謹賀新年



2021 新年挨拶
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皇紀2681年
西暦2021年
令和3年
辛丑(かのとうし)の年

新年明けましておめでとうございます。
日頃のご厚情に感謝し日々精進してまいります。
本年もよろしくお願い申し上げます。

小名木善行 拝




令和3年(2021年)の干支(かんし)は、辛丑(かのとうし)です。

「辛(かのと)」という字は、もともと人に入れ墨を入れることの象形で、入れ墨を掘るとき我慢できない痛みを伴うことから、辛(から)い、厳しい、対処が難しい、ギリギリといった意味を持ちます。
「丑(うし)」は、蓋のねじなどをひねる象形で、ものごとのはじまりを意味します。

つまり「辛丑(かのとうし)」の年は、
「痛みを伴うけれど、新しい時代が始まる」
という年だというのが、干支から見た令和3年です。

60年前の1961年(昭和36年)は、石原裕次郎&牧村旬子「銀座の恋の物語」や、坂本九の「上を向いて歩こう」、村田英雄の「王将」、植木等の「スーダラ節」、渡辺マリ「東京ドドンパ娘」などが大ヒットを飛ばした年です。

アメリカではアイゼンハワー大統領が退任演説の中で軍産複合体が国家におよぼす影響を懸念して引退。(これはその通りになりました)。ケネディが大統領に就任し、翌年にはキューバ危機を回避し、さらに米ドルの自立を図ろうとして’63年に暗殺されています。

また東ドイツが東西ベルリンの境界を封鎖したのも、この年で、後に境界線上に壁(ベルリンの壁)が建設され、東西冷戦が本格化していきました。
韓国では5月に朴正煕らによる軍事革命委員会によるクーデタが発生し、その後、日本が朴正煕を支援する側にまわることで、韓国経済発展のきっかけとなりました。

日本ではこの年11月に第1回日米貿易経済合同委員会が開催され、翌年には日米安保が発動、日本は事実上、米国の支配下に逆戻りしています。
その一方で、日本では池田内閣による所得倍増計画が開始され、日本は高度成長を成し遂げています。
この年、南ベトナムが非常事態宣言を出しました。
ベトナム戦争の開始は4年後の65年ですが、このときのための布石が、すで61年から打たれていたことがわかります。
そしてその見返りとして、日本は経済成長を手に入れたわけです。

ひるがえって現代を見てみます。


2020年を揺るがした大問題は、米国大統領;選,挙でした。
現時点では決着はまだわかりませんが、この選挙が「大多数の人々にとっての公正と正義」と「ごくひとにぎりのお金持ちの利権」との戦いとなったことは事実です。
「ごくひとにぎりのお金持ちの利権」が勝利すれば、米国のDGPは急上昇します。

ただし、国家規模のGDPの上昇が、圧倒的多数を占める米国民にとっての生活の安定や豊かさをもたらすかというと、実はそうではないことは、これまでの実績が証明しています。
つまり、ごく一部のグローバルな大企業は巨額の利益を出し、その利益は、当該大企業の経営者たちに、さらに巨額な報酬を招きますが、その一方で、米国の中小企業は次々に倒産し、圧倒的多数の米国民は貧困に追い落とされるということです。
つまりGDPの生長が、国民生活の向上と連動していない。

仮にもしこの構造が修正されるとなると、グローバル企業の経営者たちが追い詰められていくことから、米国の経済指標であるGDPは、マイナス成長となる可能性があります。
ところが、これが不景気をもたらすのではなくて、むしろ中小企業の活性化をもたらして、庶民の生活は好転していく。
つまり従来の経済指標に関する考え方が、根底から覆ることになります。
要するに「痛みを伴うけれど、新しい時代が始まる」のです。

日本では、トランプさん続投なら、菅政権のままとなり、売電政権となれば、選挙後に新内閣発足という動きになる可能性があります。
個人的には、安定政権でいてもらいたいので、選挙は避けてもらいたいところです。

米国内の不祥事、中共によるスパイ工作が世界的に暴かれていくことで、世界中のメディアと政財界が大混乱に至る年になるかもしれません。
しかしそれらはすべて、新しい時代の幕開けです。
ポジティブな流れとして捉えていくことが大切だと思います。

