実はその答えはひとつしかありません。
名誉を奪われたのです。
それなら、また新たに名誉を築いていかなければなりません。
それはとっても時間のかかることです。
5年かかるか、10年かかるか。
もしかすると40年、50年かかるかもしれない。
まさに破壊は一瞬、建設は長い年月の死闘です。
それでも努力して自己の名誉を築き続けていく。
これが「魂の成長」です。
それをしないで、ただ他人の批判だけに終始するだけなら負け犬です。
それだけです。
肉体を鍛えて、ボディビルダーやシュワルツェネッガーさんや、ドウェイン・ジョンソンさんのようなムキムの筋肉マンになろうとしても、あれだけの肉体にするには3〜40年間、毎日ジムに通わなければならないのだそうです。
2〜3日で簡単に筋肉を付けることなど誰にもできない。
けれどそれを毎日といわず、週2回程度でも続けていけば、数年の後には誰でも人並み以上のボディをつくることができます。
途中で辞めれば、もとのもくあみです。
ヨガも同じです。
1〜2週間で熟達者のようなことはできません。
けれど、続けていくことで、一定のことは誰でも必ずできるようになります。
途中で辞めたら、それで終わりです。
風邪をひいたら薬を飲みますが、一瞬で完治することなど絶対にできません。
少しずつ悪くなって、あるとき発症し、治るときもやはり少しずつです。
これらの事実が意味していることは、ひとつです。
それは、
「名誉を奪われることは、
自分にとっての
成長の大チャンスである」
ということです。
世の中には、生まれたときから大金持ちの家に生まれる人もいます。
貧しい家に生まれる人もいます。
けれど、数十年の後、前者が貧困に至り、後者が成功者となって大邸宅に住むようになるといったことは、世の中に普通にあることです。
何が違うのか。
答えは簡単です。
どんな方向を目指して日々を重ねてきたかの結果です。
2020年は「うるう年」で、2月が29日まであります。
うるう年は4年に1度やってきますが、それは1年の長さが、本当は365日ではなくて、365.24219日だからです。
0.24219日というのは、およそ6時間です。
一日あたりですと、およそ14秒。
その、たった14秒が4年積み重なると、1日になります。
40年で10日、400年で100日、4千年で3年、4万年で30年、4億年経つと3万年の違いになります。
もちろん人間の寿命は、そんなに長いものではありませんが、魂は永遠です。
輪廻を繰り返す自分の魂を、どのような魂にしていくのか。
それは自分自身の選択です。
人の本体は御魂《霊(ひ)》にあり、肉体はその乗り物にすぎないということは、古来我が国で言われ続けてきたことです。
鍛えるためには、負荷が必要です。
その負荷となる人生を選択するのか、それとも成長する人生を選択するのかは、個人の生き方の問題です。
お読みいただき、ありがとうございました。

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コメント
とりあえずまず復讐から・・・
国なり民族なり個人なりで、そこまでタフな人は地球上にはいない
ように思いますがね。
どんなチートな存在でも、100倍しっぺ返ししながらで舐められない
ようにしといて、自らの欠点を少しずつ長年かけて改めるなり無くして
いくぐらいしかできんように思いますね。(これすら地球上に存在しない)
神様の教えなり、西洋スピリチュアリズムなり、現実的にできもしない
ことを要求しますが、少しは地球人の平均人格(霊格)とひ弱な肉体と
色々足りない頭脳等、低レベルコンボ状態を考慮に入れてくれてんのか疑問を
感じます。現実は中国人を恨まず将来仲良くしたい平和主義のチベット人みたい
な「いい人」から潰れていってる状態なのでホントに疑問を感じてます。
2020/01/11 URL 編集
恐れ入りました
