神々は乗り越えられる試練しか与えない



【緊急告知】
3月20日に開催を予定しておりました第70回倭塾は、新型コロナウイルスの問題から、まことに残念ながら開催を中止とさせていただきます。
 3月6日 小名木善行


いまの社会・経済がいちど崩壊するというところまで、日本もまた追い詰められることになります。
けれどそれは何もおそろしいことではなく、正しい心を持って生きていれば、必ず乗り越えることができることです。
なぜなら神々は、乗り越えられる試練しか与えないからです。


20200304 新型コロナウイルス
画像出所=https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200225/k10012299661000.html
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いつの時代にあっても、人を動かすのは「感動」です。
「理屈」では人は動きません。人は感じて動きます。
だから「感動」という言葉はありますが、理屈で動く「理動」という言葉は世界中、どこにもありません。

いくら理論を説かれたところで、人は動きません。動いても力がはいりません。
人はそこに何かを感じたときにこそ、行動を始めるからです。

その感動は、必ずしもプラスの意味の感動とは限りません。
マイナスの気持ち、たとえば恨み、憎しみのようなマイナスのエネルギーが爆発して時代を動かすこともあります。

いま新型コロナウイルスのことが話題になっていますが、少なくとも公表数字を見る限り、もちろん検査キッドが圧倒的に不足しているとか、感染者が感染の有無を確認できる手段が乏しいとかいった様々な制約条件下での数字でしかありませんけれども、少なくとも公表数字を見る限りは、感染率、死亡者数とも、インフルエンザ以下のものでしかないものが、これだけ世界に大きな影響を与えているのは、もしかすると中共潰しといった別な思惑が背後にあるのかもしれません。(というか私はそう思っています。)

日本人は、政治が原則として正直なものであり、民衆のためにあるものという感情が強い民族ですが、それは歴史的に日本がそのような国であったためであって、果たしていまの日本がそのような国になっているかは疑問です。
むしろ世界では、政治は一部の利得者のためのものであり、政治家個人が金儲けをするためのものであったというのが世界の歴史です。

そしてそのような国の出身者は、日本にあってもみずからを省みることなく、ことさらに政治不信を言い立てます。
不信なのは、むしろそういうことを声高に言っている人たちです。
つまりいまの政治は、かならずしも日本人のものになっていない。
そこに大きな問題があります。

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人々の感情がひとつの方向に向いたとき、国も世界も大きく動きます。
その意味では、まさに栲衾(たくぶすま)であって、ことさらに感情的になる日本人のような顔をしていて日本国籍を持つけれど日本人ではない人たちは、なるほど声が大きい。
だから政治さえも壟断されてきたし、日本の政治が常にご誘導されてきたことも事実です。
そしてこれを通じて財力を得た彼らは、ますます政治を壟断しているし、そのことは、これまでの日本をつぶしたいとする米国の思惑にも一致していたといえます。

けれどその米国も、方向転換し、日本もまた新型コロナウイルスへの恐怖があおられてることによって、恐怖という感情によって、実体を越えて大きな動きとなってきています。
また米国も、世界も、新型コロナウイルス問題を通じて、中共対策が、新たな展開となりつつあります。
そしてその影響は、様々なところに表れます。

たとえばいま、マスクがどこも売り切れで、なかなか手にはいりません。
ドラッグストアやホームセンターでも、たまに入荷するとすぐに人だかりができて、即完売になってしまうのだそうです。

けれどそれはマスクだけなのでしょうか。
マスクの多くを日本はいまチャイナからの輸入に頼っていますが、同様に野菜もまたチャイナからの輸入品が6割に達します。
また100円均一の商品、あるいは冷凍食品などもまた、チャイナで製造しているものが多いですが、軒並み工場が操業停止となり、再開時期は未定です。
ユニクロや無印良品、あるいはチャイナ製品頼みだったイオンも、販売商品の確保が困難になってきているといいます。

こうした事態は、日本に留まらず、世界の経済にも大きな影響を与えます。
おそらく短期間のうちに中共経済は破綻に瀕することになるものと思われます。

自称であれ、中共のGDPは世界第二位ですが、その中共が経済崩壊となったとき、もちろん中共政府がなくなる可能性もありますが、世界も日本も無傷ではいられません。
そしてこうした経済の混乱は、必ず世界の形を変える原因となります。

一連の騒動が去ったあと、おそらく世界地図はいまとはまったく違ったものになることでしょう。
日本もまた、これまでとは違った国になっていくことになります。
問題は、その後にできるであろう新たな世界にあって、日本がどのような国になっていくのかです。

日本が生き残る道は、ひとへに日本が常に良心の国であり、道義をたいせつにする国家で有り続けることであろうと思います。
なぜなら、悪意や欲心での戦いに、日本人はあまりに不慣れだからです。
その意味では、いまの国会のように、野党の政治家がただやみくもに口汚く政府を攻撃するだけのような、そのような文化は、日本にはいらないし、あってはならないものです。
そのような振る舞いしかできないような政治家は、政治家の名にすら値しません。
なぜなら、政治家こそ、良心の発露であるべきだからです。

日本は岐路に立たされています。
どのような国になっていくのか、それを決めるのは、私たち国民の意思です。

戦後のあらゆる価値観が崩壊し、では、最後に日本に残るのはなにか。
それは日本が「天皇の知らす国」である、という一点です。
日本は必ずこの困難を乗り越え、新たな日本として復活します。
それは必ず起こります。

