日本がこれからの未来をひらく力とは

真実を基にし、かつ実際に平和な国家を形成することに役立ち、成功した歴史を蘇らせるなら、それは必ず我々がより良い未来を築く手がかりになり、盤石の日本を築く大きな御柱になります。

20200624 天平祭り
画像出所=https://yamatoji.nara-kankou.or.jp/03history/01historic_sites/01north_area/heijokyuseki/event/8dutwep3wp/
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日本の神話を学んだり、古代の天皇の活躍を学んだりすることは、日本人が民族主義に至ることではありません。
むしろ血筋や係累を越えて、あらゆる人々が日本という、この天然の災害が多発する国土において、誰もが豊かに安全に安心して暮らすことができる国を建設するための基本となる知恵を得るために行うことです。

縄文時代の日本人は、海洋民族であって、世界中に出かけて行った人々です。
当然のことながら、これらは一方通行ではなくて、海外から縄文時代に日本にやってきた人達もたくさんいたことでしょう。

古代もまた同じです。
チャイナの神話には、
「広々とした東海のほとりに扶桑(ふそう)の神樹があり、
 そこに十羽の三足烏が住んでいて、
 この三本足のカラスが順番に空に上がって
 口から火を吐き出したものが、
 太陽となっていた。

 ところがそのカラスが十羽もいるから(太陽が十個で)
 日差しが暑くて地上がカラカラに乾燥してしまう。

 そこで堯帝(ぎょうてい)が
 羿(すい)という弓の名手に命じて、
 このうちの九羽を射落とさせたために、
 めでたく太陽がひとつになった。」

という話があります。


20200401 日本書紀
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20191006 ねずラジ
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これは前漢の時代に書かれた『淮南子(えなんじ)』の一文ですが、ここにある『広々とした東海のほとりに扶桑(ふそう)の神樹』がある国というのが「扶桑国」で、日本のことです。
たとえば『扶桑略記』といえば、平安時代に書かれた日本の史書のひとつですし、戦艦扶桑といえば、旧日本海軍が誇った扶桑型戦艦の一番艦です。

話が脱線しましたが、要するに古代において日本は蓬莱山(ほうらいさん)とも呼ばれたし、扶桑国(ふそうのくに)とも呼ばれていたのです。
そして古代の日本は、「仙人のように長生きすることができ、扶桑樹に昇る太陽のように若々しい活気にあふれた国」として、世界中の人々が憧れた国であったのです。

そんな日本ですから、平安時代初期にはなんと人口の三分の一が渡来して日本に帰化した人々になっていました。
人口の三分の一です。
それでも日本が日本として平和と安定の時代を築くことができた理由は、
日本が日本人の血統だけを重視するエスニック(民族)としての国を目指したからでしょうか。
それとも日本がひとつの理想を掲げ、その理想を日本に住むすべての人たちが共有したからでしょうか。

ではメディアがなかった時代に、我々の祖先はどのようにして、その理想の共有を実現させたのでしょうか。

未来を拓こうとするとき、ただ理想を並べただけでは、ただ百家争鳴となるだけで、改革のための大きな力にはなりません。
理想を描こうとする前に、まずは中心となる、何が正義であり、何が正しいことといえるのかといった価値観を共有する必要があるからです。

では、どうしたら価値観の共有が可能になるのかといえば、そのために必要なことが共通する歴史観です。
自分たちの国はどのような国であり、どのような経緯でいまの国家が形成されてきたのかといったことが、時間軸に沿ってストーリー化されることで、はじめて人々は共通のアイデンティティを持つことができるようになるのです。

アイデンティティは、通常「同一性」と訳されますが、むしろ語感としては「国民精神」と訳したほうが適切な用語です。
なぜならアイデンティティは、人々の共通する価値観のことを指す用語だからです。
こうして国民精神が統合されたとき、その国はひとつの国家となります。

