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皇紀2678年
西暦2018年
平成30年
戊戌(つちのえ いぬ、ぼじゅつ)の年です。
この「戊戌(つちのえ いぬ、ぼじゅつ)の年」のようなものを「干支(かんし)」といいます。
ちなみにこの「戊戌の年」、大いなる繁栄か滅亡かの両極端の年になるとか、か、かなり極端な年になるなどとも言われますが、ではなぜそのような意味になるのかというと、その根拠がイマイチはっきりしなかったりします。
このブログでは、毎年元旦に干支のお話を書いています。
これは、一般の占いとは異なり、干支に使われている漢字の成り立ちから一年を占うというものです。
これが実によく当たる(笑)。
そこで今年もやってみたいと思います。
ちなみに「干支」は、紀元前10世紀に滅んだ殷代のChinaで考案された年の数え方で、
「甲乙丙丁戊己庚辛壬癸」の「十干(じゅっかん)」と、
「子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥」の十二支(じゅうにし)との組み合わせでできている暦です。
10種類と12種類の組み合わせは60通りとなるので、60年でひと巡りして暦が還ります。
これを「還暦」といいます。
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▼昨年までの干支
さて昨年は、「丁酉(ひのととり)」の年でした。
「丁」は、もともと釘を象った象形文字で、釘は組み合わせた木材を安定させるのに使われることから、「丁」は「安定」を意味します。
「ひのと」と読むのは、陰陽五行で火の陰であるため、火の弟で「ひのと」です。
「酉(とり)」は、お酒を注ぐ徳利(とっくり)を象った象形文字で、お酒は収穫した作物から造られることから「稔る、成熟する」を意味します。
ですからこの二つをあわせた「丁酉」の年は、
「稔り、安定し、成熟を迎える年」になります。
これは、一昨年の乙未の年に芽生えた若芽が、丙申の年に新たな展開へと発展して豊かな稔りへと発展するという意味で、日本にも世界にも、これまでの60年とはまったく別な、新たな胎動が軌道に乗る一年であることをしめします。
同様に2012年からの干支を振り返ってみますと、以下のようになります。
壬辰(みずのえたつ)(2012、1952年)
「壬」は糸巻きの棒に糸が巻き付いて膨らむ
「辰」は古代の農機具の二枚貝の貝殻。
古い価値観が衰え、新しい価値観が芽生える。
1952年 サンフランシスコ講和条約発効
2012年 民主党大敗北、安倍内閣誕生
癸巳(みずのとみ)(2013、1953年)
「癸(き)」は股の間からしずくが滴っている字
「已(い)」は「止む」の別字
雨がやみ霧が晴れる年
1953年 NHK放送開始
2013年 国会で慰安婦や南京問題が議題にのぼる。
甲午(きのえうま)(2014、1954年)
「申」は、新しい動きが棒に糸が巻き付くように加速する
「午」は、草木の成長が極限を過ぎて衰えを見せ始める
新旧交代の年
1894年 日清戦争
1954年 自衛隊発足。映画ゴジラ始まる。
2014年 オバマ大統領、天皇陛下に最敬礼
乙未(きのとひつじ)(2015、1955年)
「乙」は、完全に完璧に成長する一歩手前の状態
「未」は、梢の若芽の象形で和語では「いまだ」
若芽が芽吹く年
1895年 三国干渉で遼東半島返還
1955年 ワルシャワ条約機構結成、冷戦激化
2015年 安倍首相、日米で冷戦に勝利したと宣言
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丙申(ひのえさる)(2016、1956年)
「丙」は、しっかりとした台座を意味します。
「申」は、棒に糸が巻き付いて太くなるさまです。
新たな展開が始まる
1956年 国際連合に加盟、高度成長はじまる。
2016年 トランプ氏大統領選に勝利、安倍総理真珠湾で演説
丁酉(ひのととり)(2017年、1957年)
「丁」は釘の象形で、組み合わせた木材を安定させる。
「酉(とり)」は徳利(とっくり)の象形で稔りと成熟を意味する。
稔り、安定し、成熟を迎える。
1957年 岸内閣成立
2017年 安倍自民党衆院選で圧勝
『ねずさんと語る古事記』発売
要するに2012年からの毎年の動きを干支から見ると、
2012年には新しい価値観が芽生え、
2013年には雨があがって霧が晴れるように、これまでベールで覆われているように曖昧でよく見えなかったものが、はっきりと人前に姿を晒すようになり(在日問題など)、
