熊本地震と日本人の覚醒



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熊本地震


連日熊本を中心に大きな地震が続いています。
一日に何度も震度4以上の地震が続くのでは、被災地の皆様のご不安は相当なものとお察しします。
また、怪我をされた方や、お亡くなりになられた方々には、心からお見舞いとお悔やみを申し上げます。

さて、今回の震災に限らず、日本列島はもともと天然災害の宝庫ともいうべき列島です。
地震、雷、津波、台風、火災、大水、土砂崩れ、凶作、噴火、干魃、落雷、大風、大雪等々、その都度、多大な被害が発生する国です。

そうした天災が多発する国土において、人々が平素から互いに対立し、いがみ合い、罵り合い、いざというときにも互いに文句ばかりを言い合うような、そんな社会が営まれたなら、いざ、災害というときに、みんなが一致団結協力しあってその難局を乗り切るなどということは、まさに夢物語です。

富にしても、ごく一握りの富者が富を独占して贅沢三昧な暮らしをし、他の多くの民衆が貧困にあえぐような生活環境下にあった場合、天災は、富者貧者の別なく襲いかかるわけですから、むしろ、災害の罹災に即応して富者からの略奪が横行することになり、結果として、富者も富者でいられなくなってしまうというのが、日本列島における、これは風土というべきものです。

そうであるからこそ、日本では上古の昔から、和を以って貴しとし、いざというときに困らないように、日頃から相互の理解と協調をし、できるだけ対立を避けることによって、いざというとき誰もがまるで同じ家族であるかのように、互いに助けあい、慈しみあい、支えあっていくことができる、そういう社会環境を育成してきたということができます。



また富も、一箇所に集中するのではなく、誰もがある程度の蓄えがある状態にしておくことで、隣の家を助けたり、けが人の面倒をみたりするなど、まさに共助の精神を養ってきたということができます。

こうしたことは、逆に考えたらすぐにわかることです。
どこかの国のように、官僚がおおいに威張り、民衆から収奪を繰り返したとします。
その官僚亭が大規模な地震で全滅する、あるいは大水が出て水没する。
そのようなことが、そのどこぞの国で起きれば、その国の民衆は大喜びでその官僚亭を集団で襲撃し、生き残った人を皆殺しにしたうえ財物を根こそぎ奪い、生き残った者は食べてしまいます。
天災のリスクは、民だけではないのです。
官にも等しく襲ってくる。

それを考えれば、日本の場合、日頃から官も収奪をしないし、民もいざというときには官民一体となって、みんなが生き残れるように努力する、復興に努力するという方向に向かうしかないのです。
自然災害が少ない国からやってきた人たちには、これは伝統的にまったく理解できない日本的な社会構造です。
彼らは、人を騙してでも、自分の財を得ようとします。
人の上に立てば、いくらでも収奪することができる、自己の欲望を満たすことができると考えます。
けれどそれは、大地が安定していればこそのことです。

早い話、震災で家屋が倒壊すれば、その人を騙して無理矢理人の上に立って威張っていた人が、近所の貧民と一緒に並んで配給米や配給水をもらわなければならなくなるのです。
日頃から恨みを買っていれば、いざというときに、食べ物も、水も得ることができなくなるのです。

だからこそ、日本では、上も下もない。誰もが(それぞれに仕事の役割分担としての上下関係はあっても)人として対等である、という文化が日本には定着したのです。

阪神地区で震災が起こり、東日本で震災が起こり、九州で震災が起こり、これで政治が相変わらず、対立と闘争と悪口と、権力争いばかりを続け、民の生活がかえりみられることがなく、人々が明日を考えることなく、過去を省みることもなく、いまの享楽と不満ばかりに走るようなら、おそらく、神々は日本を、というより日本人を滅ぼす方向に舵を切らざるを得なくなるのではないかと思います。

