平成30年度 倭塾・百人一首塾動画配信サービス受講生募集中 |
Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年1月生まれ
国司啓蒙家
静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。
ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。
他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年 真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり。
《著書》 日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、『庶民の日本史』、『金融経済の裏側』、『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』その他執筆多数。
《動画》 「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。
コメント
くすのきのこ
有馬山と猪名野のセットは万葉集1140から続くものだそうです。
万葉集1140 読み人知らず
志長鳥 居名野乎来者 有間山 夕霧立 宿者無
しなが鳥 いなのを来れば 有ま山 夕霧立ちぬ 宿も無し
猪名野は有馬山の南の方の、武庫川と猪名川の間の台地の古名だそうです。
弥生時代から水田が広がっていたらしいと。応神天皇時代に造船・木工の技
の新羅系の人々が住み着いたと日本書紀にあるそうです。1140をアッサリよ
めば、志を長くしていな野に来てみたが 間には山があり 言うが切り断つ
ばかりで 宿りなし(来てみたが賛同者はいなかった)とも読めるw1140の
前後には摂津での歌が多い。
今回は、江戸猫モドキが自由連想を言いたいそうで~・・大分いってますw
なにせ根性曲がりなもんだから・・曲がりすぎて一周しちまったよ~・・
大弐三位の歌の詞書・・かれがれになる男の おぼつかなくて など言ひた
りけるに読める・・な~んてのは、大弐三位さまに官職をせっついてる様に
しか思えないわけさw志はあるんだが、覚えていられるのだろうか?と。
でもって大弐三位さまのお答えは・・
ありまセン 否の 小さな(ささ)言も風がふけば・・いざ(いで)そうよ
(そよ)あなた(ひと)を忘れたりはしませんよ・・
風ってのはw当然ながら藤原の風だろうなあ・・なにせ草書体だからねw
篠だか藤だか・・w猪名野に笹・篠原が広がってるなんて風景はあんまりね
え・・有馬山には笹が生えてるだろうけどさ。大体、私信が何故歌集に残る
のか?って話。私信であっても半分は公に係るから大事に記録し保管してあ
るわけだ。それを歌の形にしたってのが雅だろうが、本当の大事な秘密は歌
集に載る事もないし保存もしてないはずだろ~wどういう風に解釈されても
いいように歌にしてあって、その下心をどう読むか~で遊んでたんだろ?こ
の男も大弐三位さまのご返歌を大事~にしまっておいて、志がとおったかど
うかは別として、いい歌を貰った~と自慢してのではないかい?そこに救い
があったりするんだろうな・・多分、やんわりとしたゴメンナサイのお断り
文だからww大弐三位さんも位が上がって苦労したろうな。才媛ってのも、
て~へんな仕事だねw
2017/12/21 URL 編集
-
2017/12/18 URL 編集