2014年には、新しい動きによって価値観の新旧交代が起こり、
2015年には、新しい価値観の若芽が芽吹いて産声をあげ、
2016年には、トランプ政権や、強腰の日韓外交など、新たな展開が始まり、
2017年には、それら一連の新たな動きと価値観が、稔り、安定し、成熟を迎えてきたわけです。
ちなみに、昨年の丙申(ひのえさる)というのは、それまでの数年来の動きが完成する年です。
そこから、昨年の元旦に、
「今年一年の皆様の動きが、
今後の60年を決定する」
と述べさせていただきました。
▼今年の干支
そこでいよいよ今年2018年です。
2018年は、戊戌(つちのえ いぬ)(音読みは「ぼじゅつ」)です。
「戊」は、斧が付いた戈(ほこ)の象形文字です(下の図参照)。

この「斧付き戈」は、東洋では「斧槍」、西洋では「ハルバード(Halberd)」と呼ばれました。
この戈(斧槍)は、斬ったり突いたりするだけでなく、鉤爪で引っかけたり叩いたりして鎧や兜ごと相手を粉砕することができます。
このため、東西ともに銃が登場する前までは最強の武器でした。
ただし・・・武器の仕様上、重心が偏ります。
素人にはなかなか扱えないことから、熟練者の武器として用いられました。
逆に言うと、この斧槍を持つ武人は、熟達した武人であり、手にした武器は最強の武器であったわけです。
さらに戊戌の「戌」も、字源は「戊」と同じです。
ハルバード(斧槍)の象形です。
「戌」が「いぬ(犬)」と読まれるのは、この字が戈の前に盾を置いた姿にも見え、戦のときに人の前に立てるものとして、そんな読みが後世になって与えられたものです。
つまり、戊戌(つちのえいぬ、ぼじゅつ)というのは、すこし形は違えど、最強の兵士が最強の武器を手にしている姿が二つ重なっているわけです。
つまり今年は、
「神々の最強軍団が
旧来の陋習(ろうしゅう)を
敵として粉砕する年」
ということになります。
武器は敵を滅ぼし粉砕するものです。
そして戦いは、政治上の紛争の最終的かつ究極の解決手段です。
つまり、昨年までに完成した新たな動きが、今度は主流となって旧来の陋習(ろうしゅう=悪い慣習)が、最強の打ち破り、なぎ倒していく一年となるのです。
このことは既存の既得権益を持つ人々、たとえばいわゆる敗戦利得者として巨利を得てきた人々にとっては、まさに脅威となります。
ですからそのような人たちは、それこそあらゆる力を動員して、既得権益にしがみつきます。
しかし神々の御意志と時代の流れは、それを許さない。
そういう人々は、過去の栄華栄光を新しい時代の転換に役立てようとしない限り、良くも悪くもすべて粉砕され、滅びていきます。
一方、新たな時代を担う人々は、決して十分な勢力をもっているとはいえませんが、時代の波を受け、満帆の帆を張って、あらゆる苦難を乗り越えて新しい時代の開拓者となります。
▼過去の戊戌の年
過去の戊戌の年を振り返ってみます。
干支は60年毎にひとめぐりですが、60年前といえば1958年です。
この年、 中華人民共和国が第二次五ヵ年計画、朝鮮民主主義人民共和国が第一次五ヵ年計画を発表しました。
そしてこの両国は、当時において理想の楽園と呼ばれることに成功しています。
もっとも両国とも、共産主義という間違いが出発点ですから、国内は悲惨の二字です。
前の年に生まれた胎動は、その後の60年を決定してしまいます。
そして戊戌の年は、これを武装軍団によって徹底します。
中共にしても、北にしても、この60年、できもしない計画経済にしがみつき、国民に無用の負担をかけ続けました。
一方、日本国内では、大日本製薬がサリドマイドを配合した「イソミン」を発売しました。
この発売は、後にサリドマイド訴訟を引き起こし、自分が儲かりさえすれば、何をやっても良いという価値観に縛られて、結果として世間に顔向けできない非道が暴露されてしまったわけです。
この年の4月に施行されたのが売春防止法施行です。
誤解を恐れずに言うならば、日本男児が弱くなったのは、ひとつには売春が規制されたことによるとも言われています。
そしてこの分野を闇で牛耳った在日外国人たちが巨利を得て、日本国内に巨大な力を持つにいたり、昨今では表社会まで牛耳る勢いとなっています。
▼新旧の入れ替わり
まさに「戊戌(ぼじゅつ)の時代」は、古いものと新しいものが入れ替わるのです。
ということは、「60年前の間違いが斧槍を持って修正されるのが今年」ということになります。
そして、この数年来、これまでの60年の軌道を修正するために行われた一連の動きが、新たな60年の中心になるのが、今年となるわけです。
その意味では「戊戌」の年は、社会や個人における価値観の新旧交代の年でもあります。
