「女性が輝く時代」という欺瞞



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20151116 宮島紅葉橋


「女性が輝く時代」という言葉は、よく使われる言葉です。
私もこのタイトルでいくつかの記事を書いたことがあります。
けれど、実はとっても危険な言葉でもあります。

というのは、この手の言葉は、実は、見えない未来をそれぞれに勝手にイメージさせ、人心をたぶらかす用語として用いられることが、多いのです。

わかりやすいのが「ユートピア」です。
共産主義は人類理想の未来社会として、ユートピアを提唱しました。
それは、誰もが支配されることなく、収奪されることなく、みんなが助けあう未来の人類の理想社会です。
だからユートピアです。

ところが共産主義のどの本をひっくり返しても、もともとの提唱者のマルクスの『資本論』をひっくりかえしても、どこにも、そのユートピアなる理想社会が、どのような統治の形態をなし、どのような行政制度、司法制度を持った社会なのかについては、実は一言もかかれていません。


つまり、共産主義に思想におけるユートピアは、個人のそれぞれの頭のなかに勝手にそれぞれのユートピア像を描かせ、あたかもそれが理想の未来社会であるかのように「みせかけて」いるだけなのです。
もっといえば、ユートピアという言葉は、耳障りは良いけれど、実は一人一人に個性があるように、ひとりひとりの個人が思い描くユートピア像というのは、まるでちがうのです。

ところがこうしたまやかしに、人々が騙され扇動される。
その結果誕生した共産主義国家がソ連です。
そのソ連は、帝政ロシアから政権を奪うためだけに数百万人の命を奪い、今度は、国内からの報復を恐れて偽善と暴力によってウクライナをはじめ、そこでもまた数百万人の命を奪っています。

ソ連を主導した用語が「コミュニズム」です。
人と人とのコミュニケーションを図る主義だというのです。
言葉だけは素敵な用語です。
しかしその実態は、施政者の言うことを聞かない、つまり施政者とコミュニケーションがとれない者は死刑だという、とんでもなく乱暴なものでした。

中国も共産党独裁国家です。
これまた政権を奪うためだけでなく、その後の「文化大革命」や、チベット、ウイグル等の「人民解放」のために億単位で人の命を奪っています。
「文化大革命」も「人民解放」も、言葉自体は、たいへん良い言葉です。
けれど、その言葉は、個人に勝手に理想のイメージを抱かせるためだけのもので、実態は文化破壊、人民虐殺でした。

こういう、美化した言葉で人々を操るというところは、新興のインチキ宗教と似ています。
誰だって切実な願い事のひとつやふたつはあるものです。
だから「信仰すれば、あなたの願いは叶いますよ」といいます。
同時に「信仰しなければ、あなたには天罰が下りますよ」という。
飴とムチです。

けれどこれは欺瞞です。
全ての人の願いが同時に叶うということは、絶対にありえないことだからです。
信仰している人が全員宝くじの一等賞が当たることはありません。

カンボジアに共産主義政権であるポルポト政権が誕生したのが1975年です。
その4年後の1979年には、ポルポト派は追い払われます。
そこで発見されたのは、子供にまで自分の墓を掘らせて埋めてしまう残虐な殺戮と、そうした犠牲者の頭蓋骨で作ったカンボジアの国土図です。

この骸骨の世界地図は、トゥール・スレン虐殺博物館(Tuol Sleng Genocide Museum)に展示されているけれど、支那や朝鮮の、反日のためのねつ造博物館と異なり、こちらは本物です。

そのポルポト政権がカンボジアを支配したとき、日本の朝日新聞は、これを手放しで賞賛していました。
その真実が明らかになったときは、朝日は、知らぬ顔を決め込みました。
要するに朝日は、朝日のユートピアを求めているのであって、ポルポトは朝日が思い描いたユートピアと、すこし異なる存在だっただけのことだというわけです。
まさに見えない未来をそれぞれに勝手にイメージしているだけです。
これこそ欺瞞です。

実は「女性が輝く時代」という用語も、最近、共産主義のユートピアと似たように使われています。
一人一人に個性があるように、ひとりひとりの個人が思い描く「女性が輝く時代」像は異なるのに、それをまるで理想の未来像として人々に「言葉だけの理想未来」を提供しています。

