父母の愛



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人には様々な使命があります。
その子が持って生まれた使命を、ちゃんと果たさせてあげること。
それこそが本当の教育なのではないかと思います。
その根底にあるのは、いつの時代においても、常に父母の愛です。


足形付き土器
画像出所=http://blog-imgs-46.fc2.com/n/e/z/nezu621/20111113170822a52.jpg
(画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


何年か前にネットで拾った小話をひとつご紹介します。

***

俺、小さい頃に母親を亡くしてるんだ。
それで中学生の頃、恥ずかしいくらいにグレた。

親父の留守中、家に金が無いかタンスの中を探しているとビデオテープがあったんだ。
俺、親父のエロビデオとかかな?なんて思って見てみた。
そしたら・・・
病室のベットの上にお母さんがうつってた。

「〇〇ちゃん、二十歳のお誕生日おめでと。
 なにも買ってあげれなくてゴメンね。
 お母さんがいなくても、
 〇〇ちゃんは強い子になってるでしょうね。
 今頃、大学生になってるのかな?
 もしかして結婚してたりしてね・・・」

10分くらいのビデオテープだった。
俺、泣いた、本気で泣いた。

次ぎの瞬間、親父の髭剃りでパンチパーマ全部剃った。
みんなにバカににされるくらい勉強した。
俺が一浪だけどマーチに合格した時、親父、まるで俺が東大にでも受かったかのように泣きながら親戚に電話してた。

そんで、二十歳の誕生日に、案の定、親父が俺にテープを渡してきた。
また、よく見てみたら。
ビデオを撮ってる親父の泣き声が聞こえてた。
お母さんは、笑いながら「情けないわねぇ」なんて言ってるんだ。
俺また泣いちゃったよ。

父親も辛かったんだろうな、親父にそのこと言ったら、知らねーよなんて言ってたけど、就職決まった時、親父が「これでお母さんに怒られなくて済むよ」
なんていってた。

俺このビデオテープがあったからまっとうに生きられてる。


***



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20190317 MARTH

以上のお話が実話かどうかはわかりません。
しかし伝えているメッセージは、とても大切な父母の愛です。
その父母もまた、それぞれの父と母(つまり祖父母)から、同じように大きな愛に包まれて育っているし、その祖父母もまた曾祖父母の大きな愛に包まれて育っています。

こうして世代をさかのぼると、戦国時代頃には50万人もの直系の祖先がいたことになるし、鎌倉時代にまでさかのぼると1億3千万人もの直系のご祖先がいたことになります。
実際には鎌倉時代の人口は700万人ですから、その分、祖先がかぶっている・・・つまり日本人はみんな親戚だ、ということになります。

そしてこの若者は、いつの日か結婚して子をなし、その子もまた結婚して子をなしていきます。
こうして700年後には、彼の血を引く子孫の数は1億人を越えます。
血は、繋がっていくのです。

その血脈を、父母の愛によってつないでいくのか。
それとも、グレて憎しみや恨みや横暴や身勝手でつないでいくのか。
それはとても大切な選択だと思います。

そうしたメッセージをこの文から学び感じ取るか。
それとも、この話をただのつくり話といって、馬鹿にするのか。
それもまた人生の選択です。

民族的な気質は、おおむね400年で固定すると言った人がいます。
それが本当かどうかはわかりません。
ただ、同じことを見たり聞いたり読んだりしても、その感じ方が我々とはまったく異なる人達というのは現実にいます。
そうした人たちは、一般に前頭葉が未発達で、眼球や、口唇の運動機能に乏しいという人もいます。つまりあまり動かない。

やっかいなことに未婚女性は本能的に自分からできるだけ遠い遺伝子を持った若者を好む傾向があるという説があります。
娘さんが年頃になると、父親や兄貴の下着をクサイと拒否したり、やたらと外国人を好むのは、生涯の出産回数に制限のある女性が、できるだけ自分から遠い遺伝子を求めようとする本能なのだそうで、利己的遺伝子論で解き明かされました。
もっとも経産婦になると、自分に近い遺伝子を持った者(最も近いのが我が子)を好むようになるのだそうです。

日本人は、千年万年の単位で日本列島に住んで交配を続けてきた種です。
ですから千年前の源氏物語を読んでも、日本人の心は何も変わらない。
今も昔も、思いやりの度がすぎて、かえって誤解が誤解を生んだりして人間関係がややこしい。
ところが伝統的気質に、まったく思いやりの心を持たない民族もあって、彼らは兎にも角にも自分さえ良ければそれで良いと考えますから、同じものを見たり聞いたりしても、感じ方が日本人とはまったく違う。やっかいなことです。