時代は動き、この60年支配的だった価値観は今年崩壊します。
これまでの60年を支配した価値観では、これからの時代に生き残ることはできないのです。
それこそハルバード(斧槍)の餌食になるだけです。
そして新たな時代のハルバート(斧槍)を手にしたものは、いかなる艱難辛苦があったとしても、その動きは今後の60年を切り拓きます。
それが明確になるのが、今年です。
お読みいただき、ありがとうございました。

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コメント
くすのきのこ
どんな年であろうとも、何らの喜びを見出し笑っていたいものですねw
本日訪れた神社では、変化の年ではあるだろうが厳しいものも覚悟~
みたいなお話をされていました。
・・痛みを伴わない変化などありませんしwお上は数えで難しい御歳
になる前に、いろいろと為されていると。はたしてそれがどう転ぶか
はわかりません。天は災と豊穣をセットで下されるから・・豊穣へと
繋げていけるか、いつも試されているようなものです・・。
お上は博物学者ですね。特に魚類学の研究がすぐれていると。
現代の大学の格による学歴社会、学会・・・ところが、それに対する
大学に属しない数多の研究者・・明治の東大には大卒ではない教授も
自然科学分野にいたのです・・こういう方々が現代日本の技術の底力
の流れの一部に入り込んでいる。ところがで今はどうなのかな?大学
の予算配分に、まずは旧帝大が・・こういうのは改善しているのかな?
マネーが無いから技術系研究室は、企業・・外資企業・・トクア企業
とタイアップ~という流れがありませんか??日本企業は潰されてた
りしますし。沢山の研究があるのです。メタンハイドレートもそうで
すが、バクテリアを使う放射性物質処理とか、エネルギー生産とか、
アメリカに特許を取られてしまったがん治療とか・・日本の自然科学
および医学の学会の機能不全も足を引っ張っているのではないかな?
自然科学分野の人間は、あんま~り政治家に向くような脳機能ではあ
りませんしww卒業大学で判断される事なく、在野の研究者たちが日
本で生き生きと動けるようになればいいですね。マネーがあればいい
わけではありません。日本の研究者たちはグループによる切磋琢磨が
わりと必要なんですwそうやって伸びる。現在、日本の中で硬直化し
た部分はいろいろとありますね。大学の格による学歴社会は、官僚の
派閥化と硬直化とも関連してますね。こういった所に変化が起きれば、
これまでの日本社会から、また新しく展開していくかも?w
マーク・トウェン曰く・・歴史は繰り返さないが、新しい韻を踏む。
・・なる程、確かに全く同じ時間は繰り返さない、しかし問題の本質
は変わらず、似たような事象を繰り返すwだが全く同じではないから、
次の展開へと発展していく可能性があるとw
2018/01/01 URL 編集
tetsu
ねずさんのブログをいつも拝読しております者です。
詳細な内容を知るたびに胸が熱くなり、故郷、祖国日本と心を大切に守っていかなければという気持ちを改めて感じています。
そのためには、微力でも自分にできることをやらねばという気持ちをもつことが必要ですね。
ねずさんのブログを通して真実や深い意味を知った方々一人一人の思いや力が、大きな輪(和)になり日本の力になることを確信しています。
私たち日本人や、日本の未来のために日々尽力されておられますことを感謝致します。
ありがとうございます。
2018/01/01 URL 編集
井中 蛙
の、書き間違いについて。
10種類と12種類の「2つの集合から夫々1種類を取る」(単純)組み合わせは120種類です。
干支の場合は、甲子から始まり癸亥まで、十干と十二支を夫々順番に組み合わせるという条件が有る為、使われない組み合わせ(例えば甲丑等)が60種類有り、干支の組み合わせは60種類になります。
「甲、乙」を「きのえ(木の兄)、きのと(木の弟)」の様に、兄弟で一組にして十干を5種類に纏めることで、5種類と12種類の組み合わせで60組の干支を理解できます。
2018/01/01 URL 編集
楽仙堂
これから更なる発展が望めるとか
新年から勇気をいただきました。
今年もよろしくお願いします。
2018/01/01 URL 編集
-
2018/01/01 URL 編集
-
本年も、ねず先生のブログを読ませて頂きます。 さて、上皇になられた今上陛下は政治的発言も許されるようになるとの事ですが、保守の論客が失望される政治的判断を上皇や美智子妃が
なされるかも知れません。その一つである韓国ご訪問などは、大反対です。
2018/01/01 URL 編集