実際、いま「女性が輝く時代」を標榜する団体や政党等に、その輝く理想の未来像を具体的に提示しているところはありません。
「女性が輝く時代」と言いながら、その実は、理想的な言葉だけを独り歩きさせて、多くの人びとにそれぞれ勝手に理想イメージを抱かせているだけで、具体的なものは何一つ明らかにしていないのです。
これこそ、欺瞞です。

先日も書きましたが、政治は「線引」です。
ですからたとえば「女性が輝く時代」を築くためにとたとえば「45歳以上の女性には、一律1000万円を支給する」と決めるとします。あくまでたとえ話です。

このとき、45歳以上が良いのか、20歳以上が良いのか、65歳以上が良いのか、それが「線引」です。
支給額を1千万にするのか、百万にするのかも「線引」です。

線引をすれば、必ず線から外れた人から苦情が出ます。
その苦情を拾い上げて、政府に文句を付けるのが野党の仕事です。
多少の不平が出ても、それを実行するのが与党であり政府の仕事です。

要するに政治は「線引」です。
政治が「線引」である限り、必ずそこに不平不満が生じます。

では「女性が輝く時代」のために、どこにどのように線を引くのか。
ひとつでも具体案を出せば、必ずそこに反対意見が出ます。

さらに「経済至上主義」の問題があります。
経済にしか価値基準を持たない社会においては、線引は、必ずカネのある者の利権と結びつきます。
なぜなら、意思決定する者もカネが欲しいのです。
それしか価値観がないのだから当然です。
だからカネをくれるスポンサーの意見に左右されます。

圧倒的大多数の民衆よりも、一部の利権者だけの意見が、こうして優先されます。
つまり圧倒的多数の女性よりも、一部の女性の利権が優先されます。
それが女性が輝く時代なら、ろくなものではありません。

線に漏れた利権者は、反対意見を吸い上げて、自分もおこぼれにあずかろうとします。
結果、どこまでいっても、政治は対立と闘争となり、はなはだしきものは、ISのパリのテロに至ります。

根っこにあるのは、常に利権と、利権に結びついた架空の絵空事です。
つまり、「カネと絵空事」です。
その絵空事が、ユートピアであったり、女性が輝く時代であったりしています。
人類も、日本も、いつまで、そんな馬鹿げたものに、惑わされ続けるのでしょうか。

日本では、そうしたお馬鹿な理想社会のことを、昔から「絵空事を描いても、何の役にも立たない」といいました。
空気に絵を描いても、誰にも見えません。何の役にもたちません。
だからこれを絵空事といいます。

では、昔の日本人は、どのように現実の世を満たしていこうとしたのでしょうか。
その答えが、「過去に学べ」です。
その過去というのは、ほんの5〜60年前のことや、数百年単位のことではありません。
神々の時代からの何千年の歴史の中に、いま起きている問題と共通の問題を抱えた時の解放を求めよとしたのです。
これを道にしたのが「惟神(かんながら)の道」です。

人々の理想社会を、架空の絵空事に求めるのではなく、過去の長い歴史の中で得た知識経験に求めようとしたのです。
過去に起きたことは、現実です。
そこには成功もあり、失敗もあります。
そこから学ぶ。
そこから知恵を得る。
そうすることで今を生き、未来を築こうとしたのです。
これは、単なる前例主義とは異なります。

ですから昔の寺子屋や、江戸の塾、あるいは諸藩の藩校では、たとえば信長の比叡山焼き討ちのことを学ぶときは、「では、焼き討ちをしなかったらどうなったのか」や、「そもそも信長は何を目的に焼き討ちをしたのか」、「戦法、戦術は、果たしてそれで良かったのか」、「そのとき信長を諌めるとしたら、どのようにしたらよかったのか」等を考えました。
だから、そこから種々の教訓を得ることができたし、いざというときの人生の指針を、かつて受けた教育の中から得ることができる人材が育ちました。

ひるがえっていまの日本の歴史教育は、ただ試験のために年号や事件名を暗記するだけ。
社会人になって、実際に現場を任されるようになっても、「歴史にIFは禁物です」などと、わかったようなわからないような嘘に、騙され続けています。

