田母神論文に対するダイヤモンド誌の反論。大学講師でもこのレベル?



ダイヤモンドオンラインに、「田母神問題で思う、 世界で通用しない保守派の内弁慶という記事が掲載された。

記事を書いたのは、上久保誠人という(大学講師)である。

1968年愛媛県生まれというから、まだ若い。
早稲田大学第一文学部卒業後、伊藤忠商事勤務を経て、英国ウォーリック大学大学院政治・国際学研究科博士課程修了という秀才である。
早稲田大学グローバルCOEプログラム「アジア地域統合のための世界的人材育成拠点」特別研究員および立教大学法学部非常勤講師という肩書を持つ。

論旨を順に追ってみたい。

<引用>---------------------------------------------
自衛隊元空幕長・田母神氏の書いた文章が世の中を騒がせていたが、今回この文章について初めて書いてみたい。しかし、その主張の内容の是非、及び文民統制の問題は取り上げない。それらは、既に様々な識者が論じ尽くしているからではあるが、それ以上に、そもそも論じる価値がないからだ。

田母神氏の文章には、彼の主張の根拠・理由となる参考資料・文献が一切明示されていない。つまり、田母神氏の主張は単なる思い付きだということだ。少なくとも、学問の世界ではそう看做される。たとえ、田母神氏が長年に渡って歴史を深く学んでいたとしても、それが文章上に示されていなければ意味がない。田母神氏が私のゼミの学生で、この文章をレポートとして提出してきたら、私の採点は「不可」である。この文章は、大学の「レポート」にすらならない、ただの「作文」なのだ。

私はこの連載など、参考資料・文献を明示しない評論として書いた文章を「論文」とは呼ばない。それは研究者としての最低限の矜持である。田母神氏の文章を「論文」と呼ぶのは、我々研究者に対して失礼である。

-----------------------------------------------------

上久保氏の主張は、田母神論文を「論じる価値がない」と断じ、その理由は「主張の根拠となる参考資料・文献の明治がないからだ」といいます。

ところが、田母神論文については、「田母神俊雄幕僚長の論文を、そのまま掲載します。是非、ご自分の目でご一読を」 で全文まるごと掲載しますけど、田母神氏は、主張の根拠となる史実については、
「マオ( 誰も知らなかった毛沢東)( ユン・チアン、講談社)」
「黄文雄の大東亜戦争肯定論( 黄文雄、ワック出版)」及び
「日本よ、「歴史力」を磨け( 櫻井よしこ編、文藝春秋)」
等と、出典を明らかにしています。

そのうえで、それらを組み合わせたときに見える史実を、文中で展開している。
この上久保という学者は、いきなり田母神論文を「論じる価値がない」と、いきなりショッキングな切り出しで、田母神論文を斬って捨てていますが、こういう断じ方は非常に失礼なのではないでしょうか。

なるほど、参考文献を明らかにするのは、その引用等に関し、著作権の問題があるからであるし、史実に関する研究ならば、出典をあきらかにすることは当然と思います。
しかし、それらを総括した自分の意見が「論」です。誰それがこう言った、どこそこにこう書いてあったという事実の羅列は、論ではなく「メモ」にすぎません。情報の羅列を「論」とはいわない。
田母神氏の論文は、氏の「論」です。「メモ」ではない。「論」の出所は、書いた本人にあるわけで、そうでなければ価値がない。上久保氏の言ってることは、真逆だと思います。

<引用>-----------------------------------
しかし、「田母神作文」は論じる価値がないが、田母神氏の傲慢な態度は少々気になる。
--------------------------------------------

上久保氏は、ここでいきなり田母神氏の態度を「傲慢」と決めつけます。
これも、ひどいです。
学説と学説がぶつかるとき、相手の態度をやみくもに「傲慢」と決めつけたら、議論にもなにもなりません。
学者であれば、「互いに学ぶ」という謙虚な姿勢が肝要で、いきなり相手を「傲慢」と非難する態度の方が、悪いけどよほど「傲慢」であり、驕慢です。


<引用>--------------------------------------
それは典型的な「声高な主張をする保守派」の態度だからだ。
私は英国に住んでいた頃、保守派の主張の是非はともかく、その態度に違和感があった。
なぜなら、今回の作文のような「歴史認識問題」について、保守派の「声高な主張」と、欧米での認識が全く異なっていたからだ。

「従軍慰安婦問題」を具体例として挙げる。「従軍慰安婦の徴用に官憲による誘拐といった強制性はなかった」「従軍慰安婦のほとんどは日本人の売春婦で植民地出身者は少数でなかった」「従軍慰安婦が性奴隷であると主張しているのは中国・韓国の学者だけで、強制性がなかったのは世界の学者の常識」。これが保守派の主張である。

ところが、私が読んだ海外メディアではこんな風に報道されていた。「歴史学者達は、1930年から40年代にかけて朝鮮半島と中国出身者が大部分の約20万人の女性がアジア全域の日本軍の売春宿において奉仕させられたと指摘している。
多くの女性達は、自分たちが日本の部隊に誘拐されて性的奴隷になることを強制されたと証言している」(ワシントン・ポスト)
「歴史学者たちは、大部分が朝鮮半島と中国出身の少なくとも20万人の女性が第二次世界大戦中に日本軍の売春宿で強制的に奉仕をさせられたと考えている」(BBCウェブサイト)「歴史学者たちは、大多数の中国や朝鮮半島からの20万人の女性が2000箇所の慰安所で強制的に働かされたことを信じている」(ガーディアン)。

つまり、世界の学者は「従軍慰安婦は性奴隷」と結論付けているというのであり、これは、保守派の主張と真逆なのだ。
-------------------------------------------------

