玉響(たまゆら)のお薦めとマリオ・カデロ大使のお話他

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20170411 日本史検定講座


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20170502 マリオカデロ大使
(画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています)


以前にもご紹介したことがありますが、私は月刊誌『玉響(たまゆら)』を購読しています。
ちなみにこの『玉響』には、古事記の詳しい話を連載中です。
『玉響』は、毎月郵便で届くのですが、毎回そうなのですが、私はそれから1〜2時間のうちに、はじめから最後の編集後記まで、全部、読んでしまいます。
それだけ、記事が興味深く、また、おもしろくてためになるのです。

『玉響』は、日本弥栄の会が発行する月刊誌ですが、どなたでも購読できます。
これはおすすめです。
↓コチラ↓から年間購読の申込みができます。
http://www.shop-tamayura.com/shop/html/products/list.php?category_id=27

20170502 玉響


さて、その日本弥栄の会が先日、「甦れ!日本魂」という名の大講演会を開催しました。
呉善花先生や、サンマリノ共和国のマリオ・カデロ大使などがお話になられたのですが、両者のお話がとてもおもしろかったので、そのエッセンスをすこしご紹介してみたいと思います。



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まずマリオ・カデロ(Manlio Cadelo)大使ですが、サンマリノ共和国というのは、日本に次いで世界で二番目に古い国です。
なんと1300年の歴史がある、イタリアにある小さな国です。
現在日本には、世界154カ国の大使館がありますが、その大使たちで組織する「駐日外交団」というものがあるのですが、カデロ大使は、その団長を勤められている方でもあります。
その関係で、陛下にも、直接、何度もお会いになられている方でもあります。
母国のイタリア語だけでなく、英語、日本語にも堪能で、日本サンマリノ友好協会(加瀬英明会長)などとご一緒に、欧州で初めての神社となるサンマリノ神社の建立もされています。

そのカデロ大使から、日本のすごさ、日本人の素晴らしさについてのお話があったのですが、その素晴らしい部分のお話は、氏の著書にもありますので、ここでは割愛します。
おもしろかったのは、商品のラベルについてのお話です。

いま、日本はたいへんに愛されていて、たくさんの外国人が来日するのですが、ある外国人は、コンビニで、高級ミネラル・ウオーターを買おうとして、日本酒を間違えて買ってしまったのだそうです。
たとえばペットボトルのお茶にしても、国産のミネラル・ウオーターにしても、ラベルに英語表記がありません。
ですから、外国人には、それが何の商品なのかがわからない。

たしかに言われてみると、日本茶にしても、紅茶にしても、ジュースにしても、日本語の商品表記や、商品名としての「GEORGIA」などの表記はあっても、それがジュースなのか、お茶なのかコーヒーなのか、英語表記がないから外国人にはさっぱりわかりません。

たとえば「いろはす」であれば、下にあるように「ILOHAS」と書いてあるのですが、これでは外国人には何の商品なのかわからないわけです。
いろはす

ですからたとえば、これを
*************
  いろはす
 Mineral Water
   天然水
*************
というように表示してくれれば、外国人にもわかりやすい。

いま、コンビニの店員まで、外国人が多くなってきているというご時世です。
駅名にハングルや簡体字表記などすることは、まったく何の必要性も感じませんが、あらゆる商品への英語による品種表記はするべきだと、カデロ大使のお話を聞いて思いました。

他にもたとえば、交番というのは、日本にしかない画期的な施設です。
ところが、その交番に「KOBAN」とローマ字が表記されていても、日本語のわからない外国人にはそれが何の施設なのかまったくわかりません。
それよりも
*************
   交番
 Police Station
*************
などと表記したほうが、それはわかりやすいに決まっています。

また、外国人が好んで買う商品に、日本の薬があるのですが、薬も、日本語表記だけで、それが何の薬かわからない。
外国人は、日本人以上によくお酒を飲みますが、そんな外国人でも、日本酒はひどい二日酔いになるのだそうです。
そんな二日酔いのために、日本では太田胃散などの胃薬が数多く売られていますが、まったく英語表記がありません。
ですからガイジンが薬を書いたくても、店員さんも英語がわからないし、買えないといいます。
これもまた、商品名とは関係なく、「Stomach medicine」と表記してくれれば、日本の胃薬はとてもよく聞くので、おおいに助かるのだそうです。

観光地に限らずとも、いまでは多くの外国人が日本にいます。
それら外国人のために、ほんのちょっと工夫をして「Mineral Water」とラベルに記載する、「Green Tea」と記載する、たったそれだけのことで、これは会社の売上にも繋がる話だと思いました。

同時に、様々な商品に、Green Teaとか、Orange Juiceとか、(日本酒はJapanese sakeで良いのだそうです)、地下鉄なら、「chikatetu」ではなく、「subway」などと、英語表記があたりまえに行われるようになれば、日本人の多くが必要な多くの単語に日常的に接することができるようになり、そのことは日本人のバイリンガル化にも寄与すると思うのです。

これは、是非、皆様にご一考いただきたいことだと思いました。


呉善花先生の講義もたいへん興味深いものでした。
一昨日も少し書きましたが、韓国人の常識と、日本人の常識が、ほとんど正反対といってよいほど違う。
たとえば日本人も韓国人も、どちらも鍋料理が大好きです。

ところが韓国では、鍋料理といえば、とにかくなんでもかんでも、全部お鍋に入れてしまう。
日本人は、鍋に入れるものと、小鉢で別にいただくものを区別します。
韓国人には、これが納得できない。