以下に、これまでの干支の流れを記しておきます。

********

辛丑(かのとうし、しんちゅう)(2020年、1960年)
 「辛」は厳しい、「丑」は、はじまり
  痛みを伴うが、新しい時代が幕を開ける年
  1961年 米貿易経済合同委員会開催、所得倍増計画スタート

庚子(かのえね、こうし)(2020年、1960年)
 「庚(かのえ)」は植物が成長して形を変える
 「子(ね)」は果実としての子
  何かが大きく形を変えて、そこから果実として子が生まれる年
  1960年 アフリカで諸国が独立、1900年 義和団事件

己亥(つちのとい、きがい)(2019年、1959年)
 「己」は糸巻き、「亥」は猪突猛進
  新しい価値観が世に広まる年
  1959年 水俣病事件、伊勢湾台風、週刊文春創刊

戊戌(つちのえ いぬ)(2018年、1958年)
 「戊戌」ともに斧付きの槍(ハルバート)を意味する。
  古いものが処断され、新旧勢力のバトンタッチが起こる
  1958年 売春防止法施行、インスタントラーメン発売(インスタント時代の幕開け)
  2018年 China、Koreaの世界的信用失墜

丁酉(ひのととり)(2017年、1957年)
 「丁」は釘の象形で、組み合わせた木材を安定させる。
 「酉(とり)」は徳利(とっくり)の象形で稔りと成熟を意味する。
  稔り、安定し、成熟を迎える。
  1957年 岸内閣成立
  2017年 安倍自民党衆院選で圧勝

丙申(ひのえさる)(2016、1956年)
 「丙」は、しっかりとした台座を意味します。
 「申」は、棒に糸が巻き付いて太くなるさまです。
  新たな展開が始まる
  1956年 国際連合に加盟、高度成長はじまる。
  2016年 トランプ氏大統領選に勝利、安倍総理真珠湾で演説

乙未(きのとひつじ)(2015、1955年)
 「乙」は、完全に完璧に成長する一歩手前の状態
 「未」は、梢の若芽の象形で和語では「いまだ」
  若芽が芽吹く年
  1895年 三国干渉で遼東半島返還
  1955年 ワルシャワ条約機構結成、冷戦激化
  2015年 安倍首相、日米で冷戦に勝利したと宣言

甲午(きのえうま)(2014、1954年)
 「申」は、新しい動きが棒に糸が巻き付くように加速する
 「午」は、草木の成長が極限を過ぎて衰えを見せ始める
  新旧交代の年
  1894年 日清戦争(東亜最大の大国が清から日本へ)
  1954年 自衛隊発足。映画ゴジラ始まる。
  2014年 オバマ大統領、天皇陛下に最敬礼

癸巳(みずのとみ)(2013、1953年)
 「癸(き)」は股の間からしずくが滴っている字
 「巳(み)」は「子」の別字
  新しものが生まれる年
  1953年 NHK放送開始
  2013年 国会で慰安婦や南京問題が議題にのぼる

壬辰(みずのえたつ)(2012、1952年)
 「壬」は糸巻きの棒に糸が巻き付いて膨らむ
 「辰」は古代の農機具の二枚貝の貝殻。
  古い価値観が衰え、新しい価値観が芽生える年。
  1952年 サンフランシスコ講和条約発効
  2012年 民主党大敗北、安倍内閣誕生


お読みいただき、ありがとうございました。
歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
小名木善行でした。


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コメント

湘南童子

明けまして御愛でとう御座います

本年も宜しく御願い申し上げます

本文中
『 癸巳(みずのとみ)(2013、1953年)
 「癸(き)」は股の間からしずくが滴っている字
 「已(い)」は「止む」の別字
  雨がやみ霧が晴れる年 』

とありましたが確か
「 巳 み・シ は上に付き
  已 すでに・やむ・のみ・イ は半ば
  己 おのれ・つちのと・コ・キ は下に付く 」

で三つの文字それぞれ全く別字だったと存じますが
御確認のほど宜しく御願い致します

失礼いたしました


私たち生きとし生ける全ての物の天命が完うされますように
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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年生まれ。浜松市出身。上場信販会社を経て執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。またインターネット・ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。「歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに」という理念を掲げ活動する。古事記・日本書紀・万葉集などの原文を丁寧に読み解き、誰にでも納得できる日本論を発信。

《著書》日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、その他執筆多数。

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