上久保氏は、20万人の性奴隷の記載について、その論拠をあげ、自説こそ正しいと主張しています。
しかし、簡単な理屈ですが、わずか76万の大陸駐屯兵に対し、20万人の若い女性の性奴隷がいた・・・日本兵の4人にひとりの割合で、性奴がいた。。。ほんとうですか? それをそのまま鵜呑みにできるのですか? 日本人の男性はそれほど精力絶倫なのでしょうか? すくなくとも、ボクはそこまで絶倫男ではありません。
学者ともあろう人が、どうしてそうした新聞記事がおかしいと思わないのか、変だと思わない学者の頭の構造の方が、ボクにはよほど不思議に思えます。

<引用>----------------------------------
私が問題視しているのは、保守派の主張そのものではない。正しい部分もあるとは考えている。政治学の研究者として、自分の研究の範囲内で日本人や日本社会の性質を考えてみても、軍に一部の暴走があったとしても、大規模で組織的な誘拐というのは考え難い部分があるからだ。しかし、深刻な問題となっているのは、そのような保守派の主張の是非以前のところにあるのだ。

私は、保守派が日本国内で「声高な主張」を繰り広げる一方で、彼らの主張を外国に対してぶつけてみるという努力を全くやってこなかったことが問題であると考える。
例えば、一昨年の米議会での従軍慰安婦問題に対する謝罪決議の際、提案者のマイケル・ホンダ議員に対して日本の国会議員は誰も会いにいかなかった。ホンダ議員本人はともかくとして、せめて決議案を出している民主党に接触すればいいのに、自民党幹部が会いに行ったのは元々仲のいい共和党議員だった。また、平沼赳夫氏らがワシントン・ポストに従軍慰安婦問題に対する保守派の主張を伝える広告を出したが、むしろホンダ議員の地元に近いロサンゼルス・タイムスに広告を出すべきだった。

つまり、保守派はこれまで外国の雑誌や新聞に論文を掲載することや、外国の政治家やマスコミを説得するなど、日本の理解者を増やす努力を怠っていたのだ。いや、それだけではなく、保守派は海外の批判から目を背けて逃げ回ってきたとさえ言える。そのツケが噴出しているのだ。

その結果、「従軍慰安婦は性奴隷であるというのが歴史学者の結論であり、世界の常識」となっている。保守派に対して「日本には一部、ヒトラーを肯定するような主張をする者がいる」などと批判する海外メディアもあるのである。それに対して、保守派が「従軍慰安婦は性奴隷ではないというのが世界の常識」という、ありもしないことを日本国内向けだけに声高に語り続けてきたことに対して、私は英国在住時代から違和感を持ってきたのだ。

------------------------------------------

上久保氏が学者というなら、この論は、学者にふさわしくない詭弁です。
海外でサヨク勢力なるものが「従軍慰安婦があった」と主張し、それが報道され、決議された。
前段で、上久保氏は、それらの報道を論拠に、慰安婦問題があった、事実であると断じておきながら、

上久保氏は、日本の保守派は「海外での活動をしていない」、「保守派は海外の批判から目を背けて逃げ回ってきた」、「そのツケが噴出している」と述べています。

それは事実と思います。

ということは、逆にいえば、慰安婦問題があったと主張する人たちは、それだけ熱心に「海外で活動し、運動し、宣伝してきた」と白状していることになります。

その結果として、前段で上久保氏が論拠として挙げられた各種報道がなされたものであるとするならば、それこそそこには「作られた事実」があるということではありませんか?

学者というのは、何事もまず疑ってみるところから始まると聞いたことがあります。何らかの政治的意図によって仕組まれて報道されたことを鵜呑みにすることは、学者としてあるまじきこと・・なのではないでしょうか。

<引用>-------------------------------------

私は保守派に1つ提案がある。それは、「国際派保守派の養成」に早急に取り組むことである。要は、英語で海外に対して保守派の主張を発することができる人材を育成しないといけないということだが、重要なことは、政治家やジャーナリストレベルではダメだということだ。「田母神作文」のようなものを、政治家やジャーナリストが中途半端な知識で適当に書いてしまっても、海外では全く相手にされない。「またヒトラーを肯定するようなことを言う奴が出てきた」と言われて無視されるだけである。

だから、歴史学者のレベルで国際派保守派を要請しないといけないのだ。きちんとした資料を分析して、それを英語で論文にして発表し、世界中の歴史学者と議論して保守派の立場を理解してくれる仲間を増やしていくことができる人材を養成する必要がある。

---------------------------------------------

ここは、賛成です。しかし、次が末尾の文章ですが、これがいけない。

<引用>-------------------------------------

仮に保守派の主張にも一理あるとしても、それを世界に理解してもらうには50年はかかると私は考えている。
それが現実であり、日本国内にしか通用しないで「声高な主張」をしても、なんの意味もないことを保守派はそろそろ自覚すべきなのだ。

---------------------------------------------

なるほど、戦後60年かけて蔓延させた左翼史観を修正するには、新たな50年が必要なのかもしれません。
しかし、だからといって、なんの主張も研究もしないということは、歴史に学ばなくてはならない現代人にとって、けっして良いこととはいえないのではないでしょうか?

仮に氏の言うとおり、田母神史観が「日本国内にしか通用しない主張」であったとしても、それに賛同する多くの日本人がいる以上、その内容を、個々に具体的に検証する。それが上久保氏のような学者の役割なのではないでしょうか?

