お薦め書籍、お薦め演劇



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◇最新刊『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』好評発売中
20180501 表紙完成2のコピー

月中になってしまいましたが、毎月行っているお薦め書籍のご紹介を行いたいと思います。
今回はお薦めの演劇もあります。
次の3冊と、演劇ひとつです。

▼お薦め書籍
 1『はじめての日月神示』中矢伸一著、かざひの文庫
 2『ジャポニズム43号』青林堂
 3『差別された韓国で気づいたふるさと日本』金田正一著 桜の花出版
▼お薦め演劇
 4『君よ生きて』演出脚色・望月龍平さん


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20180618 君よ生きて
(画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


【お知らせ】
<東京・倭塾、百人一首塾他>
6月30日(土)13:30 倭塾・東京 第52回
7月14日(土)18:00 倭塾・東京 第53回
7月28日(土)18:00 百人一首塾 第28回
8月15日(水)ねずさんと靖国昇殿参拝
9月15日(土)18:30 百人一首塾 第29回
9月23日(日)13:30 第54回 倭塾・東京 第54回
<関西・倭塾>
8月10日(金)19:00 倭塾・関西 第一回 (IK歴史勉強会 十七条憲法と創生の神々)
9月9日(日)14:00 倭塾・関西 第二回 (IK歴史勉強会 イザナギ・イザナミと古代の朝鮮半島情勢)
10月19日(金)19:00 倭塾・関西 第三回 (IK歴史勉強会 大航海時代と大国主)
11月11日(日)14:00 倭塾・関西 第四回 (IK歴史勉強会 唐の皇帝と日本の天皇)
12月8日(土)14:00 倭塾・関西 第五回 (IK歴史勉強会 稲作の歴史と古墳のお話)


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1『はじめての日月神示』中矢伸一著、かざひの文庫
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日月神示の第一人者の著者が、日月神示の中でも特に大切な神示を、原文無しで、はじめから現代語訳して、その要点を解説した書です。
難解とされる日月神示が、ものすごくわかりやすく書かれた入門書で、見開きの右ページに神示の言葉の現代語訳、左ページにその解説が掲載されています。

日月神示は、ほとんど数字で書かれた原文だけで37巻、補巻1巻という膨大なものです。
全訳も出されていますが、その一語一語に解釈が必要で、読み解きを間違えてしまったら、せっかく読んでも何も得るものがなくなるどころか、ご神意を履き違えるのですから、とんでもないことになってしまいます。
つまり、日月神示は、正しく読むことが大切なのです。

著者の中矢先生は、この日月神示を完訳された先生で、現在我が国における日月神示の第一人者です。
その第一人者が、日月神示のなかでも、特に大切と思われる言葉を、誤解のないように現代語訳し、それぞれに解説を加えた、というのがこの本です。

本は見開きで、右のページに日月神示の原文の現代語訳、左のページに解説が書かれています。
たいせつなポイントを外さずに、日月神示のポイントを大づかみに学ぼうとするとき、この本はたいへんに役に立つと思います。

同時にこの本は、現代人が現代日本を生き抜く知恵を教えてくれる本でもあります。
日月神示そのものには興味がないという方であっても、現代を生き抜く知恵は必要です。




ねずさんの最新刊!


20180612 イシキカイカク大学


読んで感じたことがあります。
「この世はバーチャル・リアリティによる仮想世界だ」
というまるでSFのような説があります。
れっきとした現代物理学の仮説で、「シミュレーション仮説」といいます。
極大(マクロ)宇宙論と極小(ミクロ)世界の理論を統合しようとすると、この仮説でしか説明できなくなるのだそうです。
あやしげな宗教ではなくて、れっきとした物理学の説です。

ウチの孫がやっているプレイステーションのモンスターハンターというゲームは、画面がまるで映画のようでびっくりします。
昨今のゲームでは、VR(バーチャル・リアリティ)といって、大きめのアイマスクのようなものを装着すると、3Dの空間内に自分が入ってゲームができるのだそうです。

スーパーコンピューターといえば、日本の「京」などが有名ですが、それはビルのひとつのフロアを全部コンピューターが占めてしまうほど巨大なものです。
ところが現在開発中の量子コンピューターが誕生すると、そのスパコン以上の演算速度を持つコンピューターが、ノートパソコンくらいの大きさになってしまうのだそうです。
最近の研究では、脳を直接刺激することによって、食感や触感などもシミュレーションで体験できるようなVRも可能になるとやらで、そうなると、仮想現実と実際の現実のどちらが本物か、人間の脳では区別がつかなくなりそうです。

そしてそうなると、たとえば「南の島に旅行したい」というとき、いまなら実際に飛行機に乗ってその場まで行かなければならないのですが、未来社会では、VRの中で、本当に行ったのと同じ体験が寸分たがわずできるようになるといわれています。
つまりVRが現実世界に追いついてしまうわけです。