もし本気で「女性が輝く時代」を考えるなら、私たちはむしろ過去にそれを学ぶべきです。
早い話が、紫式部は10世紀の女性です。千年前の女性です。
けれど紫式部は、21世紀となったいまの日本で、知らない人はいない有名人です。
それどころか世界中で名の通った著名人です。

果たしていまの日本に、千年後の世界に名を残す女性がいるでしょうか。
現代日本にもしいるとしたら、ウズベキスタンで拉致された日本人鉱山技師を救いだした中山恭子先生くらいかもしれません。

紫式部の時代、和泉式部や清少納言、赤染衛門、相模など、まさにこの時代、輝く女性が次々と誕生しました。
なぜ、この時代の女性たちが、千年たっても光彩を放っているのでしょう。
それだけではありません。
神話の時代に登場する、アメノウズメ、海の宮殿にいたトヨタマヒメなど、日本神話には輝く女性たちが数多く登場します。
そういえば、夫を追いかけ、千引岩に隔たれて、もう二度と夫と会うことができなくなったイザナミは、最後に夫に「吾が愛する夫よ」と呼びかけています。
神話の女性たちも輝いているのです

時代が下れば、鎌倉御家人をたったひとりでまとめあげた北条政子。
たったひとりで敵方の武将たちの前で堂々と「愛する夫が恋しい」と唄い上げた静御前。
日本の歴史には、まさに何百年経っても、何千年経っても光彩を放ち続ける女性がいます。

もし本気で女性が輝く時代を未来に向けて切り拓きたいなら、そういう女性たちが、なぜ輝くことができたのか。
そういう女性たちを輩出できた社会背景とは、どのようなものであったのか。
そこをまず学ぶということが第一歩だと思います。

なぜなら、未来のユートピアや、未来の女性が輝く時代という標語は「絵空事」ですが、過去は「現実」だからです。

未来に夢を託することはたいせつなことです。
しかし、人はいまいる世間という横糸の中だけでなく、過去、現在、未来と繋がる縦糸の中にもいるのです。
せっかくの先人たちの苦労を、どうして学び、活かそうとしないのでしょう。
縦糸と横糸をつむぐことで生地ができるのです。未来が拓けるのです。

夢ばかり見て、過去を忘れ、現在の利得や利権ばかりを追いかけたら、未来はどうなるのでしょうか。
「女性が輝く時代」にしても、人類社会の「ユートピア」にしても、私達がまずすべきことは、個人個人が勝手な絵空事のイメージを抱くことではなく、その実例を過去の日本に学んでいくことなのではないでしょうか。

これができるのは、実は、日本だけです。
なぜなら、日本だけが、世界の中で女性たちが燦然と輝く時代を築いた実績があるからです。

共産主義は、ユートピア思想です。見えない未来をそれぞれに勝手にイメージさせ、人心をたぶらかし、多くの人命を奪いました。
それぞれが勝手にイメージする未来像というのは、空気に描いた絵と同じです。これを絵空事といいます。
同じようなものを、最近の政治における「女性が輝く時代」という言葉に感じます。
ただ美辞麗句を並べて、人々に勝手な未来像を抱かせ、世を混乱に貶める。
良い未来は、絵空事によって生まれることは絶対にありません。
過去に学び、現在に活かし、少しでもよい未来を築くこと。
そこにこそ、本当に輝く未来があるのだと思います。


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コメント

老若男女関係なく、有能な人が良いと思います。
適材適所って言葉がありますもんね。

-

No title
本当は女の幸せは、優雅な専業主婦です。
永遠のお姫様が理想の姿です。
余裕が女を美しくするのです。

司法や官公庁が女優遇に必死ですが、
既に平等すぎるくらい平等です。

女を優遇していたら、日本男性は滅びると思います。
男性性のY染色体は、X染色体が進化した、デリケートなものだそうです。

「男を立てる」のは、日本男性を絶やさないための、
昔の知恵だったのかもしれません。

のんべ安

No title
教育勅語の現代語訳でこんなの有りました。
http://s.ameblo.jp/yoroshikogirl/entry-10925689878.html
こう云うスタンスは大事ですね。

