軍犬利根の物語



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20150627 キキョウ


戦時中の小学3年生の國語の教科書に掲載されていた「軍犬利根」の物語をご紹介します。
短文ですので、ぜひ、ご一読いただければと思います。
原文は、旧仮名遣ですが、以下は、ねず式で現代語に加工しています。

私の感想は、その後に書きます。

****************
【軍犬利根】
文部省初等科國語一(小学三年生)教科書より

 *一

利根は、小さい時、文子さんのうちで育てられた、勇ましい軍犬です。
文子さんが、ちょうど三年生になったばかりのころ、おじさんの家から、子犬を一匹もらって来ました。
その親が、軍犬として、戰地ではたらいてゐると聞いた文子さんは、もらった子犬も、りっぱな軍犬にしてみたいと思いました。

子犬には、利根という名をつけました。
それは、おじさんの家のそばを流れている、大きな川の名を取って、お父さんがおつけになったのです。

軍用犬利根


文子さんのうちでは、みんな犬がすきでした。
利根の来るずっと前にも、犬を飼っていたことがあるので、文子さんは、本当によく利根を可愛がりました。
朝夕、からだの毛をすいたり、きれでからだを拭いてやったりしました。
毎日、きまったように、運動をさせてやりました。
食べ物にもよく気をつけて、間食などは、できるだけさせないようにしました。
おかげで、利根は、子犬のよくかかる病氣にもならないで、すくすくと育ちました。

利根はかしこい犬でしたから、文子さんに教えられると、「おあづけ。」でも、「おすわり。」でも、すぐおぼえました。
文子さんは、利根がどこへでもついて来るので、可愛くてたまりませんでしたが、ただ学校へ行く時、何べん追いかへしても、あとからついて来るのには困りました。

文子さんは、おじさんに聞いて、利根に「待て。」を敎えました。
子犬ですから、これは、なかなか聞きませんでしたが、決して叱ったり、叩いたりしないで、少しでもできると、頭をなでてほめてやりました。
のちには、文子さんが学校へ行く時、飛んできても
「すわれ。」「待て。」
と言いますと、行儀よく座って、お見送りをするようになりました。

こうして、その年の秋も過ぎ、冬の初めになりますと、利根は、もう子犬ではありませんでした。
近所の、どの犬よりも大きく見えました。
三年生の文子さんがつれて歩いているのに、向こうから来る人は、大人でも、遠くからよけて通るほど、強そうな犬になりました。

お正月が来るとまもなく、文子さんが願っていたように、利根は、軍隊の軍犬班(はん)へ、入ることになりました。

出發の前の晩、文子さんは、利根にたくさんのごちそうをしてやりました。
自分の育てた犬が、いよいよ軍犬になるのだと思うと、うれしくてたまりませんが、別れるのは、ほんたうにつらいと思いました。

文子さんは、日の丸の小さな旗を作って、利根の首につけ、寒い日の朝、おかあさんといっしょに、停車場まで見送ってやりました。

 *二

それからのち、利根のかかりの兵隊さんから、ときどき、利根の様子を知らせて来ました。
文子さんも、手紙を出しました。
文子さんが、四年生になった秋のころ、兵隊さんから、次のやうな手紙が来ました。

 利根は、たいそうりっぱな軍犬になりました。
 高い障害をわけもなく飛び越えます。
 腹を地につけて、伏せをしたり、川を泳いで渡ったり、
 遠くに隠してある手ぶくろを、すばやく探し当てたりします。
 もう、軍犬のすることは、どの犬にも負けないで、
 りっぱにやりとげます。
 あなたから手紙が来ると、それを、利根に見せてやります。
 利根は、なつかしそうに、においを嗅ぎながら
 目の色を変えて喜びます。
 あなたが、可愛がっていられたのと同じ気持ちで、
 私も、利根を一生懸命で育てています。
 どうぞ、安心してください。