そこまで行ったら、今度は意識をVRの中に移してしまう。
つまり、人はまさに永遠の生命をそこで得ることができるようになるわけです。
その中では、人は何でも思い通りに好きなことが好きなだけできるし、病気も肉体の重さも老化さえもない。

以前にも書きましたが、私は宇宙人とかUFOとかには懐疑的で、それはあるかもしれないけれど、むしろ世間の目を欺くための、それらしい情報の小出しなのではないかと思っています。
何度かUFOを観ましたが、もし文明が極限まで進歩したら、何も乗り物に乗って移動する必要はなく、空間を捻じ曲げてどこでも好きなところに行けるようになるのであろうし、それが人に近い形をしている必要もないからです。
たとえば目が二つとも顔の前に着いているのは多くの哺乳類の特徴ですが、その哺乳類の中でも、牛や馬の目は両側に付いていて、人間よりもはるかに視覚が広い。
昆虫に至っては、360度の視覚を持つものもあります。
過酷な環境を生き抜くためには、脊椎動物よりも、甲殻型生物の方が適しているかも知れない。

要するに何を言いたいかというと、文明が進歩すれば、肉体という重荷を捨てて、VRの中に意識体を溶け込ませてしまうということが、現実味を帯びてくるのではないかということです。

ところがそうなればなったで、人の意識はなんでもできるかわりに、できすぎてしまうことで成長ができない。
そうすると何らかの制約や重荷を課したVR世界をまた別に作って、そこで意識体を鍛えようとする・・・ということは、実際に起こりそうに思うのです。

我々がたとえばサッカーをするときは、ボールを手で持ってはいけないとか、様々な制約(ルール)を課し、そのルールの中で自分を鍛えて行こうとします。
サッカーをしている自分も、日常生活を送る自分も同じ自分です。
そしてサッカーを通じて、自分を鍛えて行こうとします。

日月神示には、神界も現世も等しいもので、人が喜ぶことは神様も喜び、神様が喜ぶことは人も喜ぶと書かれているのだそうです。
それはおそらく、サッカーで勝てば自分も嬉しく、自分を鍛えるためにサッカーをする、ということと、実は同じ意味なのかもしれません。

とにかくこの本は、わかりやすく書いてはあるものの、そこから様々な思索や想像を働かせてくれる、すばらしい本になっていると思います。
お薦めです。


───────────
2『ジャポニズム43号』青林堂
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今月のジャポニズムは、読みどころが特に多かったように思います。
なかでも、
 矢作直樹先生の『詔にみる天皇のしろしめす国』
 赤尾ゆみ先生の『セクハラ・パワハラで萎縮する社会』
は圧巻で読み応えがあります。

また、
 小坪しんや先生の『ネット保守への言論弾圧と政治の動き』
 江崎道朗先生の『日米同盟のキーマンは誰か』
も、とてもおもしろいです。

他にも、毎号とても勉強になって楽しみなのが
 坂東忠信先生の『中国が狙う日本の最先端技術』
で、これは本当に大きな問題提起だと思います。

他にも杉田水脈先生と田沼隆志先生の対談や、藤井厳喜先生の憲法論など、読みどころ満載です。

保守系の月刊誌としては、『正論』、『Will』などがありますが、ジャポニズムの特徴は、どの先生の文章も、わかりやすさ、読みやすさが優先しているように思います。
いわゆる「気負い」がなく、気楽に楽しく読めて、それでいて勉強になる。
いってみれば、革靴やハイヒールではなくて、サンダル履きで縁側で会話を交わすような、肩のこらなさが特徴で、その楽しさこそ、本来、文芸にいちばん大切なことなのではないかと思います。

また、今月のジャポニズムでは、余命さんの記事がありません。
ご存知のことと思いますが、あるトラブルによって、しばらく余命さんは登場できません。
ジャポニズムは、余命さんの記事がある意味ウリだったというところがあって、それがなくなるということは、かなり売上に影響が出ようかと思われます。

ジャポニズムは、大切な保守の機関紙です。
そういう意味からも、是非、みなさまのご理解とご協力をお願いしたいです。



───────────
3『差別された韓国で気づいたふるさと日本』金田正一著 桜の花出版
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この本の帯には、「日本のために尽くすことこそ在日の生きる道」というサブタイトルが書かれています。
著者の金田氏は、在日Koreanで、こよなく祖国を愛し、South Koreaで志願して兵役にまで就いた方です。
ところがそこで体験した現実は、あまりにも酷いもので、あらためて自分が日本に生まれたことの幸せを知り、そこから真実に目覚めて行ったのだそうです。

出版社である桜の花出版は、これまでにも、本当に戦後の日本社会や、戦後の日韓関係について、一定の問題提起をする実に良い本を次々と出版している会社で、この本も、問題提起という意味で、極めて意義深い本だと思いました。

