民族

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民族という言葉を政治的に最初に利用したのは「平和に関する布告」のレーニンです。
そのレーニンが、民族自立ではなく、単に共産党の一党独裁、もっというなら、単にレーニンの独裁政権を打ち立てようとして、共産主義さえも利用しただけであったことは、いまでは、世界中の誰もが知ることです。


20161209 富士山


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 *****


民族というのは、文化的特徴によって他と区別される集団のことだと一般に思われています。
ところがこの言葉、実に定義の曖昧な言葉で、
1 政治的共同体の色の濃い「ネイション(nation)」等を指すのか、
2 同一の文化や習俗を共有する集合体としての「エスニック(ethnic)」を指すのか、
実は非常に曖昧です。
だから政治的に利用されます。

たとえば沖縄では、琉球民族の独立云々を反日左翼の人たちが口にします。
ところが反対運動をしている人たちのほとんどは、沖縄県外からやってきた左翼、在日、コリアン等です。
彼らは沖縄をネイションにしたいのでしょうか。
そうだとすれば、それは沖縄の人たちが決めることであって、県外の人等の介入は「余計なお世話」です。

あるいは彼らは沖縄を「エスニック」と考えているのでしょうか。
しかし沖縄が「エスニック」なら、全国各地どころか、ちょっと古い伝統が残っている町では、道路一本隔てただけで方言が異なったりしています。
また、江戸時代なら、武士と町人では話す言葉が違いました。
男と女では、使う文字も異なりました。
もっといえば、現代日本でも、男には男言葉があり、女には女言葉があります。
これはエスニックであって、互いに独立すべきものなのでしょうか。

ネイションなら、まだわかりやすいのです。
それは、どこに国境を敷くかというだけの問題だからです。

けれどもエスニックになると、では、沖縄が好きで沖縄にやってきた人は、同一のエスニックなのかそうでないのか。
県外の人がもとから沖縄にいる人が結婚して子が生まれたら、それは沖縄人なのか、日本人なのか、
県外にいる沖縄人は日本人か沖縄人か等々、これは決めようがないのです。

それを無理に決めようとするなら、それは殺し合いになります。
世界中に広がる民族紛争は、まさにこれによって起きています。

このように、なんとなくイメージできるけれど、実は内容や定義が曖昧な言葉が政治的に使われるときというのは、他に目的があるときに限られます。





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そもそも民族というのは、一般論としては、
「言語や社会的価値観、宗教とその信仰、
 食習慣、生活慣習などの
 文化的特性を共有する、
 あるいは歴史を共有する集団」
などと定義されます。
しかしそれは単純化して言えば、そこに所属しているという帰属意識を持つ集団であるというだけのことです。
この場合、実は血筋はまったく関係ありません。

では沖縄で反日活動をしている人たちが、沖縄への帰属意識を持っているのかというと、実はそうではない。
彼らにあるのは、ただ「反日」への帰属意識であって、実のところ、沖縄県民がどうなろうと知ったことではないというのが、彼らの立場です。
それで琉球民族の自立だの琉球国の独立だのと口先だけは威勢が良いのですから、始末が悪いわけです。

私は、民族よりも、国家を優先して考えるべきであろうと思います。
最近の世界の趨勢も、この方向です。
日本なら、天皇を国家最高権威とするシラス国であること。
このことを社会的価値観として共有する国こそが日本国であり、また日本人としての国籍を保てる者であるというように定義すべきであろうと思っています。

もちろんそう思わない人も、日本には住むことでしょう。
その人達も日本に住むのですから、納税の義務を負います。
これは、日本に住むということは、日本国家のインフラの利益に預かるということですから、当然です。
しかし、日本人としての社会的価値観を共有しないなら、彼らは日本人ではありません。
そして日本人でない人たちには、たとえ成人に達していたとしても、選挙権は与えるべきではありません。

要するに日本人であるかないかは、税金を払ったか払ってないかではなく、日本人としての社会的価値観を共有しているかどうかにあるのだと思います。

その意味で、いま、そしてこれからの日本に必要なことは、まずは「日本人として共有すべき社会的価値観とは何か」ということを、国家として明確にしていくことです。
ここが出発点です。
そこに忠誠を誓う者が日本人です。