自衛隊は敵だ、警察は敵だ、消防も敵だ、そうやって故意に国内に敵を作ろうとする人たちがいます。
しかし、自衛隊も警察も消防も、いざというときのためのものなのです。
何もなければ、それはとっても幸せなことです。
しかし日本では災害が、ある日突然やってくるのです。

建設談合は敵だ、敵対的競争関係によって、建設費用が下がることこそが大事なのだという人がいます。
しかし、被災地において土木建設業は、復興のために欠かせない存在です。
そうであるなら、日頃からむしろ余力を蓄えておくくらいのことができていなければ、いざ、天災というときに対応できなくなることは、広島の土砂災害や鬼怒川の氾濫でも多くの被災地の人々が経験したことです。

縄文時代の始まりは、いまから1万8千年前とされています。
そして縄文人が、弥生人となり、飛鳥、奈良、平安人となり、鎌倉人となり、室町人となり、江戸人となり、明治、大正、昭和、平成人となっています。
はるか1万8千年の昔から、日本人は、日本という天然災害の多い国土の中で、生き残るために知恵を絞ってきた、そういう古くて長い歴史と経験を積んできているのです。

1万8千年よりも古い昔、日本列島は地球の最終氷河期の中にありました。
この時代、九州も四国も千島列島も、北海道と樺太、シベリア大陸も、全部陸続きでした。
九州の南部、鹿児島の先には四国の半分くらいの大きさの島もありました。

20160418 最終氷河期


ところが気象が急速に温暖化し、南北極の氷が溶け、6千年前には日本列島のいまの平野部はほとんど海没しました。
この時代、関東地方は、関東海と呼ばれる広大な入江ですし、大阪は海の中にありました。
その時代を縄文海進といいますが、海岸線そのものも、長い時間の経過の中で、大きく変わってきたのが、日本列島です。
そして、冒頭に書いた、地震や、落雷、洪水、大風、大雨、洪水、火山の爆発などの自然災害と、日本人は、常に隣りあわせで生きてきたのです。

これが大陸なら、住み良い場所を求めて、民族ごと大移動するという展開もあったことでしょう。
けれど日本列島に住む日本人には、日本列島の中以外に、住むところはないのです。
だからこそ、いざ災害というときに備えて、日頃から、共助の精神を養い、いざというときに、その精神がいかんなく発揮できるようにしてきたのが、日本人なのです。

戦後の私たち日本人は、過去を忘れ、GHQによって歴史や地理や神話の教育を禁じられ、GHQが去ったあとは、いわゆる敗戦利得者と呼ばれる人々によって、なお一層、日本人が歴史を忘れるように仕向けられてきました。
そしていまではすっかり、「対立することがかっこいいこと」、「匿名で他人を中傷することが正義」、「バレさえしなければ何をやっても良い」などと、大陸にありがちなおかしな考え方に染まる人が増えてしまいました。

けれど、それは間違いであることに、私たちは、震災の続くいまこそ、気づかなければならないのだと思います。

パナマ文書の公開によって、これからの時代、世界的なパワーシフトが起こりそうな気配です。
既存のあらゆる権威や権力が失われたとき、では、私たちが理想とすべきこれからの社会は、いったいどのような姿をした社会なのか。
それは、誰もが豊かに安心して安全に暮らすことができ、いざ天然の大規模災害が起こっても、迅速に救援措置が取られ、被災地の復興がまたたく間に進む社会なのではないでしょうか。

そしてそのためには、日頃から対立や中傷や足の引っ張り合いや、バレなければ何をやっても良いとか、勝てば官軍ではなくて、たがいに共助の精神をもって助け合い、誰もが対等な人間として尊重され、いがみあったり対立したりするのではなく、互いが何よりナカヨクすることができる社会ではないでしょうか。
もしかすると神々は、あらためて日本人に、この日本的共助の精神に気付くように、いま大掛かりな警鐘を発して下さっているのかもしれません。