イッケ

輝きたくない
週刊新潮の連載記事「TVふうーん録」(古田潮)に
「女性は輝きたくないのだ。女性はただ安全に暮らしたいだけなのだ。」
という言葉があります。まさに女性の本質をついたものだと思います。

猫めでる婆

クリスマス電飾じゃあるまいし、輝けばいいってもんじゃありません
女性が輝く時代と聞くたびに、具体的な国の政策が理解できず困惑していました。
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ただし、この時期は女性というより母性と捉えるべきです。
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あの手帳ははじめから母性手帳とすれば、国による女性の管理などという筋違いな批判は受けなかったでしょう。
母性であれば国から手厚い保護を受けるのは当然で、妊娠出産育児に適した年齢を国が指し示すことも可能で、晩婚化傾向にある程度ブレーキを掛けられたかもしれません。
晩婚が好ましくないのは、第一子を儲けるのが例えばアラフォーだったら老後は“日暮れて道遠し”になるかもしれませんし、孫の顔も見られるかどうかも分からないからです。
社会で力いっぱい働いてたくさん貯金をしておいても、貯金通帳は孫の代わりにはなりません。

ところで母性だけ保護するのは差別だと批判されたら、「では父性保護の観点から、希望者に男性不妊検査を実施します」と言えば黙るでしょう。
未婚の成人男性が、自ら進んで精/子の検査に行くかしらねw

どんな時代にも、母性愛に満ち溢れ子供をたくさん産みたいと思う女性はいますし、子沢山な家庭を望む男性もいます。
線引きをするのなら、そういう夫婦を手厚く保護できる政策を望みます。

通りすがり

No title
和すには同じあり方で、例へば五と五との立場で和すのであるが、位に於ては陽が中心であり、陰が外でなければならん。天が主であり地が従でなければならん。男が上で女が下ぢゃ、これが和の正しきあり方ぞ。さかさまならんぞ。これを公平と申すぞ。(ひふみ神示 月光の巻 第五十二帖)

家の中が治まらんのは女にメグリあるからぞ、このことよく気付けておくぞ、村も国々も同様ぞ。女のメグリはコワイのざぞ。(ひふみ神示 磐戸の巻 第十帖)

家の治まらんのは女が出るからぞ。夫立てると果報は女に来るぞ。(ひふみ神示 黄金の巻 第七十二帖)

神界の乱れ、イロからぢゃと申してあらう。男女関係が世の乱れの因であるぞ。(ひふみ神示 黄金の巻 第八十五帖)

くすのきのこ

No title
こんにちは。
共産主義とは、密告社会、人民虐殺、エリートによる独裁と格差社会がセッ
トになった社会形態でしたね。旧ソやチャイナやカンボジアが特に。
キューバは社会主義共和制で、カリブに浮かぶ赤い島だそうです。ですが平
和革命路線、平和主義体制と、カストロさん良識を持って苦労してますね。
その結果、まずまずの社会になっているそうです。貧しいような、のんびり
と絶景の中で暮らせる豊かなようなラテンアメリカなのに治安のいい社会。
当初は環境の事も考えない開発も行ったりしたけれども、環境保護を憲法に
おりこみ、現在は在来種を生かした植林や沼沢地保護などを行っていると。
旧ソ崩壊の時、石油と化成肥料と薬品がこなくなりました。そこで、絶対に
餓死者をださないという目標を掲げたそうです。子供にはミルクを。ガソリ
ン無くて動かない農機具の代わりに牛を使い、化成肥料の代わりに有機栽培
促進、駐車場や広場での野菜栽培、緑のおくすりとして、代用として薬草や
ハーブを多様、医者と看護婦の教育を推し進め、今では約150人に1人が
医者で人々の健康管理をしているし、ワクチン開発も。世界に3~5万人も
のボランティアの平和医師団を送って、途上国にカネを送らず医師を送り持
続的な関係を築くという・・なんという良策wwアメリカからも安価な薬品
を購入したり、医療を受けにやって来るという。識字率は世界一の教育重視
国。国連によると識字率99.9%で世界1位、教育指数は5位だそうで。
だけど・・経済はあんまり。。ニッケルコバルトの開発もすすまないと。で
すが今後、アメリカとの国交回復とカストロさんの次代の親米がトップにな
ると、アメリカ資本が入り込みキューバの社会も変化するだろうと・・いい
のかね?という意見もあるようです。キューバ人の言葉。え?ガツガツ働い
てカネを儲けて、海辺でのバカンスが夢なのか?ココにいれば毎日が海辺の
のんびりなのに?・・貧しいし、配給のパンは不味いけどね。酒と葉巻はい
い。ww人間の社会ですから、良し悪しはあるでしょう。キューバは教育国。
経済がイマイチでも人々の頭脳は訓練されている。今後はたしてアメリカ資
本を手玉にとれるのか?カストロさん達の努力の結果が試されるようですね。
国が発展していく歴史には、独裁もまた必要なのだと思っています。江戸時
代もまた、言うなれば世襲の独裁でした・・閣議はありましたけどね。その
頃の世界はほとんどが独裁国でしたし。キューバも社会主義的な知恵者カス
トロ兄弟の独裁制を経て、次のステップへと向かうのかもしれません。
お若い方へ・・
ところで、世界のエリートって?欧米列強の事ですか?世界はもっと広いで
すよ。日本はありのままで、十分評価されています。困った時の円頼りが、
ドルの実際ですし・・リーマンショックの時もww
日本がデカい相手に渾身の一撃を加える事を世界は知っていますよ。
日清も日露もWW2も。だから目覚めて欲しくないのですよww
欧米やハントウやチャイナの上辺しか見ないのはどうかと思いますよ。
どの国も一枚岩ではないのですから。内部で攻めぎあってますよ。
レッテル貼りをしてアジるやり方は・・とそっくりですねww










