手抜き工事



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20151018 手抜き工事


旭化成建材の手抜き工事の問題がクローズアップされています。
このような問題が発生する度に思うのは、
「価格競争では品質は維持できない」ということです。
ということは、これからもっともっとこうした事件は起こり得るし、現在建てられている多くの建物にも、実は表面化していないだけで、同じ問題が起きている可能性が高いということです。

実際、多くの民間マンション・ビルなどにおいては、コンクリートの中に発泡スチロールや、廃材がなどがたくさん紛れ込んでいたりもします。
ほとんどのビルでは、コンクリートの上から外壁材が塗られているために問題が表面化しませんが、外壁がレンガなどに似せた外壁材を貼り付けているようなビルの場合、地震や経年劣化でその壁が剥がれ落ち、内側から発泡スチロールや、ゴミなどが大量にまじったコンクリートが露出することが度々あります。
そういえば木造住宅の外壁が地震で剥がれ落ちたら、外壁の内側に貼る防湿用のシートの代わりに、段ボールが貼ってあったなどという話も聞きました。

いまでは、建設に「安さ」ばかりが追求されているのです。
工事の材料原価さえも下回るような価格で落札したとなれば、どこかで手抜き工事をして原価を浮かさなければ、会社が持たないというのも事実なわけで、これらの事件は、なんのことはない、「起きるべくして起きている事件」ということができます。

「いやいや、そんなことはない。手抜き工事には厳罰をもって臨むべきだ」という方もおいでになります。
メディアに登場する評論家や学者の先生は、みなさん、そうおっしゃいます。
私は違うと思います。
なぜなら、厳罰主義は、「見つからなければ良い」からです。
また、たとえ見つかっても、「そのときいなければ良い」となってしまうのです。


やまと新聞 小名木善行の「百人一首」 第33番歌 紀友則
ひさかたの光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ

実例があります。
パラオに架けられた橋です。
韓国が日本の半値で受注し、完成した橋には「安全第一」と大書され、その上には常時韓国の国旗がひるがえりました。
ところが橋は1977年の開通当初から車が通るとグラグラと揺れ、20年もしないうちに全体が1.2Mも陥没してしまいました。
各国の会社により補修、補強工事が何度も行われ、さらに1990年には、パラオ政府が230万ドルもかけて、大規模な補強工事を施しました。
ところが1996年、轟音とともにこの橋は中央部から真っ二つに折れて崩落してしまったのです。

旧KBブリッジの崩落前(左)と後(右)
旧KBブリッジ


パラオは工事を請け負った韓国の建設会社SOCIO社に、橋の保障を求めようとしました。
けれど、その会社はすでになくなっていました。
結局、日本がODAでこの崩落した橋を撤去し、新たに橋を架け替えました。

この事件についてですが、仮に韓国のSOCIO社が、その時点で存在していたとしても、おそらくは、その後の各国およびパラオ政府による「補強工事が原因で橋が崩落したのだ」と、韓国企業は強弁し、法廷闘争に持込み、何十年もかけて争った上、結局は事件をウヤムヤにしてしまったのではないかと思います。
まるで昨今の日本をみているかのようです。

価格競争に走れば、そうなるのです。
要するに、厳罰主義をもってしても、あるいは請負契約書でどのようなペナルティを課したとしても、安ければ良いとするなら、結果は同じ、手抜き工事は後を絶たないということです。

もちろん、何よりも安いことが求められる建築物もあります。
民間工事では、そういった需要もあることでしょう。

けれど国家インフラとなる公共工事が、それでは困ります。
橋や高架道路、鉄道、堤防、万一の際の避難所や司令塔になるべき公共施設等々、それらは、国民の暮らしの基礎となる基礎インフラです。

だから昔は公共工事には、指名入札制度が行われていました。
これは、あらかじめ役所が積算して工事価格を決めます。
工事原価に2割の利益を乗せます。
そして、工事の規模に応じて、A〜Cにランク分けされ、指名された建設業者(土木業者)が、これを入札しました。

その入札の際に行われたのが談合です。
話し合って工事を回しました。
このとき、手抜き工事をするような業者は、ランクからも指名からも、談合からも排除されました。

あたりまえのことです。
公共工事は確実に2割の利益があったのです。
ですから、競争は価格ではなく、工事の品質で競われたのです。

学校の校舎のような大きな建築物には、大きな柱が建っていますが、ぜひ今度、近くにそうした建物があれば、その校舎の角から、向こう側の端を覗いてみてください。
1980年以前の建築物なら、建物の太い柱がまっすぐに並んでいることがわかります。
工事の品質で競われたからです。

