比較ではなく自分らしくの大切さ



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次元上昇というのは、別に三次元の世の中が四次元になるとかそういうことではなく、人間の持つ精神性が、「競争」から「らしく生きる」ということに昇華していくことなのではないかと思います。
そしてそのことこそ、上古の昔から日本人社会の根幹に通底した日本人の生き方であったのではないかと思います。

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*****

あなたはどんな花が
好きですか。

バラですか。

ユリですか。

ヒマワリですか。

花にはみな個性があり
まったく形状がちがいます。

しかし花はお互いを比較して
「自分のほうが美しい」
と思ったりはしません。

ただ自分らしく
咲いているだけです。

他の花と競って
咲いたりはしません。

ところが人間は
他と比較し
競って生きています。

自分が他と比較して
優秀なほど
「幸せになれる」
と信じているからです。

だから他と競うことに
必死です。

しかし時代は進化しています。

もう人と競う時代では
なくなってきています。

これからは
自分らしく生きることが
幸せの基準になるのです。

人は誰も他人になれません。

自分は自分です。

もう人と比較して
落ち込むことなどありません。

自分らしく生きること。

それがあなたの
幸せの道なのですから・・・

*****

いかかですか?
非常にシンプルでわかりやすい指摘だと思いました。
世の中には「対抗国家」などといって、日本と対抗することが愛国だと履き違えている国があります。
あるいは金があるということを鼻にかけて、金と暴力で人を支配しようとする日本に住み日本語を話す日本人のような顔をした日本人でない人たちもいます。
人の上に立ちたい、人を支配したいということを、まるで人生の目的であるかのように思い行動している人たちもいます。
しかし競った先にあるものは、暴力による支配と孤独です。

一昔前までは、四十を過ぎたら自分の顔に責任を持てと言われました。
最近は、年齢が一昔前の6掛けといわれていますので、67歳をすぎると、その人の生き様や人生が明確に顔に出るようです。
テレビなどを見ていると、昔イケメンだった俳優さんが、その年令を過ぎて、まるでヤクザ者のような顔立ちになっていて、驚くこともしばしばです。
心の歪みが、見事に顔の歪みになってあらわれてしまうのでしょう。

「比較や競い」ばかりの、明日をもしれないヤクザのような人生を送っていれば、顔立ちもヤクザまがいになるのです。
逆に若い頃は、性格俳優さんやお笑い系だった俳優さんが、年輪を重ねて、とても人間味あふれる良いお顔をされているケースもあります。
やはり、これらは「日頃の心掛けが顔に出る」ということなのだろうと思います。

同じ生きるなら、愛と慈しみの世界に生きたいものです。
そういえば近年のハリウッド映画でも、かつては愛といえば若い男女の愛ばかりだったものが、最近では愛という言葉の使い方の中に、映画『ワンダーウーマン』などのように、愛をもっと広義な人類愛的なものとして理解し主張するものが増えてきたように思います。

愛は決して欲望を満たすだけのものではない。普遍的な思いやりの心を根本にするから、パートナーに対しても、他の人々にも、祖国にも、地球にも愛が生まれる。
そのような方向に明らかに変化しています。

上の文は「アダム徳永のモーニング・メッセージ」という、毎日配信されるメルマガにあったものです。
二年ほど前に、ご了解を得て転載させていただいたものです。
「競うより自分らしく生きる」
これはとても大切なことだと共感したからです。

まさに世界中の集合知が、そういう世界へといま上昇を迎えつつあるのかもしれません。
次元上昇というのは、別に三次元の世の中が四次元になるとかそういうことではなく、人間の持つ精神性が、「競争」から「らしく生きる」ということに昇華していくことなのではないかと思います。
そしてそのことこそ、上古の昔から日本人社会の根幹に通底した日本人の生き方であったのではないかと思います。

この記事は2018年1月の記事のリニューアルです。
お読みいただき、ありがとうございました。
歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
小名木善行でした。


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コメント

松さん

自問自答が終わりません
今日と明日は「大学入学共通テスト」が全国で実施され、凡そ53万5千人が試験に挑んでいるとか。

学生は、この様な受験戦争と呼ばれる生存競争の中で育ちます。
(感染症禍も宣言も関係無し!)

こうして生まれた競争社会の申し子達は、大人になっても、同世代や仲間との連帯や共同活動に馴染まない傾向が見えます。

我地元でも、町内会加入を拒否する若い住民が増えています。
地域の連帯感?
最早死語です!

大人も子供もスマホを握りしめ、自分だけの内向きの世界に閉じ籠り、自ら孤立化を深めている気がしてなりません。

みんなバラバラで結構だ?
頼りになるのは自分だけ?
自分の利益だけを考える?

考えてみれば、自分もそんな競争の世界に身を置き、長い歳月を生きてきました。
並大抵のことではありませんでしたが、人も世も移り変わりました。

しかし、変わった様で変わらないものもあると思います。
若い頃を振り返ると、当時は想像だにしなかった今の自分が、何処かに潜んでいた様な気もします。

さて、今朝の「ねずブロ」のテーマはとても重たかったです。
自分が思う自分らしさは何?
自分らしく生きてきたのか?
自問自答が終わりません。
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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年1月生まれ
国司啓蒙家
静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。
ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。
他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年 真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり。

《著書》 日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、『庶民の日本史』、『金融経済の裏側』、『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』その他執筆多数。

《動画》 「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

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