ハラとムラと国家戦略(下)



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今日の記事内容は、いささか過激です。
ですが、あえてそのような書き方をさせていただきました。


20170823 日本アニメ
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【お知らせ】
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10月 1日(日)11:00 日心会『ねずさんと古事記』出版を祝う会(古事記)
10月15日(日)13:30 古事記に学ぶ25の経営学
10月26日(木)18:30 第19回 百人一首塾 公開講座(百人一首)
11月 3日(金・文化の日)第2回 名古屋倭塾 公開講座(古事記)
 *****


23日の記事で、ChinaやKoreaが、国家戦略としてソフト分野の売り込みに注力していることを指摘させていただきました。
そして「まったく国がこうした工作に配慮しないのは、日本くらいなもの」と書かせていただきました。
今日はその続きです。

明治から大正期にかけての日本は、日本という国のもつ文化が、決して失われてはいけないものだということを、様々な媒体を通じて世界に向けて情報発信していました。
そのひとつが、新渡戸稲造博士が英文で書いた「武士道」であり、長岡藩の家老の娘である杉本鉞子がやはり英文で書いた「武士の娘」でした。
これらはいまでも、外国の人が日本を知ろうとするときの教科書になっているほどの本ですが、不思議な事に日本ではあまり知られていないし、読んだ人も少ないといわれています。

これら文学を通じての、あるいは国家外交を通じて国費を投じた日本文化の宣伝は、明治のはじめには国策として行われました(日本人の海外派遣など)し、明治の終わりから大正期にかけては、政府全体の動きは乏しかったものの、軍によって世界への日本の文化性の情報発信がなされていました。

ところがその日本は、なまじ真面目であったがために、11カ国で共同出兵したChinaにおいて、きわめて善良な善政を敷きました。
このことは、当時のChinaの人々にとっては、まさに救いとなったし、日本軍が駐屯しているエリアでの治安は、きわめて優れたものであったと、これは客観的証拠がいくらでもあることです。

同様のことは、イラクのサマーワに進出した自衛隊が、現地の人たちから高く評価され、自衛隊帰らないでくれデモが起こるという、世界の常識では考えられないような出来事が起こったりしています。
まさに歴史は繰り返すなのです。

ところが、Chinaというのは複雑な国です。
日本軍が善政を敷くことで多くのChineseたちが豊かで安心して安全な暮らしができるようになります。
しかしChinaは、古来、収奪社会です。
社会のあらゆる階層・産業が収奪構造を持った国です。
これはあらゆる階層で、上前がはねられる構造になっているということですが、日本で言ったら、これは暴力団によるみかじめ料の徴収によく似ています。

ですから治安が安定し、日本人が真面目に社会の底辺の人たちが安心して暮らせるようにするということは、それまで収奪をしていた人たち・・・つまり裏社会を牛耳っていた人たちにとっては、大迷惑なことでもあったわけです。
なかでもアヘンの密売などで大儲けをしていた一家にとっては、日本軍の進出は、地域に平和をもたらしていること自体が、ナワバリに対する「侵略」に見えたわけです。
正義からみれば邪であっても、邪から見たら、正義こそ邪です。





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20170526 古事記弐


悪いことに彼らには、それまでに蓄えた膨大な資金と、非合法手段を行使する人脈があり、中国社会には古くから根付いた不満と対立と暴発を求めるエネルギーがありました。
彼らは、国民党にも、共産党にも、その他China内にある、さまざまな軍閥にスパイを送り込み、日本軍への敵対工作を進めました。
それは彼らにとっては、まさに「日本軍による侵略への対抗」であったわけです。
思想的なものではありません。
経済的な利害特損が理由です。
だから思想的「反日」ではなく、言葉が「抗日」になります。
日本の「侵略」への「抵抗」なのです。

日華事変を語るとき、抗日運動の中心者が、国民党の蒋介石なのか、共産党の毛沢東なのか、抗日運動の首魁ないし元締めが、いったいどの辺にあるのかさっぱり見えて来ないという人がいますが、その理由は簡単です。
国民党、共産党、そのどちらにも影響力を持った、その裏方がいたということです。