韓国の半導体製造工場の没落と同時期の日本と台湾の工場増設。仕組まれた繁栄と没落。ゴーン氏がやろうとした日産のルノーとの経営統合とはグローバル産にしよう、日本は下請け工場として経営はグローバリストがやろうとする試みだったのでしょう。日本を分割して売る側に回った方が立身出世し稼げるのを良しとする戦後個人主義なら官僚や政治家がそうなるのも致し方ない事なのでしょうか。
環境活動家、女性人権活動家などが日本従来の価値観を否定しアメリカがテロ防止の為の先制攻撃なども"なぜ"と"原因と経緯"を七回繰り返す事をしないからでしょう。
シナの反日は官製でしょうが朝鮮のは国是であり正義なんですね。日本的である事が悪ならばそれを消し去る行為は善な訳です。同等に相手に向かい合って酒を飲めない腹を割って話せないのは偽善だからか?独善的な人の話を聞かない正義ってパヨクですね。環境活動家少女とか。西部氏が左翼ですよね。パヨクに囲まれたら左翼を出してそこも議論にならないから距離を置く。緩衝議論地帯。国内にパヨクがいるのが日本弱体化の一因なのでどうやって追い出したものか?そしてこういった議論がヘイトとして取り締まられ自由な議論が無くなる。
幕末の金銀交換レートで日本の金が流出したようにアメリカの株高を支えるatm日本、売る事の出来ない米国債を買い続ける理由はなんでしょう。サムソンがそうであるように日本の企業も筆頭株主が外人になれば利益は海外に流出しインフラ整備等日本に必要な資金が永続的な成長の為の資金が還流する事ができません。財政再建で国民から増税する前に景気の回復政策やグローバル企業の納税状況やタックスヘイブンについて語られないのはなぜなのか?世界中がインフレ政策を取る中でデフレ政策を続ける意味は?国土強靭化で景気は良くなるでしょうに。岡山か広島に東海大震災予備首都建設とか。
リーマンブラザーズショックの際、ジャンク債を混ぜて売り出した方々は裁かれたのでしょうか?産地偽装や異物混入なら罰せられたでしょう。金融工学で天文学的に増えた金と日々の労働、交易で得られる金は違う物だと思います。世界中の人々の未来の得られるかもしれない利益を担保にして失敗した場合、誰が補償できるでしょうか?地産地消の自立経済を目指す試み、独自技術開発を外部から資本提携してその試みを潰す。地域経済の日々の決済に必要な金と投機の金にはワンクッション以上噛ませる必要があると思います。それを実験的に始めている地域もあります。
小野田少尉は自分たちが守ろうとした日本ではないと出て行かれたが晩年に子供達へ生き抜く術を教える為に帰国された。個人レベルでも何か思う所(志)のある方々が良いと思った事を出来るところから試みられてはどうでしょうか?
2020/01/10 URL 編集
Ben
「喧嘩を見に行くのはいいけど加勢したら罰」
「罪人は幕府に裁かせろ。勝手に裁いて所領を没収したらクビ」
って条文があって、Twitter民は鎌倉武士以下の蛮族である事がわかって悲しくなった
2020/01/10 URL 編集
kinshisho
今日も良いお話ありがとうございます。
ねずさんの今日のお話を合理的に解釈するなら、大東亜戦争での日本の終戦の選択、戦後の混乱、その混乱の終盤とも思える昨今の国内不振はもしかしたら魂の成長には必要なのかもしれません。
で、話は逸れますが、悪魔は何故存在するのか?を霊的視点で考えると、魂の成長のために遣わしていると考えた方が合理的なのかもしれませんねえ。
もしも本当に悪の存在が神からしてこの世界の存続にとって問題ならばとっくの昔に滅ぼしていた、というか何故悪魔の存在を許しているのかという説明がつきませんし。
もしかしたら、グローバリズムも魂の成長には必要だったのかもしれません。皮肉な話ですが、グローバリズムが世界を席捲することでナショナリズムや国民、国家といった普段空気のように当たり前の存在として意識しないものの有難味を知った訳ですから。