今回の熊本地震の主役となった活断層は、中央構造線と呼ばれ、九州から四国を渡り、近畿からフォッサマグナを経由して関東の鹿島灘に至る巨大な断層です。
もし、今回熊本で起きた地震が、伊勢サミットを直撃していたら。
もし今回の地震が関東を直撃していたら。

20160418 中央構造線


他人事ではないのです。
日本に住む日本人は、1億が家族となって行かなければ、日本人の生存そのものが危うくなるのです。
それがわからない、日本人のふりをして日本に住んでいる日本人のような顔をして日本語を話す日本人でない人たちには、考え方をあらためるか、それができないなら、もはや出て行ってもらうしかないのではないかと思います。

20151208 倭塾・動画配信サービス2


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コメント

えっ?縄文人は弥生人じゃないよ

えっ?縄文人は弥生人じゃないよ
えっ?縄文人は弥生人じゃないよ
トグガワは天皇にも朝廷にもなれないのはや縄文人だからだよ?ww
トウガイ地方とかトウホグなんて昔から縄文人阿弖流為の支配下で
京都の弥生様が分捕った地域www
明治維新はよくなかったとかぶつぶつ言ってる靖国神社のカルトの
正体はトウホグwwとかトウガイナゴヤwwの江戸時代縄文人ww
鯨の死体でも浜辺であさってろwwww

****

産経新聞
本日の産経新聞一面、連載3回目ですが、
北海道の不動産と中国人に関する件が掲載されています。
このことが指摘され始めて久しいですが、着々と日本に触手を伸ばしてきているようです。
かつて平和であった満州の地が最終的に漢人に侵食されたことと重なってなりません。
竹島や対馬にも勝る深刻さではないでしょうか。私たちにできることはないでしょうか。

熊本人

No title
ねず先生。ご無沙汰しております。昨年の志布志市にての講演に夫婦で熊本から参加した者です。
今回の地震で、不幸にも被災してしまいました。
家族が無事でしたので、それだけでも良かったです。
私は役人です。
地震当初から庁舎に詰めております。
県内外からの善意の方からの支援や温かい心遣い、日本人で良かったと本当に思います。自衛隊、海上保安庁、県警の皆様のご活躍に負けないよう勤める次第です。
ただ、庁舎に居ますと、心無い方からの電話が多すぎます。本当におかしくなりそうです。
詐欺等も増えてきました。
「日本人のふりをして日本に住んでいる日本人のような顔をして日本語を話す日本人でない人たち」へ
やめてください。
日本人とて、これが試練だと言うのであれば、甘んじて受けます。
ただ、ただ、日本人でない者からの攻撃には耐えられません。
先生。今後とも日本の為、本当の日本人のため。よろしくお願いします。
疲れており、あまり文章がうまくかけません。申し訳ありません。

-

No title
先の大戦の頃、ユダヤ金権勢力は、全世界の8割という膨大な黄金を独占していたと言います。
ならば、現在1%の人間が90%以上の富を握っていたとしても、何ら不思議はありません。
そして、ねずさんの仰る通り、我が国はWGIPで思想戦においてもそうとやられてしまったと思います。
一般庶民へメディアを用いて、金銭至上主義を金科玉条とする宣伝謀略は、台湾やインドでも顕著に感じました。
今回の地震ですが、何者かが明確な意図をもって、ピンポイントで地震を起こしたと考える方が、私はしっくり参りますが、メディアではそういうことは一切報道されませんね。

スナフキン大阪

改めて熊本震災を考えております
有り難く拝読いたしました
 三年前は「福島」で、今回が「熊本」とまるで復興事業が完了する頃に、地震が発生しますね。
 ねずさんの仰る通り、「日本の道徳」が試される「試練」だと思って、精神修養に努めます

