公文書現代文訳プロジェクト



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20160226 公文書現代文訳プロジェクト


明治以降の公文書は、国立公文書館だけでも100万冊以上あります。
ところがこれが旧仮名遣い、旧字、手書きされたものであることから、まさにWGIPの戦略通りで、戦後の日本人が現代カナしか使えなくなった結果、いつのまにか「誰も読めない、わからない文書」になってしまっています。

そこで、これを読めるように解読し、テキストファイル化しようというプロジェクトがスタートしました。
それが「公文書現代文訳プロジェクト」です。

主催は、公益財団法人防衛大学校学術教育振興会理事で、ZIGEN株式会社代表取締役、株式会社ぷれす顧問をお勤めになる及川正稔先生です。
その及川先生が、このたび、この「公文書現代文訳プロジェクト」の推進にあたり、クラウドファウンディングを開始されました。


クラウドファウンディングというのは、ネットを通じて寄付を呼びかけるもので、民衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた新語です。

歴史は、さまざまな史料を分析して過去の出来事を研究するものですが、新たな史料が見つかることで、それまでの常識がひっくり返るということはよくあることです。
戦後は、戦前のすべてが否定され、とにかく占領後の日本が良くなったという点ばかりが強調されてきましたが、実際のところ、戦前のほうがはるかに優れていた点も、多々あろうかと思います。

そうしたことを史実として再認識していくためには、戦前の過去の記録を、きちんと読み込んでいかなければならないわけですが、その際の第一級の史料となるのが、公文書です。
ところが使っている漢字は旧字体だし、手書きだし、歴史的仮名遣いだし、ネットのように文字検索ができるわけでもなし、結果として、戦前も戦後も、私たちは同じ日本人であるはずなのに、戦前の日本語を読めなくなってしまっています。

そこで手書きで書かれたそうした文書を、まずはそのままテキスト化し、さらに現代語への訳文をつけていく。
対象は、100万冊以上ある明治初年から主権回復までの公文書です。
気が遠くなるような作業ですが、これをきちんとテキスト化することで、私たちは日本をより一層、深く知ることができるようになると思います。

今回のこのファンドの募集は、4月24日までです。
目標金額は100万円です。

本当の近現代史を知るプロジェクトです。
みなさまも、もしよろしければ、ご協力をお願いします。

▼クラウドファウンディングの本件説明ページ
 ↓ ↓ ↓
https://readyfor.jp/projects/kingendaishi</u>">https://readyfor.jp/projects/kingendaishi

この企画は、八王子経済新聞等でも紹介されました。
・八王子経済新聞
 http://hachioji.keizai.biz/headline/2037/</u>">http://hachioji.keizai.biz/headline/2037/
・Yahoo!ニュース
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160224-00000022-minkei-l13</u>">http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160224-00000022-minkei-l13
・八王子経済新聞twitter
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・八王子経済新聞Facebook
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コメント

ポッポ

No title
公文書は旧仮名遣いと旧字、手書きだから現代を生きる日本人には読めないし、WGIPによって読めなくなったとは、誠に情けない話だと思いますけれど、努力すれば何とか読めます。
しかし、公文書を読めないだけでなく、公文書の公開に対応できないことになりますから、政府の仕事だと思います。

しかし、隣国の場合には漢字を全部使用しなくなりました。今、使っているのは、全部ハングルですから、情けないどころではないです。
マア、日本には関係のない話です。

それよりも、戦前のまま運用されている(改正、廃止の行われていない)法律がありますから、これを現在の日本が運用できるように改正しなければならないと思います。

このことの一例に、「外國人土地法」があります。
この法律に記述されている「帝国臣民」、「帝国法人」は、現在の日本の法律に使用されていない単語だと思います。
また、この法律による「外国人土地法施行例」によって、国防上重要な地域における外国人による土地の取得に関して、陸軍大臣、海軍大臣の許可を得ることを義務づけていたのですが、陸軍大臣も海軍大臣も現在の日本には存在していないのですから、法律ではどうするのかが決まっていません。

このことは鳩山内閣、菅内閣で質問主意書で政府の見解が質されていますが、菅直人元首相は外国人・外国法人による不動産取得の制限について「安全保障上の必要性や個人の財産権の観点等の諸事情を総合考慮した上での検討が必要」とする答弁書を決定しました。

法務省は、WTO協定を踏まえれば「外国人であることを理由に、土地取得を一律に制限することは難しい」としましたが、アメリカでは、外国政府の土地所有は相互主義を原則とする外交使節団法で判断される。また、米国では、外国政府や外資による投資が安全保障や公共の利益を阻害すると判断されれば、国が強制的に審査する制度もあることですから、今一度整理した後に改正することが必要だと思います。

越智冨雄

宝の持ち腐れは許しませぬ!
表題の件、まことに大事なことと思います。
明治以降の公文書にとどまらず、江戸期以前の公文書・古文書にも、順次同様の措置をお願いしたいものです。

一部の実務者・研究者だけが活用するのでなく、より多くの人が利用できるのは素晴らしいことです。

それとは別に、古文書が読めたらいいな~。
個人的には、近藤勇の書いたものとか読んでみたい。マイナーだから余り取り上げられないそうです。新選組研究もこの分野が未開拓です。
意外にも、近藤は、新選組を政治結社のようなものにしたかったらしい。
本当でしょうか?それを確かめるためにも、読んでみたい。

天然理心流宗家であり、道場での指導のかたわら、頼山陽の『日本外史』その他を読むなど、知的鍛錬も怠らなかった。剣技も頭脳も新選組No. 1でした。池田屋事件の奮闘を見ても、隊長としての指導力・統率力も、実に素晴らしかった。

上京後は、浪士組の活動を報告するために、書記長のような役目を担っていたのではないか?だから毎日勉強していたそうです。毎日2時間、2年間も!書の練習も兼ねていたらしい。頭が下がります。勇君、頑張ったね。

冗談はさておき、公文書・古文書は宝物です。
宝の持ち腐れは許しませぬ!



cocoa

No title
このプロジェクトはとても良いと思いました。
早速登録させていただきました。

家の書庫に岩波文庫の古い本があるのですが(葡萄柄の・・・)、読みにくく、というよりほとんど読めませんので、現代版しか読んだことが無く、私自身もこのような文字をスラスラ読めるようになるようになりたいのですが、このようなものを学ぶ場所があっても良いのではないかと思いました。

日本にはいろいろ記録された公文書が大切に保管されています。
いろいろな言いがかりをつけられても、このような資料により反論することが可能なのですから、宝の持ち腐れにならないように、次世代に継承していくという事は、本当に大切な事と思います。

-

日本の歴史と心を正しく継承していく為に
古文書の保管、研究は究めて大切ですね。

ところで、国会で民主党の岡田さんが、
夫婦別姓について安倍首相に質問しています。明らかに岡田さんは日本の家族制度を
破壊しようと思っているのが分かります。
韓国朝鮮式に日本を塗り替えようとする
岡田氏と民主党議員は、日本から出ていって下さいな。勿論、次回の選挙は民主維新の烏合の衆には投票しません。
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年1月生まれ
国司啓蒙家
静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。
ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。
他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年 真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり。

《著書》 日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、『庶民の日本史』、『金融経済の裏側』、『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』その他執筆多数。

《動画》 「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

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