仮想現実と霊(ひ)

我々は人生という広大なゲームの中で、いろいろと試行錯誤しながら、霊(ひ)を高めていく。
実は、それこそが生きるということの意味なのかもしれません。


20200301 仮想現実
画像出所=https://note.com/kamiya0118/n/n97dce4e2df03
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いささか軽いお話をひとつ。

コンピューターの性能があがって、いまではまるで映画の中に主人公が入り込んだかのような秀麗な映像の世界でゲームが行われるようになりました。
任天堂がスーパーマリオを発売したのが昭和60年(1985)ですから、いまの状況になるまでにわずか35年です。
コンピューターゲームなど、昭和のはじめには誰も考えもつかなかったゲームだったことを考えれば、この進化のスピードはおそろしくはやい。

その映像も、いまや8Kの時代。
8K画像は、横×縦の解像度が7680×4320画素を持つ映像で、ガラスの窓越しに外を見たかのような4K画像の4倍の高精細の映像になります。
3D技術も進歩しています。
音響もバーチャルになり、おそらく近い将来には、視覚と聴覚は、仮想現実が現実と区別ができなくなるものと思われます。

人間は五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)で物事を感じ取ります。
触覚や味覚、嗅覚も脳が感じるものですから、これもまた近い将来には克服され、あと50年もすれば、人は現実の空間と、バーチャルな空間を行き来して日々を送ることになるかもしれません。
たとえば実際には自宅の小さなアパートにいるのに、勤務時間中はバーチャルで提供される広大な敷地にある広くて快適なオフィスで大勢の仲間たちと一緒に仕事をしている。



20191123 万葉集表紙1200
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男性は、見事な筋肉マンの美男子、女性は誰もが美しい女性です。
すべてアバターであり、リアルのヘルメットを外すと、いつもの年老いた自分が待っている。
要するに、どっちの自分が本当の自分かわからないくらい、バーチャルとリアルの境界が曖昧になっていくかもしれない、そういう世界が近未来に待っていることになります。

さらにこれが進んでいくと、たとえば今ならイタリアのシチリア島に旅行したいと思うなら、丸一日かけて飛行機で旅をしなければなりませんが、バーチャルの3D空間において、友達や家族と旅行するなら、瞬時にそこへ行くことができる。
タヒチの陽射しを浴びながら、美しい海に浮かぶ水上コテージで家族とすごすことも、家族でバーチャルヘルメットを付けるだけで、瞬時にこれを実現できる。
すると、月世界旅行も、火星旅行も、いずれもリアルの肉体をわざわざ運ばなくても、バーチャル空間の中で自在に旅行できるし、そこで暮らすこともできるようになってくる。

もっと進んでいくと、もはやリアルの肉体はいらなくなり、デジタル化した精神だけの存在に至るかもしれません。
つまり肉体を捨てて精神だけをデジタル化して「生きる」ようになるかもしれません。
そうなると寿命もないし、デジタルの電子の速度は光速と同じですから、時間軸さえも超越することになります。
したいこと、やりたいことも何でもできる。
衣食住の心配はいらないし、お金も必要なくなる。
あらゆる知識も共有しあうことができるようになります。

けれどもそうなればなったで、なんでもできるということは、実はなんにもできないことと同じで、何の進歩もおもしろさもありません。
そうなると、おそらく人類・・・高度に発達した知的生命体と言ったほうが良いかも・・・は、新らしいゲームを造ることでしょう。
そのゲームでは、生まれてから死ぬまでの様々な経験を通じて、自分の意識の本体(デジタル化された本体)を、より高度なものへと進化させることができるようになるわけです。
もしかすると、そうして生まれたのが、我々人類であり、いま我々が住む宇宙かもしれない。

つまり超古代に、我々よりもずっと文明を進歩させた古代人類がいて、進歩発展の上に、ついに自分たちをデジタル信号化する技術を生み出し、永遠の存在となっていった。
地球上の知的生命体は、これまでに四度絶滅したといわれていますが、もしかするとそれらの高度に発達した知的生命体こそ、大昔の人が「神」と呼んだ存在かもしれません。

そうして考えてみると、たとえばUFOに乗って宇宙人が地球にやってきているといった話は、かなり眉唾に思えてきます。
もちろん技術の進歩によって、宇宙船が宇宙を移動するのではなくて(これだと移動に何光年もかかる)、宇宙船が周囲の空間を捻じ曲げることで、移動したい場所に一瞬で移動するといった技術が開発されて、宇宙旅行が簡単にできるようになるのだといった話は、もっともらしいですが、それだけのことができる技術があるのなら、何も重たい肉体を移動させる必要もない。
そうではなくて、意識だけを移動させれば足りるわけです。
そういう意味では、世界中で目撃されているUFOは、バーチャルリアリティとして生成されたこの世界のシステム管理用プログラムであるのかもしれない。

「かもしれない」話が続いていますが、要するに何を言いたいのかというと、この世が仮想現実にすぎなくて、本体は霊(ひ)にあるということを、昔の人は、「霊(ひ)が本体で、肉体は乗り物」と表現したり、あるいはこの世は「仮の世界」でしかないなどと表現していたのではないかと思えるのです。

我々がゲームをするとき、それがスポーツであれ、コンピューターゲームであれ、勝利したり終点までたどりついたりすることを目的とします。
仮にもし、この世がデジタル化した神々のゲームの場であるのなら、そのゲームは、ただ勝負に勝つか負けるかという二者択一のゲームではなく、より精神(これこそが本体)を高めることをゲームの目的にするのではないか。
なぜなら戦いに勝つか負けるかは、プログラムの設定次第でいかようにも調整可能ですが、プレイヤーの精神性を高めることは、ゲームプログラムの設定ではできないことだからです。

我々は人生という広大なゲームの中で、いろいろと試行錯誤しながら、霊(ひ)を高めていく。
それが生きるということの意味なのかもしれません。

お読みいただき、ありがとうございました。


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コメント

takechiyo1949

古事記の世界観って凄い!
三年前のことになります。
ねずさんの「古事記」を読み、不思議な感覚に包まれました。
神々の世界。
御魂の世界。
見ることが出来ないのに、まるで現実の世界のように感じました。
私達が見てる世界?
一体何なんだろう?
私達は、大いなる存在の世界を見ることはできません。
しかし、そちらが現実世界で、私達は仮想空間に生きてる。
私達の人生は広大なゲーム。
シミュレーション理論?
勉強不足でよく分かりません。
それにしても、古事記の世界観って、実に凄いと思います。
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小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「奇跡の将軍樋口季一郎」、「古事記から読み解く経営の真髄」などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。

日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
(著書)

『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』

『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』

『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦

『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
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