2月5日に、建国記念日を前にして新刊『日本建国史』が出ます。 ただいま先行予約受付中です |

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歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに 小名木善行です。
2月5日に、建国記念日を前にして新刊
『日本建国史』が出ます。
ただいま
先行予約受付中です。
Amazonのページを見ると、たったひとこと
「ねずさんこと小名木善行による
思わず涙がころぼれる日本の歴史」
と書いてあります。
これは本当の話で、出版社で編集を担当いただいた方が、原稿チェックしながら、おもわず涙を流された・・・ことから来ています。
2月11日は「建国記念の日」です。
その日を前に、『日本建国史』を発刊できることを、とてもうれしく思います。
前々から、バラバラな日本史ではなく、ある程度「通し」で書き表したものをと思っていたのですが、さりとて詳しく書き出せばきりがないし、本がやたらと分厚くなってしまいます。
それでも本を厚手にすれば、読まなくても「積んでおく」だけで、なにやら良い買い物をしたという満足があったりするものですが、筆者の役割と活動は、常に、日本人の覚醒と、そのために必要な、そしてできることをやっていく、というものです。
ですから、本ならば、できるだけ読みやすく、わかりやすくて、おもしろくてためになる、というだけでなく、どこかで心の琴線に触れて、心にポーンと音が出る、つまり心に灯(あか)りともる、そんな、「読める」本でなければならないと思っています。
人は理屈では動きません。
感じて動くから、感動という言葉があります。
理動という言葉はありません。
つまり一読して、熱いものが内側にこみあげ、心の底から「日本ていいなあ、そんな日本を大切にしたいよね」と熱い感情に包まれるだけの迫力ある内容にしなければならないと思っています。
実は学校で習う歴史は、歴史学ではありません。
学校で習うのは、考古学であり、文献史学です。
考古学は、遺物や遺構から、たとえばそこに城跡があれば、それが本当に城跡かどうかを調べるのが考古学であり、何年から何年までそこにお城があり、誰がその城の城主だったのかを文献から調べるのが文献史学です。
そしてそれらの調査結果の集大成が、いわば教科書です。
だから学校の教科書は、考古学と文献史学の成果です。
一方、歴史というのは、そうして集められた歴史の切片(せっぺん)を、ジグソーパズルを組み合わせるように、ストーリー化して再現していくことが歴史です。
ですから歴史は、勝者の側から書くのと、敗者の側から記述するのでは、同じ時代や事実を描いても、ぜんぜん別なストーリーになります。
そしてこの両者は、どちらが正しいのか?と問えば、答えは「どちらも正しい」のです。
ただし条件があります。
それが、「再現性」です。
歴史を勝者の側から書いても、敗者の側から書いても、それは何でも良いけれど、このような事実があったから、結果としてその事件が起こり、その結果がどのようになったのか、ということが、なるほどそれなら、そういうことが起こるよね、と誰もが納得できるだけの再現性を持たなければならないのです。
そこで本書では、次の目次だてで日本の建国の歴史を記すことにしました。
***もくじ***
はじめに
第一章 日本のはじまり
一 太古の昔の日本の姿
二 稲作の始まりとしての縄文時代と弥生時代
三 お米と日本建国
四 神武東征
五 建国と肇国
コラム 米国の教科書に書かれた日本の歴史
第二章 日本の形成
一 日本武尊と弟橘比売命
二 熊襲、蝦夷、土蜘蛛
三 十七条憲法の本当の意味
四 持統天皇による国家再建
コラム 西洋における女性観、日本における女性観
第三章 日本文化の生長
一 聖武天皇と光明皇后
二 和気清麻呂と平安遷都
三 平安の時代を開いた藤原薬子
四 新田の開墾百姓としての武士の台頭
コラム 右近と敦忠の恋の物語
第四章 日本の中興
一 源平合戦と三種の神器
二 源義経と静御前
三 元寇の恐怖
四 南北朝時代のはじまりと後醍醐天皇
五 田分けと田寄りの新政権
コラム 異説のもつおもしろさ
おわりに
なぜ東南アジアに白人国がないのでしょうか
*********ひとつひとつの物語のタイトルは、これまでねずブロに書いたり本に書いたりしてきたものと同じですが、内容はオリジナルで、一新しています。
ただいま先行予約受付中です。
お読みいただき、ありがとうございました。
歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに 小名木善行でした。
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コメント
寺島 孝
毎日素晴らしいお話を有難うございましす。
新刊楽しみです。早速母、娘夫婦、他友人分も含めいつもの近くの本屋さんに予約します。(7年少し前、その本屋さんで「ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人!」をまとめて購入時、『この本は売れるから棚に置いておくように」と言ったら、ホントにすぐまとめて、またいい位置に置いてあり、感激したことがあります。)
いつも私が勝手気ままにメールを送付している友人40人ほどに紹介します。そして読後私の感想を伝えて改めて購読を勧めます、いつものように。読んで感動したので勧めたいと。
出来れば、娘夫婦の世代、孫の世代が、これらがきっかけで歴史にもっと関心を持ってくれるようになればと思い。そのためにも私自身がもっと知らねばと思います。 そのために先生の毎日のブログや著書が必要です。そう思っている人が沢山いると思います。
ところで、令和3年倭塾等の動画配信を受けている人へのご請求をまだされていないと思うのですが。毎年12月受け取るのですが、確かまだ届いていません。お送りください。)
寺島 孝
2021/01/16 URL 編集
桑畑明石
昨年暮れに『ねずさんの日本の心で読み解く「百人一首」』を注文、お正月から読み始めております。新刊は建国記念日に新刊とは縁起が良いですね。もちろん注文させて頂きます。
ちなみに百人一首を知ろうと思ったきっかけが、漫画「鬼滅の刃」です。「鬼滅の刃」と「百人一首」って関係あんの??みたいな感じですが、単行本10巻のおまけみたいなページにおじいちゃんがまだ言葉がわからない伊之助に百人一首を読み聞かせてるシーンがあり、それを見て思わず「これだ!!!」と激しく思った次第です。1,000年の前の言葉が現代人が読んでも通じ更に共感できることは何事にも代えがたい幸福であると強く感じます。
残念ながら現代の教育ではただ訳して読むだけみたいな、無味乾燥な授業しか受けるしか出来ませんが、本来は古典の持つ奥ゆかしさを多くの人間が知るべきだと思います。こんな国世界探しても多分日本ぐらいだと思いますし、古典を読む事により日本を知り、日本人であるならば誰もが持ってる日本人の心を感じる、呼び覚ます事ができると思います。
ねずさんにおかれましては尚一層のご活躍を祈念しております。
2021/01/15 URL 編集