そういう努力をしようとせずに、いきなり、田母神氏を傲慢であると決め付け、論文に「価値がない」と一方的に決めつけるという態度こそ、まじめで正当な学究を阻害し、文化の発展を損ねる野蛮な行為なのではないでしょうか。

傲慢である、価値がないと決めつけて、どうするのですか?
勝ちがないから、焚書するのですか?
自らの主張と異なる意見は、抹殺し、書を燃やし、意見を言う者を殺害するのですか?
そういう考え方そのものが、独善的なファシズムというのではありませんか?

田母神氏は、自衛隊員であり、学者ではありません。
ただ、田母神氏が投げかけた「正しい歴史認識とは?」という事柄について、再度いろいろな角度から、検証しなおしてみる、という謙虚な姿勢こそが、いまのわれわれに必要なのではないでしょうか。

そして、そういう冷静な態度こそが、多くの人々が上久保氏のような学者さんたちに求めていることなのではないかと、ボクは思うのです。

【朝生支持率61%】 1/5 田母神節 vs マスコミ 外人編 【桜 H20/12/04】


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コメント

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通りすがり

人格攻撃?
上久保氏は田母神氏の人格攻撃などしていませんよ。

>上久保氏は、20万人の性奴隷の記載について、その論拠をあげ、自説こそ正しいと主張して
>います。
>しかし、簡単な理屈ですが、わずか76万の大陸駐屯兵に対し、20万人の若い女性の性奴隷
>がいた・・・日本兵の4人にひとりの割合で、性奴がいた。。。ほんとうですか? それをそのまま
>鵜呑みにできるのですか? 日本人の男性はそれほど精力絶倫なのでしょうか? すくなくとも、
>ボクはそこまで絶倫男ではありません。
>学者ともあろう人が、どうしてそうした新聞記事がおかしいと思わないのか、変だと思わない学
>者の頭の構造の方が、ボクにはよほど不思議に思えます。

ところが、海外のメディアでは第二次大戦中に日本軍は朝鮮、中国の婦女子を徴集して、強制
的に性奴隷として働かされた、というのが通説となっているのです。

>仮に氏の言うとおり、田母神史観が「日本国内にしか通用しない主張」であったとしても、それに
>賛同する多くの日本人がいる以上、その内容を、個々に具体的に検証する。それが上久保氏の
>ような学者の役割なのではないでしょうか?

それには全く賛成です。
海外メディアの間違った認識を正してくれる研究者が現れてほしいものです。

>ところが、田母神論文については、「田母神俊雄幕僚長の論文を、そのまま掲載します。是非、ご
>自分の目でご一読を」 で全文まるごと掲載しますけど、田母神氏は、主張の根拠となる史実につ
>いては、「マオ( 誰も知らなかった毛沢東)( ユン・チアン、講談社)」「黄文雄の大東亜戦争肯定論
>( 黄文雄、ワック出版)」及び「日本よ、「歴史力」を磨け( 櫻井よしこ編、文藝春秋)」等と、出典を
>明らかにしています。

残念ながら上記で挙げられている出典は通俗本であって学術論文ではありません。
このような本を参照して日本人読者のみを対象に、日本語でだけ書かれた田母神レポートは、国内
保守層の鬱憤を晴らすだけのガス抜き効果しかありません。

ねずきち

めごさん
コメントありがとうございます。

学者面して、単なる感情的な人格攻撃。。。。
最低ですね。

≪論文ではないから価値が無い」という論理がおかしい≫

まったく同感です。

めご

上久保氏の批判は単なる感情的な人格攻撃です。
一方で、田母神氏の文章は論文ではありません。単なる文章です。研究者じゃないから、形式なんぞにこだわる必要はない、というのは問題だと思います。研究者のプライドなんぞくだらない云々の話も見当違いだと思います。

しかし、田母神氏の主張は素晴らしいと思います。
形式が整っていないから「価値が無い」という上久保氏の主張はおかしいと思います。

要は「論文ではないから価値が無い」という論理がおかしいのだと思います。

ねずきち

>星ひとつさんコメントありがとうございます。
いろいろとご意見をありがとうございました^^
ボクもたいへん勉強になりました。
いろいろな考え方やものの見方があって、それらが普通に議論できるということは非常に良いことだと思います。
司馬遼太郎氏がなにかに書いておられましたが、ひとというものは、程度の低い議論であればあるほど感情的になる。信じるか信じないかだけの宗教論議とか、右が正しいか左が正しいかなど。など、そうなると痴話喧嘩みたいなもので、ただむきになるだけで、何の生産性もなくなり、ただ破壊の方向にしか議論が向かわない。意味ないです。
上久保さんは、非常に多くの執筆活動をされている方で、若いし見どころのある人物だと思っています。
それに対する反発文を書いたのは、田母神論文は、論文というより史観であり、やや時逆方向に傾きすぎ、ねつ造までもが真実と看做されるようになっている世界の中の日本という国で、ボクはやはり田母神史観の登場を歓迎したいという気持ちが強かったからです。
日本人として、田母神氏の史観を、ただ「論文の体をなしていない」という一言のもとに斬って捨ててしまっていいのか。単なる論文以上の価値があるといえないだろうか。そう思いました。
ぜひまた、星ひとつさんの辛口のコメントをいただけることを楽しみにしています。

>心の選択さんコメントありがとうございます。
心に熱を持つことはとても大切なことです。ほとばしるような激情がなければ人とはいえません。心の選択さんのような、熱い心を持つ人が増えてくれないと、この国は変われない。これからも期待しています^^b

心の選択

>情けないのは、上久保さんの文章を(おそらく)まともに読まずに管理人さんの注釈に引きずられて「被害者の自己申告の紹介程度のものを根拠にする」とか「ワシントンポストやガーディアン鵜呑み」といった見当違いのコメントを投稿した人たちがいたことです。