猫めでる婆

戦争のプロは兵站を語り、戦争の素人は戦略を語る
戦争と自然災害を同列に語るなとお叱りを受けるかもしれませんが、今被災地は生きるか死ぬかの戦いの真っ最中なのに、「必要なものを」「必要な時に」「必要な量を」「必要な場所に」届けるのが遅すぎたと思っています。
「必要なものを」「必要な時に」「必要な量を」「必要な場所に」は兵站の要諦ですが、自然災害時の避難民の生命維持にも十分対応できます。
もう発災から一週間なのに、熊本県知事は何をやっているんだと怒りたくなります。
今回も市町村からの要請がないから支援物資を送れないなどと寝とぼけたことを言っていたそうですが、むざむざと県民を衰弱させてどうするのだと怒りが込み上げてきます。

さて今回の人命無視の熊本県のお粗末な対応を見て、私はますます備蓄の重要性を思い知りました。
多分当県で何かが起こっても、発災当初からプッシュ型の物資支援などしてくれないと思います。
私は約六年前くらいから回転備蓄をはじめ、家族等のそしりを受けながらも続けてきました。
賞味期限切れの大量のペットボトルの水は中水として様々利用できそうですし、もったいないとも思いません。
断水時は、トイレのタンクに入れるつもりです。
大規模な自然災害を防ぐことはできませんが、命を繋ぐ工夫はできます。
この六年で知ったのは、自分だけ備蓄するのは卑怯だと考える人が少なからずいて「なーに、そんときゃ死んじまえばいいんさぁ」とのたまう、超劣化した日本人の存在です。
お陀仏派以外は、サバイバル狩猟生活派・空き地でキャンプ派・うちだけは大丈夫派等々超劣化した日本人が身近にいて、私は乾いた笑いをこらえています。

越智冨雄

大地震の原因は、人間かもしれない。
私が住んでいるのは、愛媛県新居浜市です。
中央構造線が通っており、16日未明の本震を感じました。
たかだか震度1~2でしたが、それでも、底知れぬ恐怖を感じました。

17日は、当市でNHKのど自慢の生放送がある予定でしたが、
当然中止となりました。ゲストの島津亜矢さんも熊本出身…。
地震の、1日も早い収束を祈ります。

私の歌が、この声が大地の怒りを鎮められるのなら、
たとえ喉が破れようと、大声で歌いましょう。
悲しいかな、そんな力はありません。

誤解を恐れずに申し上げると、大地は母です。大地母神。
その崇高な母をムチャクチャに破壊しているのが、我々人間。
大地の寄生虫の分際で、やりたい放題の乱暴狼藉。

大地に仕返しされるのは当たり前ではないですか!
人類の、まさに植民「地」支配。許されざる暴虐です。
そこには、感謝の気持ちがひとかけらもない!

新約聖書の「放蕩息子の帰還」。
これこそが覚醒の内容ではないでしょうか?
斯くして放蕩息子は受け容れられるのです。

放蕩の限りを尽くした息子が、たどり着いた我が家。
彼は、実家で再起を誓う。魂の底から。
親は、息子の改心を喜び、心から祝福し歓待する。

聖書だから、外道の教えだと毛嫌いしないでください。
これと似た話は仏教(内道)にもあります。
法華経信解品の窮子(ぐうじ)のたとえです。深いのです。

火山大国に住んでいるからではないのです。
南米のエクアドルでも巨大地震がありました。
地球規模の覚醒の機会です。

パナマ文書と今回の地震。関連がありそうです。
これで世界の体制が大きく変わる。
今、覚醒しなければ、次の世界に移行できない。

日蓮は、「大地震の時、仏が出現する」と考えてました。
一人の仏を待つよりも、今は大衆が目覚める時。
まさに、ねずさんのおっしゃる通りです!

bou  

No title
地震はただ起こるべくして起こったのです。

もしも天が罰を下したとするのならば
日本人の感性では反省を促されたととるでしょうが
どこかの国では「日本人に天罰が下った」と
自己肯定の嘲笑をしている。
そういう視点もあるのならば、天罰の言葉に甘んじては
ならないと思うのです。