けれど、最近のマンション建築などを同じように角から眺めてみると、柱が凸凹に並んでいます。
明らかに工事の品質が、落ちているのです。

要するに自然災害の多い日本では、確実な利益保障をする代り、何よりも工事の品質が各事業者の競争要件になっていたのです。
もし万一、手抜き工事が発覚しようものなら、その業者は二度と公共工事の受注はできません。
要するに公共工事市場から排除されたのです。

ですから公共工事を受注している業者というのは、それだけで社会的信用がありました。
なぜなら、指名参加業者であるということは、ちゃんとした立派な工事をする事業者であるということの裏返しでもあったのです。

ニューヨークに行って、摩天楼の建築物を見ると、一面に貼られた高層ビルのガラスが、あっちむいたり、こっちむいたりしています。
ですから景色が、ちゃんと映りません。
ところが、かつては、日本のビル街に行きますと、ビルに貼られたたくさんのガラスが、まるで一枚ガラスであるかのように、きちんと貼られていました。
もっとも最近の新しいビルでは、ニューヨークと同様、ガラスがあっち向いたりこっち向いたりしているビルが目立つようになってきましたが。

考えてみてください。
たとえば堤防工事に手抜きがあれば、その堤防は万一の大雨のときには決壊します。
決壊すれば、あたり一面にたいへんな被害をもたらします。
先般の鬼怒川がまさにそうでした。

だから国家の基礎インフラとなる公共工事では、絶対に手抜きは許されないのです。
同様に高架道路や橋梁が崩落したり、あるいはトンネルやダムが崩壊したら、そのときにどのような被害がもたらされるか。考えただけでもおそろしいことです。

だからこそ、基礎インフラを行なう土木建設事業者は「価格競争」であってはならない。
競争はどこまでも、工事の「品質競争」でなければならないのです。
これが、自然災害の多い日本という国で、古い昔から工夫された、工事の品質と、万一の際の人夫を確保するための伝統的手法だったのです。

神社や仏閣にある五重塔などの建造物をみてください。
塔なんていうのは、地震の際にいちばん倒壊しやすい建物です。
けれど何百年もずっと建っています。
工事の品質が高いのです。

さらにいえば、公共工事は利益保障があるがゆえに、工事業者は常に余剰人員を抱えることができました。
普段はそれは余剰人員です。
けれど、万一の土砂災害や、水害などの自然災害が起きたとき、それは余剰人員ではなく、必要人員となりました。

もうひとつ書きます。
江戸時代、お大名さんたちが借金まみれになっていたということは、みなさんよくご存知のことと思います。
江戸時代は米経済です。
諸藩は、米で税を取り、米で侍たちの給料を払っていました。
それでいながら、なぜ「お金」では借金まみれになったのかというと、まさにこの公共工事と災害復興のためというのが、最大の支出でした。

当時の世にあって、大名というのは、私有地、私有民の領主ではありません。
どこまでも、天子様の土地、民衆を征夷大将軍である将軍が預かり、その将軍から、それぞれの地域の差配を委ねられているのが大名家というのがその根底です。

簡単にいえば、土地も民衆も天子様のものです。
それを預かっているのが、お大名です。

ですから天子様の土地と民に、なんらかの自然災害等によって、たとえば堤防が決壊して大水が出た、川が増水して橋が流された、異常気象によって作物が減収となった等々の事態が起きたとき、これに対処して、領民たちの暮らしを守るのが大名の仕事でした。
ですから、冷夏などでお米の税収が極端に減り、地震がきて多くの建物が崩壊した、あるいは大火によって多くの領民が焼け出された等々の問題が起きると、その災害復興費用は、すべてお大名の負担となりました。

これらの支払いは、お米ではなく、現金です。
しかも莫大な費用がかかります。
「普段なら災害復興の日当は1万円でござるが、当藩は財政難ゆえ日当は5千円にいたす」とは言わなかったのです。
むしろ、普段の日当が1万円なら、災害派遣は2割増しの1万2千円、しかも賄い付き(食事、宿所つき)というのが、普通でした。

なぜなら2割増しで日当が支給される分、そこに活力が生まれます。
酒を呑んだり、芸者さんをあげて大騒ぎしたり、故郷に送金したり、たまっていた倅の寺子屋代を払ったり。
そうやって経済が活性化することで、災害復興が一段と早まっったのです。

