即位礼正殿の儀はなぜ10月22日なのか




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20190923 即位礼正殿の儀
画像出所=https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201903/1.html
(画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)


10月22日に「即位礼正殿の儀」が執り行われます。
これは天皇が自らの即位を国の内外に宣明する儀式です。
そしてこの日は、今年限定の祝日となります。

あるお世話になっている方から、
「即位礼正殿の儀がなぜ10月22日なのか」
というご質問をいただきました。

宮内庁のHPを見ても、理由についての発表はありませんし、政府広報にも理由は書かれていません。
大方の推測も11月には大嘗祭があるので、どうしてもその前に、というくらいです。
しかし、その説明も日にちを特定するものではありません。
あるいは警備の都合上という話もありますが、これもまた22日という日を特定するものではありません。

ひとついえることは、10月22日は平安京遷都の日であるということです。
旧暦の延暦13年10月22日に平安京への遷都が行われました。
そしてこの日は、京都で時代祭が行われる日です。

つまり10月22日は、千年の古都が開かれた日であり、日本の形を確固たるものにしたのが京の都であり、その京の都に遷都が行われた日というのであれば、たいへんに意義のある日ということができます。
また平安京遷都は延暦13年ですが、延暦年間は25年続き、明治以前の元号としては最も長く続いた元号です。そのあたりにも、令和が末永く続くようにという願いが込められているのかもしれません。

ちなみに東京は奠都(てんと)ですので、いまもわが国の都は、京と東京の二箇所のままです。
現在東京の皇居の周囲は、政府および東京都の無策から、皇居を囲んで高層ビルが立ち並んでいます。
一度丸の内の某高層ホテルの一室にお邪魔させていただいたことがありますが、そこからは皇居内をすべて見下ろすことができました。
あまりにも危険なことに、逆におそろしさを感じたものです。

幸いなことに、京都御所は、周囲に高層ビルはなく、天皇の安全は保たれます。
もしかするとですが、そのあたりに何か深いお考えがあってのことかも知れません。

お読みいただき、ありがとうございました。


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コメント

にっぽんじん

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大阪市民(ケイシ)

ねず先生、いつもありがとうございます。 近い将来、天皇陛下は
京都御所にお戻りになるべきだと私は想っています。なんで10月22日に即位宣命の儀式をされるのか
正確な事は分かりませんが、
月は違いますが、22日に崩御された聖徳太子様への敬意と配慮があるのかも知れません。
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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年生まれ。浜松市出身。上場信販会社を経て執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。またインターネット・ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。「歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに」という理念を掲げ活動する。古事記・日本書紀・万葉集などの原文を丁寧に読み解き、誰にでも納得できる日本論を発信。

《著書》日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、その他執筆多数。

《動画》「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

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