小野小町の美しさ

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森田春代画「夢紫(ゆめむらさき)」
20150614 森田春代画「夢紫


百人一首は、全体の構造が「序破急」の順になっていて、だいたい24番歌くらいまでが歌の読み方と500年続いた平和の時代の始まりと構造に関する歌になっています。
その後、平和な時代というのがどういう時代かを象徴する歌が続き、75番歌からが、その時代が崩壊していくさまと、その崩壊をなんとかしてくい止めようとする人々の努力の歌になっています。

そうしたなかで、小野小町の歌は、百人一首の9番の収蔵です。
これは、百人一首に登場する女性としては持統天皇に次ぐ2番目の登場であり、藤原定家にとっての日本の女性のいわば理想的姿が、ここに描かれています。

そこで今回は『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人!」第二巻から、小野小町のご紹介をしてみたいと思います。


やまと新聞 小名木善行の「百人一首」
9番歌 小野小町 
花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに


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『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人!第二巻 和と結の心と対等意識』
小名木善行著 P68「小野小町の美しさ」より

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日本を代表する絶世の美女▼
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日本三大美人といえば、衣通姫、小野小町、藤原道綱母のことで、またの呼び名を本朝三美人といいます。

三人のうち、年代的にもっとも古いのが衣通姫です。
五世紀の人で、時代でいったら古墳時代の女性です。
その美しさについて「記紀」には、「身体から発する光が衣を通して外に現れる」と記されています。
衣服を着ていても、まるで全身から光彩を放つように見えるほどですから、さぞかし美しかったのだろうと思います。

二番目に古いのが小野小町で、九世紀(平安前期)の女性です。
いまでも「あきたこまち」などの名前に使われたり、あるいは町内の美人のことを「◯◯小町」などと形容されるくらい、時代を超えて愛され続けている女性です。

三番目に古いのが藤原道綱母で、こちらは十世紀の女性です。
『蜻蛉日記』の著者でもあります。
情熱的な歌人で、清少納言の『枕草子』でも紹介されています。

三人とも古い時代の人だけに、肖像画はありません。
ないのに絶世の美女として紹介されています。

なかでも面白いのが小野小町ですが、そのまえに美人の基準についてお話ししたいと思います。

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昔の美人と、今の美人▼
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昔、学校で「天平美人」という言葉を習った方もいらっしゃると思います。
天平というのは奈良時代、つまり八世紀ですが、その頃から平安期にかけて、我が国では「引き目かぎ鼻」、つまり細目で鷲鼻(わしばな)の女性が美人とされていたというのです。

昔の絵画に、目が細くてかぎ鼻で、ふっくらした顔の女性が描かれているのを見たことがあると思います。
あれが「天平美人」の顔です。
現代人の感覚でいうと、あまり美人ではありません。
ということは、奈良・平安時代の男性は、現代とはまるで異なる美的感覚を持っていて、美人の基準も異なっていたということになります。

しかし、本当でしょうか?
絵画の世界では、引き目カギ鼻の天平美人が、古代日本の美人の基準だといいながら、同時代の彫刻は、奈良の大仏にしても、弥勒菩薩像にしても、あるいは阿修羅像にしても、現代人の目からみても、実に整った美しい顔立ちをしています。
これを見れば答えは明らかです。
引き目かぎ鼻が美人の基準だなどというのは、単なる思い込みか、一方的な決めつけでしかないということです。

阿修羅像
インド神話の阿修羅は、写真のような優美な神ではなく、
帝釈天と荒々しい合戦を繰り返す軍神。
この戦をするところを修羅場と呼ぶ

20150624 阿修羅像


人間の美的感覚というのは、地域や時代が変わっても、そう大きく変化するものではありません。
世界中どこへ行っても、美人は美人です。
絵画でも彫刻でも、時代を超えて美しいものは美しいのです。
ならば人だって同じことで、美人は時代を超えても美人です。
現代美人は、古代や中世の世に行っても美人でしょうし、逆に古代や中世の美人が現代社会に蘇っても、やはり美人だと考えるのが普通というものです。
世界三大美女といわれるクレオパトラも楊貴妃もトロイのヘレネも、おそらくいまの世にいても美人でしょう。