通りすがりでしたので↑この部分に対して、
[コメントされた方へ]失礼ではないかという
気持ちで、それを察して感情的になり
書いてしまいました。
あまり人を見下すような言葉づかいは
他でも、御注意したほうがいいとは、思います

管理人さんがOKなら結構です。
私はもう何も、言う立ち場にはありません。

最後に私こそ、大変余計なことを失礼しました。
お邪魔しました。

星ひとつ。

これで最後。
双方の考えがある程度見えてきたようなので、「論文としての価値」について少し述べてこの件は最後にします。
私は、「論文としての価値」云々はドレスコードのようなものだと思っています。
その服装では「作文」や「エッセイ」というお店には入れても「論文」というお店にはちょっと…というのが上久保さんの意見。
一方、そんな「お店側」の規定はおかしいというのが管理人さんたちの考えでしょう。
私は上久保さんの考えに同意しますが、管理人さんたちの考えの存在まで否定するつもりはありません。

それにしても、アラシ呼ばわりされるとはねぇ。
アラシだとしたら随分論理的なアラシだと思うんですが…。(笑)
上久保さんがこのブログを見ることはないでしょうが、だからといって、彼に対して何を言ってもいいとは思いません。
批判するにしてもそれなりのルールがあるはずです。
その点で、コメントされた方たちの言葉に引っかかるものを感じたため、ああいう書き方になりました。
管理人さんの冷静な対応には感謝しています。
ありがとうございました。

ねずきち

>星ひとつさん、ご丁寧なコメントありがとうございます。
ボクの間違いだったかもしれませんね。
冷静なコメントを感謝します。
いろいろな考え方があって、それはとても良いことだと思います。
ただ、上久保さんのご意見を読ませていただいた時に、全体を通じて星ひとつさんのおっしゃるような冷静な内容には、とても読めなかったのは事実です。
(1)論拠をあげていないから論文としての価値がない
(2)田母神論文の対極にある諸説(従軍慰安婦等)については、これを事実とする報道がある
(3)ウヨクは、海外での活動努力をしていない
上久保氏のこうした主張は、たとえば(1)については、事実と論(意見)は異なる。論拠がないから価値がないは、違うのではないかと、思いました。
田母神論文の価値というのは現在多くの教育現場等で行われている反日教育の内容と真っ向から対立するものです。それを短い論文で総括するには、いちいちどこそこにこう書いてあったと論拠をあげてくどくど説明されるより、ダイレクトに、○○は間違いである。事実はこうだ。と主張してもらったほうがわかりやすいです。田母神氏は学者ではありません。兵です。論の展開が学者風でなかったから価値がないというのは、暴論だと思います。
次に(2)従軍慰安婦や南京虐殺などは、後世になって「事実をねつ造してプロパガンタとして繰り返し報道された」という点に問題があると、ボクは考えています。したがって、そうして報道された活字を論拠にしたところで、それこそ「何の価値もない」。一方で論拠を挙げろと言っておきながら、他方では歪曲ねつ造された文章をもって「論拠」とする。これでは学者の冷静な姿勢に思えません。
(3)ウヨクは、海外での活動努力をしていないは、たしかにおっしゃるとおりかもしれません。しかし、国内ですら活動努力をしていない。海外どころじゃないです。敗軍の将兵を語らずと言いますが、日本人の美意識として、負け戦について、ぐずぐずと言い訳しないというものがあります。死んだ祖父の同僚が中国に進駐して南京戦にも参加していますが、30年ほど前に「南京で一般市民を殺したの?」と直接聞いたことがあります。出てきた答えは「そんな弾ぁ、どこにあるんだよ。陛下から拝領した弾ぁ、そんな無駄遣いできねぇよ」でした。してないものはしてないとしか言いようがないし、それについてちまちまと言い訳すること自体がみっともない。それが多くの当時を生きた日本人の感覚なのではなかったかと思います。まして海外でのプロパガンタなどしていない。
ちなみに、ウヨクウヨクと言いますが、街宣車に乗って右翼団体を名乗っている者達は、いまではほとんどすべてが在日韓国人です。だから北方領土は話題にしても竹島や尖閣列島に関しては一切触れない。そして彼らの資金源は、北と南の半島です。
ネトウヨと呼ばれる人たち・・・私もなのかもしれませんが、彼らは普通の市民です。右翼活動もしていなければ、妙な団体にも所属していない。ただ、日本という国が好き、それだけの者です。そこが一定の政治的方向性と何らかの意図を持ったサヨクの方々との大きな違いです。その結果が、言われっぱなし・・・となっているわけで、なるほど国際社会では、言われっぱなしで反論しないのは「事実を認めたことになる」のかもしれません。
しかし、多くの日本人が思っているのは「嘘はいずればれる」なのではないでしょうか。

>心の選択さんコメントありがとうございます。
「予告」というのは、以前、星ひとつさんが、この件に関していずれもうすこし深く突っ込んで書いてみます、とコメントされていたものを指します。
ですから、けっして星ひとつさんは、アラシとかではないです^^

心の選択

>今ごろここにコメントするのも気が引けますが、予告した手前もあるので、
改めてこの記事を読んだ感想を述べたいと思います。

通りすがりですが・・
夜中に何書いてんですか。。予告って何です。再度の荒らしですか。
あなたは、ただ単に荒らしに来てるだけでしょうが・・ブログ主に対してなら、
ほっとけますが、そこにコメントに来ている方たちにまで、難くせつけるのは、
どうも人間として誠実ではないようです。情けない?情けない人間はあなただ。
つまらない事は、おやめなさい。