あるいはその鍋をつつくとき、日本人は「取り箸」や「おたま」を別に容易して、鍋の中の料理を小鉢に掬って、小鉢から自分の箸で料理を食べます。
ところが韓国では、たとえば四人で鍋をつつくなら、四人が四人とも、自分の持っている匙で、鍋を直接つつきます。
その匙で料理を口に運び、その唾液のついた匙を鍋に直接差し込んで、中身をぐるぐると引っ掻き回して、鍋から直接料理を食べる。
その食べるときは、口を半開きにして、グチュグチュと大きな音を立ててたべるのが、おいしいという喜びを表現する作法なのだそうです。
当然、鍋の周囲も、席のところも、テーブルの上はこぼれたおつゆや惣菜でぐちゃぐちゃに汚れます。
そうやって汚すことが、作ってくれた人への感謝と喜びを表す作法なのだといいます。

そしてそれが正しい作法だと信じているから、日本人が鍋の周囲を汚さないのは、料理が美味しくないと言っているのと同じだと怒りに変わるし、鍋を取り皿にとるのは、同じ鍋をつつく仲間であることを拒否する傲慢な態度と感じるのだそうです。

文化ギャップといってしまえばそれまですが、ところが日本人がなぜ、そのように静かに食べる習慣を身に着けたかとか、小鉢を使う習慣を築いたとかを考えていくと、そこに日本文化の深さを発見することができる。
そんなことから、日本文化の研究を続けているけれど、そのため、呉善花先生は、最近では、韓国政府から入国禁止処分になっているのだそうです。

呉善花先生の著作は、何冊か読ませていただいていますが、今回、お話を伺って、ほんとうに素晴らしい先生であることを、実感しました。

そしてそのような機会を設けて下さった日本弥栄の会の皆様に、本当に感謝の思いでいっぱいになりました。

これはよいしょでもなんでもなくて、『玉響』の購読、まじめにお薦めです。
今月号では、矢作先生の対談も掲載されています。

お読みいただき、ありがとうございました。

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「お詫びと訂正」
第一巻八十三ページに「これは千葉の常若神社の渡邊宮司から教えていただいた話なのですが、聖徳太子の十七条憲法の各条文は、それぞれ創成の神々の神名と関連付けて書かれているからこそ、十七条なのです」とありますが、私が教わったことは古事記と聖徳太子に関するお話であり、聖徳太子の十七条憲法と神々の神名との関連付けは教えていただいたことではなく、私の考えであると、渡邊宮司をはじめ、関係各位に深くお詫びして訂正いたします。



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それぞれの国の尊重を
今日の話題は、ねずさんの書かれたものなのかなと、意外な感じがしました。
何もかも英語併記にする必要はないし、バイリンガルになることがそんなに価値のあることとも思えません。
それは単なる迎合でしかありません。
明治維新時に西洋に迎合しすぎた結果が大東亜戦争の敗北であり、今の日本の体たらくです。
但し、英語表記が全く必要ないとは言いません。
警察や交番、水等の、危険から身を守るための物や風邪薬や胃薬などの体調悪化等の緊急時に使う一般的な薬に関しては、英語表記は必要であると思いますが、あらゆるものを英語併記にする必要はありません。
我が国を理解し、敬意を払い、馴染もうとする外国人であれば、観光や生活に最低限必要な単語くらいは覚えてくるはずですし、少なくともそれくらいの能力のある人に来てほしい。
安易に英語表記をして便宜を図り、努力しなくとも生活できることで、他国においても自分の国の流儀を押し付けようとする外国人や我が国の富だけにありつき、時には犯罪さえ起こそうという不良外国人が入ってくる可能性があります。
日本語表示はそれらの不逞外国人と良識派外国人とを選別し、我が国を守るものでもあるのです。
必要最低限の物のみ英語併記にして、そのほかは日本語のみの表示を堅持するべきです。
また、早期の英語教育が推進されていますが、日本語が十分身についていない時期に英語を学ぶことで、世界で一番複雑な日本語によって促される脳の発達を妨げ、技術の開発や研究に悪影響が出るのではないかと危惧しています。
更には、このようにして国語やそのほかの学科を犠牲にして英語を身に着けてもほんの日常会話しかできない人が増えるだけではないかと思うのです。
英語ができるならできるで、自分の意思をしっかりと伝え、外国人と討論や議論が出来るようにならなければ大した意味はありません。
そしてそれは国民全員が出来ることではありません。
それは外国との仕事や外交の最前線にいる人が担えばいいのです。
機械翻訳も発達していきます。
英語教育に力を入れるよりも文化や伝統をしっかりと教え、聞かれたときに説明のできる日本人になることの方が大切かと思います。
更に、このサンマリノのカデロ大使閣下は我が国に友好的であり、底意なく指摘されていると思いますが、すべての外国人が我が国にとって良いことを提言するとは限りません。
善意に見せかけて我が国の弱体化を狙っていることもあるのです。
考え過ぎ、ひねくれた見方に見えるかもしれませんが、我々は人の言葉の裏にあるものを感じ取り、我が国を守っていかなければならないのです。
同時に外国の方もむやみやたらと異国の物を取り入れるのではなく、あくまでも自国の伝統と文化を大切にし、そのうえでその国に不足するものをその国に合った形で取り入れるべきと思います。
サンマリノ共和国で我が国の神社が立ったことは友好のあかしとしてみれば素晴らしい事ではありますが、その国の建造物との調和の問題もあり、我が国の伝統文化が正確に伝わるかという問題もあり、様々なことを解決したうえで慎重に行うべきものと思います。

junn

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【拡散】漫画でわかる外国人特権~日本人への結婚差別
https://samurai20.jp/2015/09/relateddocuments3/
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

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