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死後二百年もたってから最高の美女と讃えられる▼
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小野小町の出身地には諸説ありますが、秋田県が有力です。
秋田美人といえば、目鼻が大きく、顔立ちがくっきりしていることで知られています。
きっと小野小町は、現代人の感覚でみても、やはり美人だったことでしょう。

実は、小野小町が本朝三美人の一人に数えられるのは、外面的な美しさだけではありません。
その美しさには日本的な美学が関係しています。
その美学とは、いったいどのようなものなのか、順を追ってお話ししていきましょう。

小野小町という名前は本名ではありません。
本名は、これまた諸説ありますが、おそらくは吉子(よしこ)であったろうといわれています。
当時、代官位を持つ女性たちは、官位で呼ばれるのが慣例でした。
もっとも位の高い女性は、いうまでもなく天子様の正妻「皇后」です。
次いで中宮、妃、女御、更衣と続きます。
このうち「女御」までは、部屋が与えられました。
「更衣」は大部屋暮らしです。

「更衣」たちは大部屋の中を屛風や几帳などで三畳間ほどの空間に仕切り、そこを自分たちの部屋のようにしていました。
それなりにプライバシーが保たれていたわけです。
この仕切られた区画のことを「町」といいます。
現代の「□□市◯◯町」という町名も、実はこの平安時代の大部屋の「町」が由来です。

つまり、小野小町というのは、「小野家」から宮中にはいった女性で、身分は「更衣」であり、大部屋に屛風で小さな「町」をつくって暮らしていた女性ということになります。
小野小町は、多くの男性たちから恋文を送られたそうですから、たぐいまれな美人というだけでなく、教養にあふれた才女でもあったのでしょう。

ある日、そのたくさんの恋文を、自身で京の都の山科にある隨心院というお寺に埋めたのだそうで、この場所が小町文塚としていまでも残っています。
隨心院では、毎年三月に小野小町ゆかりの「はねず踊り」が行われています。

小野小町は、たくさんの歌を残していますが、なかでも有名なのが、『古今和歌集』に掲載され、「百人一首」にも選ばれている次の歌です。

 花の色は移りにけりないたづらに
 わが身よにふるながめせしまに


この歌の通解について、教科書や学者さんの書いた通釈本などをみると、たいてい「花は色褪せてしまった。私もいたずらに歳をとってしまったわ。花が春の長雨にうたれて散っていくように」というような意味だと書かれています。

「我が身、世に降る雨を眺めている間に」と詠んでいるため、小町晩年の作とされています。
一説には小野小町は92歳まで生きたといわれていますから、もしかしたら、お婆さんになってから詠んだ歌かもしれません。
要するに、昔は美人だった小野小町が、気がつけばいい年になっていて、容姿が衰えたと嘆いている歌だというのです。

でも、それっておかしくありませんか?
そんな愚痴が、どうして本朝三代美人の代表的な作品となるのでしょうか。
どうして「百人一首」に選ばれるほど素晴らしい歌、日本を代表する美女の歌とされたのでしょうか。

「百人一首」は、歴史に残る最高の歌人の中から、ある意図を持って最高の歌を集めたものです。
小野小町は、塚に埋めるほどラブレターをたくさんもらった人ですから、きっと見た目も美しい女性であったであろうとは想像に難くありません。
けれど当時はラブレターをもらう女性など、ほかにもたくさんいたわけで、何もそれだけでは小野小町が絶世の美女という理由にはなりません。

それにそもそも、小野小町が「美人」と讃えられ、その評価が定着したのは、彼女が亡くなって二百年もたってからのことです。「小倉百人一首」を撰じた天才歌人、藤原定家が小町の歌を通じて、彼女を「最高の美女」と讃えたのがきっかけです。
つまり藤原定家は、小野小町に実際に会ったわけでも、肖像画を見たわけでもなく、純粋に和歌を通じて、小町を「本邦第一の美人」としたわけです。

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いくつになっても燃えるような恋がしたい▼
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では、なぜ小町は「美しい女性」なのでしょうか。
実はここに、いかにも日本人らしい美学があります。

