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20160528 オバマ大統領


26日午前、伊勢志摩サミットの開催に先立ち、伊勢神宮内宮(皇大神宮)での、G7各国首脳は今回の印象を記したものです。

■オバマ大統領(米国)
幾世にもわたり、癒しと安寧をもたらしてきた
神聖なこの地を訪れることができ、
非常に光栄に思います。
世界中の人々が平和に理解しあって
共生できるようお祈りいたします。

(訳は http://www.isejingu.or.jp/sp/topics/52m6sctx.html</u>">http://www.isejingu.or.jp/sp/topics/52m6sctx.html によりました。
 以下同じです。)

■オーランド大統領(フランス)
日本の源であり、
調和、尊重、そして平和という価値観をもたらす、
精神の崇高なる場所にて。

■メルケル首相(ドイツ)
ここ伊勢神宮に象徴される日本国民の
豊かな自然との密接な結びつきに
深い敬意を表します。
ドイツと日本が手を取り合い、
地球上の自然の生存基盤の保全に
貢献していくことを願います。

■キャメロン首相(英国)
日本でのG7のために伊勢志摩に集うに際し、
平和と静謐、美しい自然のこの地を訪れ、
英国首相として伊勢神宮で敬意を払うことを
大変嬉しく思います。

■レンツィ首相(イタリア)
このような歴史に満ち示唆に富む場所で
すばらしい歓待をいただきまして
ありがとうございます。
主催国である日本と我々全員が、
人間の尊厳を保ちながら、
経済成長及び社会正義のための諸条件を
より力強く構築できることを祈念します。

■ジャスティン首相(カナダ)
伊勢神宮の調和に、
繁栄と平和の未来を創るという
我々の願いが映し出されますように。

■ドナルド・トゥスク欧州理事会議長
静謐と思索の場。
そして日本についての深い洞察。
どうもありがとう!

■ジャン=クロード・ユンカー欧州委員会委員長
この地で目の当たりにした
伝統と儀礼に敬意を表す。



20160528 各国首脳のご記帳


また、広島におけるオバマ大統領の演説は、まさに歴史に残る偉業であったと思います。
そして、「アメリカを恨んでなどいない」とはっきり述べた被爆者の皆様のメッセージも、とても素晴らしいものでした。

ところがこの日、オバマ大統領の広島での演説のとき、広島の平和公園の外では、
「米国は賠償せよ!」とデモをしている情けない人たちがいたそうです。
おそらく生粋の日本人は、そこに誰もいなかったと思います。
彼らの行動は結果として、戦後の世界と日本が抱えたもうひとつの問題、つまり朝鮮戦争難民と、在留半島人の問題を、あらためて浮き彫りにしたのといえようかと思います。

日本はなるほど戦争に負けました。
けれど、日本に落とすための原爆を運んだ米海軍の重巡洋艦インダナポリスは、伊号第五八潜水艦によって、その後に見事、撃沈されています。
沈没は、あっという間の出来事だったそうです。

広島と長崎に投下された原爆は、広島がウラン235型原爆、長崎がプルトニウム型の原爆です。
両者は、実験のために落とされたと米国側の記録にあります。
すでに戦況は、完全に米国にあり、日本落城は目前であったわけです。
原爆投下は、軍事戦略上、まったくその必要がなかったことが、米国側の記録に明らかにされています。
けれど、その2発の原爆によって、広島で20万人、長崎で7万4千人の非武装の市民の犠牲者が出ています。

これは明らかな国際法違反の行為であり、そして神々が絶対にお赦しにならない人類の蛮行です。
だからインディアナポリスは、沈められたのだということができようかと思います。

けれど、だからとって、恨みを根に持つという文化は、日本にはありません。
あれは戦争であった。
けれど、大切なことは、平和です。
その未来に向けて平和を築くことこそが大事なことです。
終わった戦争をいつまでも根に持つのではなく、生き残った者は、いまと、そして未来を切り拓いていくことこそが大事と考えるのが日本人です。