 *三
 
それから半年ほどたって、ちょうど、文子さんが五年生になったころ、利根は、勇ましく北Chinaへ出征しました。
利口な利根は、戰場で、敵のいるところを探しあてたり、夜、ふいに近寄らうとする敵の見張りをしたり、隊と隊との間のお使いをしたり、何をさせてもすばらしい働きをしました。

そのうちに、利根のついている部隊は、何倍という敵を相手に、激しく戦う時が来ました。
味方の第一線は、敵前わずか50メートルというところまでせまって、塹壕の中から、敵を攻撃しましたが、敵は多数で、弾は雨あられのように飛んで来ます。
味方はそのままで、一週間もがんばりつづけましたが、その間、第一線と本部との間をお使いするものは、軍犬利根でありました。

利根は、毎日、五回も六回も、この間を行ったり来たりしました。
首輪の袋に、通信を入れてもらって、
「行け。」
と言われるが早いか、どんなに激しく弾が飛んで来る中でも、勢よく駆け出しました。

のちには、敵が利根の姿を見つけて、弾をあびせかけます。
それでも利根は、弾の下をくぐるやうに抜けて走りつづけました。
係の兵隊さんはもちろん、みんなの兵隊さんが、利根のこうした働きを見て、涙を流すほどでした。

いよいよ、わが軍が、敵の陣地にとつげきする日が来ました。
午前五時、まだ、辺りは薄暗い頃、利根は、最後の通信を首にして、
「行け。」
の命令とともに、走り出しました。
敵の弾が、うなりをたてて飛んで来ます。
利根は、ひた走りに走りました。

本部では、利根の係の兵隊さんが、今にも、利根が来るだろうと思って待っていました。
すると、向こうの、コウリャンのあぜ道の間に、利根の姿が見えました。
「ようし、来い、利根。」
と、兵隊さんは呼びました。

利根は、もう百メートルで、本部というところへさしかかりました。
ちゃうどその時、敵の弾が、ばらばらと飛んで来ました。
利根は、ぱったりとたふれました。

「ようし、来い、利根。ようし、来い、利根。」
と、係の兵隊さんは、気が狂ったように呼びつづけました。

この聲が通じたのか、利根は、むっくりと立ちあがりました。
しかし、もう走る力がありません。
係の兵隊さんは、敵の彈が飛んで来るのも構わず、這うように駈け出して利根のからだを、しっかりと抱きかかえました。
一時間ばかりののち、わが軍は、勇ましく敵に突撃して、とうとう、その陣地を占領しました。

 *四

利根の手柄は、係の兵隊さんから、詳しく文子さんに知らせて来ました。
そうして、おしまいに、

 利根は、足をやられただけですから、
 まもなく、良くなることと思います。
 利根は、そのうち、きっと甲号功章を
 いただくにちがいありません。

と書いてありました。この手紙を見て、文子さんは、
「まあ、利根が。」
と言ったまま、つっぷして、泣いてしまいました。

「利根はえらい。感心なっやつだ。」
と、おとうさんも涙を流しながら、お喜びになりました。

*******

以前にも書いたことですが、私が高校生だった頃、日教組の熱心な活動家であった教師が授業中に、「戦時中の教科書では、犬まで利用して軍国主義をあおっていた」と、実に悔しそうに話していましたから、よほど印象に残ったのでしょう。
そのときの先生の表情や身振り手振りなど、今でも鮮明に覚えていますし、おそらくはクラスの誰もが「酷い話だなあ」と思ったと思います。
いまから、40年以上も昔のことです。

けれど、社会人となってだいぶ経ったとき、たまたま私のいた会社が御茶ノ水にあり、神田の古本屋街が近かったこともあって、よく古書店めぐりをしていて、そのとき、実際のその教科書を手にして、なかのお話を読むことができました。

