神話と近現代の親和性



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我々の祖先は、常にピンチをチャンスに変えて、こんにちまで生き延びてきました。
我々もまた、いまの日本の危機を、世界の混迷を、偉大なチャンスに変えて、生き延び、そして未来を拓いていく。そのための知恵が日本の神話の中にあります。

20210819 日本列島



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歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
小名木善行です。

古事記神話によれば、
大いなる国の時代、建御雷神(たけみかづちのかみ)が天の鳥船でやってきて国譲りを迫り、
迩々芸命(ににぎのみこと)が五伴諸の神々を連れて天孫降臨して物作りの新たな国家建設が始まりるのだけれど、
畿内で那賀須泥毘古(なかすねひこ)が民をかえりみない自分だけの富を追求するようになり、
これを神倭伊波礼毘古命(かむやまといわれひこのみこと)が、一時は敗退をしながらも苦労の末、正しい心で民とともに立ち上がり新たな国を開いた、
それが今の日本である、とあります。

この記述は、わずかな間に起きた事件であるかのように書かれていますが、我が国の4万年におよぶ古い歴史の中で見るならば、幾世代にもおよぶ長い期間において行われた出来事が、話をかなり詰めて記述されている可能性もあろうかと思います。
さらにいうと、古事記に書かれている記述は、もしかすると、何も日本列島に限った話ではなく、もっとはるかに広い世界全体を意味する話であったのかもしれない・・・というのが今日のお題です。

たとえば、イザナギとイザナミによる国生み神話では、最初に生んだのが「あはじ島」とあり、その後、多数の島々を生んだ挙げ句、最後に大八州(おほやしま)を生んでいます。
このお話は、これまでずっと日本列島の話として解釈されてきたことですが、もしかすると違うかもしれないのです。

というのは、日本列島の形は、そのままユーラシア大陸や北米南米大陸、アフリカやオーストラリア大陸をそのまま模しているものでもあるからです。
そうすると、最初に生まれた「あはじ島」は、日本の淡路島のことではなくて、オーストラリアと日本をむすぶラインの中にある海域に、円形に広がる海域の周辺にずらりと並んだ島々を示していることになります。

そこは、かつてムー大陸があった場所とされているところです。
けれどカタカムナでは、「む」という音は「ひろがり」を意味します。
「う」は生まれ出るものです。

そしてその場所が、いまのフィリピン海のあたりであったとすると、かつて2万年前に存在した、小笠原諸島からグアムにかけての小さな島が連なった海洋族の暮らし、琉球諸島が巨大な列島を形成していた時代の人々の暮らしを意味しているのかもしれません。
ここは島々が環状に並んでいて、島伝いに船で進むと、何ヶ月か先には、元の島に戻ってきてしまう。
つまり、島々が、環(わ)になっています。

日本人のことを、昔は「倭人(わじん)」と言いましたが、倭人は、稔った稲穂にかしずく人々を意味する語です。
けれど、倭人は、もしかすると意味としては、もともとは「環人(わじん)」だったかもしれません。
同じくカタカムナで「わ」は、円形の広がりを意味します。
環状に広がった島々に生きる人々・・・すなわちそれが「環人(わじん)」だったのかもしれません。

最初に生まれたとされる「あはじ」も、カタカムナによれば
「あ」=生命の誕生
「は」=島・波
「じ」=現象・動き
です。
つまり島で誕生し、波に乗って暮らしてきた先祖たちの活躍が、そのまま「あはじ」という用語になっているのかもしれないのです。

あくまでも仮説ですから、「かもしれない」の連続です。
ですので、あくまで可能性のひとつとしてなのですが、歴史は繰り返す、といいます。
そうであるとすれば、もしかすると神話に書かれていることと同じことが、いま起きているのかもしれません。

たとえばの話です。
江戸時代の日本は、すくなくとも江戸幕府が開かれた頃の日本は、世界の黄金の3分の1を保有し、かつ世界の鉄砲のおよそ半数を所持する、黄金の大国であり、かつ世界最強の軍事大国であった・・・まさに「大いなる国」でありました。
日本がその「大いなる国」の状態で鎖国し、徳川260年の泰平を築いたことは、皆様御存知のとおりです。

ところが幕末にペリーがやってきて強引に開国を迫りました。
日本は開国し、様々な西洋の技術を日本に取り入れました。
これはまさに建御雷神がやってきて、大国主神に国譲りを迫ったことに似ています。

神話ではこのとき、五伴諸の神々の中に、芸能の神様である天宇受売命(あめのうずめのみこと)もご一緒であられたと伝えていますが、なるほど明治以降の日本もまた、米国発の様々な芸能を取り入れています。

ところが黒船から168年、昨今の日本では、権力を持つもの(メディアや政治など)が、自分の利益のために、民衆をかえりみないという状況になりました。
神話ではその場所は畿内でしたが、それが文化の中心地という意味とするなら、現代日本の東京や大阪などの大都市です。

神話では、このように「自分の利益のために、民衆をかえりみなくなった」畿内に、神倭伊波礼毘古命(かむやまといはれひこのみこと)《神武天皇》が敢然と立ち上がり、艱難辛苦の末、神様から御神刀を授かって、民とともに戦い、ついに勝利して、八紘(はっこう)をおおいて宇(いえ)となす、という家族国家を形成されています。

その神武天皇の活躍は、天孫降臨から「179億2470万歳」の後のこと《原文:自天祖降跡以逮于今一百七十九萬二千四百七十餘歲》と日本書紀に書かれているのですが、この億が年ならば、ペリー来航から179年後が西暦2032年、11年後です。
もしかすると、そのときに新たな日本、新たな世界がはじまるのかもしれません。

神武天皇は、最初畿内に入られたとき、突然、矢を射掛けられ、兄弟を失い、船は大しけに遭って乗組員全員が倒れ、そこではじめて御神刀を授かります。
刀は、神々からの、「悪とは断固戦え」という意思の表われです。
当初、神武天皇にお味方する人々は、岩の間から這い出てきた、栄養失調で半ば死にかけた人々でした。
けれど、そうした人々の幸せを願うからこその戦いです。
結果、栄養満点のナカスネヒコの軍に、神武天皇の軍は大勝利します。
なぜなら、神武天皇の姿勢(民のために戦う)という姿勢こそが、ご神意に適うことであったからです。

いま、世界は、自称超大国のごく一部の大金持ちが、欧米の大金持ちを買収して、世界中の民衆の幸せな暮らしを奪おうとしているといわれています。
しかし神々の御意思は、どこまでも民衆こそが豊かに安全に安心して暮らせる社会にあります。
世界はこれから変わります。
これは必ず変わります。

我々の祖先は、常にピンチをチャンスに変えて、こんにちまで生き延びてきました。
我々もまた、いまの日本の危機を、世界の混迷を、偉大なチャンスに変えて、生き延び、そして未来を拓いていきたいと思います。


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コメント

湘南童子

列島と諸大陸または太陽系さらには諸星系

淡路嶋は南極で南米は臺灣 ( 台湾 )・・
・・何てぇ説も有りましたようで
失礼しました



日ノ本の大和を始め万国全地域の天命が完うされますように
地球を司る神々様 八百萬の大神たち樣
ありがとうございます
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年生まれ。浜松市出身。上場信販会社を経て執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。またインターネット・ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。「歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに」という理念を掲げ活動する。古事記・日本書紀・万葉集などの原文を丁寧に読み解き、誰にでも納得できる日本論を発信。

《著書》日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、その他執筆多数。

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