オバマ大統領の広島でのスピーチの全文です。

*******

71年前の雲一つない明るい朝、空から死が舞い降り、世界は変わった。
閃光(せんこう)と火柱が都市を破壊し、人類は自ら破壊する手段を手にすることを示した。

われわれはなぜ広島に来たのか。
そう遠くない過去に解き放たれた残虐な力に思いをめぐらせるためだ。
われわれは命を落とした10万人を超える日本の男女、子供、何千人もの朝鮮半島出身者、十数人の米国人捕虜を悼む。

その魂が私たちに話しかけてくる。
彼らはわれわれに対し、もっと内なる心に目をむけ、自分の今の姿とこれからなるであろう姿を見るように訴える。

広島を際立たせているのは、戦争という事実ではない。
過去の遺物は、暴力による争いが最初の人類とともに出現していたことをわれわれに教えてくれる。
初期の人類は、火打ち石から刃物を作り、木からやりを作る方法を学び、これらの道具を、狩りだけでなく同じ人類に対しても使った。

いずれの大陸も文明の歴史は戦争で満ちており、食糧不足や黄金への渇望に駆り立てられ、民族主義者の熱意や宗教上の熱情にせき立てられた。
帝国は台頭し、そして衰退した。
民族は支配下に置かれ、解放されたりしてきた。
転換点において罪のない人々が苦しみ、数え切れない多くの人が犠牲となり、彼らの名前は時がたつと忘れ去られてきた。

広島と長崎で残酷な終焉(しゅうえん)を迎えた世界大戦は、最も豊かで強い国家間で勃発した。
彼らの文明は偉大な都市と素晴らしい芸術を育んでいた。
思想家は正義と調和、真実という理念を発達させていた。
しかし、戦争は、初期の部族間で争いを引き起こしてきたのと同様に支配あるいは征服の基本的本能により生じてきた。
抑制を伴わない新たな能力が、昔からのパターンを増幅させた。

ほんの数年の間で約6千万人が死んだ。
男性、女性、子供たちはわれわれと変わるところがない人たちだった。
撃たれたり、殴られたり、連行されたり、爆弾を落とされたり、投獄されたり、飢えさせられたり、毒ガスを使われたりして死んだ。

世界各地には、勇気や勇敢な行動を伝える記念碑や、言葉にできないような悪行を映す墓や空っぽの収容所など、この戦争を記録する場所が多くある。

しかし、この空に上がった、きのこ雲のイメージが、われわれに人類の根本的な矛盾を想起させた。
われわれを人類たらしめる能力、思想、想像、言語、道具づくりや、自然とは違う能力、自然をわれわれの意志に従わせる能力、これらのものが無類の破壊能力をわれわれにもたらした。

物質的進歩や社会革新がこの真実から、われわれの目を曇らせることがどれほど多いであろうか。高邁(こうまい)な理由で暴力を正当化することはどれほど安易なことか。

偉大な全ての宗教は愛や平和、公正な道を約束している。
一方で、どの宗教もその信仰が殺人を許容していると主張するような信者の存在から逃れることはない。

国家は、犠牲と協力を結び付ける物語をつむぎながら発展してきた。
さまざまな偉業を生んだが、この物語が抑圧や相違を持つ人々の人間性を奪うことにも使われてきた。
科学はわれわれに海を越えてコミュニケーションを取ることを可能にし、空を飛び、病気を治し、宇宙を理解することを可能にした。
しかし同じ発見は、より効果的な殺人機械へとなり得る。

現代の戦争はこうした真実をわれわれに伝える。
広島はこの真実を伝える。
人間社会の発展なき技術の進展はわれわれを破滅させる。
原子核の分裂につながった科学的な革命は、倫理上の革命も求められることにつながる。

だからこそわれわれはこの地に来た。
この街の中心に立ち、爆弾が投下されたときの瞬間について考えることを自らに強いる。
惨禍を目にした子供たちの恐怖を感じることを自らに課す。

無言の泣き声に耳を澄ませる。
われわれはあの恐ろしい戦争やその前の戦争、その後に起きた戦争で殺された全ての罪なき人々に思いをはせる。

単なる言葉でその苦しみを表すことはできない。
しかし、われわれは歴史を直視し、そのような苦しみを繰り返さないために何をしなければならないかを問う共通の責任がある。

