
←いつも
応援クリックをありがとうございます。

(画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています)◆
『ねずさんと語る古事記・弐』6月15日発売です。↓画像をクリックすると購入ページに飛びます↓
下の写真は紀伊国屋本店さんのディスプレイです。二冊並ぶと壮観ですね。

◆
【お知らせ】◆
6月24日(土)18:30
第41回倭塾 7月 2日(日)13:30
黎明教育者連盟講演 7月15日(土)18:30 第42回倭塾
7月17日(祝・月)18:30
CGS【ねずさんとふたりごと】公開収録 7月14日(金)08:00 ABCフォーラム朝食会(テーマ:百人一首)
7月23日(日)14:00 第 1回名古屋倭塾(テーマ:古事記)
7月27日(木)18:30 第17回百人一首塾
*****
新しい歴史教科書をつくる会が主催する
「日本史検定講座」は、本当に毎回、ものすごく勉強になっています。
先日行われたのが、宮脇淳子先生の「2つの帝国がつくった世界史」という講義だったのですが、これまた目からウロコがはがれ落ちる、素晴らしい講義でした。
ここでいう「2つの帝国」というのは、モンゴル帝国と大日本帝国のことです。
モンゴルの大帝国は、13世紀から14世紀にかけてユーラシア大陸を席巻した大帝国ですが、このモンゴル帝国が出発点となって、実はいまもある資本主義が形成されているし、欧州を含む諸国が形成されています。
ところが欧州の諸国では、歴史教科書はモンゴル以後の14世紀のルネッサンスあたりから記述を開始している。
つまり、モンゴルの大帝国によって支配された歴史を、意図して隠しているわけです。
一方、大日本帝国も500年続いた植民地支配の歴史を終わらせるという、世界史に残る大きな働きをしていますが、これまた「消された歴史」になっている。
そういうところから、それぞれの国の成り立ちや歴史などに一気に踏み込むという、まさに名講義だったわけですが、このお話は、目下先生は東大でも教えているとのことで、たいへんに頼もしく、また嬉しく思いました。
その講義の中で、主題とは逸れるのですが、ひとつ、「なるほど!」と感服したことがあります。
それは以下のような内容のお話です。
◆youtubeの動画サイトをはじめました。↓下のバナーをクリックするとチャンネルに飛びます↓