一読して、このどこが軍国主義をあおる記述なのかと思いました。
それどころか、ものすごく感動しました。
なぜならそこに書かれている物語は、軍国主義どころか、動物を愛する心の物語だったからです。
文子さんと軍犬利根の愛、そしてその利根を引き取った軍用犬係の兵隊さんと利根の愛、そしてその係の軍人さんの、里親として育ててくれた文子さんを気遣うやさしい愛の物語です。

愛という字は、訓読みでは「いとし、おもふ」と読みます。
「いとしく思うこと」が日本人にとっての愛です。
文子さんの利根への思い、係の兵隊さんの利根や文子さんへの思い、大人で軍犬係の兵隊さんは、もちろん仕事で利根の訓練をしているわけです。

里子で育ててくれたのは、小学校3年生の子供です。
けれど、その兵隊さんは、文子さんを子供だからと軽んじてなどいません。
同じく利根を愛する者として、文子さんを自分と対等な人として、丁寧に近況を書き送っています。
ものすごくありがたいことです。

そしてそんな文子さんや係の兵隊さんの愛に、利根も真剣に答えようとしています。
大人も子供も、人も犬も、ここでは対等な愛の連鎖を築いています。
そしてこれを読んだ当時の子供達も、いま、お読みいただいたみなさんも、同じく対等な存在として文子さんのことも、兵隊さんのことも、利根のことも感じていたのではないかと思います。

このような考え方や感じ方は、ウシハク支配と隷属の関係からは生まれません。
日本人にとって、ごくあたりまえのこうした感覚は、日本人がもともと等しく陛下の「おおみたから」であり、人も犬も、すべては「おおみたから」として対等であるという、シラス統治から生まれています。

さらにいえば、この物語のどこにも、軍国主義をあおるような記述などありません。
むしろ戦地に関しては、敵弾が飛んで来るたいへん危険でおそろしい場所として描かれています。
このどこをどう捉えたら「犬まで利用して軍国主義をあおった教科書」になるのか、不思議です。
不思議ですが、プロパガンタに洗脳されて物事を斜めにしか見れなくなると、このようなおかしな思考に陥ったりします。

私は右翼とか保守とかに区分されているようですが、自分では、右翼とも保守とも思っていません。
普通の日本人として、日本を築いてくださった祖霊に感謝し、先輩たちを尊敬し、そこから多くを学ばせていただきながら、そこにある「大切なもの」を守り、語り、次の世に伝えていきたいと思っているだけです。

いちばんイケナイのが、イタズラに対立を煽ること。
次にイケナイのが、まるでいまの時代に生きている我々が、あたかも進んでいるかのように高慢になることだと思っています。
偏らず、感謝して謙虚に学ぶ。
そこに感動があるし、感動の中に使命感や志が生まれるのだろうと思います。

もっと言いますと、この利根の物語が載っているのは、国民学校の小学4年生の國語教科書です。
戦前に「尋常小学校」と呼ばれた小学校は、昭和16年から「国民学校」と名前が変わりました。
だから「戦争のために戦時意識高揚のために変えた」と戦後左翼から攻撃されました。
その攻撃はGHQが火付け役になってもいました。

けれど、実際に国民学校の教科書を見ると、全然軍国主義教育、国粋主義教育になっていないのです。
このことは、また日をあらためて別な稿に書きますが、むしろその教科書から伺えることは、「いま、大人たちは間違って戦争をしてしまったけれど、君たち少年少女が大人になったとき、決してそうした「戦争」という手段を用いることなく国を護れる、そういうことができる大人に育ってもらいたい」という、明確なメッセージが、そこここに埋め込まれているのです。

なんと、国をあげた戦いの最中に、日本は「戦争をしない国つくり」のための教育を子供達にしていたのです。
涙が出ます。

大東亜戦争では、多くの人々が亡くなりました。
けれど同時に、軍馬も20万頭、軍犬も1万頭以上が戦地で活躍し、命を失いました。
いま靖国神社に行きますと、遊就館の前の広場に「戦没軍馬慰霊」「鳩魂塔」「軍犬慰霊像」があります。
これらは、戦地で命を失った馬や犬や鳩の御霊を慰めるために建てられたものです。