世界のエリート?単に一時期の勝者面をしている人々なのでは?

冷えたの阿礼

No title
かつてはウーマンリブ運動と我が国でも話題になりました。
その実態は、男の職場をとって変わるだけです。単なる対立と闘争の変化形です。

ところが、我が国には女性の感性でしか成り立たない企業がたくさんあります。
しかも、成功しています。屈強な男、最高学府出身が十人集まってもその感性は考えもつかないでしょう。その人達が我が国の経済を支えているのです。

私は、我が国ならではと考えています。

ポッポ

No title
ユートピアという言葉に、人それぞれが住みやすい社会と創造していたのですが、言葉の響きとは逆に画一的な社会を目指していたようで、世の中甘くはないようです。

共産主義の誰もが支配されることなく、収奪されることのない、みんなが助け合うみんなが助け合う社会というのは、この文の中では素晴らしいことだと思います。
しかし、それに至る社会主義と現実の社会主義国は、言葉とは全く異なり、共産主義を目指すと主張する支配者層のための国家です。支配者と収奪者をなくすという主張の基に、そのために対立する人を○○ころしするのは、人間としてやることではありません。
もっとも、現実は共産主義を標榜する共産党の政府を作って、権力者のための政治をしているだけで、国民は共産党から収奪されています。これは、共産社会ではありません。

それならば、資本主義を高度化して資本家にみんなが協力して働く方が、結局はみんなの暮らしを良くするためには近道だと思いますし、みんなが良くなれば何らかの障害を持っている人にも、その障害を社会全体でカバーできる余裕ができます。こう考えると、資本主義も社会主義も変わらないと思えました。
それから、日本の資本家は、他国と違ってそんなにあくどい収奪はしません。

ただ、こういった考えは、みんなが頑張ればできるというのが前提です。
現実の世の中には、「みんなは頑張ってね。私はともかく楽をしますから」と言う考えを持っている輩が結構多いです。
余分ですが、蟻の巣は女王蟻と働き蟻がいますけれど、3割ほどはぐうたらの蟻がいるそうです。この3割のぐうたらの蟻を排除したらみんなが真面目に働くと思ったら、残りの蟻の3割はやはりぐうたらになったとの実験結果を聞きました。
人間社会も同じなのかもしれませんが、そうでなくても近隣の半島から隙を見せると日本人の富をかすめ取ろうとします。