↑よろしかったらチャンネル登録をお願いします。登録無料です↑
新しい動画がアップされました!
*****
中華思想というのは、戦争に負けたときに出てくる負け惜しみ思想です。
Chinaが本当に強かったモンゴル帝国の元朝や満洲の清朝のときには、中華思想自体が必要ありません。
何もいわなくたって偉いし強いし、世界中で一番お金持ちだったからです。
ですから中華思想は、負けたときに、
「あいつらは戦争に勝ったけれど野蛮人で、
本当は俺たちの方が上なのだ」
という思想です。
いま日本に対して彼らが中華思想を言うのは、彼らが日本に敵わないからです。
敵わないから悪口を言います。
それを正直に、「そうですね」という必要がどこにあというのでしょうか。
悪口を言われたら、
「そうか俺はそんなに偉いんだ」と思わなきゃいけないのです。
相手はそんなにまで悔しいし、嘘の悪口を言う他ないから、あんなにエスカレートするのです。
このごろ反日がひどくなっているのは、中国側の内情がひどい状態になっているからです。
そういうものの見方を日本人がしないことは、日本の落ち度です。
中国や韓国が、お白州の罪人よろしく「私が悪うございました」と謝ることなど、未来永劫絶対にありません。
負けたら負けただけ、もっと悔しくてもっと悪口を言うのが彼らです。
ですから日本人が日本のものの考え方を変えるほうが、楽だし早いのです。
日本が変われば良いのです。
そしたら向こうが渋々変わるのです。 *****
もともと中華思想があるから日本を悪く言うのではなくて、日本が強くて敵わないから中華思想にすがりついているのだという視点は、まさに目からウロコでした。
けれど、少し考えたら、まさにそれが真実とわかりました。
*****
【キツネとブドウ】(イソップ物語)
ある日キツネが、木の枝に這っているツタから、熟したブドウが一房(ひとふさ)垂れているのを見つけました。
ブドウは今にも割れて果汁が出そうで、それを食べたくて眺めているうちにキツネの口に唾が出てきました。
ブドウの房(ふさ)は高い枝から下がっていて、キツネはそれをとるのに跳びはねなくてはなりませんでした。
最初に跳ねたときははるかに手が届きませんでした。
そこでもっと離れたところまで歩いていって、助走して跳ねましたが、また届きませんでした。
何度も何度もやってみましたが、だめでした。
そこでキツネは座りこみ、うんざりしてブドウを眺めました。
「おれはなんて馬鹿だ」とキツネは言いました。
「ブドウをとろうとして、こうしてすっかりくたびれるなんてさ。
口を開けてみとれる値打ちもない酸っぱいブドウなのによ」
そうしてとても嘲りながら去っていきました。
There are many who pretend to despise and belittle that which is beyond their reach.
手の届かないものをさげすみ、けなそうとする人はたくさんいます
*****
要するに中華思想というのは、イソップ物語のキツネとブドウと同じなのですね。
韓流の反日も同様で、どこまで行っても日本に敵わない。
敵わないどころか、国内が滅茶苦茶だから、反日に走って現実逃避する。
国内20万人の妙齢の女性が性奴隷にされたというけれど、もしそれが事実なら、適齢期の美女の5人にひとりが強制連行され、それを韓国の男たちは、ただ黙って指を加えて見ていたことになります。
つまり、自ら「韓国人男性はチキンです」と言っているのに等しいけれど、熱くなっているからそんなことにも気付かないわけです。
けれど、そういうChinese、Koreanに、いくら「事実を認めて変わって下さい」とお願いしたところで、そもそもがヤキモチと責任転嫁が出発点なら、彼ら自身が変わることなど、未来永劫ありえないわけです。
そうであるなら、こちらが変わるしかありません。
同じく宮脇先生の講義の中に、次のようなお話もありました。
****
現代中国は、「中国は永遠不変で野蛮人が入ってきたけれどすぐに文明に同化されてみんな中国文明になった」と言います。
けれど実際には、その都度コロコロと態度を変えながら、そのときの一番偉い人にそっくりそのまま馴染んでやってきただけです。
現在のChina文明も、清朝の満洲人の文明のままです。
チャイナドレスも満洲服です。
入ってきた人たちが中国人になったのですが、彼らはそれを「漢人が迎合した」とは書かない。
書いたもの勝ちなのです。 ****
つまり「中国は永遠不変で野蛮人が入ってきたけれどすぐに文明に同化されてみんな中国文明になった」のではなくて、
「中国に進んだ文明の人が入ってくると、
彼らはすぐ同化して
文明そのものを入れ替えた」
のです。
これはKoreaも同じで、かつては倭国を宗主国にしていたけれど、Chinaに唐という強い軍事国家が誕生すると、進んで国をChina化し、その後で強いモンゴルが入ってくると、名前の付け方から食生活にいたるまで、ことごとくモンゴル化して進んで同化しています。
ところがそのモンゴルが衰退すると、あらためてChinaの真似をして儒教国家を名乗り、明治に入って日本が強国になると、またまた進んで日本の一部になり、その日本が負けるとアメリカと旧ソ連に迎合して、今度は国まで二つに割ってしまった。
要するに、その時々で、誰が上かだけが問題なのであって、それまで上にいた者が権力を失うと、新たに権力を得た者が、前の施政者層をことごとく虐殺し、収奪する。
その意味では、半島は、いまだに古代世界のままであるということです。
そのようなアホな国に、日本が迎合する必要などさらさらないのは、あたりまえのことです。
ただこれまでは地政学的に、日本にとっての半島は、大陸の旧ソ連や中共という共産主義国家から身を守るための緩衝地帯という軍事的意味がありました。
半島が、中共やソ連に制圧されると、日本までは、すぐ近くです。
日本の安全保障上、とにかく韓国が健在でいてくれることが重要なことであったわけです。
ですから、韓国が少々わがままなことを行ってきたとしても、日本は、それを認めてあげるしかなかった。
韓国もそれを承知で、少し騒いでは日本から資金や技術の援助を得てきたわけです。
ところが軍事技術が進歩して、かつての歩兵重視の時代から、いまでは、ミサイルの時代に変わっています。
日本に上陸するために、半島南部に100万のChina兵ソ連兵が集結したとしても、ミサイル一発で、それらを全滅させることができる時代に変わったのです。
そうなると、半島の存在が日本の安全保障にとって軍事的に重要だった時代は、もはや過ぎ去ってしまったわけで、いまさら韓国のわがままに付き合う必要性は、日本にとっては、まったく失せてしまったどころか、かえって商業上、韓国への日本からの技術移転が、日本にとってのデメリットにしかならないことの方が、大きな問題となっているわけです。
日本の内閣が、韓国に対して、これまでとは打って変わって強硬姿勢を採るようになったのも、これが理由です。
韓国は、夢よもう一度で、なおも日本を貶めれば金になると、再三、日本にいる在日コリアンを動員して工作活動を仕掛けますが、そんな韓国や在日に辟易している日本人は、それらを最早相手にしなくなってきているわけです。
むしろ、違うことは違うと、はっきりとした姿勢を見せるようになってきている。
時代は変わったのです。
これからの日本人にとって大切なことは、日本人が日本人としてのアイデンティティにしっかりと目覚めること。
相手は変わらないのです。
むしろ、自分が変わることで、おかしな虫を寄せ付けない強靭な国家を、自分たちの手で築いていくことが大事です。
そして日本は、それができる国です。
なぜなら日本は、ずっと正しく、人々の愛と喜びと幸せと美しさを育むことを大切にしてきた国だからです。
お読みいただき、ありがとうございました。