先の大戦で、多くの動物たちの命が犠牲になりました。
けれど軍人墓地などの施設で、軍馬や軍用犬などへの感謝の思いを慰霊碑にまでしている国というのは、そう多くはないと思います。
そして現代日本においても、阪神淡路大震災や、東日本大震災のあと、お亡くなりになられた方々への慰霊祭はありますけれど、同時に命を失った牛や豚、馬や犬猫、鳩などへの慰霊祭は、あまり聞きません。
そういう点、現代の日本人は、なにか大切なものを、見失っているのではないかと思います。

愛知県の三ケ根山の慰霊碑の中にも、こうした愛馬や軍用犬の慰霊碑があります。
管理人の伊藤さんから伺った話ですが、戦争が終わり、武装解除して、全員が内地に帰還するということになったとき、Chinaの軍部は、軍馬や軍用犬は、すべて置いて行け、と高圧的に命令したそうです。

置いて行けば、馬や犬たちがどうなるのか。
これは、あえて聞くまでもないことです。
何でも食べるChineseたちのことです。
彼らは、ものの一ヶ月としないうちに、みんな殺して食べてしまうことでしょう。

いよいよお別れというとき、馬や犬たちが、日本の兵隊さんのところにやってきて、袖口を咥(くわ)えて放さなかったそうです。
そしてあの可愛がっていた馬や犬たちが、目にいっぱい涙を浮かべていたと伺いました。

馬でも犬でも、ほんとうに悲しいときは、人間と同じように涙を流すといいます。
「それって、ほんとうのことだったんですね」
実際に、戦地で、そのお別れを体験した軍馬、軍犬の係だったかつての兵隊さんたちが、伊藤さんに、そのように語られたそうです。

靖国の軍馬、軍犬、軍鳩の慰霊碑をみると、その犬や馬が、とても立派で凛々しい姿です。
像をじっと見ていると、なにやら、馬や犬たちが、「私たちのこと、忘れないでね」と語りかけて来るような気がします。
私たちが決して忘れてはならない歴史が、ここにもあります。

どうかみなさんも、靖国神社や三ケ根山、あるいは護国神社に行き、そこで戦没軍馬や、軍犬の慰霊像をみかけたら、是非、手を合わせ、それが夏の暑い日なら、水をあげてやっていただきたいと思います。


※このお話は2013年4月の記事をリニューアルしたものです。

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大日本帝国と軍馬、軍犬、動物たち




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コメント

なお

No title
感動と尊敬をいたしました。動物にも使命がある、尊重は人の幸せでもあると思っています。毎回多くのお話を本当にありがとうございます。応援しています。

ひなちかずち

子供に読んで
ねずさん、いつも感動的なお話ありがとうございます。
こちらのブログのお話を(軍人さんの)私は何度か子供たちに読んで聞かせていますが小学4年の上の子には伝わるようで質問を受けたりします。只いつも読みながら私が泣いてしまうので下の小2の子供はびっくりしてます。このお話も読んで聞かせてやります。また泣いてしまうでしょう!