その国家を、単に血筋だけで語ろうとするのが、エスニック・ステート(民族主義)であり、
価値観の共有をもって国家としようとするのが、ネイション・ステート(国家主義)になります。
我が国は、歴史を持つ国であればこそ、種族や民族の垣根を越えて、誰もが共通の価値観をもとに和を以て豊かに安心して安全に暮らすことができる国家(ネイション)を形成することができたのです。

20世紀の世界を席巻し、いまなお世界に巨大な脅威を与えているのが共産主義です。
共産主義は神を恐れず、ひとつの理想のもとには、どれだけ多くの人を殺しても構わないという思想ですが、そのような乱暴な思想がなぜ20世紀以降、世界に大きな影響を及ぼしたのかといえば、マルクスが西洋史を資本と共同の対立という視点であらためて解き明かしたことによります。
それは、世の中のすべてを有産階級と無産階級、資本家と労働者、搾取者と被搾取者といったように、なんでもかんでもすべてを二つに分けて対立させるという、きわめて乱暴な歴史認識ですが、ギリシャ時代のヘロドトスの『ヒストリアイ』の歴史認識しか持たなかった西欧においては、まさにそれは衝撃をもって迎え入れることができる圧倒的な史観であったわけです。

ヘロドトスの『ヒストリアイ』は、西洋史観を形成した歴史観で、「諸国が分裂し互いに闘争を繰り返しているところに、強大な敵が現れて諸国が次々に滅ばされる。そこにひとりの英雄が現れて強大な敵と対決し、艱難辛苦のうえ、最後に勝利して美女を手に入れる」という歴史観です。
簡単にいえばH.G.ウエルズの書いた火星人が地球に攻めてくるという『宇宙戦争』そのものの筋書きと同じですが、近年の映画『アベンジャーズ』などにおいても、基本的筋書き展開は変わりません。

また第二次世界大戦に関する歴史認識にしても、諸国がバラバラに闘争を繰り返していたときに、西にドイツ、東に日本という強大な悪の帝国が現れて、諸国が次々と侵略されたときに、米軍という英雄が現れて強大な敵を打倒し、米兵たちは美女を手に入れた、めでたしめでたし、というのが、ひらたくいえば彼らにとっての歴史認識です。

共産主義は、そういったまさに(歴史的な)彼らの歴史認識を、階級闘争というまったく別な歴史観で書き換えたものとして、西洋の知識人たちに衝撃を与えたわけです。

このことは東洋でも同じで、東洋史観は司馬遷の『史記』に基づきます。
チャイナの皇帝には姓がありますけれど、最初の皇帝が立派な人だったのに、皇帝が世代を重ねるうちに愚劣化し、そのために天命が新たな姓に易(か)わることで、新しい王朝が形成されるというのが、『史記』の歴史観です。

ところが清王朝が腐敗し、欧米列強にいいように食い物にされたあと、天命が易(か)わって生まれたはずの中華民国は、ただの権力闘争の繰り返しにほかならない。
それなら結局のところ、それは階級闘争に他ならないではないかということで、生まれた王朝が毛沢東の共産主義国家であったわけです。

ちなみにインドや中東には、共産主義は入り込むことができませんでしたが、それがなぜかというと、インドも中東も歴史を持たない国だからです。
インドの場合は、すべては前世からの因縁で物事が決まるとされますから、そこに歴史はありません。
ですから階級闘争史観をインドに持ち込んでも、それもまた前世の因縁だとされるだけですから、むしろ共産主義が前世史観に呑み込まれてしまうのです。

また中東の場合は、すべてはアッラーの思し召しですから、これまた歴史は育たない。
そこに階級闘争史観を持ち込んでも、それもまたアッラーの思し召しにされてしまうだけのことであったわけです。