何よりも世界の各国が日本を救おうと
支援の手を差し伸べてくださる今こそ
我々は我々の手で立たねばならない。

この混迷のなかで、炙り出しが起っています。

善行のふりをして害をなすものが跋扈しています。

【自称ボランティア団体が役場を乗っ取り、女性職員を恫喝。募金先も個人口座…熊本県御船町】
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1879441.html

ご注意を。

物申すTV

No title
>建設談合は敵だ、敵対的競争関係によって、
>建設費用が下がることこそが大事なのだという人がいます。

頭スカスカで涙出るレベル。
声を大にして唱えてる人は大和の人では無い。
(皆の口に穀物が大きく行き渡る国の民族では無い)

しかし何だ?
熊本地震の炊き出しで自衛隊が【スコップ】で飯作ってるとか?
自衛隊来るなって横断幕掲げてるとか?
グチグチ言うなら国の補助受けんな。自給自足しろ。
くだらねぇネタにする為に写真撮ってる暇あるなら山行って山菜でも探せ。
それ料理した写真でも挙げろ。
震災後にわざわざ横断幕作るwwwww暇なのか馬鹿なのか?

こんな連中も助けないといけない政府関係者はストレス溜まるだろーね。
後で「本当はイヤだったんです!(キリっ」とか、
「あの時の自衛隊の対応がっ!」とか言いそうだ。。。

自衛隊来るな、てんならてめぇらで衣食住まかなえばいーっしょ。
そんなやつらが居るから募金したく無い。

出した金が日本民族以外に渡るのは本当に嫌だ。(パチンコとか

日本人限定の募金システム出来ないかなぁ。

-

上層部は満州の夢よもう一度?
>パナマ文書の公開によって、これからの時代、世界的なパワーシフトが起こりそうな気配です。

ねずさん仰る通りです。
そしてこれは、日本人らしい倫理と公助の資本主義を
世界にアピールする絶好のチャンスです。

しかし

日本政府は、倫理もへったくれもない中国ロシア(南北朝鮮も)の
グループに入る道を選んでしまいました。
タイやアルゼンチン、インドなどの新興国が
欧米チームへ入ったのとは裏腹に。。。

とおりすがり

効率ばかりの組織は危機に弱い
アリの社会では、働いているのは3割くらいだと言われます。では残りの7割は何をしているかというと怠けているのです。しかし危機になったとき、残りの7割が補充兵として頑張り、結果として犠牲が大きくてもアリの集団は生き延びるそうです。人の社会も同じで、平時の効率を追い求めて人を減らしたりすると、危機の時に全く動かない。役所も店舗も物流も、全く動けず、てんてこまいのようです。あまり効率、効率言うのは良くないと思います。災害の多い日本に合わないのです。今の極限までスリム化した日本の組織も、花見や運動会の時だけ活躍する人を養っていた、昔みたいなおおらかな組織に戻した方が良いのに、、、と良く思います。

cocoa

No title
まず自分を律すること、自分の身の回りを整え、余力で顔見知りの隣人をを助ける >>>これが自分の生活する環境を整えるためには絶対条件です。自分の周りから輪を広げていくことで復興が倍化して行くのではないでしょうか?

それが隣組だったり町会だったり、自主組織の自助という言葉に結びつくのではないかと思います。何もかも人のせい社会のせいにしている自称人権組織を振りかざす人たちにはこのところが良くわかっていないような気がします。
このような組織は普段はちょっと面倒な部分もあったりしますが、何かあった時には絶対必要な組織な気がします。

それと普段からのシュミレーションや、2,3日分の水や食料は普段から準備して置くことは大切な余裕になります。
あとはサバイバルの精神も必要になって行きます。
亡くなった方への鎮魂をしたら、生かされたものの役割も意味があるという事を鑑みた時、一日も早い精神的に立ち直れる事を願わずにはいられません。

私たちも明日はわが身と思えばこそ、今自分のできることをすることが大切ですね。

日本頑張れ!!
日本めげないで頑張ろう!!