ところが彼ら裏方が頼みにした国民党は、圧倒的多数の陸兵と装備を準備したにも関わらず、日華事変で日本にいともあっさりと敗れてしまいます。
そこで一般には「蒋介石が反日ための宣伝戦に入った」と説明されるのですが、実はそれさえも表向きのことにすぎず、実は、裏方の一族が、蒋介石にこれを行わせていたのであって、さらに彼らは、一族の女性たちを米国に送り込みます。

こうして1938年7月に設立されたのが、「日本の侵略に加担しないアメリカ委員会」です。
詳しいことは申しませんが、メンバーを見ると、中心者たちはChineseの若い女性の美人局に簡単に引っかかった人たちとわかります。

茂木弘道先生によると、この「委員会」は、米国内で影響力の高い人たちを登場させた『日本の戦争犯罪に加担しているアメリカ』という80ページのブックレットを作って、これを全米に配布し、そこで、
「世界のためを考えるならば、
 日本と中国と、
 どちらが勝者になってくれるのが好ましいだろうか。
 中国が勝ってくれる方が、
 はるかに世界の利益に叶うように私には思われる。
 日本が勝ったならば、
 一等国に成り上がるばかりでなく、
 超大国となって、
 東洋全体を掌中に収めるであろう。
 日本はさらにプライドを高めて
 なお一層の征服に乗り出すであろう。」
(パール・バック)
などと書きたてて、この主張が、あたかも全米の常識であるかのような宣伝戦を米国内で繰り広げます。

政治家は世論によって議席の有無が決まります。
ですから、世論を味方につけることが、政治家の努めです。
このことは、日本もアメリカも変わりません。
そして「委員会」は、わずか1年という短期間の間に、ルーズベルト大統領にまで、それがあたかも世間の常識であるかのように思い込ませることに成功します。
こうして行われたのが、日米通商条約のアメリカによる一方的破棄であり、太平洋戦争への道となっていったわけです。

これらは、蒋介石による宣伝工作ではなく、日本によって利権を奪われた一族の復讐でもあったわけで、その復讐劇はいまでも続いています。

さて、一方の日本です。
この頃の日本は、対外的宣伝活動をほとんど行っていません。
正義は必ず勝つ、正しいことをするときに言い訳は不要というのは、日本的美意識ですが、世界はその説明を求めます。
このあたりは、鹿鳴館まで作って、海外に日本を知ってもらおうと努力を重ねていた明治の日本と、昭和初期の日本の大きな違いとなっていました。

そして戦後です。
戦後の日本も、対外的文化戦略は、政府としてはまったく行っていません。

ひとつのことを指摘したいと思うのですが、終戦時の日本は瓦礫の山の焼け野原でした。
当然、祖国の復興には、衣食住の確保が欠かせません。
そしてそのためには、産業の育成が不可欠の要素となることは、ご理解いただけると思います。

ところがその産業育成にあたっても、当時の日本は、もともと1ドル1円だったものを、GHQによって、1ドル360円にされました。
これは、それまでならハンバーガー1個が100円だったのに、いきなりハンバーガー1個が3万6千円になるようなものです。

当然のことながら、輸出産業は壊滅的打撃をこうむります。
輸入もだめです。なにせ高すぎるのです。
ところが不思議な事に、日本はその占領期間中に、繊維産業などを急激に成長させ、復活させています。
なぜそのようなことができたのか、それがパンパンの存在だと申し上げますと、いきなり「うそだ〜」と言われそうです。しかし事実です。

パンパンというのは、占領下の日本で進駐軍兵士を相手にした街娼(がいしょう)のことです。
パンパンガールともいいます。
なぜパンパンというかには諸説があって、「洋パン」から来ているとか、呼ぶときに手をパンパンと叩いて呼んだからだとか、色々言われていますが、路上の片隅で、白昼からドッグスタイルでパンパンと音を立ててコトをしていたことからという説が、もっとも説得力があるように思います。

このパンパンのは、全国におよそ15万人いて、料金はショート30円、ロングが50円だったといいます。
月給10万円の米兵にとっては、まさに30円、100円の買い物です。
ところが日本国内では、1万800円、3万6千円です。
そしてパンパンの持つ市場規模は、当時の日本の政府予算の30分の1を占めたと言われています。