星ひとつ。

何だか、ますます麻生首相プロパガンダブログの様相を呈していますが、それについてはまた改めてコメントしたいと思います。
さて、今ごろここにコメントするのも気が引けますが、予告した手前もあるので、改めてこの記事を読んだ感想を述べたいと思います。

このエントリーがUPされた時、私は上久保さんの文章をダイヤモンドオンラインのHPで読んでから、記事の中の管理人さんの注釈だけを拾って読んだので、今回は記事全体を通して読んでみましたが、簡単に言うと、管理人さんは誤読してますね。

>上久保氏は、20万人の性奴隷の記載について、その論拠をあげ、自説こそ正しいと主張しています。

上久保さんは海外メディアの報道内容を紹介していますが、管理人さんの言うような主張はしていません。
国内保守派の「従軍慰安婦が性奴隷でないというのが世界の常識」という主張が、英国に住んでいた上久保さんが現地で目にしていた海外メディアの従軍慰安婦に関する言説とは真逆であったので違和感を覚えるものだったと述べているだけです。
これをどう読めば「20万人の性奴隷の記載について、その論拠をあげ、自説こそ正しいと主張している」ことになるのか私には理解できません。

>上久保氏は、それらの報道を論拠に、慰安婦問題があった、事実であると断じておきながら…

上久保さんは国内保守派の考えに全面的に賛成しているわけではありませんが、例えば「軍に一部の暴走があったとしても、大規模で組織的な誘拐というのは考え難い部分がある」と述べています。
これは、慰安婦問題を事実だと断じている人の文章というより、(20万人の性奴隷という)慰安婦問題に疑問を感じている人の文章でしょう。

>なんの主張も研究もしないということは、歴史に学ばなくてはならない現代人にとって、けっして良いこととはいえないのではないでしょうか?

ずっと疑問だった管理人さんの言う「歴史に学ぶ」がここに出てきますが、その前の「なんの主張も研究もしない」という部分が誤読なので、意味が伝わってこなかったんですね。
上久保さんは「“日本国内にしか通用しない”主張をしてもなんの意味もない」と言っていますが、「なんの主張も研究もしない」とは言っていません。
この二つの文章は明らかに違う意味です。

管理人さんは、ご自分があれだけ高く評価してきた田母神さんの文章を上久保さんがバッサリ批判したので、カーッとなってしまって、冷静に理解することができなかったのではないでしょうか。
まあ、好きなアイドルの悪口を言われると、ついカーッとなってしまうことはよくありますからね。

ただ、情けないのは、上久保さんの文章を(おそらく)まともに読まずに管理人さんの注釈に引きずられて「被害者の自己申告の紹介程度のものを根拠にする」とか「ワシントンポストやガーディアン鵜呑み」といった見当違いのコメントを投稿した人たちがいたことです。
第一次資料を見ずに第二次資料だけで判断しようとするからそんなことになってしまう…って、これは上久保さんが述べている田母神さんの文章への批判内容と同じですね。 皮肉な話です。

12月13日付のエントリー『闘え、日本!!』へのコメントにも書きましたが、上久保さんはこの文章で国内保守派に「もっと海外に向けて自分達の考えを訴える努力をせーよ!」というエールを送っているだけでなく、その具体的な方法として「国際派保守派の養成」という提案までしてくれています。
有りがたいと感じることはあっても、批判すべき対象ではないと思うのですが…。
では、失礼しました。

ねずきち

みなさんコメントありがとうございます。

ボクは、いろいろな説は、あっていいと思うんです。
偏りがあったって、構わない。

だた、そうした様々な「論」を、なんらかの政治的偏向によってねじまげたり、自説に固執して異なる意見を頭ごなしに拒絶したり、論には論で戦うべきなのに、論に対して論者の人格を攻撃したり・・・・
そういうことがよくない、と思うのです。

赤穂浪士を見て、浅野内匠頭の殿中の刃傷沙汰が是か非か、浪士の討ち入りは殺人罪か、立派な行為か、どっちにつくか、どっちの解釈が正しいかなんて、なんの意味もないです。

赤穂浪士の討ち入りという歴史的事実、それが行われた背景、事実を究明することは歴史家の仕事でしょうし、学者の仕事であるといえますが、私たち庶民にとっては、「そこから何を学ぶのか」が大切なことなのではないかと思うのです。

赤穂浪士の討ち入りは殺人罪であり、これを迅速に切腹申しつけたことで、治安を維持したと解釈すれば、平和な国家建設に必要な歴史を学ぶことになるでしょうし、

死罪を承知で、あらゆる艱難辛苦を乗り越えて主君の仇を報じるという忠誠心を学びとることもできる。

太平洋戦争を、日本が行った悪魔の行為という解釈は、日本が戦争を否定し、平和を愛する国家として再生するのに欠かせないことでしょうし、
資源もない貧しい東洋の小国が、当時の世界を相手にあらゆる艱難辛苦を乗り越えて戦い、戦後の東亜の植民地からの解放を実現したと解釈すれば、努力することの大切さ、あきらめないことの大切さを学ぶことができる。

事実は事実です。
そしてその事実に対する解釈は、どちらも正しいと思うんです。

いろいろな角度で解釈し、そこから学ぶということが大切なことで、片方を全否定したり、感情的になること自体が、異常だと思うんです。

まして、何らかの政治的意図のもとに、歴史そのものをねつ造するなど、論外です。さらにその捏造し、歪曲された「事実」に基づいてなんらかの解釈がなされたとしても、そんなものは露ほどの価値もない。
むしろ、政治的に歪曲された「歴史」は、曲がった正義を演出し、そのためにまた多くの人々が死ぬことになる。