-

熊本地震で被災された方達に心より
お見舞い申し上げます。赤ちゃんも健気に頑張っている姿をみて居たたまれない気持ちです。一日も早く平安な生活を取り戻されますように。

にっぽんじん

武士道
日本人の心を培ってきたのは古くからの「和の心」ではないでしょうか。「海賊と呼ばれた男」「国岡鉄蔵」は「日本人にかえれ」と「互譲互助」を説いています。新渡戸稲造は日本人の道徳心を「武士道」としてアメリカで書き、多くの国の言語に翻訳されて称賛されました。

日本の文明は「キリスト教」「イスラム教」「ヒンズー教」などの宗教思想や「儒教」の中華思想と異なる「独自」の文明圏と「ハンチントン」氏が「文明の衝突」で書いています。

アメリカのセオドア・ルーズベルト大統領も「武士道」を称賛し、多くの友人に読むことを進めています。肝心の日本人が「武士道」を読みません。「国家の品格」を書いた数学者「藤原正彦」氏は「外国の論理」では行き詰る、日本人が持つ「情緒」こそが世界を救うと書いています。

藤原正彦氏の「国家の品格」、新渡戸稲造氏の「武士道」、福沢諭吉の「学問の進め」は必読の書と思います。

ポッポ

No title
熊本地震については、そこでお住まいの方や親族、親戚がおられる方の心配には並みならぬものがあると思います。
長期間の地震災害であるため、お疲れではあると思いますが、今しばらく耐えて、復旧に当たられるようにお祈りします。

今回の地震は、これまでの地震災害とは異なって、長期間で範囲も広がっていますが、いずれは収まるでしょうから、その後には投げ出すことなく復旧されるものと、信じています。

今回の熊本地震においても、マスコミは食料の送られるのが遅い、救援物資は集積所に溜まっているが避難所に送られていないなどと、行政の行動が不十分として叩いていますが、本当にまともなことが出来ていないのでしょうか。

こんな自然災害においては、やらなければならないことが沢山あります。優先順位としては、先ず人命救出で、次に危険から逃れた人の安全確保と食糧確保、そして当座の生活支援なのでしょうけれど、これをほぼ同時に進行しなければならない場合には、マンパワーが不足すると思います。

避難所の食料配布などは避難者相互の相談で進めて、行政職員には彼等でないと出来ない物資の配分などを担当させないと、不平が大きくなるのでしょうから大変だと思います。

そんなことは分かっていると、熊本で苦労されている方々に怒られそうですが、みんな一生懸命にやっておられても、こんな時に報われることは少ないと思います。

役所では、近年コンピューターが導入されて、仕事の効率化が進んできたのですけれど、これは人員の削減と直結していますから、こんな大災害の時には人手不足で大変だと思います。

ふくのすけ

No title
佐賀県民です。大きな被害もなくただ揺れただけでしたが、何度も余震が起こると船酔いのような感じになるし、不安な気持ちになりました。特に16日の大きな揺れに今回の方が酷い!と震源地の方の無事を祈ったものです。
私たち日本人の不甲斐なさを、神様が怒っているように感じた今日この頃です。

-

No title
熊本県民が皆そうだというのではありませんが、
昔から熊本は、大陸風の官僚文化が好きです。
格調高く知的でロマンがあるとのことです。
なので新羅や中国と心情的に親しいです。
沿岸文化である港湾商業都市の福岡を見下しています。
文部省が縄文文化を軽視するのに似ています。