これは現代の感覚で言ったら、ほぼ自動車産業の従業者数と市場規模に相当します。
このパンパンたちの必要によって、衣類や化粧品市場が復活しました。
そしてそこから生まれた利益が、回り回って日本の民間レベルでの復興費用になっていきました。

またパンパンの稼ぎがほぼ外貨であったことから、1ドル=360円という壊滅的な円安圧力が緩和され、また国内には円だけでなく、大量な外貨の導入によって急速なインフレが進むわけです。
そして国内のインフレは、事実上の円高圧力になり、日本の輸出産業を活性化させます。

要するに日本政府が無策というより、GHQにおもねって1ドル360円という破壊的状態を招いたり、日本国憲法という名の日本人服務規程をありがたがったりしている間に、民間レベルではパンパンたちの働きによって、外貨が稼がれ、経済が急激に復興し、繊維製品、化粧品、バックなどの女性向けファッション関連産業がまず復興し、これに伴って、建設業がさかんになって、国土の復興が急速に進んで言ったのが、戦後の占領期間中の出来事であったわけです。

そして占領期間が終了すると、それまでに蓄積した財によって、日本では造船業が新たな産業として脚光を浴びるようになります。
日本経済はみるみるうちに復興を遂げ、占領終了後10年もすると、今度は自動車産業や弱電産業が急速に成長していきました。

ところがこうして日本経済が力をつけ始めると、日本政府はなんとプラザ合意を受け入れ、わずか1年で1ドル=150円という急速な円高を招きます。
つまりそれまでに日本の民間が蓄積した利益を、政府が全部吹き飛ばしてしまったわけです。

要するにものすごく簡単に図式化すると、戦後の日本ではパンパン経済によって急速な内需の復興が行われ、これが民間レベルの経済産業の復興の起爆剤となり、その後の高度成長も、民間主導で行われてきたわけです。
この間、日本政府が果たした役割は、右翼左翼の対立と、日本経済の利益の外国への放出だけであったわけです。
そしていまも日本政府は、海外に向けて、毎年1兆円のODAによる円のバラまきを行っています。

ところがこの間、ChinaやKoreaは、日本のODAとは比較にならない少額で、世界に向けて、特に米国内において、反日抗日の宣伝工作を行ってきました。
これは宣伝ですから、いかに自国が素晴らしい国であり、ChineseやKoreanが素晴らしい人々であるのかを、映画やテレビ、俳優、音楽、アニメ等、ありとあらゆる媒体で宣伝するとともに、自分たちがいかに日本によってひどいめにあわされてきたのかという同情を買うといった工作になります。

スパイ工作というと、なにやら007のような裏の顔役が活躍するものであるかのような錯覚を日本人が持っているのは、やたらと海外で忍者が人気なためだけで、実際には、いわゆる大物スパイというのは、世界的な著名人、有名人となります。
なぜならスパイというのは、世間の常識に対して影響力を持つ人のことを言うからです。

ハリウッド・セレブの中に、果たして日本人はいるでしょうか。
世界的に影響力を持つ日本の芸能人はいるのでしょうか。
ChinaやKoreaは、国策として、莫大な費用をかけて、これらを世界に売り出しているのです。

いま、日本が大好きで、日本に旅行しに来る外国人観光客が増えています。
彼らの興味は、日本の文化であり、日本人だといわれています。
では、どこから日本の文化や日本人に興味を持つようになったかと言えば、それは忍者であり、アニメであると言われています。

では、いま、日本政府は、積極的に国費を投じて日本のアニメや忍者を育成したり、世界に向けて売り出そうという努力をしているのでしょうか。

ハリウッドでは、さかんに映画が作られていますが、映画製作というのは、そもそもが商売です。
20億円かけて映画を作り、それが50億円の興行収入になれば、映画に20億円を投資をした投資家や企業は、わずかな期間で30億円から手数料を引いた額が儲けになるのです。
だから、映画産業に投資が行われます。

ところが日本の場合、これは映画に限らずアニメやマンガ、あるいは各種展示会などがことごとくそうなのですが、20億投資をして40億の売上になったとしても、半分の20億円は税金で持っていかれます。
これでは、何の利益もありませんから、企業からの投資金もあまり集まりません。
せいぜい、広告宣伝費の中の一部が投資に向けられる程度です。