「在日は出て行け」という過激な論もありますし、心情的にはまったく同感ですが、実は問題はそこにあるのではなくて、もともと大陸から半島にかけて大暴れしていた凶悪な共産パルチザンのKoreanが、朝鮮戦争の前に済州島で大暴れしてから大量に日本に密航してきたことにあります。
彼らはありとあらゆる非合法手段を駆使して、日本にいた、あるいは朝鮮戦争の影響で日本に逃げてきた元日本人であるKoreanたちを利用主義的に利用し、洗脳し、日本国内で大暴れして、日本の裏社会を牛耳り、さらに昨今では表社会までも、牛耳ろうとしているという点にあります。

もともと上下関係しかなく、和という精神を持たない半島人にとっては、上がそのような人達であれば、その影響を受けざるをえず、それはKoreanにとっても不幸なことだし、日本にとっても何一つ良いことなどないことです。

その現実に、いちにちもはやく在日Koreanの方々自体が目覚めること。
また、他人に目覚めてもらうことなど、なかなかむつかしいというのであれば、日本人こそがその現実に目覚め、彼らがそのような人達であるということを、普通の日本人の常識にしていくことであろうと思います。
たいへん良い本で、一読に値する本だと思います。



───────────
4『君よ生きて』演出脚色・望月龍平さん
───────────

上の3つは書籍ですが、これは演劇です。
実は、演出脚色の望月龍平さんから、お手紙を頂戴しました。
そこには、
「この作品のみならず演劇を通じて、
 日本人、とりわけ子供達に
 命の縦糸を繋いでいきたい」
と書いてありました。

また、この度、4度目の『君よ生きて』出演が決まった俳優の青木結矢さんは、ご自身のブログに次のように書いています。
「僕の人生を変えた作品。
 今や誰でも好き勝手に
 生きられる世の中だけど。
 この作品に出会って。
 俺は勝手に。
 この世に生きる責任というものを
 考えるようになりました。」
https://lineblog.me/youya_aoki/archives/8383969.html

youtubeに『君よ生きて2015 ダイジェストムービー』が上がっています。
先の大戦やシベリア抑留を題材にした演劇ですが、日本兵というものが、当時の若者達であり、その若者達が、現代の若者達の様子が、等身大で迫ってくる、そんな演劇です。

これまでに全国十都市で上演し、5千人を動員した音楽劇です。
2018年の『君よ生きて』は、
2018年8月30日 (木) ~2018年9月2日 (日)
東京放送芸術&映画・俳優専門学校 1F特設ステージで上演されます。

(チケット)
https://www.confetti-web.com/detail.php?tid=46936&

音楽劇 「君よ生きて」演出家・望月龍平に訊く! 【CGS 神谷宗幣が訊く 特別編】


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コメント

くすのきのこ

No title
こんにちは。エ~ルだけですみません。
地震および天災にて被害を受けた方々へ
大変でしょうが元気だしてくださいね。
明日がきます。

万葉集4160冒頭 大伴家持
 天地(あまつち)の遠き初めより 世間(よのなか)は
 常なきものと語り継ぎ ながらえてきた ・・・



hiyo

妄想
「知ろしめす」「汝自身を知れ」「自己を征服」はすべて同じ意味での象徴?。「鏡・勾玉・剣」「鏡」は自分の心を外側に映すもの(人の振り見て我が振り直せ)。自分が見ている現実は自分の心が創った世界。その世界を知る(体験する)ことでコントロール(征服)することが魂が物質世界に天下った目的。象徴・模範としての存在が天皇。「剣」は五感の影響により発生したエゴによる敵(恐怖心と戦う象徴)。「察する」も両刃の剣で猜疑・嫉妬があると相手の好意も悪意ととらえることもよくある。敵とは「幽霊の正体見たり枯れ尾花」恐怖心が創り出した現実。「汝の敵を愛せよ」こそが敵に勝つ唯一の方法。

名無し

うーん・・・
「目覚めた」という在日Koreanの取った行動が結局、帰化して日本に居座り続けることだったことが残念です。
日本が好きだというなら同胞と協力して自分の国が良くなるよう努力すればいいじゃないですか。
「日本のために尽くすことこそ在日の生きる道」ならば自分のみならず、在日と帰化人(日本国籍返納)全てを祖国に引き揚げるよう声を上げて欲しい。
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年1月生まれ
国司啓蒙家
静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。
ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。
他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年 真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり。

《著書》 日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、『庶民の日本史』、『金融経済の裏側』、『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』その他執筆多数。

《動画》 「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

講演のご依頼について

最低3週間程度の余裕をもって、以下のアドレスからメールでお申し込みください。
むすび大学事務局
E-mail info@musubi-ac.com
電話 072-807-7567
○受付時間 
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