昔は映像も写真もなかったので、美しい景色や感動的な情景、そのときどきの風情などを伝えるのには、言葉を用いるしかありませんでした。
けれど、誰かを好きになった経験のある方なら分かっていただけると思いますが、本当の気持ちなんていうもは、なかなか言葉では言い尽くせないものです。

そこで古代の人たちが編み出したのが、和歌の手法です。
五七五七七という短い言葉の中に、絡む思いをぎゅっと押し込めるのです。
でも現実の問題として、百万言を費やしても伝えきれない感情を、どうやってこの短いなかで表現するかというと、それが「省く」という方法でした。

本当に言いたいことはグッと握って語らない。
あえて「語らない」ところを読み手に想像させ、そのイメージの膨らみが大きく豊かであればあるほど、良い歌とされてきたのです。

ということは、小野小町のこの歌が『古今和歌集』からさらに「百人一首」にまで引用され、多くの人々に愛された理由は、ただ表面上の通釈である、「私はおばさんになって色あせてしまったわ」ではなくて、もっと深いところに隠されていることになります。

実は、この歌の意味を解する手がかりは「花」にあります。
この時代、「花」といえば「桜」です。ここが大事です。

桜の花びらの色は変わりません。
桜は散るのです。

もちろん「色」というのは、別な意味では「カタチあるもの」を意味しますから、「花の色は移りにけりな」は、「桜の花は、色が変わらず散っていくものですわ」という意味でもあります。
そして、「わが身」「世に降る雨」「眺めている間に」と続きますから、桜の花が散っていく様子を描いていると読むことができます。

けれど、小野小町は、「桜が散った」とはどこにも書いていないのです。
つまり、「季節はめぐり、時も経ち、私も年を重ねたけれど、私、まだ散っていないわよ」と詠んでいるのです。

通解するとこうなります。
「降る雨を眺めている間にも、季節ごとにさまざまな花が咲いては散っていきます。咲く花ごとに、たくさんの恋が芽生えては消えてゆきます。私もいたずらに年を重ねてしまいましたが、雨が降っても、まだ散らないでいる桜と同じように、私もまだ咲いていますわ」

これって、小町が「また燃えるような恋をしたいわ」と言っているということです。
恋は、女性を美しく輝かせます。
恋するトキメキを忘れない小野小町は、いくつになっても、ういういしい心を持つ乙女であり、そんな彼女の思いが存分に表現されているのが、この歌だということです。

藤原定家が、この歌をもって、小野小町を天下第一の美女と称賛したのは、そういう理由だったのです。
小野小町の外見が美人だということではありません。
いくつになっても、心の若さや恋するトキメキを忘れない、そんな彼女の「心の美貌」を愛したのです。

心の美しさは、むしろ年を重ねることによって、ますます磨きがかかります。
そして恋する心やトキメキは、年齢にかかわらず女性を輝かせます。

そういう歌だからこそ、この歌が数ある名歌の中から、日本を代表する絶世の美女の歌として「百人一首」に選ばれ、千年以上の長きにわたって多くの人々に愛され続けたのです。

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日本一美しい女性の恋歌▼
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小町の歌はまだまだあります。

 色見えで移ろふものは世の中の
 人の心の花にぞありける


通解では、「世の中の人の心なんてものは、みるみる変わっていくものだ」とされています。
けれど、よく読めば、「色=空(色即是空、空即是色)」ですから、「世の中の人の心にはカタチなんてないけれど、カタチがないからこそ『花』なのよね」という意味になります。
そしてその「カタチのない(常に定まらない)人の心を愛する心こそ、人の美しさですわ」と詠んでいるわけです。

男心も女心も移ろいやすいものです。
それをつらいことと考えるのではなく、その移ろう心が花だというのです。

 うたた寝に恋しき人を見てしより
 夢てふものは頼みそめてき


「うたた寝していたら恋しい人の夢を見ました。夢は頼りなく儚いものだけれど、その人の夢をみることを頼みに思う(夢で会いたいと願う)ようになりました」というわけです。
若い頃なら、会いたいと思う人には、たいてい簡単に会うことができます。
けれど年を重ねてくると、さまざまな制約ができ、会いたくてもなかなか会えないことが多くなります。
そんな相手に、夢でもいいから会いたいと願う。
はかなくもあり、また情熱的でもある、そんな女性の恋心を、この歌はとても格調たかく謳い上げています。

