日本は天皇の知らす国



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「日本は天皇の知らす国」
このことを受け入れて、天皇の臣民として生きる道を選ぶ者が日本人です。
そうでない者は、日本で生まれ育ち、日本に住み、日本語を話していたとしても、日本人ではありません。
これは神々の御意思です。


ゲンペイモモ
20200323 源平桃
画像出所=https://botanica-media.jp/103
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日本とはどのような国であるか。
その答えは
「日本は天皇の知らす国である」
という以外にありません。

「知らす」の意味がわかりにくければ、「日本は天皇を国家最高権威と仰ぎ、その天皇のもとに臣民が『おほみたから』とされる国である」と置き換えても良いです。
これこそが日本の古来からの形です。

世界中どの国においても、あるいは世界の歴史上登場するいずれの国においても、国家最高の存在は、常に国家最高権力者です。
これは現代においても同じです。
「そんなことはない。大統領は選挙で選ばれる」と仰られる方がおいでかもしれませんが、選挙によって選ばれた後、つまり任期中は間違いなく国家最高権力者です。

国家最高権力者であれば、反対派を粛清、殲滅、抹殺することができます。
なぜなら、そうすることができるのが国家最高権力者だからです。
いまの日本を見て、「そんなことはない。総理はいつも野党やマスコミに叩かれているではないか」と思う人がいるかもしれません。
それは事実誤認というより、意図的に導かれた錯覚です。
なぜなら日本における総理は、他国の大統領や国王や書記長などと異なり、単に行政府の長にすぎないからです。


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実際には、我が国において総理が戒厳令を敷けば、そのときには内閣総理大臣がはじめて国家最高権力者といえる存在になります。
それを、実際上は最高権力者ではないのに、これをあたかも最高権力者であるかのように偽装するのは、単に野党の党利党略で、あたかも総理が国家最高権力者であるかのように偽装して、その総理を叩くことで自分たちの存在感を示そうとしているにすぎません。
その意味では、現在の野党による総理追求は、無責任な者が、無責任にパフォーマンスを繰り広げているにすぎません。
国政における各種審議会が、もりそばが良いかかけうどんが良いかなどと愚にもつかないまるで小学生の児戯になってしまっている理由は、まさに無責任なパフォーマンスが日々展開されているにすぎないのです。

本来、権力は、責任とセットです。
けれど、国家最高の存在が、国家最高権力者ならば、その国家最高権力者が責任を取ることはありません。
なぜなら責任追及してくる者があれば、その者を粛清できるのが、国家最高権力者が持つ権力の実体だからです。
早い話、よその国に核爆弾を2発も投下して、何十万者人々を殺しても、その決断をした国家最高権力者を裁く人はいません。
なぜなら国家最高権力者は、責任を負わないからです。

ということは国家最高権力者は、同時に国家最高無責任者であるということです。
企業における最高権力者は、代表取締役社長です。
けれど、その社長が、自社についてあらゆる責任を負わない人であれば、その会社は当然につぶれてしまうことでしょう。
世界の歴史において、強大な国家が度々登場していながら、それらの国家が300年を待たずして崩壊してきたのは、まさにそこに理由があります。
なぜなら、無責任者が権力を振りかざすことほど、恐ろしいことはないからです。

では、国家最高権力者に、常に責任を負わせるためには、どのようにしたら良いのでしょうか。
答えは、国家最高権力者よりも上位に国家最高権威を置くことです。

国家最高権威は、権威ですから、権力は持ちません。
代わりに国家最高権威は、国民を「おほみたから」と規定します。
国家最高権力者は、国家最高権威の部下ですから、その職務は国家最高権威の「おほみたから」が、豊かに安全に安心して暮らすことができるように責任を持つことが使命となります。
これが7世紀に造られた、我が国の基本となる形です。

これを古い日本語で「しらす」と言います。
「しらす」は、「知らす、治らす、統らす、道らす」など、様々な漢字を用いて表現されますが、いずれも天皇が国家最高権威として、国民を「おほみたから」とすることを意味する語です。

そして、この仕組こそが人類社会における理想の社会形態です。
なぜなら、この仕組を権力者の立場から見れば、天皇のたからたちが、豊かに安全に安心して暮らせるようにしていくことに責任を持つことが職務となります。
国民の立場からみれば、天皇という国家最高権威の存在によって、自分たちが権力者の私物にならずに済むというメリットがあります。
つまりそれは、民衆に権力からの自由が与えられていることを意味します。

ということは、我々日本人が、本来の自由を手に入れるためには、いまの野党のように無責任に政府の責任追及を延々と繰り返したところで、何も変わらない。
変えようとするならば、我が国が天皇の知らす国であることを、根本的なところでまず再確認することこそが大事なことであるということになります。

それは民衆こそが国のたからであることを、天皇の「おほみたから」であるということをもって明確に宣言することになるからです。

ひとつの例を申し上げます。
イスラエルは、ユダヤ教徒であることが、イスラエル人としての要件としている国です。
出自、家柄は関係ありません。
ユダヤ教徒であるかないか。
それがイスラエル国民かどうかの基準です。
したがって、ユダヤ教を辞めれば、その瞬間からイスラエル国民ではなくなります。

イスラエルは、新興国ですが、日本は歴史ある世界最古の国家です。

「日本は天皇の知らす国」
このことを受け入れて、天皇の臣民として生きる道を選ぶ者が日本人です。
そうでない者は、日本で生まれ育ち、日本に住み、日本語を話していたとしても、日本人ではありません。
日本人でない人たちは、日本に住んでいても、日本国民としての行政上のメリットも本来は与えられるべきではない人たちです。
ところが現在の日本は、それが逆転しています。

このこともまた、今回の新型コロナウイルス戦争の渦中において、明確にされていくことです。
日本は変わります。

お読みいただき、ありがとうございました。


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コメント

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 武漢ペスト発生当初、日本で感染が増加していることに対して欧米は他人事のようでしたが、それが僅か2ヶ月程で窮地に追いやられているのです。
 格差社会も平時では単に貧困層の不満だけで済んでいたのが、非常時になって国を揺るがしかねない事態を招いており、このままですと貧困に喘ぎながらもアメリカを身体を張って支えている労働者がバタバタと倒れるような事態が続出すれば、経済活動そのものが停止することになり、富裕層もタダでは済まないでしょう。仮に日本に逃げようとしても既に入国禁止措置が取られてますし。
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消費税の低減税率ゼロ
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そこで提案です。
消費税10%はそのままでもいいから低減税率をゼロにすれば庶民の減税実感は大きいと思います。
経済が元に戻るまでの期間限定で実施すべきです。

愛国者

明智光秀の「天が下しる」を天皇が知らすと解釈できる現代人がどれくらいいるか。
大河ドラマで、そこまで描いてくれることはないでしょう。
教養の劣化は絶望的です。

しろくろ

イスラエルの件
イスラエル国民にはキリスト教徒もドゥールズ教徒も居たかと思います。

川田

いつもお世話になっております。
我が国民の全てが現人神の御存在を取り戻して
欲しいです。ありがとうございます。
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年1月生まれ
国司啓蒙家
静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。
ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。
他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年 真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり。

《著書》 日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、『庶民の日本史』、『金融経済の裏側』、『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』その他執筆多数。

《動画》 「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

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