日本は、妙なぐうたらには母国で頑張っていただいて、みんなで頑張ろうという国民がそれぞれのユートピアに近づける努力をしていけないかと思います。



フランスで大規模のテロが起こりました。大変だなと同情しています。

ただ困るのは、マスメディアの中でテロの犯罪者を、神風にたとえる輩のいることです。

神風特攻隊の方々が相手にしたのは正規の軍隊であり、誠につらいことですが戦争の中での戦場における戦闘行為でした。

しかし、テロは平和な市街で標的を一般市民とする、爆破行為です。

テロリストは大東亜戦争では、軍服を着用せず、着衣にピストルを忍ばせた便衣兵のようなものでした。
テロリストは、ころされても文句は言えません。例えば、ベトナム戦争中の韓国軍は、ベトコンのゲリラを見つけ次第にころしていました。

マスメディアのコメンテーターは、もう少し勉強していただきたいものです。

とおりすがり

「日本人は自我が確立していないので相手の気分を害することに耐えられない」と国際的に見られている
ゴネれば絶対に日本側から降りて来る。
これは韓国人、中国人、アラブ人、白人、皆良く知っていること。
日本人をやり込めるのは簡単。
絶対に妥協しない態度をとれば従わせる事が出来る。
日本人は世界の人からは、単なるお人よしのバカに見えています。
日本人の行動、日本人の気持ちが外国人には分からないし、全く伝わらない。
だから日本人の極めて紳士的な態度が、幼稚な態度と判断され、馬鹿にされたり利用されたりされ、全然尊敬されない。
日本人が思っているのと逆の反応を、世界のなかに作り出している。
それを日本人は理解すべき。
世界では、ずるく立ち回り、相手を騙して手玉にとれるような人の方が尊敬され、頼りにされ、優れていると思われるということ。
何故かと言えば、世界にはレベルの高い人はほとんどおらず、人類の大半は、品性下劣な低レベルのクズ人間しかいないというのが、国際社会で働く世界のエリートの本音の理解だからです。
それなのに、日本人は世界の人類全てを対等の人間として見ている。
その日本人の認識が、世界のエリートには見えないので(何故なら、そういう理解は世界のエリートの中に存在しない)、だから世界の指導者層に属するエリートから、日本人は馬鹿にされ、上げ足を取られ、幼稚だと思われている。
そして幼稚だと侮られるから、追い詰められ、虐められ続けています。
エリートにとって、人間というのは、作られた時からレベルが違う物であり、対等ではない。
世界の大半は家畜以下の価値の無いゴミクズ人間で出来ている。
それが世界エリートの普通の、当たり前の、当然の認識です。
常識以前の、基本的な物の見方なのです。
それが日本人には分からない。
世界エリートから見れば、巧みに人を欺けるコリアやチーナの方が日本人より利口で優秀に見える。
それだから、コリアやチーナが欧米エリートにも受け入れられている事実を見るべき。
クズ人間をクズ扱いせずに、人間扱いしてしまう日本人は、世界からクズ人間に過ぎないと思われている(そのようにしか見えない)。
しかしそれは違う、日本人の方が正しいんだ!!!!
そう心の声が叫ぶなら、日本人が世界を主導して世界エリートの認識を根底から変えなければならないのです。
戦前の日本はそれをやろうとしたのです!
もう一度やるべきだ!なんで一度負けたぐらいでくじけてしまうのか!
世界は日本人によって導かれるべき。
言い方は悪いが、日本人をバカにする欧米人もコリアもチーナもみんなクズ、本当のところはクソ以下の差別主義者です。
日本人が一番平等で人間的で素晴らしい。
日本が世界を統治したら、どんなに平等で平和な世界が出来上がるだろう。
それが分かっているから、かつて日本は世界を相手に戦争したのです。