これが92歳まで生きた小野小町の歌なのです。
いくつになっても美しいまま輝きを放ち続ける小野小町、そんな彼女の残した歌が、まさに日本を代表する女性の恋歌として、千年以上にわたって人々に愛され続けてきたわけです。

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心の輝きを美しいと思う心▼
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世界の歴史上、「傾国」とか、「傾城」とされた女性はたくさんいます。
そのあまりの美しさに、国王や武将が心を奪われてしまい、その美女のために国を危うくし、ついには滅ぼしてしまう。
それが「傾国」であり、城を滅ぼしてしまうのが「傾城」です。
世界三大美女のクレオパトラしかり、楊貴妃しかり、トロイのヘレネしかりです。

けれど日本における美女は、単に若さとか美貌だとか、スタイルが良いということだけを基準にしたものではありません。
衣通姫も、心中したのは、いまでいったら中年女性になってからです。
若い頃の慕情を、いくつになっても忘れず、最後には愛する人と死んでまで思いを遂げました。
藤原道綱母も、子をもうけ母となり、愛する人が摂政となって忙しい日を送り、会うことさえもなかなかできない寂しい日々を送りながらも、たぎる心を失わず、愛する人を一途に思う心を持ち続けた女性です。

外面だけでなく、年輪を重ねるごとにますます磨かれ、完成されていく「人の心」の輝きを、古来、私たち日本人は美しいと感じてきたのです。
ここに日本の精神性の、美学があります。

そして、心の輝きを持つ人は、男でも女でも、いくつになっても美しい。それが日本人の普遍的な価値観だからこそ、その美しさは千年の時を超えて、燦然と輝き続けているのだろうと思います。

*******

この小野小町の歌のお話は、もちろん『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』にも収蔵されています。
『百人一首』では、こうした歌の紹介が全百首、全部について書かれています。

そして『百人一首』の中には、藤原定家の、天皇のありがたさ、シラス、ウシハク、日本的対等観、察するという文化など、日本を知る上で必要なすべての知識が詰まっています。
この『百人一首』の真意が広がれば、必ず日本も世界も変わると思います。

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コメント

takechiyo1949

憧れの方です
相方とファミレスに行きました。
間近な席に女性二人連れが。
一人は、ブランド品で身を固めた厚化粧で、もう一人は、あちこち穴のあるジーンズにノーメイク…艶の無い髪はボサボサ。
会話はの語調は…すげ~!うめ~!マジかよ~!ってな具合。
目を丸めてドン引きの私に、相方は『今時フツ~だよ!』と小声で。
(マジかい!)
老いても小野小町…憧れのお方なんですけどね~(汗)

-

ねず様、いつも大変勉強になっております。私自身はもうすぐ二児の父となるばかりの若輩者ではありますが、子供に日本人としてただしい教育をしていこうと勉強しているところです。
今自分があるのは、どんな形であれ日本を護ろうと自分のやり方で戦ってきて下さった方々のおかげなんだなと思いながら最近の記事を拝見していたら、旅先ついででもそこにある石碑に手を合わせたくなりました。宮古島旅行したときに変わったものがあるなーくらいにしか記憶していなかった石碑が、久松五勇士の塔であったことを後で知ったことを思いだし、無知なのが悪いのですが、素通りしてしまっていることが多いんだろうなと思い、時代と共に埋もれてしまうかも知れない石碑や記念碑の歴史は、地域ごとに守り、誇りに思い、大切に受け継いでいくことが大事なのかなぁと感じました。
駄文失礼いたします。
これからもお体を大事にされ、益々の御活躍を祈念しておりますを