↑ ↑
応援クリックありがとうございます。

【メルマガのお申し込みは↓コチラ↓】
ねずさんのひとりごとメールマガジン有料版
最初の一ヶ月間無料でご購読いただけます。
クリックするとお申し込みページに飛びます
↓ ↓

コメント
神無月
先人の名誉と誇りを取り戻すために、学ばせて頂きます。
.
2017/06/26 URL 編集
にっぽんじん
文部省という組織は国益より自分たちの私益を優先する組織のようです。
大学の武田教授が大学教育に関して話していました。
自分にとっては「目から鱗」でした。
「白紙答案」でも卒業できるという話です。
一定の学力がなければ進級できないのが本来の姿です。
私が学んだ学校では、入学時に40名いたクラスが卒業時には33名でした。その間には上からの落第者も数名いました。
所定の学力がなければ進級できない。それを実行していました。
ところが、今の大学では、留年者数が一定の数を超えれば文科省からの「助成金」が打ち切られるそうです。
だから「白紙答案」でも大学は進級させていると武田教授が言っていました。日本の学力を低下させる制度が本当に良いだろうか。
加計学園問題よりこちらの方が重大ではないか。
文科省に答えていただきたい。
2017/06/21 URL 編集
ポッポ
正しい日本の歴史を学んだ誇りある日本人が、特亜の歴史認識を正しい歴史に変えることで強い日本を形作らねばならないと思います。
そのために、戦後に教育してきた日本歴史を改めて研究・検証して、その結果を、今を生きる日本人に再度教育しなければならないと思います。
戦後の日本人は、国史を無視して教育されましたが、これが余りにも酷すぎたのです。
2017/06/21 URL 編集
ごんたの母
有難うございます。
自分にも自信が付きました。
2017/06/21 URL 編集
花田良春
そうです。日本人も、外国の連中に負けないように、強さを見せ付けなければなりません。遠慮が美徳の時代は、残念ながら過ぎ去ったようです。
83歳老翁
2017/06/21 URL 編集
junn
http://1qazxsw2.cocolog-nifty.com/blog/2017/06/post-4f8b.html
2017/06/21 URL 編集