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いまの日本では、何事も利権が優先し、生活者の利便は後回しの観があります。
政治が利権のための政治に陥るからこのようなことになります。
本来政治は、「おほみたから」である民衆が豊かに安全に安心して暮らせるためにこそ存在します。
いまの日本の道路を見ると、とても残念に感じます。
道路の車道と歩道の間に、路側帯と車道を分別するためのコンクリート・ブロックが置かれています。
一昔前までは、歩道は車道よりも一段高く作られていたのですが、近年ではこれが改められて、高さ15cm〜25cmのコンクリート・ブロックが置かれています。
何のために置かれているのかといえば、歩行者が安全に通行できるように、との理由付けがされているのですが、この路側帯のコンクリート・ブロック、自動車を運転する側にとっては、きわめて危険なものです。
たまに、このコンクリート・ブロックに乗り上げてしまっているクルマを見かけることもあります。
歩行者の通行を妨げないという理由は、よく理解できます。
しかし、クルマに危険を及ぼす高さ20cmを越えるブロックを、なぜ設置しなければならないのでしょうか。
都内では、歩道を歩く人の数は本当に多いものです。
けれど、地方に行くと、歩道を歩く人はほとんど見かけず、一方、車道には多くのクルマが通行しています。
そこに置かれたコンクリート・ブロックは、まるで自動車の通行を拒んでいるかのようにも見えます。
もともと、歩道に盛り土していたものが、どうしてコンクリート・ブロックに変わったのかといえば、それがコンクリート・ブロックになれば、生コンの需要が高まるからです。
全国規模では、いったい何十万トン規模になるでしょうか。
何やら利権が絡んでいそうです。
人の通らない幅広の歩道に、やたらに高さのあるコンクリート・ブロック。
果たしてそんな道路行政は、本当に人々の暮らしの役に立っているのでしょうか。
上にある写真は、イスラエルのネタニア市の海沿いの道路です。
御覧頂いてわかると思うのですが、広い歩道がありますけれど、その歩道に切れ込みがあり、そこに車が停車できるようになっています。
ネタニア市は、比較的新しい都市ですが、こうしてクルマと人とが両立できるように道路行政が行われているのです。
日本にも、路駐できる道路はあります。
けれどその路駐は、単に道路の路肩を駐車スペースにしているものです。
そうではなくて、道路から歩道側に切り込みを入れて、そこに路駐できるように工夫したのが、ネタニアの道です。
これを観た時、素晴らしいと感じました。
それで市長に、「素晴らしいアイデアですね」と言いました。
すると市長は、
「これは日本から学んだのです」とおっしゃいました。
日本には、このように歩道に切れ込んだ駐車帯はありません。
おそらく路肩の駐車スペースのことを市長はおっしゃられたのだと思います。
ただし、それを単に模倣するのではなく、そこから一歩工夫を施して、さらに歩行者と自動車が共存しやすいように道路行政を考えて進められたわけです。
いまの日本では、何事も利権が優先し、生活者の利便は後回しの観があります。
政治が利権のための政治に陥るからこのようなことになります。
本来政治は、「おほみたから」である民衆が豊かに安全に安心して暮らせるためにこそ存在します。
いまの日本の道路を見ると、とても残念に感じます。
お読みいただき、ありがとうございました。

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コメント
bou
可哀そうな迫害されているアイヌの為でなく
アイヌ以外の人々が入り込みアイヌのために
利権が欲しいと騒いでいます。
【自民党はアイヌ新法を再考すべし!【青山繁晴】 利権や民族分断を招く】
https://www.youtube.com/watch?v=E15Th-_Kyco
参考動画を御聞きのうえ
皆様に首相官邸や自民党への抗議のご協力をお願いします。
首相官邸
https://www.kantei.go.jp/jp/iken.html
自民党ご意見ご質問
https://www.jimin.jp/voice/
2019/02/14 URL 編集
はらさり
道端のコンクリートブロック…これにも利権やら何やらが絡んでるんですねぇ。
私は運転免許が無いのでよく分かりませんが、確かにブロックに乗り上げてる車は時折見かけます。あんなに高いと危険だというのは素人目でも分かりますよー。
あと、ブロックにつまずいてしまうのは私だけ…?…私だけですね(苦笑)。
でもその歩道には政治的利権が見え隠れしているとは…。もう少し民の事を考えて欲しいですね。
2019/02/14 URL 編集
岡義雄
今日も拝読させていただきました。シェアさせていただきました。
ありがとうございます。
自分が住まう周辺から勤務している周辺、また行動範囲に、仰るようなコンクリートブロックだけで仕切られた歩道はありません。白線だけで仕切られた歩道はあります。
例えば、集落内や団地内の生活道路には偶に見受けられますが、一般道では見た事が無いのです。
コンクリートに関しては、関西生コンの問題があると思いますが、それを前提にお話されているのでしょうか? それとも、麻生セメントでしょうか?
行政が国民の為、国家の為に存在するのは当然ですが、そこに利権が発生している事も理解しています。談合を全て悪とした間違った制度も、一向に無くならない天下りも、天下の悪政「消費税制度」も、他にも山ほど理解できない国民の為にならない制度政策があります。特に在日に対する緩々の制度と言うか放置、外国人による土地買収の放置、沖縄が特に酷い反日行為の放置、上げたらキリがないと思いますが、今回は僕にはちょっと分かりにくいお話でした。
2019/02/14 URL 編集
takechiyo1949
いわゆる「縁石」の正式名称は『歩車道境界ブロック』ですから「コースアウト」での事故やトラブルで行政や警察に文句を言っても全く通りません。
現在の道路構造は、国土交通省のコンセプトを眺めても「水や糞尿の垂れ流し防止」という中世の「馬車道」と何も変わっていません。
さて「自立走行車両」の時代に入りますと「人間の目視に頼る走行」とは何も彼もが異なりますから、道路の構造も工法も大幅に変わらざるを得ません。
用途区分を仕切る「縁石」をどうするか…争奪戦は既に始まっています。
法令の改正が先ですが、付いて回る利権争いは今より激化するでしょうね。
『利権のための政治に陥る』ことがあってはなりません。
2019/02/14 URL 編集