天平美人というか、あの平べったい美人画はわざと似せないで描いたと、最近どこかのサイトで見かけました。魂が抜かれるからとか、なんとか。
このところ江戸後期からの写真を目にしますが、どれもこれも美男美女ばかりです。ホント、目鼻立ちがはっきりしていて美形。鼻はともかくとして、数代前全員が一重とは思えません。
そうそ、ねずさんがupしてくださる帝国軍人の若者から大将にいたるまでみんなカッコいい。内面からの美しさも写真を見るだけで伝わって来るようです。 
あと、親日の欧米人は日本人みたいな顔つきになるってホントですね。ケネディ大使もお顔がかなり柔らかくなった気がします。それに比べてリッパード大使は被害前のお写真を見ても、以前日本で撮った集合写真と比べてもキツいお顔つきになっている気がしました。

高齢になっても恋?という意見がありましたが、
いやいや、歳がいくと生殖を伴わない恋愛になるせいか、内面同士の結び付きの、老夫婦であれ、老恋人どうしであれ、いくつになっても恋をしていたいものだと思いますよ。恋に狂ってはマズイですがね。

くすのきのこ

No title
こんにちは。言葉遊びをしてみましょう。こ~んなのは如何です?
小野小町といえば、オノノタカムラのお孫さんという説が。オノノタカムラ
と言えば反骨の野狂。また閻魔大王の裁判補佐という言い伝えが。ww
仏教にも詳しかったのかも?
花の色(しき)は 移りにけりな いたづら(空)に・・色即是空 空即是色
これ位の含みはありそうですね。花とは何を指すのかな?
我が身 世にふる ながめせしまに・・自分が世の中で年老いた~・・とかは
                  面白くないけど・・掛けてはいるよね。
自分~~眺めている間・・間に書かれているのは”世にふる(何か)”・・って
花が散り降る様?
まんまだと・・花(しき)もまた姿を変え 散り降りて空(くう)にもどる 
何を花に例えてるのか・・オノノタカムラの孫という伝でいくとお上かも~。
小野小町は三代にわたるお上に仕えたという説もあり、藤原氏の策謀もあっ
て、なかなかに朝廷での争いがあり、事変が起きていた模様。嵯峨上皇御存
命の間は安泰だったのだけれども、内に抱えていた問題があったと。
明確に世を見ていたのを、艶やかな花の歌とした才女のような気がします。
・・ふるのは雨ではなく、花かもね・・という意見です。
・・そして花とはお上の事かも・・という。
色即是空。空即是色。般若心経の有名な件ですね。
花に例える心映え、歌としては様々な絵が浮かぶのが良いけれども、桜の降
り散る絵も逸品ですね。

名無しさん@ニュース2ch

No title
ねず先生、面白いことが起こったのでご報告申し上げます。
先日竹島とか半島からの引揚げでうけた被害であるとか
これらを訴えて日本が被害者、半島側が加害者であり
我々は被害者で半島側が加害者であると書き込みをしたら、
私のパソコンのお気に入りを全て消す攻撃を受け、
ねず先生のサイトにすぐに行けなくなってしまいました。
姑息なことをするもんだなーと思いつつ
5分でセーブしてあったお気に入りを復活させましたw
奴らは脅しとか威嚇をして自分はお前より強いんだぞと
思わせる攻撃をしますが、
実はほんの姑息なことしか出来ないでいます。
まったくお笑いです。
わたしは鉄壁の強い意志で
奴らの攻撃にひるまず
強固で頑固な固い意志を現し続けようと思います。
”おまいらには絶対負けないぞ!”
”やれるもんならやってみな、1000倍返しするからな”って

もうすぐ7月9日が来ます
本物の日本人が久しぶりに強い意志を表明するチャンスが来ます。
私はこの機会を逃さず、法の下にルールに則り、ルール違反の輩を
粛々と日の目にあてて、法の下の裁きに持っていく。
誰の目にも明らかにしていく所存。
先生もお体を大切にしてください。
私はこの愛すべき国と愛すべき人々を守って生きたい。
ただそれだけです。

鬼子

No title
ラベンダーさん> そうそれです。
 小野小町はモテ男の業平の口説こうとするだけの気持ちを見抜いてたんでしょうか。

モテ男の業平が可哀想で可哀想で。
 秋の朝露で袖が濡れて、会えなくて袖が濡れて、振られたらまた袖濡らすことになるのだから、こうなると小町は「どうせなら海人のようにザブンと入ったら?」と言ってるような歌に見えてしまいます。きっと芯の強い女性だったんでしょうね。ステキです。