今回、政府からの救援物資が、熊本地方行政の機能不全によって
避難民の方々ね手元にわたっておらず
やむなく自衛隊や米軍などを使って直接配るそうです。
大陸半島の官僚独裁国のようで、悲しくなりました。

s

いつも読むだけの一読者ですが、熊本県北部に住んでます。

被害がそれほどなかったので通常通りの生活がおくれていますが、友人親戚がたくさん被災しました。

土曜日の高速、自衛隊、各県ナンバーの救急車、各市の災害派遣と書いたダンボールを詰めるだけ積んだ車、県民としてありがたく、運転に支障がないよう涙をこらえるのが精一杯でした。

月曜に出張から帰ってきた弟が帰ってくるなり支援物資の調達をはじめました。チャラチャラして国だ故郷だ考えもしない、少年院にも行ったような弟が、ただただ地元がこんなになっている時に何もしない訳にはいかないと……

こんな弟であろうと日本人としての血が流れているんだと頼もしくなりました。

そして、マスゴミ、お祝いしてくれた民族、被災地に乗り込んでご丁寧に自衛隊反対やってる暇人、募金詐欺、県民はしっかり見てるぞ。

熊本の人間は怒るとすごいからな……

熊本の件だったのでついつい書き込まずにいられませんでした。

ベントラー

震災ボランティア
ことの背景にあるのは、日本共産党が震災ボランティアをやるときの募金の使い方にある。大震災が起きると共産党は震災ボランティアを派遣するが、その派遣費用を震災募金から出していたのが東北大震災時に問題になっていた。

どういうことかというと震災募金として集めたカネの中から震災ボランティアをやる専従党員の交通費と現地での生活費を出していたわけです。
(中略)
で、震災ボランティアに行かされた専従はたいがいが給与遅配6ヶ月とかいう人たち。要するに厳しい党財政の中では給料を払えないので、震災ボランティアに派遣すると何ヶ月か給料を払わなくてよくなって、その間震災募金で専従を食わせられる。すなわち震災があると共産党は専従職員の賃金コストダウンができるのです。

http://kinpy.livedoor.biz/archives/52161294.html

おかざき

No title
>日本に住む日本人は、1億が家族となって行かなければ、日本人の生存そのも>のが危うくなるのです。
>それがわからない、日本人のふりをして日本に住んでいる日本人のような顔を>して日本語を話す日本人でない人たちには、考え方をあらためるか、それがで>きないなら、もはや出て行ってもらうしかないのではないかと思います。

おっしゃられる通りです。
心根が卑しいヒト(モドキ)は隣国へどうぞ、と。

-

No title
まさしく、その通りなのだが、これ程までに精神的に汚染されてしまった輩が多くなっている現状の中で、一体どれ程の者が改心するのだろうか。
すでに富を得、他者を虐げ毎日を暮らす者達は実際に自分達が襲撃を受ける程に悲惨な事にならない限り、自分の何が間違っているのかさえ気が付かないと思う。

多くの国民との乖離の酷さを自覚すらしない者の言動は、近年、いくらでも目にする事が出来、解る者にはますます解り、解らぬ者はますます暴虐の限りを尽くしているのを目にする事が出来る。
今回の震災においても、特に左翼野党議員やその配下の者、マスコミ各社の言動の酷さは実に解り易く呆れる程簡単に目にしている。
その中で、もくもくと働く自衛隊員を含め一般の方々とのギャップも天地の違いほどに見て解る。

こうまで一目瞭然に人と獣との違いを目にする事が出来る程、よろしくない時代を目にする事になったのを見ていると、私には悲しさしか出て来ない。
小名木さんは希望を説かれるが、私にはすでに獣となった者達が改心する様には見受ける事が出来ないし、上にのさばる獣達が下に降りる可能性すら見いだせない。
そこへ持って来て、天災だけは平等に降って来るのだから、尚更やりきれないと言うのが正直な気持ちだ。