けれどその前に、いまの社会・経済がいちど崩壊するというところまで、日本もまた追い詰められることになります。
けれどそれは何もおそろしいことではなく、正しい心を持って生きていれば、必ず乗り越えることができることです。
なぜなら神々は、乗り越えられる試練しか与えないからです。

お読みいただき、ありがとうございました。


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コメント

kinshisho

一部には試練とは言い難い現象も……
 こんにちは。

 確かに、日本の場合は何とか乗り切れるだろうと思います。何しろ原爆で灰になっても立ちあがった国ですし。
 で、ちょっと話は逸れますが、もしも原爆に遭わずとも、予期せぬ大地震などでニューヨークが灰になったら、果たしてアメリカ人に立ち上がるガッツはあるのだろうか、とも思ってしまいました。
 というのも、ここ数年、毎年カリフォルニア州が大規模な山火事に見舞われてますけど、それによって灰になった街はロクに復興もせずそのまま放棄されているみたいなのですよね。

 話を戻しまして、世界情勢を見ていると、神々は乗り越えられない試練は与えないと言っても、これってどう見ても乗り切れないだろうという類もあるのですけど、その辺はどう思いますでしょうか。
 欧州は移民はともかく難民の流入に悩まされ、中国はまたしても易姓革命の前触れに怯え、特にダメージを受けるのは農民よりも生活水準の高い都市住民でしょう。結局どう足掻いても不幸な結末しか待っていない宿命というのもどうかと思ってしまいます。

 あと、今回のコロナウイルス騒動、というか中国を度々襲った疫病での大量死は不潔不衛生だけでは説明がつかない面もあるように思いまして、というのもこれだけバタバタとやられるというのは中国人の遺伝的多様性の乏しさも関係しているのではと思うのですよね。
 というのも、中国は過酷な環境故に戦乱が絶えず、結果生き残ったのは強い者ばかりで、現代の中国人はその子孫ということになります。しかし、強い者しか残れなかった、自然淘汰ではなく人為的淘汰であったために遺伝的多様性が失われ、結果処世術には優れてるけどパンデミックには弱い遺伝子だった可能性があるように思えます。
 現に、コロナウイルスは日本でも拡大傾向にあるとはいえ、死に至る確率は思い切り低いですし。日本は疫病に襲われても犠牲者が少ないのは衛生水準の高さに加えて歴史的にあまり虐殺を経験しなかったので多様な遺伝子グループが受け継がれてきたのもあるのでしょう。
 中国以外に、欧米でもパンデミックの度に多くの犠牲者が生じたのはやはり殺し合いを多く経験しているだけに遺伝的多様性に乏しいことも災いしているのかもしれません。でなければ、中国よりは余程衛生観念が発達していたのにスペイン風邪で多くの犠牲者を出してしまったことに対する説明が付かないのですよね。
 
 で、話は替わりまして、宗教の戒律を見てみると、儒教を除いて例外なく清浄を重要視しており、確かに医学的見地から見ると伝染病防止にも有効と思われる内容も少なくないような気がしますね。
 イスラム教では豚肉を不浄なものとして禁止している上に禁止されていない肉を捌く時も血を外へ流さないようにしなければなりませんし、ユダヤ教でもカルシュートという食に関する厳格な戒律がありますし、日本では戒律ではなく長きに渡って慣習的に肉食を戒めてましたが、まあ日本の場合は海に行けば容易にタンパク質が手に入る環境もあったでしょうけど、野生動物との無暗な接触を禁じ、またそれによって野生動物の無暗な乱獲が防がれ、更に自然を神聖視する思想によって自然が守られてきた訳ですが、これは治山治水の観点のみならず、伝染病拡大防止の意味もあったのかもしれません。
 あと、日本では牛などの大型動物の肉食を基本的に禁じていたのもこのためなのでしょう。大型動物を捌けば大量の血や臓物の処理が大変ですし、基本的に高温多湿の日本ではそれこそあっという間に伝染病が拡大する温床にもなりかねませんし。日月神示でも四足は食べてはならんというのはこういった意味もあるのかもしれません。恐らく例外はニワトリや鳥類くらいだろうと思います。
 中国では野生動物との接触は日常茶飯事であると同時に野生動物の乱獲、無計画な森林伐採も当たり前、その結果伝染病の主な宿主となるネズミやコウモリが増加して中国を伝染病が襲い、そして今回のコロナウイルスも仮にウイルスが生物兵器だとしても、中国の環境や生活習慣が無関係とは思えません。

 宗教を創設した者は、あの時代にある程度の医学的知識を持ち、そして科学的思考ができる人だったのでしょう。
 宗教というのは発祥地の環境に影響を受けますから、当時はまだ科学的視点なんてない時代ですし、伝染病拡大防止のために神の権威を借りて戒律という形で清浄と衛生観念を普及させようとしたのではないでしょうか。
 その意味では宗教は生活の知恵百科としての側面もあるのですよね。
 しかし、日月神示では世の中が進むとその戒律が反って世の中を乱すようになると原理主義至上主義に陥ることを戒めており、今の世界はそろそろ戒律から離れてもいいと思います。
 なので、イスラム教信者がトンカツ食べてようがアラーの神も問題視はしないでしょうし。

 こんな感じですが如何でしょうか。
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年1月生まれ
国司啓蒙家
静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。
ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。
他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年 真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり。

《著書》 日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、『庶民の日本史』、『金融経済の裏側』、『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』その他執筆多数。

《動画》 「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

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