もっと簡単に言うなら、天皇を国家最高権威と仰ぐ、知らす国の臣民であるという自覚を持つ者が日本人です。
逆にいえば、反天皇、反日本を標榜するなら、それは日本国民ではない。
日本国民でないなら、選挙権も取り上げるべきです。
なぜなら、ギリシャの昔から、国民とは国家のために命を捧げる覚悟を持った者と規定されているからです。

もちろん日本に住んでいる以上、日本人であるなしを問わず納税の義務を負います。
しかしそれは日本人だから納税の義務を負うのではなく、日本に住んでいるから負っているだけのことです。
現行憲法の記述の、これもまた大きな問題点です。
税金を払うから日本人ではないのです。
税金を払ったらその国の人というのなら、我々が海外旅行して買い物のときに消費税を払ったら、その国の民になってしまいます。こんなバカげた話はありません。

いま、憲法論議が盛んになりつつあります。
しかし、憲法がその国の国家の根幹を定めるものであるというのなら、憲法論議の前に、我々の住む日本とはどのような国なのかということを、日本国民共通の概念にしていかなければなりません。
そしてこれに異を唱える者たちを、国会やメディアから追放していかなければなりません。

それをいかに平和的に実行するか。
それこそが、いま、日本という国家に求められている最大のテーマであろうと思います。

その意味で、日本の改革を、私は単に左翼とか右翼とか保守とかいう従来の枠組みではなく、左翼や右翼が生まれるよりも、もっとずっとはるか昔からある日本という国のカタチを、まずは日本人として、互いにしっかりと理解していくことが大事だと思っています。
これは言い方を変えると、シラス(知らす、Shirasu)という言葉の普及です。

日本の名目経済成長率は、
・1980年代=138国中下から28位
・1990年代=150国中最下位
・2000年代=188国中最下位
・2010年代=190国中下から15位
です。

戦後の焼け野原から、いっきに世界の経済大国の仲間入りを果たした日本は、いったいどこに行ってしまったのでしょうか。
日本人としての自覚と誇りを取り戻す。
それは、日本を実は経済だけでなく、根底から支える根幹にあることであると申し上げたいと思います。

お読みいただき、ありがとうございました。

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20160810 目からウロコの日本の歴史


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コメント

翠子

No title
日本人の魂を持つ者だけが日本国籍を有するべきです。

今の日本は帰化が安易に出来過ぎるのです。
大多数の外国人は、そのほうが便利だから帰化するのであって、
日本人として日本に尽くす為に帰化しているのではありません。

このことと、日本人と結婚した外国人が日本国籍を取れること、
その子供が日本国籍を取れることが、
反日日本人の増加につながったと思います。

これらを改めるべきです。
また、帰化後に反日の言動を取った者の帰化を取り消せるようにすべきです。

なおと

No title
先の大東亜戦争で亡くなられた英霊の皆様は、日本がこんな国になってしまって嘆いておられるか 怒っておられると思います。
現在 この非常時とも言える国難に対処している安倍政権に頑張れ と言ってやりたい。野党の誹謗中傷あげ足取り 裏工作に負けるな!

にっぽんじん

国民の命は誰が守るのか
国民の命は誰が守るのでしょうか。
政府でしょうか。確かに政府かも知れません。

しかし、政府は主権者ではありません。
国を守る義務があるのは主権者です。

政府は主権者から国政を委託された機関です。
それでは主権者は誰でしょうか。

それは国民です。
国民の命を守る義務があるのは主権者である「国民」です。
そのことを国民は理解しているのでしょうか。

国民は自分の命は自分で守る義務があります。
それが主権者の義務です。

全て政府に任せ、政府が自分を守る義務があるなどと考えるのはお門違いです。自分の命を守りたかったら「真剣」に1票を投じる必要があります。

人気投票では自分の命は守れません。
今の日本は「フェイク報道」が多すぎます。

正しい報道は待っていても手に入りません。
自分から正しい報道を探してください。

ポッポ

No title
日本は、日本人が住んでいます。
そこには、アイヌ民族も琉球民族もいます。もっと昔には、四国にも、九州にも本州の中にも人々が部族として住んでいたと思います。
でも、日本として統一される途上で、一体化されたと考えます。
今では、社会的価値観、宗教、生活習慣は他国のそれと比較すると、それほど変わらないと思います。