もみ

No title
いつも素晴らしい記事をありがとうございます。
熊本は、全国でダントツに神武天皇をお祭りする神社が多いのは
ご存知かと思います。第二位の広島のほぼ倍の70社です。
また阿蘇の麓の幣立神宮は、伊勢神宮の元宮のような存在です。
この間、両陛下が神武天皇式年祭にお出まし、東宮と東宮妃は
皇居の宮中三殿で祭祀をなされた矢先、神武天皇に
もっともゆかりの深い熊本での大震災です。
国民の、ある覚醒を促されているような気が致しました。

亡くなられた方のご冥福をお祈りするとともに、復旧の
一日も早からんことを祈念致します。

-

いつもありがとうございます。
ねず先生の仰る通りだと想います。九州地方は地震は起こらないと私は勝手に思っていましたが、今回の大地震です。決して他人事ではない。日本に生きて生活している以上何処でも地震に見舞われる事を肝に命じます。
和を以て貴しとなし争う(いさかう)事なきを旨とせよ。聖徳太子のお言葉は心の修養をのべたのではなく、和を重んじお互い助けあい、立てあっていかなければ活火山国の日本では生きられない事を延べた実践哲学なんだとよく分かりました。
金持ちは天変地変が起きれば自分らだけで他国へ逃亡しようとするでしょう。勝手にお行きなさい。そんな輩は日本にいて欲しくない!
人間は必ず死ぬんです。それなら、美しい敷島日本の国で死にたいと想います。

heguri

No title
いつもありがとうございます。シェアさせていただきました。

taigen

No title
> 自衛隊は敵だ、警察は敵だ、消防も敵だ、そうやって故意に国内に敵を作ろうとする人たちがいます。
しかし、自衛隊も警察も消防も、いざというときのためのものなのです。
何もなければ、それはとっても幸せなことです。
しかし日本では災害が、ある日突然やってくるのです。

『防衛大学第1回卒業式』吉田茂元総理大臣の訓辞が本来の《自衛隊の在り方》を呈する
http://trend-izumi.com/post-2221/
君達は自衛隊在職中、

 決して国民から感謝されたり、

 歓迎されることなく

 自衛隊を終わるかもしれない。

 きっと非難とか叱咤ばかりの

 一生かもしれない。

 御苦労だと思う。
 
 
 しかし、

 自衛隊が国民から歓迎され

 ちやほやされる事態とは、

 外国から攻撃されて国家存亡の時とか、

 災害派遣の時とか、

 国民が困窮し

 国家が混乱に直面している時だけなのだ。
 
 
 言葉を換えれば、

 君達が日陰者である時のほうが、

 国民や日本は幸せなのだ。

 どうか、耐えてもらいたい。」 

桐一葉

まさに警鐘
昔々この地方は比較的大きな震災が少なかったと聞いています。
阿蘇の麓の大神宮、神武天皇をお祭りする数々の神社。
築城からその見事な石垣を誇った武人の証し。
神々が、清正公が今もお守りしているであろうその地を歪ませてまでお示しになったものに日本人は気づかなければなりません。
日本を腐らせているものは日本から出て行け!
まさにねず先生の言葉と同じ事を叫ぶ人々は決して少なくありません。
Kの法則、天に唾する者の末路を思います。

junn

No title

takechiyo1949

救出〜支援〜復興
未曾有の大災害に便乗して義援を装った詐欺を働く「天下の公党」が
ある。
社会主義者である前に我國の国民であるとの自覚が全く無い犯罪者集団。
この様な者共を排除出来なければ我國の将来も無い。
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年1月生まれ
国司啓蒙家
静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。
ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。
他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年 真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり。

《著書》 日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、『庶民の日本史』、『金融経済の裏側』、『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』その他執筆多数。

《動画》 「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

講演のご依頼について

最低3週間程度の余裕をもって、以下のアドレスからメールでお申し込みください。
むすび大学事務局
E-mail info@musubi-ac.com
電話 072-807-7567
○受付時間 
9:00~12:00
15:00~19:00
定休日  木曜日

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