いつの日か、生き証人たちの声は聞こえなくなるだろう。
しかし1945年8月6日の朝の記憶は決して風化させてはならない。
記憶はわれわれの想像力を養い、われわれを変えさせてくれる。

あの運命の日以来、われわれは希望をもたらす選択もしてきた。
米国と日本は同盟関係を築くだけでなく、戦争を通じて得られるものよりももっと多くのものを国民にもたらす友情を築いた。

欧州の国々は戦場に代わって、交易や民主主義により結ばれている。
抑圧された人々や国々は自由を勝ち取った。
国際社会は戦争を回避し、核兵器の存在を規制、削減し、完全に廃絶するための機関を創設し協定を結んだ。

それにも関わらず、世界中で見られる国家間のテロや腐敗、残虐行為や抑圧は、われわれがすべきことには終わりがないことを示している。
われわれは人類が悪事を働く能力を除去することはできないかもしれないし、われわれが同盟を組んでいる国々は自らを守る手段を持たなければならない。

しかし、わが国を含む、それらの国々は核兵器を貯蔵しており、われわれは恐怖の論理から抜け出し、核兵器のない世界を希求する勇気を持たなければならない。
こうした目標は私の生きている間は実現しないかもしれないが、粘り強い取り組みが惨禍の可能性を引き下げる。

われわれはこうした保有核兵器の廃棄に導く道筋を描くことができる。
われわれは、新たな国々に拡散したり、致死性の高い物質が狂信者の手に渡ったりするのを防ぐことができる。しかし、まだそれでは不十分だ。
なぜなら、われわれは今日、世界中で原始的なライフル銃やたる爆弾でさえ恐るべきスケールの暴力をもたらすことができることを、目の当たりにしているからだ。

われわれは戦争そのものに対する考え方を変えなければならない。
外交を通じて紛争を予防し、始まってしまった紛争を終わらせる努力するために。
増大していくわれわれの相互依存関係を、暴力的な競争でなく、平和的な協力の理由として理解するために。
破壊する能力によってではなく、築くものによってわれわれの国家を定義するために。
そして何よりも、われわれは一つの人類として、お互いの関係を再び認識しなければならない。
このことこそが、われわれ人類を独自なものにするのだ。

われわれは過去の過ちを繰り返す遺伝子によって縛られてはいない。
われわれは学ぶことができる。われわれは選択することができる。
われわれは子供たちに違う話をすることができ、それは共通の人間性を描き出すことであり、戦争を今より少なくなるようにすること、残酷さをたやすく受け入れることを今よりも少なくすることである。

われわれはこれらの話をヒバクシャ(被爆者)の中に見ることができる。
ある女性は、原爆を投下した飛行機の操縦士を許した。
本当に憎むべきは戦争そのものであることに気付いたからだ。
ある男性は、ここで死亡した米国人の家族を探し出した。
その家族の失ったものは、自分自身が失ったものと同じであることに気付いたからだ。

わが国は単純な言葉で始まった。
「人類は全て、創造主によって平等につくられ、生きること、自由、そして幸福を希求することを含む、奪うことのできない権利を与えられている」

理想は、自分たちの国内においてさえ、自国の市民の間においてさえ、決して容易ではない。
しかし誠実であることには、努力に値する。
追求すべき理想であり、大陸と海をまたぐ理想だ。

全ての人にとってかけがえのない価値、全ての命が大切であるという主張、われわれは人類という一つの家族の仲間であるという根本的で必要な概念。
われわれはこれら全ての話を伝えなければならない。

だからこそ、われわれは広島に来たのだ。われわれが愛する人々のことを考えられるように。
朝起きた子供たちの笑顔をまず考えられるように。
食卓越しに、夫婦が優しく触れ合うことを考えられるように。
両親の温かい抱擁を考えられるように。

われわれがこうしたことを考えるとき71年前にもここで同じように貴重な時間があったことを思い起こすことができる。
亡くなった人々はわれわれと同じ人たちだ。

普通の人々はこれを理解すると私は思う。
彼らは、さらなる戦争を望んでいない。
彼らは、科学は生活をより良いものにすることに集中すべきで、生活を台無しにすることに集中してはならないと考えるだろう。