嘘も100回言ったら本当になる。そんな詐欺の片棒を担ぐような真似は、少なくとも学問の世界に生きる人たちにはしてほしくない。
そう思っています。

火事場の馬鹿力

たびたびすみません。m(_ _)m
田母神氏は航空自衛隊制服組トップにふさわしい素晴らしい人物だと思います。
論文ですが、総論賛成各論…
基調は全く同感なのですが、星ひとつさん、名無しさん等ご指摘の通り、詰めの甘さが目立つ様に感じます。
そこがもしやカウンターでは…と疑ってしまう原因にもなっています。
しかし今回、論文を発表することにより国民はマスコミ報道をただ鵜呑みにするのではなく、自分の肌で感じたことを自分の頭で考える機会を得ました。
その結果「何かこの国変な方向に向かってない?」と多くの国民が感じ始めてくれました。
この意義はとても大きかったと思います。
「愛国無罪」の名の元に領事館を襲った暴徒達の行動に意義が有ったでしょうか?
そこが決定的に違うと思います。
訂正
欣明天皇→孝明天皇
村上談話→村山談話
誤字脱字多くて、すみません。m(_ _)m
それでも読んで下さる方々に感謝します。

星ひとつ。

お邪魔しますね。

「論文」がどういうものかについては、一番最初の「名無しさん」の考えに同感だけど、私が田母神さんの文章で一番気になっているのは資料の示し方。

例えば、「張作霖列車爆破事件=コミンテルンの仕業」説の参考文献として3冊の本を挙げているけど、もともとこの説の大元はロシアのドミトリー・プロホロフという歴史家なのに、彼のことは紹介されていない。
また、「廬溝橋の仕掛け人=中国共産党」説の根拠となる劉少奇発言の紹介文書として岩間弘さんの本を挙げているけど、ここで紹介すべきは岩間さんの本の元ネタになっている葛西純一さんの話のはず。

断っておくと、プロホロフの話にしろ葛西さんの話にしろ、その信憑性は何とも言えないが、主張したい事柄に、より近い位置にある事実や人物を資料として挙げるべきだとは思う。
しかも、この二人は、それなりに有名人なので名前を調べるのは難しいことじゃない。
それをしていないのは田母神さんの明らかな手抜きだと思う。

さらに、別の箇所の参考文献として秦郁彦さんの「廬溝橋事件の研究」が挙がっているけど、この本の中で秦さんは「廬溝橋の仕掛け人=中国共産党」説の方は否定している。
このようなひとつの本を自説に合致する部分では参考文献として挙げておいて、自説に真逆のことが書いてある部分ではスルーという態度は明らかな御都合主義だろう。
個人的に、田母神さんの文章は論文じゃなくエッセイだと思ってるけど、それにしても手抜きと御都合主義がひどい。

管理人さんやこのブログに来る人は、結論の考えが自分たちと同じならそれで良いという人が多いようだけど、私はちょっと違う。
結論の考えが自分と同じでも違っていても、そこに至る過程が真摯なものであれば、敬意を表したいと思っている。
その点で、わずかな努力を怠っている田母神さんの文章は評価できないなぁ。

自然葉

欧米の「リベラル派」とされるマスコミ(ニューヨークタイムズやワシントンポスト、ガーディアンなど)はまるで日本の朝日・毎日・中日・東京新聞に勝るとも劣らぬ、左巻きぶりであることを最近知りました。(めんぼくないです。)
 アン・コールター「リベラルたちの背信」草思社2004年9月30日2310円
 コールター女史は、リベラル=左派・左巻き(彼女はこういう意味で使っています)たち(リベラルマスコミと民主党)が、いかにアメリカの国益を毀損してきたか、これでもかこれでもかと執拗に記述していきます。ソ連のスパイと認定されたアルジャー・ヒスを嘘と捏造で擁護し、マッカーシーやニクソン、レーガンの功績を中傷と捏造で貶めました。
 こうした左巻きの新聞を「海外メディア」の代表であるかのように言う上久保氏は明らかに無知の不勉強者かうそつきでしょう。

やどろく

田母神氏の主張は愛国心、憂国の情に溢れており、そして、多くの国民に支持されているからこそそ、うでない人達には、驚異なのだと思います。

メディアに露出すれば露出するほど、インタビューする側の悪意が露骨に出ます。
あるマスコミの人達には、正しく腫れ物でしょう。

火事場の馬鹿力

ねずきちさんこんにちは。
日本に自虐史観を植え付け、独自の行動を封じるのは、アメリカをも含めた全周辺国の総意です。
のみならず国内の九条受体解釈者もグルです。
何が真実で何が虚構かは彼等にはどうでも良いことで最初から結論ありきなのです。
村上談話、河野談話を引っくり返すこは不可能です。
それでも、黙っていると認めた事になるのが世界の常識です。
あまり真実とかけはなれた言い掛かりには慎重に根気強く反論しなければ、となるのですが…。
そんなお役所、日本には有りません。
気付いたら絶望的な状況に追い込まれているのです。
田母神氏は実に潔い方だと思います。
ただその潔さか「自覚の無い」カウンターエージェントとして利用されたのではないか?、との声も有るそうです。
もし、そうだとしても私は田母神氏に感謝しています。
日本が絶望的立置に有ること身を呈して示して下さったからです。
唯一の救いは国民の支持が一昔前では想像出来ないほど高かっことです。
肌感覚で日本が内側から溶かされようとしている事に感ずきはじめいるのだと思います。
まだ僅かに可能性があります。
気が遠くなるほどの多勢に分勢ですが、自分で出来ることから日本を守ろうと思っています。