しかし、日月神示の預言通りに世の中が推移していくなら、あと4、5年でミロクの世へと移行していく訳で、そうなれば逆に魂の成長の機会自体が減る上に成長のスピードも落ちることになるので、今の世の中を好意的に解釈するなら魂を大いに成長させられるのは今の内だけだぞ、ということにもなります。
日月神示にもこんな一文がありますし。
肉体あるうちに改心しておかんと、霊になっての改心なかなかぞ。
解釈の仕方によっては、霊界は基本的に不安も悩みも不幸もない世界らしいので、ミロクの世になるというのはそういうことなのだとも言えるかもしれません。
で、物事には何でも二面性があり、コインの表と裏のようなもので、どちらかを享受することはできないのですよね。
しかし、この世的にはミロクの世は望ましいものに違いなく、そのために神々も頑張っておられるそうなので、やはりミロクの世に移行していくのは近い将来確実と思われますが、そうなる前により一層の魂の成長が必要ということなのでしょう。
大東亜戦争での終戦の選択から今日に至るまで、大まかな流れは神々も全て計算済みだったのではないのかと。
その間日本は手足を縛られた状態になって反撃もできないのをいいことに隣国に舐められ放題でしたけど、しかし結局悪は調子に乗り過ぎて日本の静かな怒りを買っただけで隣国はあの有様であり、隣国は自らの行いによって自滅の道を歩んでいます。まさか、隣国にしてみればこんな形で反撃を受けるとは思ってもみなかったはずで、しかも日本は武力制裁などは一切しておらず誰の目にも隣国の自滅にしか映らないはずで、これ以上恥ずかしいこともありません。しかもそれは制裁ですらなく単に輸出管理を見直しただけなので国際社会に訴えるも国家主権の問題なのでどうにもならずWTOも相手にしてくれませんし。
それでも隣国はこの先も日本に対して反日を続けていくのは確実です。何故なら反日は憲法にも謳われており、解釈のしようによっては常に反日していないと国民全員憲法違反になってしまいますから(笑)。皮肉にも反日が呪いと化してしまった訳で、これを止めるには憲法改正しかありませんが、恐らくは日本国憲法破棄以上に敷居は高いでしょうね。何故なら反日の根源はもっと根深い所にあるのですから。
ねずさんの言うように、やられたらやり返せ、ではダメなのかもしれないですけど、文字通り隣国が滅亡の危機にあっても助けない、関わらないというのは有りでしょう。しかも日本にはこれまでの経緯があるのでそれを淡々と説明すれば世界は隣国の自業自得であることを理解するでしょうし。
また、戦後のアメリカは安易な武力行使で世界の反感を買い、結果親米国は一国もいない有様であり、特別な関係と言われるイギリスでさえ内心は親米ではないと言われ、日本政府にしても個人的に親しいアメリカ人は大勢いてもやはり内心は親米ではないことは間違いない。
アメリカにしてみれば文字通り正義の行為だけど、しかし世界から見れば反感を買う行為も少なくない、と、今日のねずさんのお話通りになってしまっているのですよね。
話を戻しまして、考えようによってはデフレに入って20年以上日本がこうして何とか持ちこたえている辺り神々の御加護なのか……
まあこんなこと言ってナンですけど、それでもさすがの私もこんな世の中もういい加減にしてくれと言いたいですけどね。それはねずさんも同じでしょう。
最後に、文明の800年周期に従うならば欧米を中心とした西の文明は間もなく没落、というより雌伏期に入りますが、その前に欧米は製造業などの実業が既にガタガタであり、金融などの虚業で何とか持ちこたえている状態ですが、もしも何らかの原因でまたしても金融ショックが発生した場合、元々製造業がダメになっている所へ金融もダメージを受ければGDPは一気に下がるどころか日本と違って回復も見込めない、文字通り再起不能となる程のダメージを受けることになるので現在の日本以上に深刻な事態に陥ることになります。
もしかしたら、それは悪の側も一応の使命を終えるということなのかも?どのみちグレンも間近に迫っております。
2020/01/10 URL 編集