そのかわり、これを行なう大名家の財政は赤字になりました。
しかし、たとえ赤字になってでも、民の生活を再優先する。
そのために領民を預かっているのが、大名家なのだと考えられていたのです。

いま、一級河川と呼ばれる川には、全国どこにでも、巨大な堤防が築かれています。
そしてその堤防は、ほぼ、江戸時代に諸藩によって築かれた堤防です。
もし現代日本で、同じような巨大堤防を築こうとしたらどうなるでしょうか。
地権者との用地買収、反対運動、サヨクのデモ・・・・
工賃はうなぎのぼりとなり、しかも指名入札制度を失った日本では、工事は安ければよいという手抜き工事。
完成した堤防は、普段はみごとな景観を誇るかもしれませんが、大水が出たら決壊します。

それで良いのでしょうか。

下に、動画をひとつ貼りました。
おかしな工事の動画です。
Facebookでこの動画をご紹介しました際に、友人がおもしろいコメントをくださいました。
以下に転載します。

*******
シールズは、戦争でさえ話し合いで止めると、鼻息申しておりましたのに、工事の請け負いを誰が取るかを「話し合い」で決めると、談合と非難される。
談合は話し合いで決める素晴らしいシステムでもある。

公平・公正な競争入札は反面、仕事が欲しければ死ぬまで走り続けよという、有り難いシステムであり、技能者から仕事に対する誇りを喜びを奪い取る過酷なシステムだと言わざるを得ません。
*******

談合が廃止され、犯罪とされたのは、米国の要求によるものです。
品質が良いけれど価格が高い日本の工事業者に対し、米国の大手ゼネコンが安い工事を日本に持ち込むために、最大の障害となっている談合の排除が求められ、これを日本政府がまるごと受けました。

けれどよくよく考えて見れば、むしろ談合の制度の良さを日本が米国に教え、輸出すべきだったのです。
いま米国は、巨大地震や巨大竜巻、あるいは巨大豪雨などの大型の自然災害に常に襲われ、しかも完全なデフレ経済下にあります。
もし、日本が外圧に屈して談合制度を廃止せず、むしろ米国と対等な友人として、日本に古くから伝わる指名入札と談合の制度を米国に教えてあげていたら、果たしていまの米国はどうなっていたでしょうか。

米国は巨大な国です。
建設需要、土木需要も豊富です。
しかも国家の基礎インフラは、まだまだ発展途上です。
その米国で、確実な利益保障のある日本式の指名入札制度と談合が30年前に行われるようになっていたら。
おそらくいまの米国の不況は起きていないし、失業率も下がっていたし、大規模自然災害時の被害者数も激減していたのではないでしょうか。

日本は外圧に、いともやすやすと屈しました。
日本の政治家や官僚たちは、日本の民族の歴史や文化への誇りを失っていたし、政府の相談を受けた民間の大手事業者の委員会等への出席者たちも、その多くはいわゆる戦後エリートさんで、日本への誇りを失くしていました。
そして多くの日本人が、日本が長い歴史の中で蓄積された様々な手法や技法を、ただ「空気のようにあたりまえのもの」と思っていて、それがなぜ行われているのか、どういう効果を私達の生活にもたらしているのかを、まるで考えようとしていませんでした。

だから、「価格が安くなる」という点だけに国内は反応したし、大手ゼネコン等の反応も、競争相手が増えるという程度の認識しかありませんでした。
こうして談合は廃止となりました。

けれど、もしそのときに、日本が米国に、談合制度の持つ機能と役割をしっかりと説明していたら、もしかすると米国は、日本の建設市場への参入という小さなマーケットへの新規参入のための参入障壁を取り払ったという小さな成果ではなく、むしろ米国が利益保障型の品質競争社会を実現することによって、米国の建設事業者は、米国の国内需要の中で、急成長していくことができたのではないかと思うのです。

談合が廃止されたのは、いまからおよそ30年前です。
そして30年という歳月は、その後に行われた数々の価格競争による手抜き工事を一般化していきました。
いま日本は、災害に強い国どころか、災害に対処さえできない国になっています。
これは恐ろしいことです。

江戸や明治の昔についていえば、現実論として「災害に強い街つくり」は不可能なことでした。
だから当時は、「災害に迅速に対処復興できる街づくり」が基本でした。
戦後、鉄筋コンクリートの建造物が開発されることにより、現実に災害に強い街づくりが可能な環境が整ってきました。
ところが日本は、そこで品質競争から価格競争へという、バカな政治的転換をしてしまったのです。