柿の種

こんにちは

「チャンネル桜」をご存知だと思います。

そのチャンネル桜が今、経営の危機に陥っていることはご存知でしょうか?
映像メディアとしては、「保守」「中道右派」の番組として貴重な存在だと思います。

現在「2000人委員会」として、一人1万円の支援を実施していて、
月2000万の予算で今後も放送を継続できるそうです。

毎月1万円が高いと感じる人には、1000円から支援も大丈夫とのこと。

「保守」とはいえ、細かい点では貴殿の思想と違うかも知れません。
が、映像メディアとして広く「保守」の考えを広める手段として
大きな役割をしていると思います。

このほどの「国籍改正法案」の問題性に着目し、YouTubeやニコニコ動画では
数十万回閲覧され、多くの方に認知されたようです。
(無論、多くのブログ主さまのエントリーも大きな役割をしていたのは承知しております)

これをお読みの方々に、賛同いただけると幸いです。
また、ブログ主さまに対しては、ぜひともブログ内で「チャンネル桜」の告知をして頂けると
嬉しく思います。

http://www.ch-sakura.jp/
ちなみに私は「チャンネル桜」とは何の関係もない、ただの有志です。

ブログ主さま、削除してもらっても構いません。
読んで頂いてありがとうございます


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bb

ねずきちさん、こんにちは。

昨日、NHK「クローズアップ現代」で、田母神問題取り上げていましたね。内容の検証より、自衛隊の思想問題、教育問題にすり替えていました。そういう趣旨での捉え方もあるので、全部×とはいえませんが、上久保氏のように、学問的(?)に検証することは大切だと思います。しかしねずきちさんのおっしゃるとおり、検証にしてはお粗末ですですね。

私は「will」の中西輝政氏と西尾幹二氏の検証が説得力あったと思います。近現代史は政治的にとても難しいところですが、歴史学者は信頼できる史料によって歴史を書き換えていくものでしょう。でなければ、歴史は単なる物語になってしまいます。学者さんにも世界観があり価値観はそれぞれです。でも史料の信憑性の立証と其れに基づく論の展開が必要だと思います。田母神氏は歴史学者ではないので、信頼できる著作をもとにご自分のお考えを発表したにすぎないでしょう。問題は、それを、マスコミはじめ、一部の勢力が言論を封じ込めようとしたことだと思います。「たかじん」番組や「朝まで」で国民の支持が高かったのでこの頃マスコミおとなしいですね。それも情けない。

授賞式の報道もまるで犯罪者報道のように私には見えました。「帰りは裏口からだった」というナレーションを聞いたとき、呆れてしまいました。田母神氏だって嫌気さすでしょう。賞金も辞退したとか・・・主人が「表向きそういうことにしておけば良いよ。裏で受け取れば」などとマスコミが嗅ぎ付けたら飛びつきそうなこと言ってました。

ねずきち

manggisさんコメントありがとうございます。
偏りがあるから論が生まれる・・・その通りかもしれませんね^^

manggis(アフィリエイトプロダクツ)

ねずきちさんさん、
おはようございます!

面白く読ませていただきました。

論は論で構わない。と思っていましたが

教授と言われる人たちの論点ってのが、偏っているのは「通常のこと」だとも思いました。

私、いいおばさんになってから大学行きましたが。

教授陣の人間性は善し悪しではなく、どこかに強い偏りがあって、又それがその人達の研究の柱を支えているものだと理解しました。

よって、社会ではいいように使うし。
いいように使われてしまっている事をあまり気が付いていない人たち。が教授と言う人種には多い。と思いました^^。
興味深い記事をありがとうございました^^

応援ぽち!させてくださいね!

ねずきち

もぐらさんにご指摘いただいた、田母神氏出演のたかじんの番組の動画、やっぱ消されてましたが、誰かが、再掲してくれたようですので、リンク先を変更して、見れるようにしておきました。
「田母神前空幕長テレビ出演。たかじんの番組で。実におもしろく正々堂々!!」
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-288.html

ねずきち

>名無しさんコメントありがとうございます。
素材を明示すること、そしてその素材の吟味が大事であること、その点が曖昧とのご指摘ですね。学説であれば、①事実を裏付ける証拠、②読み取れる事実、③そこから浮かんでくる論、というプロセスが大事であるという点は、ボクも納得できます。
しかし田母神論文は、学説というより、論説であり、既存の「歴史観」に疑問を呈したという種類のものではないかと思います。
その意味で、厳密な学説的要件がないから、「価値がない」と断ずることはできないと思います。
「国際派、売国、左翼は相性がいい」は、その通りでしょうね~~^^;
日本が敗戦国である以上、戦勝国側の認識に立つというのは、非常に見やすい。
日本の大都市で無差別爆撃をし、多くの一般庶民を殺したことを、ジュネーブ条約違反の戦争犯罪とみるか、B29という新兵器による近代戦の幕開け、早期終戦に結びつけた素晴らしい作戦行動とみるかなど、みるひとの立場によってその意義は180度異なってしまいます。
ただ、思うに、後世の我々人類にとって必要なことは、どちらが「正しい認識か」ということではなくて、そうした両方の意見があるという事実を互いに認め、一般人を巻き込む大量殺戮という悲劇を二度と起こさないために、何が必要なのかを考え、行動することではないかと思うのです。
大量殺戮をおこさないための武力行使の制御、国際協調、そして、完璧なまでの防衛システムの構築等々。。
過去の歴史というものは、ねつ造したり、どちらが正義と決めつけるものではなく、私たちの未来のために学ぶものだと思います。