トップの写真は、北海道の函館市の垣ノ島A遺跡から出土した「足形付き土器」です。
亡くなった子供の足形を粘度版に型どったものです。
多数のものが見つかっている。
いまから3200年ほど前のものです。
日本人の心は、千年前の源氏物語も、3千年前の土器も、現代も、実はまったく変わらない。

学校の成績が悪い、少々勉強ができない、悪さばかりしている等々、親の悩みは尽きないものです。
けれど誰もが何らかの使命を持って生まれてきているのだとしたら。
その子にとって、いちばん大切な生きる使命をまっとうさせてあげるために必要なことは、果たして学校の勉強だけなのでしょうか。

少々馬鹿でもいい。
心身ともに健康第一!!
成績優秀なバカよりも、バカでいいから真っ直ぐな人間に育って欲しい。
それがほんの数十年前までの我が国の教育でした。

誰もが成績一番になれるわけではないのです。
勉強がダメなら駆けっこで一番。
勉強も駆けっこもダメなら、絵かきで一番。
絵もダメなら、楽器の演奏で一番。
楽器もダメなら、読書量で一番。
読書もダメなら、飯を食う速さで一番。
食うのも遅いなら、食べる量で一番。
どれもダメなら、せめて努力で一番!!

人には様々な使命があります。
その子が持って生まれた使命を、ちゃんと果たさせてあげること。
それこそが本当の教育なのではないかと思います。

そしてその根底にあるのは、いつの時代においても、常に父母の愛です。

お読みいただき、ありがとうございました。


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コメント

はらさり

おはこんばんちは
お晩です。夜分にすみません。主人の歯が痛いのでまだ起きています。

希望の持てる記事でした。教育って大事だな、親って子供って大切だな、と思いました。
わたしにも大切な子がいて、育児には頭を悩ませているんですが、シンプルに考えたらいいんですねー。

私は今、自分の子だけで無く甥たちのこともかなり心配しています。妹夫婦の子供たちなのですが、私の妹は凶暴です。
少々過激な内容ですが、冷水をシャワーで頭から浴びせたりモデルガンをちらつかせて威したり…酷くて虐待ですね。
何よりも虐待が小学校の教育を受けてはいるけれど、テストや宿題は祖父ちゃん祖母ちゃんにやらせて後は知らんぷり。甥っ子は文字の読み書き・数字の見方が判りません。
教育の機会を与えているようで、与えてません。特段の障がいなどはないですが、言葉にも遅れが出てしまい、意思疎通もあまり図れません。
ただ、教えたら凄く伸びていく可能性があると感じさせてくれています。
それだけに、残念。子には祖父母や両親である妹夫婦も甘いので無く、凄く無関心・過干渉です。みんな子育てをめんどくさいと鼻で笑って互いに責任を擦りつけ合っています。

個人的な事をつい書いてしまい、申し訳ない…。私には何も出来ません。情けない。。
ただ、

にっぽんじん

日本財界は大丈夫?
米中貿易摩擦を見ながら日本の財界は相変わらず中国に目を向けている。
中国の潜在消費に期待しているのでしょうか。

トヨタは自動運転自動車を共同で開発するといい、IT研究も協力するそうだ。自動運転には次世代通信システムの5Gは使わないのでしょうか。

アメリカからファーウエイが排除されている以上、中国の5Gを使う車はアメリカでは売れないことを知ってのことか。

チャイナリスクを恐れない日本の財界は考えようによっては勇気があるとも言えます。アメリカから排除されないことを祈るだけです。

takechiyo1949

縄文から現代へ
今朝のトップ画は「足形付土版」です。
性別は分かりませんが子供の足裏…踵の部分に必ず穴があります。
住居に並べて吊るし、亡き子を偲んだのですかね。
縄文から現代へ…遥かな時空を超えて、親子や家族や人の愛や絆が問われている…そんな気がしてなりません。
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年生まれ。浜松市出身。上場信販会社を経て執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。またインターネット・ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。「歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに」という理念を掲げ活動する。古事記・日本書紀・万葉集などの原文を丁寧に読み解き、誰にでも納得できる日本論を発信。

《著書》日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、その他執筆多数。

《動画》「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

講演のご依頼について

最低3週間程度の余裕をもって、以下のアドレスからメールでお申し込みください。
むすび大学事務局
E-mail info@musubi-ac.com
電話 072-807-7567
○受付時間 
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