おかげでいまの日本は、そもそも建造物が災害に弱いだけでなく、耐用年数経過による経年劣化で災害にいたらずとも自然崩壊しかねない建造物を抱え、しかも万一の災害発生時の対処や復興は「困ったときの自衛隊頼み」以外にすべをもたない国になっています。

しかもその状況下で、いまだにカネをもらって「自衛隊反対」を歌う馬鹿者たちがそこいらじゅうにいるという体たらくです。

文化を失い、誇りを失うということの情けなさを、目の当たりにする思いです。


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コメント

ナス

先の水害は太陽光パネルの設置で堤防削ったからという説もあるようですね。
事故にかこつけて太陽光ビジネスしてる奴等は恥を知れ

河童工房 草野

現場作業員から
>多くの民間マンション・ビルなどにおいては、コンクリートの中に発泡スチロールや、廃材がなどがたくさん紛れ込んでいたりもします。
現場の作業員からいうと発泡スチロールを使う工法もある。
全部コンクリだと騒音発生する場所 例えば、有料道路の料金所などでは半分以上発泡スチロールです。空洞にできないから厚み1mくらいの発泡スチロールを使い 騒音防止兼充填剤として利用する。
廃材というよりも埋め殺しといい、仮枠を解体脱型できない部分は
ばらさずに埋めてしまうことはよくある。多くの廃材がいつショに出てくるというのはこういう工法を採ったところが多いですよ。
因みに量にもよりますが強度には問題はないのです

-

No title
談合が悪いことだと思わされていましたので、、目から鱗です。
とても勉強になりました。ありがとうございます。
私自身家を建てることになった時に、当時一番高かった会社にお願いしました。
終の住処になるのにケチってはいけないとの思いでした。
手抜き建築の報道で安かろう悪かろうはいけないとの認識もありました。
公共の施設は収容人員も多いので被害を受ければ相当の被害者を生み出す筈です。
インフラは絶対手を抜いてはいけないものだと思います。
特に我が国のように災害の多い国では。
使わなくて良い所でお金を使って、使うべき所で出し惜しむのでは何処かの国のようです。彼の国は自然災害が我が国とは違って少ないようですのでそれでも良いのでしょうが、最近は手を抜き過ぎているのか、人災が多発しているようでさもありなんです。

ARISU

まさしくその通りです
大手ゼネコンから中小ゼネコン社員として35年働いてきておりますが
おっしゃる通りです。

談合には良い部分と悪い部分がありますが似非有識者たちは何も解っておらず談合は悪いの一言で括ってしまっています。

また、叩き合いで受注したし仕事の半分以上はどこかに必ず手抜きがあるといっても過言ではありません。

ばれなければ良し、この程度なら大丈夫が普通です。

企業とは利益産業でもありますので当たり前のことでしょうね!

くすのきのこ

No title
こんにちは。天災国では油断大敵ですね。
監視対象からはずした蔵王が噴火し、太陽光パネル設置の為に堤を一部低く
した鬼怒川の洪水悪化。ミンスの油断した所を突いてくるような天災。そう
いえば地震でわやくちゃになった所に津波で爆発した原発も・・これは国民
の油断。関係者の一部からの強度に関する問題提起もあったというのに・・。
特に戦後、占領政策によりヒダリだミギだと押し付けられた、あるいはレッ
テル貼りされた政治風な諍いの実の無さに、本当に知るべき事にまで目を瞑
り惰眠・・そんな呑気な物質的豊かな時期もあったな~wwという・・それ
はもう・・どっぷりと。かといって、天災という名のカミによるしごきが無
いわけもなく、台風被害とか地震とか火山噴火とか津波とかとか。その間も
アメリカも旧ソもその他の国も派兵を続けていたわけで、アジア、中東、ア
フリカ、東欧、中南米などで火の粉があがっていたと。天災よりも人災の方
が被害者数は多いですね。チャイナなどは大躍進政策による人民餓死者2千~
5千万人と。戦争よりタチが悪い。
本当に油断大敵です。カジノを作る計画があるらしいが、チャイナ人のマネー
ロンダリングに使われているそうですよ、チャイナ系の増えたカナダでは。
天災に加え人災はお断りしたいですね。アメリカとチャイナは例によってプ
ロレスを南沙諸島海域で始めるようですが、麻薬関係で数世紀にわたる関係
をアメ国際金融屋とチャイナは結んでいるのでマジにもならないでしょう。
日本は巻き込まれないようにしないとね。油断大敵。ハントウのキタとミナ
ミのように拡声器でイヤガラセを叫び、風船でプロパガンダ文章を飛ばすと
いうような、ふざけたプロレス位がいい・・そんな視点を持てる余裕が欲し
いですね。