>きょうこさんコメントありがとうございます。
「形式に瑕疵はないけれど、毒にも薬にもならない学者の論文」
たしかにそんなものと田母神論文を比べたら、雲泥の差を感じますね^^v
しかも、田母神論文は、非常に勇気ある論文でもある。
無責任な秀才の価値のないメモ型論文とは、その重さが天と地ほども違うと、ボクも思います。

>隠し砦さんコメントありがとうございます。
「英語の堪能なまっとうな人には、英語でのブログ立ち上げやコメント書き込みをお願いしたいものです。英語苦手な愛国者の端くれからのお願いです。 」
はい、ボクからもお願いです^^b

>もぐらさん、コメントありがとうございます。
((゜m゜;)アレマッ!
ほんとに消されてるっ!!
なんだかこわい世の中ですね~~><;;

>うわばみふかおさんコメントありがとうございます。
おぉ('∀'*)♪
1000%同意します♪

うわばみふかお

■田母神論文をバッサリ断じてるけど、ワシントンポストやガーディアン鵜呑み(しかも中国系ロビイスト記者が多い2紙)に、我がの学歴自慢?と、田母神氏を叩いて売名行為しようとしているとしか読めません。
■戦地売買春の問題も、故松井やより女史(元朝日新聞論説者)らの捏造と“ナヌムの家”のHP管理者とそれをネタに反日気運を高めようとした時の漢民族や半島人為政者らの思惑と米国議会・EU各国議会・豪州議会・への中国系工作員(ロビイストを政治献金のカタチで行われる)…戦勝国に行って戦敗国に都合の好い事は聞けないですよね。もう本当に頭デッカチの自慢話には参りますね。
■各紙・各サイトでのアンケートでも田母神氏支持が多く、独善的進行で悪名高い田原総一郎の“朝まで生テレビ”でも視聴者は田母神氏支持の方が多く、最後の黒髪すら白くさせたと笑い話になってることすら、どこかの若手議員さんのようにセンセーションなフレーズで売名しても無駄です。
■何でもかんでも学者・研究者の名の下に銭もうけしたらあかん。櫻井よしこさんと討論でもやってみれば、己がいかにズレたこと云ってるか解るだろうし、笑わしてくれるだろうけど。

もぐら

こんばんわ
たかじんのそこまで言って委員会 国防スペシャルが見れなくなってます!
残念!!

隠し砦

評論家も学者もリストラだ。
 文系の学者さんというのは、処世術で商売している風情がある。彼らの保身術を考えれば、畑違いの者のシロウト論文が、しかも自分の商売ネタを否定されるようなものが注目されるようであれば、自分の生活のために潰しにかかるのは、よくわかる。
 それでいて、だらだら反論論考するなかに、必ず逃げ道や言い訳を盛り込むもの。認める点は認めるつもりですよ、そんな冷静な目で見てるんですよ、とアリバイ作りと自分の格式を確保しようとする。
 その部分のだらだらも、原稿料に上乗せされて二度美味しいわけです。
 それにしても、反論するのに外国の報道を引用し、しかもそれが「被害者の自己申告」の紹介程度ものを根拠にするとは、学者さんも落ちたものですね。
 本当の危機は、肩書きだけは立派な扇動屋が、歴史の事実を人気投票みたいに多数決で決めるような構造を作ることです。
 英語の堪能なまっとうな人には、英語でのブログ立ち上げやコメント書き込みをお願いしたいものです。英語苦手な愛国者の端くれからのお願いです。

きょうこ

ねずきちさま。
いつも拝読し、勉強させていただいております。職を賭して我々に大きな問いをつきつけた田母神氏に、エールを送りたいと考えている一主婦です。
へなちょこ大学講師の「参考文献明示の形式を踏んでいないから論文じゃない」には笑ってしまいました。学者のつまらないプライド丸出しです。あちこちの文献をつぎはぎし、確かに形式に瑕疵はないけれど、毒にも薬にもならない学者の論文。そんなものと田母神論文を比べても仕方がないと思います。初めて田母神氏の懸賞論文を読んだ時、難しい文章を読み慣れない主婦にもスッと理解できて感動しました。衒学的な装飾を排して、シンプルに真実を語るのは、よほどの勇気がなくてはできないのではないかとすら思いました。(対照的なのが学者の悪文でしょうか。)なめてかかると自らの馬脚を露わす、そういう論文でもあると思います。
上述のへなちょこ講師みたいに、本筋じゃないところで田母神氏に闘いを挑んで、バッタバッタと倒されて死屍累々...なんてことになるのではないかと楽しみにしています。

名無し

気持ちは分かるが…
基本的に論文とは第三者に対して自身の主張を理解してもらうために執筆するのだと思います。その際に万人に受け入れられるようにするために最も必要なことが客観性であり、これを保証するため「素材」として信頼性の高い資料およびその出典、そしてそれを練り上げる正しい「論理展開」が必要なのではないでしょうか?

その意味で、その出展となる素材がどこまで正しいのか?そもそも歴史議論に耐えうる素材なのか?正しく引用されているのか?など「素材」を吟味することは、最も基礎的なところであり、それをないがしろにしてはいくらその先の「論理」が優れていようとも全く相手にされないシビアなものであると思います。その点に関して田母神氏を擁護することは難しいでしょうね。

本当に志があるならば、しっかりとした出典を基に再チャレンジしていただきたいものです。

しかし、保守派とは本来、国益を尊重するものだと思いますので「国際派保守派」というのはやや矛盾した感じですね。そしてこの矛盾は所詮、当事者でない外国人にとって日本の正義、国益などどうでも良いという結果となって返ってくる気が…。当然のことなのでしょうが、あらためて国際派、売国、左翼というのは相性がいいと気づかされますね(苦笑)
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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

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