-

いつも楽しみに拝見させていただいております。
人だけでなく日本に住まうすべての命が宝である、まさに八百万の神の国だと思いました。
日本ほど動物や家畜、農作物に至るまで愛情をかける国はないでしょう。
利根のお話を拝見してふと思いました。
私は所謂ゆとり世代の走りです。
土曜日も学校があったのが、週二になり、そして完全に休みになったのをすべての経験しています。
私は学校がとても好きだったので、土曜日が休みになるのは寂しかったのを覚えています。
ちょうど心の歪みが取り沙汰され、オウムや酒鬼薔薇事件が世間を騒がせた頃です。
何故この様な残忍な事件を起こす人間が表れたのか考えなければならないのに、子どもを無責任に放り出す事を選んだのか大人になってから不思議に思いました。
土日が休みでない親はたくさんいるのだから、逆効果ではないのかと。
詰め込み教育が原因、と言って勉強(授業)を取り上げ、道徳や倫理を教える事すら蔑ろにする事は誰が見てもおかしな話です。
本気で子どもと向き合おうとするならば、土曜日はそれこそ半日かけて心を豊かにする授業をすれば良かったのに。
日本にはその為の素晴らしい教材(人、歴史、文化等)はたくさんあるのですから。
そして思ったのが、完全週休二日は日本人の美徳である思いやりや勤勉さ、それらを失くす事が目的だったのかもしれないと。
資源の無い日本にとって、人間以上に価値のある資源と競争力はないでしょう。
世界に誇るべき勤勉さ、細やかさ、正確さ、思慮深さ、等々を子ども達から奪ってしまおう、なんて言うのは考え過ぎでしょうか?
国の未来を左右するのは子どもです。
その為にも日本人としての誇りや尊厳を正しく教える環境を作りたいと思います。

大和守祥易

No title
 私の住まいから少し山地に入った、静かな集落の神社の入口に、出征した「軍馬」の慰霊碑があるのを思い出しました。石碑を建てた飼い主、いや、ご家族の気持ちを思うと、そうだよなー、としみじみ思います。
 今度近くを通ったら、よく観察してみます。

-

利根の立派さ
毎日の更新ありがとうございます。
本日の軍犬利根のお話も目頭が熱くなりました。
利根の働きには文子さんがちゃんと育てられたからだと思います。
そこにも、文子さんと利根が対等の関係であることが想像できます。

でも、このお話を小学生ないし中学生の時の授業で聞かされれば、きっと「これは軍国主義を煽るものだ」と教えられたと思います。

先日からテレビでは、百田氏や自民党の議員の勉強会での発言を「報道への圧力」といって取り上げており、出演している知識人・文化人はこぞって「表現の自由を阻害するものだ!」と言っているみたいですが、内容を聞いてみると、すべて「お前が言うな」となってしまいます。
「安保法案について、国民の半数が理解出来ていない」とあるジャーナリストはいっておりましたが、理解させないような報道しかしていないでしょう。そういうなら、国民が理解できるような報道をするべきではないでしょうか。それを意図的にしないで「理解できていない」と言うのはおかしな話だと思います。

ですが、発言をした自民党の議員の方々も迂闊だったと思うのです。確かに、仰ることは分かりますし、私もそう思っています。ですが、あの手の報道機関は隙あらばトコトン攻撃してきます。過去に何度もポロッとこぼした言葉を暴言だの差別発言だのと報じられて対応に追われたことか。
同じことを繰り返す議員方にも憤りを感じています。

日本を立て直すには官も民も一致団結して協力しあわなければ為し得ません。
それなのに、官も民も皆で政府や総理の足を引っ張って何になるのでしょう。
それで誰が得をするのでしょうか。誰が笑うのでしょうか。

と、感情的になる自分自身もまだまだだな、と思います(苦笑)

ポッポ

No title
利根は、可愛かったのでしょうね。犬は手を掛けてかわいがってやれば、それに答えてくれます。
また、軍犬利根については、旧軍隊が軍犬と担当員をどのように配置していたのか分からないのですが、任務を全うした素晴らしさがにじみ出るようです。負傷して、それが元気に回復し良かったと思ったのですけれど、最終的に帰国できなかった。その理由が、食料にされたのでは余りにもむごいと思いました。



作家の百田直樹氏が6月28日に、自民党勉強会で講演後の質問の際にオフレコで「沖縄の二つの新聞はつぶさないといけない」と発言したことが、国会で問題になっています。
問題の理由は、沖縄の新聞2紙に対して潰さないといけないと言ったことか、報道の自由を侵害したことか、私は頭が悪いのでしょう。もう一つ理解が出来ません。

講演と質問場所は同じ場所で、閉ざされた会議室です。その中での、冗談に近い言葉を捉えて、糾弾するのはいかがなものでしょうか? 百田氏は私人で、これに同席していた自民党の議員は公人です。

公人は場所柄関係なく、一切の冗談を言ってはならないと言うことでしょうか、発言は全て記録を取って、あらゆる対象から非難されるようそのないように話せと言うことでしょうか? 