沖縄の反日運動に沖縄以外の人がいるのなら、それは異物混入として、いずれ地元の人からは排除されるでしょう。
沖縄の反日運動は、沖縄の人だけでやれば良いのです。
でも、機動隊員を個人的に脅したり、暴行の上に公務員の所持品を取るのは運動とは言いません。刑事事件ですから、警察の担当です。


ところで、インドを訪問された安倍首相ですが、インドの国会で演説したそうです(報道されません。)。
そして、コルカタ市内にある「チャンドラ・ボース記念館」に行き、「英国統治からの独立運動を主導したボース氏の強い意志に、多くの日本人が感動している」と言いました。
これに対して、ボース氏の姪のクリシュナ・ボースさんは「日本の人々がボースの活躍を覚えていてくれるなら、私たちもボースが英国の植民地支配に抵抗するためにインドと国民軍を組織したことを支援してくれたのが日本であったことを忘れない」と言ったそうです。

昭和52年、現地の人達が「レッド・ヒル」の麓に日本兵の慰霊塔を建てました。
この慰霊塔を建立したロトパチン村のモヘンドロ・シンハ村長は
「私達は日本兵が、インドの解放のために戦ってくれたことをよく知っている。だから私達は食料や医療を喜んで提供した。
ところが英国軍がそれを知って阻止した。日本軍は飢餓に追い込まれたが、それでも勇敢に戦い、次々に戦死していった。この勇ましい行為は総てインド独立のためになった。
私達はいつまでも日本人の勇敢を後の世まで伝えていこうと思い、この慰霊塔を建てた。この塔は日本人へのお礼と独立インドのシンボルである。そのために毎年、村民で慰霊祭を行っている。」
と言ったそうです。

8月5日に、NHKは「戦慄の記録インパール」として、インパール作戦のことを放送しました。
ミャンマーから意義知る軍の拠点があったインド北東部のインパールの攻略を目指した日本軍は、この作戦で歴史的敗北を喫した。餓死・戦病死した日本兵のしかばねが並んだ道が「白骨街道」と呼ばれる程凄惨な戦いの実態はどのような者だったのか、として悲劇の記録を未来へと継承していくそうです。

インパール作戦の悲劇を放送するのならば、その一方で感謝された部分は何故放送しなかったのかと思います。

そして、安倍首相が何故、チャンドラ・ボース記念館の訪問を一言でも放送しなかったのかと思いました。

Kaminari

シラス国であること
神話がご先祖の記録である稀有な国。
シラス国であることは明治帝国憲法にも書かれていました。
大切にしたいことであり、その事実も知らしめていかねばなりません。

-

トランプ大統領、ありがとうございます。
いつもありがとうございます
天皇を最高権威に頂くシラス国の
国民として、その価値観に忠誠を誓えるかが、日本人であるかないかの違いであるとの事、真にその通りだと想います。
トランプ大統領が国連で北朝鮮の拉致
被害者について言及して下さいました。また、北朝鮮と金一族がミサイル発射を繰り返すなら、完全に破壊するとも言明されました。勇気のある
素晴らしい演説だと想います。日本人が数百人も拉致監禁されて、救出にも出向かない今の日本は異常です。
憲法九条を言い訳にするなら、さっさと九条改正して、北朝鮮に軍隊を派遣して拉致被害者を取り戻すのが、本当の国家です。安倍首相も解散する意思を表明されています。北朝鮮有事が迫っているので、日本国民の覚悟を問いただす為の解散総選挙です。私は
安倍自民党一党、若しくは憲法改正に賛成する維新の党との連立政権を
望みます。 安倍自民党もいい加減に
憲法九条改正の国民投票実施しなさい。 可決されるまで、何回でもやればいい。
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

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