ラベンダー

鬼子様へ
『ところでモテ男の業平は、実は小町も落そうと狙いました。
そこで贈った歌が
 秋の野に笹分けし朝の袖よりも
 あはで寝る夜ぞひちまさりける

秋の野に分け入ったときに、朝露で袖が濡れてしまうけれど、あなたと逢わないで寝る夜は(あなたと逢えない淋しさで)袖が濡れてしまいます。それくらい淋しいのですよ、と、こうやったわけです。
すごいラブレターです。
これならどんな女性でも、イチコロかもしれません。

すると、小町から、すぐに返事が来たそうです。
 みるめなきわが身を浦と知らねばや
 離れなで海人の足たゆく来る

あなたは、私を得物がないのにしつこく海にやって来る海人のようですわね。
さしもの業平も、小町の前に撃沈でした。』


こちらの箇所ですね(^_^)v
私も、大爆笑しました。
そして、同じく小野小町が大好きになりました。

鬼子

No title
たしか本(百人一首)のどこかの箇所で、「小野小町に熱愛の歌手紙を送った素晴らしい男性」のラブレターに対して小野小町が、「あなたも釣れもしないのに、よくまあしつこくやってくる漁夫なのね。」と歌で返信したとあり、大爆笑してしまいました。そして小野小町のファンになりました。

小町は決して冷たいわけではなく、22番歌・文屋康秀(小野小町の彼氏)箇所で、「何もかも捨ててあなたについていく覚悟です」という気持ちも見え、本当に内外共に美人なんだなと思いました。

ちなみに22番歌のズバッと政治問題を言う男気が溢れた歌はとても気に入ってます。
 確かにこの歌の説明によれば、朝廷などで問題の本質を和歌にしたら出世は出来ないかもしれませんが、むしろ文屋康秀の発言を受け取る度量がないほうが問題ではないのかと思いました。(秀吉や信長が現れるまで、”山から来る嵐(武装した仏教徒)”に対して抜本的な解決がなかったのですから。)
 歴史的にみても本当に素晴らしい女性に支えられた男は、偉大な創造性を発揮するそうです。文屋康秀は間違いなく素晴らしい男性だったに違いありません。

-

No title
小野小町は、死後自分の屍が滅んでいく様を描くように絵師に命じました。小町の歌には、世の中に対する仏教的無常観が反映されているように思います。美貌を持って生まれたが故の、物質的な価値観にとらわれない世を眺める思慮の深さを感じます。

-

上川法相は、名古屋市の31歳の女性強盗殺害の主犯格の男を本日死刑執行したと発表されました。 ご遺族の想いと殺害された女性の御霊さまの無念が少しでも晴れたものと想います。 上川法相が確り法務大臣として死刑執行のサインを押された事に敬意を表します。

ダンゴムシ

No title
美的意識はやはり時代によって左右される面もあると思いますよ江戸時代の浮世絵をみても現代人にはきれい、かわいいとは思えない女性が描かれていますし、現代の若者が好む漫画に描かれている女性はを平安や江戸時代どころが戦前の日本人ですら気持ち悪いと感じるでしょう(私もリトルグレイみたいと時に思いますが)。
人間にしても今の美人女優とされる人と数十年前のそれとはずいぶん違って見えますよ。今では整形の対象にされることの多い東洋人特有のアーモンド型の眼は突然変異によって生まれ人気があったので広まったといいます。やはり歴史的にみて美人についての意識は過去と現代で異なることが多いと考えるのが自然だと考えます。

専業おばさんさんへ
>年取ったおばあさんが、「燃えるような恋がしたい」と詠ってい>るのは、今の感覚ではちょっと違和感がありますね…。
とありますが日本ではそうでも欧米では必ずしもそうではないみたいです。確かに老いらくの恋を嘲笑する喜劇は多いのですがこれは老人(冬を象徴)が乙女に恋をして若者(春を象徴)にそれを奪われるという神話的な感性の反映らしく、みたことはないですがフランス映画では二人の男が痴呆症の老女を取り合うという筋書きのものもあるそうです。