各国の選択が、あるいは指導者たちの選択がこの単純な分別を反映すれば、広島の教訓は生かされる。

世界はここ広島で永久に変わってしまったが、この街の子供たちは平和に日常を過ごしている。
なんと貴重なことであろうか。
これは守るに値し、すべての子供たちに広げていくに値する。
これはわれわれが選択できる未来なのだ。

広島と長崎の将来は、核戦争の夜明けとしてでなく、道徳的な目覚めの契機の場として知られるようになるだろう。
そうした未来をわれわれは選び取る。

(訳は産経ニュースのものをいただきました)
http://www.sankei.com/politics/news/160527/plt1605270066-n1.html

********

一点だけ、申し上げたいと思います。
「人は死なない」とは、前東大救急部長の矢作直樹先生のご著書のタイトルですが、ほんとうにそのように思うのです。

清少納言も、藤原定家も、伊邪那伎、伊耶那美も、邇邇芸命も須佐之男命も、みんな生きています。
肉体はとっくの昔になくなっていますが、御神霊となって、私たちとともにあります。
それが縄文以来の日本人の考え方だし、それが事実だと、まじめに、思います。

ですから広島や長崎で被爆してお亡くなりになった方々も、通州事件や尼港事件の被害者の方々も、やはりいまも生きておいでになります。
英霊の皆様も、やはり、生きておいでになります。

もちろん私たちにはその姿は見ることはできません。
けれどはっきりいえることは、たとえば広島、長崎の被爆者の方々は、おそらくその全員が、
「我々の死を決して無駄にしないでくれ」
「私たちの死を乗り越えて、きっと平和で豊かな日本を築いてくれ」
と、思っておいでのことと思います。

ましてや、どこかの国のように、ありもしない過去を利用して他所の国から金を強請るような下劣な日本人になど、絶対になってほしくないということが、お亡くなりになられた方々全員の一致したご意見であるものと確信します。

私たちに必要なことは、私たちの子供のたちのより良い未来の為に、私たちにできることをしていくことだと思います。

20151208 倭塾・動画配信サービス2


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コメント

uzmkyktn

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何も知らない洗脳された日本人はこうなっているんだよ。永遠の強迫者達は日本人のメンタリティーにはない厚顔無恥さのような欠陥をもっている。

d

No title
謝罪しろ賠償しろとは言わないが、
米国は原爆投下が間違っていたことを認めよ、ということは言わなければならないでしょう。
未だに米国内では原爆投下は正しかったという見方が大勢です。その現実を前にして、私たちは恨んでいませんで終わらせるのは、違う。今回の演説においても、原爆投下が間違っていたことを認めていない。にも関わらず、もう終わったことですから、で終わらせようとする貴方達は結局WGIPの洗脳から未だに縛られていると言わざる負えない。

-

No title
先ほどコメントした者ですが、言葉が足りませんでした。

追記です。
長崎においでになれなかったけど、長崎でお亡くなりになった方々にもきっとオバマ大統領の心は通じています。

-

No title
オバマ大統領の広島訪問、今を生きる私達日本人は勿論のこと、アメリカ大統領の広島訪問を一番待ち望んでいたのは原爆でお亡くなりになった方々ではないでしょうか。 
いろいろな世論を押して被爆地広島においでになり哀悼の誠を捧げられました。
そのスピーチの全文にオバマ大統領の心が見えました。

何時の日にか、当事国であるアメリカ大統領が被爆地訪問を果たさなければならない、そのことをオバマ大統領はお考えになっておられたと思います。
日本でサミットがあり、そしてご自身の任期の最後に合わせ訪問されたのではと思っています。

悲しいかな、今までの大統領においては世論、また自身の保身もあったでしょう、そして何よりも歴代大統領は皆、植民地支配時代の流れを汲む白人系です。
被爆地を訪れる事はありませんでした。

私の深読みかも知れませんが、オバマ大統領はブラック系の初の大統領です。
ご自身が諸々の経験をされ、それを恨むことなく人間としての基本をお持ちになりアメリカ大統領になられました。
よって今までの歴代大統領と違い、本当の意味において人の心がお解りになられる方だと思います。