加治井元二郎

レモン市場
経済学では、「レモン市場」において取り引きされるものは粗悪な財やサービスばかりになるとされます。これを防止する方法としては、売り手にとって信用やブランドが重要な状況(選好において実績が重視される)にすることだとされます。指名入札や随意契約がこれに当たります。

物申すTV

No title
日本で建設業に係わる人とその家族は、人口の4割にも及ぶそうで。
その人達を路頭に迷わせない為、
お互い仕事を切らさない為、
建設業に生きる人達皆が生活して行ける様にと“談合”【話し合い】をした。

外圧に屈したとはいえ、メディアにより悪い事扱い。
当然、建設業に携わって無い人間達だから言いたい放題。
自分らの言い分がさも真っ当だと全国放送。
真に受けた人達が嫌悪感を示す。
これを洗脳と言わず何と言いましょうか。

あと不思議団体、しーるず。
暇だな、ホント。
私が同年の頃は実家から叩き出されて一人暮らしして早朝アルバイトでなんとか家賃光熱費払って、
残った金じゃ飯も食えずコーラばっか飲んで、食うのに一生懸命で政治の事なんざまったく関心持て無かったですよ。

昨今の学生は豊かですなぁ、
平日の真昼間に都心に集まって声張り上げて。
他にやる事無いのかしら?

そしてそれを【大々的に取り上げる日本の報道】可笑しい。
各TV局で談合
『その日の特番はうちで反日流すから、ニュース番組では構わず皆さんやってください!』とかやってそうだw



にっぽんじん

透明な談合
かって化学工場の現場工事に関わっていました。工事の発注は数社の指名競争見積もりとしていましたが、各社の体力をこちらで見積もり、体力を割って受注することがないように配慮していたことを思いだします。

その後、指名業者制を止め、競争見積もりだけで安い業者に請け負わせるようになってから、工事品質が悪くなり、結果的に建設後の修理で高くついたこともありました。赤字工事をさせればそのつけが必ず出ます。

私は「透明な談合」が手抜き工事を少なくすると今でも考えています。

junn

No title
http://www7b.biglobe.ne.jp/~choreki/mojizukan3.htm神代文字図鑑Part3

 


http://www.bllackz.com/?m=c&c=20150205T1921270900共生という美しい言葉の裏側に隠された危険なワナとは何か

愛信

安保法成立1カ月乏しい説明 首相「経済優先」シフト
安保法成立1カ月乏しい説明 首相「経済優先」シフト
http://news.goo.ne.jp/topstories/politics/80/dfdeff9f180c6b58eaf9638575809a8a.html

国を代表する総理大臣が有権者である国民
を騙している。 憲法の規定を犯して強行採
決した違法の法案に付いて丁寧に法案を説明
していくと言明している。
 嘘話を繰り返す詐欺師と同じ手口を弄して、
その内に国民が忘れるとでも思っているのだ
ろう。 これでは到底国民の負託を受けて国
会議員を務める資質がないのである。

詳細は
【経済・政治の掲示板】最新版
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj.cgi
【経済・政治の掲示板】最新版タイトル一覧はこちらをクリックして下さい。

えっちゃん

No title
今日もありがとうございます。

旭化成建材の手抜き工事の問題は問題が表面化した良い傾向ではないかと思います。

ねずさんが「競争は価格ではなく、工事の品質で競われた」と言われますような世の中にもどる前兆かと。

1400年続く金剛組。その金剛組専属の宮大工で構成される「匠会」は健在。

日本はどんどんよくなっていくと思います。膿を出してから・・・。

junn

No title
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年1月生まれ
国司啓蒙家
静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。
ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。
他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年 真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり。

《著書》 日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、『庶民の日本史』、『金融経済の裏側』、『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』その他執筆多数。

《動画》 「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

講演のご依頼について

最低3週間程度の余裕をもって、以下のアドレスからメールでお申し込みください。
むすび大学事務局
E-mail info@musubi-ac.com
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