ポッポ

No title
美人と言われる女性は、これまでに数多くいたと思います。
今、私が見るのはたいていテレビの画面を通してです。
そして、テレビレポーターはそんな美人を見て、「美しいですね、どうしてそうなったのですか」と言う風に、褒め称えて何か話させようとしています。
そんなとき、時々のことですけれどその美人が「顔のことだけでなく、他のことを聞いて」と、大きい声で返すことがあります。
その美人は顔(美人であることは周知の通りですが、報道が取り上げる美人は幾らでもいることも知っている。)よりも、彼女が取り上げられるの至った努力のことを聞いて欲しいと主張しているのです。

小野小町は恋文を沢山貰っているから、美人であることは間違いないと思います。
しかし、藤原定家にとっては、美人(顔のこと)であることよりもその歌の中に、美を見いだしたのだと思います。

歌手の由紀さおりさんは、引き目かぎ鼻の美人だと思います(20年以上前に、天平時代を研究している学者さんが話していました。)。
でも、日本には様々なタイプの美人がいます。時代によって、主流になるタイプの流行はありますけれど、いずれの時代にもうっとりさせてくれる美人がいると思います。



6月24日午後7時のNHKニュースで、朝鮮戦争当時に海上保安庁の掃海艇部隊が出動していたことと、殉職者1名のあったことを、写真付きで報道しました。

驚きました。

海上保安庁が朝鮮戦争に出動していたことなど、つい数年前まではマスメディアで報道されることはなかったと思います。

私自身も、吉田首相が憲法を理由にアメリカに断ったと思っていましたし、終戦直後に掃海していた元乗組員が、「朝鮮戦争に出動することで日本の独立が早期になるならば、出動した」との記事を読んだことがあったのです。
それがネットの時代になって、あるときWIKIで朝鮮戦争に掃海艇が出動したとの記事を読んで驚かされました。その後、WIKIでその部分が充実され、気が付けば戦死者が会ったことまで掲載されましたけれど、まさかNHKが定時放送でこれを放送するとは思いませんでした。

籾井会長が頑張っておられている成果でしょうか。
もっとも李承晩大統領が、「日本人の協力はいらない、もし日本人が上陸したら、共産党軍よりも日本軍と戦う」と言うような、言動には触れませんでした。
これが、残念でした。

てっさん

No title
ひょっとして小町は年をとっても思い続けている人がいたのかもしれませんね
こういうねづさんのような歌の背景を含む解釈をすれば想像力を養えるのになあと思います

みやび

私の大好きな小町の再掲を、ありがとうございました。

「藤原定家が、この歌をもって、小野小町を天下第一の美女と称賛したのは、そういう理由だったのです。
小野小町の外見が美人だということではありません。
いくつになっても、心の若さや恋するトキメキを忘れない、そんな彼女の「心の美貌」を愛したのです。」

ということは、
年をとるごとに
心の若さや恋するトキメキを忘れるのは「心の美貌」が損なわれるということなのでしょうか?

おばあさんの「燃えるような恋心」が、「心の美貌」であるというように理解できるようになるには、もう少し時間がかかるようです。

これからも、神々とともにあった時代の「おもうということ」の美徳のご紹介を、よろしくお願いいたします♪

junn

No title
世界遺産協力「韓国の罠」
http://torakagenotes.blog91.fc2.com/blog-entry-3781.html

専業おばさん

No title
う~ん、年取ったおばあさんが、「燃えるような恋がしたい」と詠っているのは、今の感覚ではちょっと違和感がありますね…。

小野小町の絵は、後ろ姿のイメージだったのですが、「夢紫」のようなお顔のある絵もあるのですね。とってもきれいです。
奥深い昔の歌の意味が、正しく分かるような教育を受けたかったな~と思います。
日本語は変わらないようでいて、ずいぶんと変わってしまったのですね。

No title
ネット民に期待していることは、ただ一つ。
在日企業や組織の集団通報である。

 朝日や毎日等の全新聞、全テレビ局、日教組、弁護士、医師等、
免許組織の在日情報のアップとその集団通報である。


『ふざけるな、日教組』
【日教組の正体】
http://takarin7.seesaa.net/article/419164082.html
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
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