お断りしておきますが、白人系とか~系だから人の心が解からないとかそういう事を言ってるのではありません。
本当の痛みは受けた本人しかわかりませんから、少なくともそうであろうと私が思っているだけです。

思えば、ブラック系のオバマ大統領が広島を訪れたのは戦後70年の区切りが過ぎた1年目です。
ねず様が言われるようにまさに新時代の幕開けに相応しい訪問になりました。
オバマ大統領のメッセージ、そして何よりも被爆者の皆様が「アメリカを恨んでなどいない」と言われた事です。

それは、過去を忘れるという意味ではなく、過去を振り返り再び繰り返さない、そのことを再認識した日でもあると思います。

また、広島だけでなく長崎にもと言う声があるのも理解できます、願わくばと思っている一人でもありますから。
何故なら私の父は19歳の時、長崎で被爆しました。
それも中心地から1.5キロの地点で、、、一番悲惨な爆心地の惨状を見ているのです。
その父から惨状の話は聞きましたが、恨み言の一言も私達家族は聞いていません。
聞いたのは「あの惨状は繰り返さないで」とそれだけでした。

どの様に言ったら良いか分かりませんが、私が思うに、先の戦いで外地で散華された英霊の皆様の魂は日本にお帰りになっておられる、その様に思っています。
このような言い方は、お亡くなりになった方々に本当に失礼かも知れませんが、先の戦いで何処でお亡くなりになろうと、犠牲になられた方々の魂はこの日本においでです。
そして必ずや日本を見守ってくださっている、その様に思っています。

今回のアメリカ大統領のメッセージ、原爆でお亡くなりになった方々は勿論のこと、先の戦いで散華された世界の皆様の心にもきっと届いている、そのように思います。

また、ねず様が言われてますが。
>一点だけ、申し上げたいと思います。
「人は死なない」とは、前東大救急部長の矢作直樹先生のご著書のタイトルですが、ほんとうにそのように思うのです。
の下りから、>私たちに必要なことは、私たちの子供のたちのより良い未来の為に、私たちにできることをしていくことだと思います<
仰る通りです。

今日もありがとう御座いました。

ポッポ

No title
今回の伊瀬志摩サミットについては、安倍首相の挨拶、オバマ大統領やG7各国首脳の挨拶等の全てが素晴らしいものでした。

会場が伊瀬志摩であったことから参加された方々には、日本の宗教
観が少しでも分かっていただけたと思います。何分にも、世界の国々の大半が一神教ですから、神様と仏様そして天皇家を祭る伊勢神宮を同時にお参りできる日本人の姿を、理解できなかったと思います。
多神教の日本人のことが、分かっていただけたら幸いだと思うのです。


G7各国の首脳が広島に行かれたことも素晴らしかったです。
オバマ大統領は米国内の都合がありますから、原爆について謝罪を軽々しく出来ません。そのことを理解した上で、被爆者の方と面会されたのですが、被爆者の方もこれを理解されていて良かったと思います。
オバマ大統領の態度は、被爆者の方々にとって謝罪に近いものとして受け取られたと思います。


アメリカではトランプ氏が、今度は安倍首相がハワイに来る番だと言っているようですが、大東亜戦争における開戦を不意打ちとして謝罪を求める考え方だと思います。

フライングタイガースをどうするのか、最後通牒に等しいハル文書をどうするのかと思います。

まして、広島も長崎も原爆による死者は民間人です。原爆以外にも東京、名古屋、大阪等多くの都市で民間人をさつ戮したことと、軍港と軍艦の戦死者を同一として考えるようでは、大統領が務まるのかと不安になります。

しかしながら、安倍首相がハワイに行けば、今度はオバマ大統領が靖国神社に参拝されることになるのでしょうか。(昔ブッシュ大統領が靖国神社への参拝を希望されたところ、外務省が断ったと記憶しています。)
米国大統領が靖国神社を参拝された場合、中国は分かりませんが、韓国は靖国神社のことを言えなくなるような気がします