それなら、民主党政権下で閣議は記録を取っていません。その理由は、記録を取ると自由な発言を妨げる、というものだったと記憶しています。記録がないから非難されないと言うのは、国民に対して極めて無責任な行為です。文書管理者は枝野議員だったと思いますが、その中でどのような内容の話をされていたのか、改めて確認したいものです。念のため、民主党ではなかった自民党の政権ならば、記録は全部取っているはずです。もし取っていなかったならば、民主党は全力で避難していると思います。

当時の菅首相は、東京電力を解体するようなことを、メディアの前で言っていましたし、福島原発で頑張っておられる方々に逃げるなと言うようなことを言って侮辱していました。あれは、許される発言だったのでしょうか。これは対象を東京電力としており、マスコミではありません。しかし、マスコミだけが悪口の対象とならないのも、おかしいと思うのです。
余分ですが、福島発電所所長の吉田昌郎氏が記録として発言したことを、歪曲して報道したマスコミもあったのです。

誰もが、言いたいことを言えるのが民主主義の世の中であると思います。
ただ、余りにも行き過ぎた場合を抑制しているのが、侮辱、誣告罪等の法律だと思うのです。

まして、私人が閉ざされた会議室で言ったことを抗議するような行為は、表現の自由を阻害するものだと思います。これも、ヘイトスピーチとして規制が、必要だと考えているのでしょうか。

鯨肉を食うなとかよく言われますが、日本人て身近で育てたり飼っている動植物には特別な愛着と愛情を注ぎますね。
養豚農家や肉牛農家は直接手を下すことができないのでは?見送って出荷するまで。何年か前、ブタウイルスで処分しなきゃならないとき、養豚農家のお母さんが「せめて赤ちゃんたちをお母さんのそばで埋めてあげて」とお願いしていました。内心売るために…とは思いましたが、いや、違う、違うんだと思いました。何が牛豚は人に食べられるためにある、ですかね?鯨肉非難をしている外国人は。水面下の生き物や野生のものはそこまでいかないから頂いた。それでも少し前、イナバウアー平目が話題になりましたけれど、店主は「もうこの子は食えねえ」と言ってました。
もちろん、イザベラバードの旅行記の鶏を買い戻す人の話も。
人間、情が移ると殺生はなかなかできないものです。どうしてもというときはなるべく一度で仕留める。もちろん命を無駄にしない。スポーツフィッシングなんてもっての他です。
猫犬好きより。

大阪市民

更新ありがとうございます。
尋常小学校の教科書は絵柄も文章も心が籠っていて素晴らしいですね。当時教科書作成に当たられた方々の子供逹が心の優しい立派な日本人になって貰いたいとの愛を感じます。
せめて、道徳の時間に尋常小学校の教科書を読みか聞かせて貰いたいと想います。

それにしても、軍用犬の利根の働きには頭下リがります。和歌山のたま駅長も人を喜ばせる為に一生懸命働いてくれました。人間を支えてくれる動物逹には感謝しかありません。

鬼子

No title
感動しました。

確かにシナ人チョウセン人は今でも犬を食いますがね。この前リッパート大使が刺されたときにお見舞いで犬肉持ってきたときはアメリカが激怒してましたね。アメリカでは今でもデモが起きるほどです。「カンコクジンは犬肉食うな!」って。