つまり、日本のソフト分野が、世界にこれだけ大きな影響力を持つようになっていながら、日本政府は、残念ながら、税制対策を講じていないわけです。
だから、アニメ産業に従事しているほとんどの若者たちは、在日外国人が受け取るひと月の生活保護受給額の半分程度の収入で、苦労して頑張っています。

また、ネットの影響力がこれだけ大きくなっていながら、紙の文書には著作権があっても、WEB上の文章等の著作権は、まったく保護されません。
これまた、法制度の不備の問題と思うのですが、国会で議論されるのは、森友だの加計だの、閣僚が棒読みだのという低次元のことばかりで、いっこうにいまや自動車を超える「巨大産業」となっているソフト化分野についての税制や産業育成への議論がされることがありません。
それどころか、そうした日本的ソフト化パワーを、日本文化の情報発信として、世界の中で日本が、日本人が、あるいは日本の文化がもっと広く普及促進させようという動きもないし、それは国内向けの動きにさえなっていません。

政治は、本来国民のためのものです。
ChinaやKoreaの政治は、国民ではなく、一部の利権者のための政治です。
日本は同じ道を歩むわけにはいかないはずなのですが、最近は、どうもそれに近づきつつあるようです。

なぜそのようなことになるのかといえば、日本が本来、天皇のシラス国であるという、日本古来からの価値観を、日本人そのものが失っているからです。
いわば日本人が根なし草になっているわけです。
しかも、悪いことに、利益だけを求める根なし草です。
そして何故かその構造は、古来からのChinaの収奪社会と同じ構造です。
それが日本人の望む未来社会の構造なのでしょうか。

愛国心を養い、日本文化の素晴らしさを教育に採り入れ、日本人が胸を張って日本文化を世界に向けて語れるようにしていくこと。
実は、日本経済復活の要諦も、そこにあるのではないかと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

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コメント

くすのきのこ

No title
こんにちは。ものの見方は切り口により違いますね。
戦後、外貨を稼いだものの一つに日本の玩具産業もありました。
アメリカ側はアイゼンハワーが日本に対し関税引き下げを行い、日本側には
関税維持を認めるなどしています。占領期とその後も違いがあるのでは?
アニメに関しては政府が絡むと面白くなくなるという意見もありますw
現在進行中で、いまいち~・・・という作品が増産されているのには、ハン
トウマネーが流れ込んでいるからだという話もあったりします・・wまた、
有望な原作者を潰すには砂糖漬けならぬマネー漬けwという・・。作者もま
た成長していくのを見守るのも読者の楽しみなのですが・・。
サブカルチャーには自由度が必要ですwコミックマーケット(同人誌即売会)
今夏は来場者延べ人数50万人だそうです。お祭りですねw
企業主体で行われているフランスのジャパンエキスポ・日本文化博覧会?含
むコスプレwは20万人規模の来場数。ドイツの在独企業主催のヤーパンタ
ーク日本文化紹介・含むコスプレ・カラオケ・花火w数十万人参加(会場は
散在していて数えられない?)タイのジャパンエキスポも10万人規模らし
い?モスクワのJ-FEST Summer・含む盆踊りw今年の来場は初日4万人だ
そうで。盆踊りと言えばマレーシアのクアラルンプールの盆踊りは参加者3
万人規模で海外で最大規模だとか。南米ブラジルとかアルゼンチンでも盆踊
りwアメリカは各地で日本関連のイベントあり。春にはワシントンで桜祭り
が有名。他にも小規模のイベントが各地で行われています。元は日本発であっ
ても、各地の色を付けて進化していってる。それが一番大事かも。サブカルチャーは、やはり民活でないとwやりたい気持ちが、参加したい気持ちを呼
び寄せる。日本政府が漫画をお商売しちゃ~駄目っしょwそれではまるで
すべての企業が政商のちゃ~いなソックリでは?w
日本の歴史を検討すれば、皇室は要であり権威・・その権威をつくるのに千
年以上かけている。縄文~弥生の多民族多文化多神教の共存と混和を保証し
てきた。だから各地に特有の信仰も地方文化も許されてきたし、地方に限ら
ない国全体におよぶサブカルチャーも形成されてきた。政権は別で時代によ
り変わっていくもの。崩れる時は崩れる。そういう時、政治家は苦闘するの
が仕事で、官僚は国家機能が崩壊しきらないように支え続けるのが仕事。か
つて戦国時代に突入し各地で武将が立つ中、日本国という意識が持続したの
は、地方の元官僚たちが粘ったのも一助だと。
世界の地震の2割、各地各種の天災を乗り切ってこの日本列島に生息するw
日本人ならば、ニヤリと笑って各国を眺めたい。