広島で市民団体(?)がオバマ大統領に謝罪せよ、賠償せよと喚いていたそうですが、日本人の場合には謝罪で終わります。しかし、韓国人は謝罪は賠償に繋がるのです。その実態は、米国も理解できたでしょう。
米国のGHQが実行した、占領プログラムの一つです。相手にはしないのでしょうけれど、この様な実態は知っておいて欲しいものです。

-

ウソを報道する某局について
このような大切なことを報道するのに「数万とも言われる朝鮮半島出身者も犠牲に…」と報道した日本テレビ系列の報道番組。
本当に呆れかえります。
原爆の犠牲者は一人一人名前が刻まれ、それぞれの物語も生き残った人々により語り継がれています。それなのに南京の大法螺と同じようにいつの間にか2万人だ、いや7万人だと流されるウソの数字をそのまま「数万とも言われる」などと報道するとは。こんなことが許されるのでしょうか。
数字を盛ってくるあたり、また強制連行の末の被爆だ、賠償せよと騒ぐつもりではないでしょつか。
数がハッキリしていることにまでウソを許してはいけません。日本テレビは猛省すべきです。

junn

No title
伊勢志摩サミット[1]コンスと〇〇〇〇ポーズに汚染された「おもてなし」~神道の作法の死滅~*画像追加
http://blog.goo.ne.jp/chaos1024/e/412ba08eaed00e44d8757df6eab4533c

ネコ太郎

 
オバマ大統領の講演は見事と言うほかありません。
米国内の拒否感に配慮した、などと批判をおっしゃる方もいますが、そんなことは超越した美しいスピーチです。
衰えたとは言えさすがアメリカは一流国です。

また伊勢神宮へ行った各国首脳のひとことも本質を見極めています。
安倍総理は混迷を続ける一神教徒の先進国に正しい道を示すため神宮に招待したのだと思います。

勇馬眞次郎

オバマ大統領ヒロシマスピーチ
最近殆ど毎日このブログを拝見するのが楽しみで常に100%共感を覚えていますが、今日は100%ではありません。オバマ氏自身には私も好感をもつ一人ですが、広島演説にはかなりの違和感があります。日米の同盟強化に役立ったことは確かですが、「謝罪なき和解」は真の和解ではありません。謝罪を強いるべきではありませんが自発的な詫びの一言を期待していました。真の同盟は、あのトランプ共和党候補が喝破した「日本の核武装と米軍の日本からの撤退」の上に立ったものでなければならず、コストが何兆円かかっても日本はこの道を採るべきでしょう。国の独立は金には換えられない価値があるからです。日米は過去に東西の覇権国同士として熾烈な戦いをし今は和解し同盟国となりました。日米関係は恩讐を越え未来を志向するべきことは確かです。しかし、重要なことは、その関係が嘗て日本が侵略国家であり米国に懲罰されて蘇ったというウソの神話に基づいてはならず、米国に日本が従属する主従関係であってはならないと思います。

-

更新ありがとうございます。
アメリカの原爆投下は民間人に対する無差別殺戮の極みです。この事をどんなに誤魔化しても、軍国主義を止める為のやむ得ない行為と正統化しても、日本に対してアメリカは、罪を負い続ける事には変わりありません。当時の日本軍の一部の将校が原爆製造し使用する許可を昭和天皇に奉上しましたが、 即座に却下されました。 これが
変わらぬ日本の心です。

アメリカの退役軍人達や世論の反対を押して広島に訪問されて原爆被害者に哀悼の誠を捧げられた、オバマ大統領の勇気に敬意を表します。 また、アメリカを恨んでいないと仰った被害者代表の言葉は、世界の人達の胸を打ちました。(一部の反日国を除いて)ありがとうございます。

junn

No title
核汚染日本の再生-被曝治療の実際(1) (4.1追記)
http://blog.goo.ne.jp/adoi/e/d00d0525c4227bd9b4167f977b1a22a8
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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年1月生まれ
国司啓蒙家
静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。
ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。
他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年 真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり。

《著書》 日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、『庶民の日本史』、『金融経済の裏側』、『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』その他執筆多数。

《動画》 「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

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