余談、なんで大使が刺されたかっていうと、ネット情報によると南北統一朝食会に参加してたからなんですね。さんざん「南北統一はカンコク主導で行うから金をくれニダ!」ってやった後に、「やっぱり無理ニダ!北朝鮮ファッキュー!」って挑発しまくって、アメリカ等が激怒。
「は!?なんか怒ってるニダ!」って火病って、「そうだ、大使を北朝鮮がやったかのように襲ってしまえばいいニダ!」ってなって、日本人を襲ったテロリスト使ってリッパートを襲わせたそうです。切られたリッパートは歩いて病院にいかせて、無傷のテロリストは英雄扱いで笑顔で車椅子で退場。(証拠写真あり)トドメが犬肉贈呈。冗談抜きのでキチガイ民族です。

この結果、アメリカは朝鮮統一は「南ベトナム方式」でやらせようとなったそうです。第二次朝鮮戦争ですかね。まもなく在韓米軍撤退。ピョンドン島事件でカンコク軍の兵器はほとんど役立たずと判明。今回は(も?)戦争というよりただの北朝鮮の一方的な蹂躙になりそうです。
 前と違うのは、今回は日本も米国も一切助けないし漂流難民も許さない体制であることです。数年以内に韓国は北朝鮮並みの経済力になると言われており、有事の際には日本では戦争当事国のチョウセン人の隔離と強制送還が行われます。
 そして世界経済が衰退する中、国に仇名す勢力がいなくなった日本は爆上げ状態となり、弾けることのないバブル経済が始まることになると思います。

junn

No title
あと10日あまりとなった。

一度電子通報画面をあけて直前チェックをしておこう。



入国管理局―情報受付
http://www.immi-moj.go.jp/zyouhou/

同入力画面
https://www.immi-moj.go.jp/immimail/datainput.php


**********************************************************

Q....通名でも本名ででもOK?

A....どちらか一つでもOKです。

両方わかっている場合は通名(本名)のスタイルで。

Q....住所がわからないのだが...。

A....通報リストに直接住所や電話番号は

記載できない。

住所、氏名、電話番号、勤務先や、その他個人情報のアップは待ってました
とばかりにプライバシー侵害として告訴されかねない。

うかつに通報入力がそれだけで完成してしまう氏名、所属の会社、
組織、住所の情報は一緒に記載できないのである。

 追加リストとしてあげた医療関係通報事案は別ブログで記載したものの
コピペであり、記載もリストとは別ブログにしてあるのはそういう意味での用心である。

 リストに住所を記載してほしいという要望は

調べてみるとほとんどが在日の仕掛けである。

また一件に統一した組織名や個人名の記載はファイリングしたときに
1カウントとなるだけでなく、害はあってもプラスになることは
一つもないから匿名が一番である。

 各サイトの*でみられるように、通報リストの準備作業というのは、
このリストに記載されてない必須の項目である住所を加えるということである。

大変な作業だが、そういう事情であるから、

よろしくお願いしたい。

 ただし、集団通報は組織や会社が対象であるから、
支社とか支部とか特定できないことが多い。

よってここはアバウトで結構である。通報を受ける側も、受けた情報を、
日本各地にある入管に振り分けるだけの話だから、

朝日新聞(東京都中央区築地....)というような場合は、

入力欄2カ所に「東京」「中央区」とすれば事足りる。


ちなみに対象人数は

男31人以上女31人以上でいいだろう。

要するに複数いるよという意思表示である。



集団通報の場合は、少なくとも組織か会社であるし、

表向き?不法滞在チェックだから2人も100人も

複数であれば一緒である。
http://takarin7.seesaa.net/article/421460889.html
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年1月生まれ
国司啓蒙家
静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。
ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。
他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年 真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり。

《著書》 日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、『庶民の日本史』、『金融経済の裏側』、『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』その他執筆多数。

《動画》 「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

講演のご依頼について

最低3週間程度の余裕をもって、以下のアドレスからメールでお申し込みください。
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