 



大町阿礼

No title
WEB小説「北円堂の秘密」が今夏の隠れたベストセラーと知ってますか。グーグルで「北円堂の秘密」と検索するとヒットするので無料で読めます。世界遺産・古都奈良の興福寺・北円堂を知らずして日本の歴史は語れないと云われています。日本文化発祥地の鍵を握る小説なのでご一読をお薦めします。少し日本史レベルが高いので難しいでしょうが歴史好きの方に尋ねるなどすれば理解が進むでしょう。今秋、東博では「運慶展」が開催されるが、出陳品の無著・世親像を収蔵するのが興福寺・北円堂である。貴職におかれてもホットな話題を知っておくことは仕事に少なからず役立つでしょう。先ずはブログ主様ご本人からベストセラー小説「北円堂の秘密」の読破をされては如何だろうか。
読めば日本史のミラクルワールド全開です。

-

No title
最近地方に行くとどこの町でも同じようなチェーン店ばかりがあります
昔はその土地その土地の独特なお店が色々とあったように思うのですが今は不気味なくらい同じチェーン店ばかり特にネットで評判の良くない店が配置されています
コンビニなどはこれで地域格差がなくなるという点では日本全国どこでも必要なサービスや欲しいものが手に入るという便利さはあるのでいいのですがスーパーなどの大型店はなぜか反日色の強さで有名なあの店が各地の駅前に陣取っています
何か日本中でおかしなことが進行しているのではないかと危惧してしまいます
また戦前は財閥が政治や軍閥に口利きしていたという部分もあったかと思いますがこのように日本中どこでもあの店ばかりになるとその影響力はとても大きくなるのではないでしょうか

神無月

資本主義は失敗
社会が年功序列から成果主義に方向転換したとき、不安を感じました。
なぜなら、序列の弊害部分と成果の利益優先の部分がクローズアップされていたからです。

バランスが必要な問題なのに、一方的なアメリカスタイルの導入でした。
アメリカ社会は全てが契約です。仕事も契約の内容を責任を持って遂行することを求められます。それは、遂行できなければ契約不履行ですぐにクビです。

日本は、大きな会社(企業ではありません)でも、家族のような心情を持ち働きました。
社長は親父で、社員の暮らしを守ることを前提に会社を大きくする努力をします。
社員は社長の為に、一生懸命働きます。残業とか休日出勤とか気にしません。
また、社員同士も助け合いながらの仕事ですから、手伝い合うことも普通でした。

そのような、日本文化の会社に契約型のシステムが導入されたことで、社長は経営者となり、社員より株主を優先し、見返りに高給を得るようになりました。
業績評価も数値化され、必要な無駄が評価されず競争だけが進むことで、社員同士の絆も薄れ、愛社精神など死語となり、条件が良ければ転職も気安くするようになりました。

企業は、一時的に業績は上がったかも知れませんが、長期的に見て、日本の会社が持っていた宝が失われていたことに、今更、ようやく気付き始めたように思います。

以前、ある番組ですが、中国企業の経営者が従業員の不満が高まりつつあることに危機感を覚えていました。その解決策として、松下幸之助氏の本を読み、その経営の精神を学び実践したところ、従業員の不満は減り、意思の疎通も改善されたと、喜んでいたことを思い出します。

日本の財界人が捨てたものを、中国人が拾い企業の躍進に繋げているようです。

大和民族には「シラス」が刻まれていると感じます。
ミロクの世が始まっていることも感じます。

日本人が大和心を呼び覚ますことは、世界の平和に繋がることと信じます。
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年1月生まれ
国司啓蒙家
静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。
ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。
他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年 真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり。

《著書》 日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、『庶民の日本史』、『金融経済の裏側』、『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』その他執筆多数。

《動画》 「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

講演のご依頼について

最低3週間程度の余裕をもって、以下のアドレスからメールでお申し込みください。
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E-mail info@musubi-ac.com
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