本のご紹介

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本の紹介です。
いずれも読ませていただいて、感銘を受けた本です。
ご紹介するのは、以下の4冊です。
1 矢作直樹著『天皇の国 譲位に想う』青林堂
2 石川真理子著『乙女の心得 世界が恋した日本人女性』グッドブックス
3 宮澤佳廣著『靖国神社が消える日』小学館
4 孫向文著『日本人に帰化したい』青林堂





20170831 桔梗
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【お知らせ】
 9月 2日(土)18:30 第18回 百人一首塾 公開講座(百人一首)
 9月17日(日)13:30 第43回 倭塾 公開講座(古事記)
 9月21日(木)13:00 埼玉縣護國神社奉納揮毫
10月 1日(日)11:00 日心会『ねずさんと古事記』出版を祝う会(古事記)
10月15日(日)13:30 古事記に学ぶ25の経営学
10月26日(木)18:30 第19回 百人一首塾 公開講座(百人一首)
11月 3日(金・文化の日)第2回 名古屋倭塾 公開講座(古事記)
 *****


──────────
1 矢作直樹著
 『天皇の国 譲位に想う』
  青林堂

──────────


今月出たばかりの矢作先生の新刊です。
個人的には8月に読んだ本の中で、この本がイチオシです。
天皇陛下のご譲位の件について、天皇陛下のおことばの意味から、有識者会議への疑問、皇室典範について、そして天皇の御力の片鱗の一部を本にまとめたものです。
実は矢作先生は、御皇室と比較的近いお立場においでになります。
つまりこの書に書かれていることは、そういうお立場の東大名誉教授が書いた本であるということです。
嚆矢となるのが「本来どうあるべきか」で、本書では「天皇はシラス御存在である」ということが明確に書かれています。
つまり、ご譲位の件について、すこしでも関心のある方に、この本は必携です。
身近に、ご譲位について話される方がいたら、この本を奨めてみてください。
日本人として本当に大切なことがきっとおわかりいただけると思います。






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20170526 古事記弐


──────────
2 石川真理子著
 『乙女の心得 世界が恋した日本人女性
  グッドブックス

──────────


この本は、明治から大正期にかけて活躍した女子教育の先駆者であり、実践女子学園の創立者である下田歌子の教えをもとに、明治から大正期に来日した外国人たちが惹かれた日本人女性の美しさの根幹を解き明かした本です。

ディズニー・アニメの『アナと雪の女王』主題歌の「Let It Go」は、25カ国語で歌われたミュージック・クリップがyoutubeで公開されていますが、何を話しているかわからない他国の言葉を聞いて、世界中の人々が日本語の歌唱の美しさを極端に高く評価しました。
https://www.youtube.com/watch?v=ING7ss-8qUY
また谷村新司さんも、世界中の歌唱祭で歌った経験から、日本語の言葉と発音の美しさを強く感じたと語っています。
日本語だけでなく、日本人の持つ思いやりの心や慈しみの心、凛として生きる姿勢などは、時代も男女の性別も超えて世界中の人々から愛されるものです。

本書では、下田歌子さんの教育実践を主題に、そこから身だしなみや交際の心得、勇気、信念、覚悟を通じ、日本における女性の地位や西洋が憧れた日本女性の美質についてを学べる書となっています。
たいへん読みやすい本で、通しで読んでも、1時間程度で読み終えてしまうことができようかと思いますが、最初から順を追わなくても、たまたま開いたページから読み出しても、なるほどと納得することばかりです。

読後感は、まさに清涼感そのものです。
大変良い勉強をさせていただきました。

──────────
3 宮澤佳廣著
 『靖国神社が消える日』
  小学館

──────────

たいへん衝撃的なタイトルですが、著者は靖国神社の元禰宜で総務部長を勤められた方です。
たいへん真面目な、責任ある人の視点で書かれた名著だと思います。
戦後の靖国神社が受けた苦しみの歴史は、それは私は英霊たちが戦後に受けた苦しみでもあると思いながらこの本を読ませていただきました。