-

No title
全くその通りだし、いつもねずさんは、とても大切な事を言ってくれる。
ただ、読んでもらえないんだよね。
存在を知らないなら、知っている人が教えるのが良いだろうけれど、実際には興味すら持たない人がほとんど。
知れば、疑問も解けるだろうし、考え方も変わるのだろうけれど。
そう言う人は、普段からものを考えている人で、これまた数は少ない。
ここに限らず、賛同する者も、すがるだけの信者であるだけで何かになってるつもりの人も多い。
正しく受け止めた上でモノを考えられる人が、今の日本にほとんどいないのは寂しい限り。
そんな中で、CGSでの動画というやり方は、見る機会さえあれば、あれは本当に良いなと思う。
ねずさんは、見ると内容もしぐさも好感がもてるから、やはり今の時代は視覚に訴えないとダメな時代になってるからね。
興味の無い人を振り向かせるのは、最初から文章じゃ結構厳しいんだよね。
賀茂真淵記念館には年に1回くらい行ってたけれど、お客が入っていた事は一度も無い。
自分も読めもしないけれど、何か、その寂しさがいつも悲しいんだよね。

えっちゃん

No title
今日もありがとうございます。

素晴らしい記事に胸がいっぱいになりました。

先人に学ぶと言いますが、こんなに綺羅星のように輝く女性がいた日本に生まれ、生きていることの喜びを感じます。

女性が活躍するのは、男性の庇護があればこそです。武力で押さえつけられたら蹂躙されるだけ。

軍備は抑止力。四方を海に囲まれ平和を保てたからこその、女性の輝き。

デュアリズム

革命と戦争と
「革命」は本当によい言葉でしょうか。IT革命のように比喩的に使う場合のイメージはよいかもしれませんが、現実の革命はとても血なまぐさいものです。「無血革命」という語もありますが、わざわざ無血と付けなければならないことを考えると、「革命」には流血が付き物という前提があることが分かります。サヨクは「戦争は人殺しだ」と言いますが、革命だって似たようなものです。国際法で定義され、国家の権利として許されてきた「戦争」と、特に決まったルールはなく、ただ実力で権力を打倒する「革命」のどちらが文明的なのか、何とも言えないと思います。

コミュニズムの語源はフランス語ならコミューン(commune)、英語ならコモン(common)にあたる言葉ですね。「共通」「共同」「共有」「多数」「平凡」「平民」などを意味し、古く中世には自治都市、フランス共和国では基礎自治体を指します。マルクスの言葉では「各人の自由な発展が、万人の発展の条件であるようなひとつの協同社会」を目指すものだったはずですが、レーニンとスターリンを経て共産党独裁政治に変質しました。

「ユートピア」はトマス・モアの著作『ユートピア』に登場するのが最初だと思いますが、ここでは非人間的な管理国家が描かれています。理想主義を目指すと理想国家でなくなるパラドックスを書いたのです。

「女性が輝く社会」は専業主婦を攻撃するワードに見えます。西欧ではごく最近まで女性は家庭に押し込められていました。主人(男性)の許可なしに外に出ることもできません。現在のサウジアラビアなどと変わらなかったのです。だから、女性解放運動が必要でした。しかし、日本の専業主婦は家庭にいますが押し込められているのではなく、家庭の支配者です。武家の奥様と同じポジションです。なので西欧流の女性解放運動は空振りでした。

確かに家電製品が登場するまで家事は大変でしたが、いまではかなり余暇があります。専業主婦を基準に作られた育児の仕組みを利用して、働く女性が子育てをしようとすると悲惨なことになるでしょう。実際、なっているようです。「女性が輝く~」は西洋人が聞けば、虐げられた女性が輝く~という意味だと思うかもしれませんが、私には女性同士のさや当てのように感じられます。なお江戸時代、育児(世継ぎ)の責任は男性にあったそうです。

御神酒

日本女性は昔から輝いていた!
おはようございます。
目立たない地方紙に老舗の秋田魁新報があります。
「シリーズ時代を語る」小西チヨさん90歳、本日で36回目の連載。
小西さんこそ歴史の生き証人、日本軍から八路軍に徴用された元従軍看護婦。
中共の思想教育で洗脳され帰国した民族の屑どもとは違います。一読あれと。

元朝日新聞記者むのたけじ100歳(次男とさいたま市に住む)反日の化石。
両者を比較するのも馬鹿らしくなりますが小西さんの爪の垢でも煎じて飲めと。

とても重要な部分が小西さんの自叙伝から読み取れました。(出版に期待)

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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年1月生まれ
国司啓蒙家
静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。
ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。
他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年 真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり。

《著書》 日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、『庶民の日本史』、『金融経済の裏側』、『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』その他執筆多数。

《動画》 「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

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