では日本はどうだったのかというと、日本の歴史観は、天然の災害が多発する国土において、稲作を中心に、誰もが豊かに安全に安心して暮らすことができる国を築こうとしてきた、というものです。
このことは、階級闘争よりも、むしろ原始共産主義社会に近いものがあるということで、明治から昭和初期には天皇を元首とする共産主義社会を実現しようなどという、どうやらマルクスの説く共産主義とはまったく別な日本的共産主義のようなものが生まれたりもしています。
日本は、人類社会における唯一の共産主義が実現できた国であるなどという説もあるくらいで、その意味では、まさに共産主義が説く理想を実現していたのが日本であったわけです。

もっとも共産主義を標榜する人の中には、あくまで西洋的な階級闘争にこだわる共産原理主義的な人たちもいて、それらは日本では共産主義者の中の「過激派」として、世間からつまはじきされる対象となっています。

いま世界は、そんな過激派共産主義を、個人の利益のためにこれを振りかざして世界中に迷惑をかけている国があります。
その国は、だれも知らないうちに、なんと国連に15ある機関のうち、重要度の高い6つの機関の代表を勤める国になってしまいました。
国連に対する供出金をたいして出さない代わりに、代表のポストを射止めるための政治工作資金を大量に注ぎ込んだ結果ですが、ほんとうにこのまま行けば、世界が中共に支配されるという限界ギリギリのとこまで来ていたわけです。

西洋史観的に言えば、世界がグローバルな企業間競争を繰り返していたときに、東から中共というとてつもない悪の王国が攻めてきて、世界を支配しようとしてきた。
そこでトランプという英雄が世界を中共支配から救おうとして立ち上がったのだ、といった説明になります。

また東洋史観的にいえば、巨大な帝国となった中共王国は、世代を追うごとに腐敗し、いまや天命が易(か)わろうとしている、といった記述になります。

公称データでは、チャイナにおけるコロナの人口100万人あたりの新型コロナ感染死者数は、ベルギーの838人を筆頭に、フランス455人、アメリカ368人、日本8人に対し、中共は3人です。(6月25日現在、札幌医科大学)
ところが漏れ伝わってくる情報では、武漢も華北も、ロックタウン状態。感染者数はベルギーをはるかにしのぐといわれています。

また揚子江の奥地には大雨が続き、揚子江が河川があふれ、いまや三峡ダムも決壊寸前だといいます。
元の交換が実質的に封鎖され、さらに国内ではコロナとダムの決壊による大規模水害、そして北からはバッタの大軍(飛蝗(ひこう))被害と重なってくると、もはや中共は持たないかもしれない。
すでにチャイナでは、中共政権崩壊後の新政権誕生のシナリオが描かれているとも言います。

米大統領選については、トランプ氏、やや不利などの情報が流されたりもしていますが、仮にトップの首がすげ変わったとしても、中共の脅威から米国を守り、世界を護るという動きが変わることはありません。
いま世界は大きく動き出そうとしています。

私たちは、いま歴史の大転換の目撃者になろうとしています。
必要なことは、しっかりとこの時代を生き抜くこと。
そして私たちの国の未来のために、しっかりと日本を学んでおくこと。
そこに尽きると思っています。


お読みいただき、ありがとうございました。


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コメント

松さん

古代にもアスリートは居た!
今朝の「ねずブロ」を読み、注目したのはこの部分です。

メディアが無かった時代、我々の祖先は、どのようにして理想の共有を実現させたのでしょうか。

目には見えませんが、空間には沢山の電波が飛び交っています。
報道しない自由が有ろうと無かろうと、その気になれば、世界の事情は瞬時に見聞き出来る時代です。
昭和二十数年に生まれ、技術革新真っ只中を過ごした世代ですが、あまりの激変に「夢を見てるのか」と思う時もあります。

そうでは無かった古代。
全てのインフラ設営も情報伝達網も人馬の仕事として構築されていた。
地方の実情を素早く把握し、掲げた理想は素早く伝え共有する。

古代にもアスリートは居た!
駅伝という競技を観るたびに、国家の基盤建設は基本だと感じます。
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小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず

Author:小名木善行(おなぎぜんこう) HN:ねず
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんのひとりごと」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
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