著者の視点は、私にもたいへん納得のいくものでした。
私は幕軍の側の家系にあります。
そして靖国は、かつての佐幕派の人たちは祀っていません。
このことを同じく旧幕臣の家系の方の中には、不服に思う人もいます。
なぜかといえば、靖国神社の最大の課題は国体護持にあるからです。
ですから当然「賊軍合祀」はできないのです。
これはあたりまえのことです。
同様に、たとえかつては賊軍であったとしても、その後の戦争で国体護持のために戦えば合祀されます。
これまたあたりまえのことです。
つまり靖国は、ただ戦没者を祀る慰霊施設ではないのです。
どこまでも国体を護るための施設なのです。

この点を誤解して、靖国を祭祀施設にしようとか、慰霊のための公益法人にしようとかいう論がありますが、それこそが本来の目的を失った『靖国神社が消える日』であると著者は説きます。
非常に納得です。
そうしたことを、実に明快に本にしたのが、この本です。

この一冊で、すべての疑問が解消し、将来いかにあるべきかということまで思考が及ぶと思います。
靖国合祀等について関心のある方には、本当にお薦めです。

──────────
4 孫向文著
 『日本人に帰化したい
  青林堂

──────────


日本アニメから、マンガを志して来日している中国人の書いた本です。
半分から後ろがマンガになっていて、著者の姿勢はそこからはっきりと伺えます。
たいへん真面目な青年で、通州事件など、過去の事件などについても、正面からまっすぐにこれを受け止め、日中関係にしても、日米関係にしても何が真実で何が間違っているのかを、著者なりの視点で明確に本に書いています。
そして「反日中国人は真実の日本を知るべき」と断じます。

おもしろいのは、日本には左翼とサヨクがあるといった見方です。
本気で弱者救済を考え行動する愛国的な「左翼」と、ただ反日活動を運営する商売「サヨク」がいるというわけです。
曇りのない目で、見た日本や、東亜の近現代史、そして現在の状況を、こうしてきちんと把握しようとする人たちが実はいま陸続と現れています。

おそらくこの本を読んで、左翼でもサヨクでも、反論できる人などいないのではないかと思います。
どっちつかずでいるような友人が身近にいたら、お薦めです。
文章も非常に柔らかくて読みやすいです。
外国人が書いた本とは思えないほどです。

お読みいただき、ありがとうございました。

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20160810 目からウロコの日本の歴史


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コメント

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No title
そうそう!左翼とサヨクがいるんです。そして右翼とウヨクがいて、日本人の多くであるノンポリの人々はウヨクを見て右翼=軍国主義という間違った認識をしてしまう。これはまたサヨクの仕業で。

日和歌

今の靖國神社が鳥羽伏見の戦いや西南戦争、神風連、萩の乱など明治初期の憂国の殉難者が祀られていないこと、明治以前の殉難者が対象外であることは薩長史観による弊害でしかありません。賊軍は合祀できないのが当然なら、長州は禁門の変時点で逆賊なのに、長州が合祀されてるのは矛盾になると思います。真に國體護持の為ならば、時期など定めず、大義名分による官賊差別をせず、全ての憂国殉難者を祀るべきでしょう。
今の靖國でできないならいっそ解体して國體護持神社として再出発も視野に入れるべきではないでしょうか。

疑問

弥生に負けない縄文の技術力
便乗する形になりますが、こちらもご紹介させてください。

明日までとなりました。

URUSHIふしぎ物語-人と漆の12000年史-開催期間2017年7月11日(火)~ 9月3日(日)
https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/project/index.html

世界的に見て、土器作りにせよ、漆器作りにせよ、縄文人のスタートダッシュはもの凄く早いです。
いち早く始めるのみならず、その芸術性や技術力の高さには目を見張るものがあります。

金属加工や水田稲作といったものに、積極的に手を出さなかった点を別にすれば、多くの点で弥生の人々に引けを取らず、むしろ凌駕する部分も多々あったでしょう。
一度「思い込み」を取っ払ってみるのも、知的に楽しい事かも知れません。
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

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