました時から今か今かと待ち望んでおりました。600ページと言う長編の中に込められたねずさんの大和魂をしっかりと受け取ります。
全国の図書館にも置かれてほしいですね。
2015/03/24 URL 編集
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ネットで予約するか、書店で購入してちょっとした販促アピールをするかまだちょっと迷っていますが(笑)、発売される日を楽しみにしております。
2015/03/24 URL 編集
あじゃ
2015/03/24 URL 編集
ケイシ
2015/03/24 URL 編集
鬼子
2015/03/24 URL 編集
junn
http://longlive.hatenablog.com/entry/2012/06/17/231719
2015/03/24 URL 編集