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『ねずさんと語る古事記・弐』6月15日発売です。↓画像をクリックすると購入ページに飛びます↓

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【お知らせ】◆
7月 2日(日)13:30
黎明教育者連盟講演 7月15日(土)18:30 第42回 倭塾 公開講座
7月17日(祝・月)18:30
CGS【ねずさんとふたりごと】公開収録 7月14日(金)08:00 ABCフォーラム朝食会(テーマ:百人一首)
7月23日(日)14:00 第 1回 名古屋倭塾 公開講座(テーマ:古事記)
7月27日(木)18:30 第17回 百人一首塾 公開講座
8月15日(火)靖国神社昇殿参拝
9月 2日(土)18:30 第18回 百人一首塾 公開講座
9月17日(日)13:30 第43回 倭塾 公開講座
10月 1日(日)日心会『ねずさんと古事記』出版記念イベント
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月末になりましたので、今月読んだ本の中から、これは!という本をご紹介したいと思います。
1 日本の死活問題 国際法・国連・軍隊の真実 (グッドブックス)色摩力夫著
著者の色摩力夫(しかまりきお)さんは、元外交官で、昭和3年の生まれの方です。
仙台陸軍幼年学校卒業され、陸軍予科士官学校に入学し、その年に終戦を迎えられています。
戦後は東大の仏文科を卒業され、昭和29年に外務省に入省。外務畑を歴任された方です。
この色摩さんのご著書に『国際連合という神話』(PHP新書)という本がありますが、私の知る限りでは、国連のいかがわしさを最初に提言されたのは、この色摩さんであったように思います。
今回出版された『日本の死活問題 国際法・国連・軍隊の真実』は、戦後の国際社会と戦時国際法を、平易な言葉でわかりやすく語って下さった本で、非常にわかりやすい。
しかも切り口が斬新で、戦後左翼の欺瞞を一刀両断し、また特亜三国の主張が国際法からみて、どのように解せられるのかを、まさに胸のすくような爽快感をもって書かれています。
とかく外務省といえば、弱腰外交ばかりが指摘されますが、色摩さんのような腰の強い方もおいでになったのです。
だから日本の繁栄があったのです。
こうした方々が現職でいらした当時は、すくなくとも日本は、まさに安全かつ正道を貫く世界の大国であったわけです。
戦時国際法は、倉山満先生も「学ぶべき」と日頃からおっしゃっておいでです。
さりとて、戦時国際法をまとめた良書もなかなか少なく、この本は、まさに貴重な一冊ということができます。
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2 父の謝罪碑を撤去します 慰安婦問題の原点「吉田清治」長男の独白
(産経新聞出版)大高未貴 著
「これで慰安婦問題を終わらせたい! 」
この言葉を誰が言っているのかというと、慰安婦問題の発端となった吉田清治のご長男さんです。
「父が発信し続けた虚偽によって日韓両国民が不必要な対立をすることも、それが史実として世界に喧伝され続けることも、これ以上、私は耐えられません。いったい私は吉田家最後の人間としてどうやって罪を償えばいいのでしょうか…。せめてもの罪滅ぼしに決断したことがあります・・・。」
この事案の発端から虚偽が生まれた背景、それによって起きたこと、そして真実。
これをご存知大高未貴さんが、非常にわかりやすく本にしてくださっています。
慰安婦問題に関心のある方は、必読本だと思います。
3 深読み古事記~日本の神話と古代史が100倍おもしろくなる!(かざひの文庫)戸矢学著
実はこの本は6月30日発売です。
つまり、まだ発売日前です。
なのですが、この本の出版社の社長と友達で、実は発売前に本を贈っていただきました。
著者の戸矢先生は、國學院大學の神道科を出られた方で、神道に関する本をこれまでにも何冊も出しておいでの方です。
私は、古事記の本を書くのにあたり、とにかく古事記とタイトルにある本は、片端から買い集めて乱読させていただいたのですが、多くの古事記本が、単に物語の筋書きだけを追っているのに対し、戸矢先生は、その神話に書かれた意味を探ろうとなさっておいでになります。
この本も、その意味でたいへんに好感が持てましたのでご紹介する次第です。
日本の文化は、お茶でも剣道でも華道でも、和歌や俳句でも、古典文学でも、これは全部そうなのですが、入り口のハードルが低くて、幼児でも楽しめるものになっています。
剣道にしても、ただ竹刀を振り回すだけなら、それこそ猿でもできることです。
ところが、極めようとすると、一生かかっても、極まらないくらい深い。
知れば知るほど深くなるし、やればやるほど面白くなるし、学べば学ぶほど勉強になるし、わかればわかるほど実生活に役立つものになります。
これが日本文化です。
茶道など典型です。
お茶を飲むだけなら、幼児にもできます。
しかし茶の道を極めようとすれば、一生かかってもできない。
日本神話も同じです。
神話のあらましだけなら、幼児にもわかります。
ところが原文に戻ってしっかりと勉強しようということになると、一生かかっても、果たして、できるかできないか、です。
実際、いまの古事記解釈は、ほとんどが本居宣長の『古事記伝』に由来しますが、江戸時代の中期に書かれたこの古事記伝は、古事記を最初から最後まで、全部解説した、実は、現代まで続く古事記研究の唯一の本です。
本居宣長以降、たくさんの学者が古事記に挑んでいますが、誰一人、古事記全巻の解説は実現していないのです。
つまり、古事記研究は、いまだ、本居宣長を誰も超えていないのです。
そういう意味で、入門書+アルファの古事記本として、この本はきっとお楽しみいただけると思います。
お読みいただき、ありがとうございました。

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