グローバル化した現代では、国は単に取締機構といった意味にしかなりません。国境が失われた世界で、いかに金儲けをするかが、世界のVIPの指向です。残念なことに、そこに正義はありません。道徳もありません。あるのは、ひたすら「儲け」だけです。さらに、たとえ買収されたとしても、バレなければ地位を失うこともなく、普通では得ることができないような大金を得ることができます。道徳も正義も失われた世界《というより、そもそもグローバル世界に法も道徳も正義もありません》にあるのは、ひたすら欲望だけです。 |

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歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに 小名木善行です。
めずらしく空想時事の短編小説を書いてみたいと思います。
あくまで小説です(笑)
その前に、グローバル化した現代では、国は単に取締機構といった意味にしかなりません。国境が失われた世界で、いかに金儲けをするかが、世界のVIPの指向です。残念なことに、そこに正義はありません。道徳もありません。あるのは、ひたすら「儲け」だけです。さらに、たとえ買収されたとしても、バレなければ地位を失うこともなく、普通では得ることができないような大金を得ることができます。道徳も正義も失われた世界《というより、そもそもグローバル世界に法も道徳も正義もありません》にあるのは、ひたすら欲望だけです。
そうであれば、下手な道徳心や正義感など持たずに、ひたすら欲のままに突き進む者が勝利します。逆に言えば、欲望のままに突き進みたい人たちにとって、最大の障害は正義であり、道徳ということになります。
では世界に正義や道徳をもたらすためには何が必要でしょうか。ここでよく「教育だ」という人がいますが、いくら個人を教育しても、社会のシステムが、金儲けにしか価値がないなら、教育の成果は水泡に帰します。誰だって「しぶとく」生きていかなければならないからです。
本当は、世に正義と道徳をもたらすものは、実は「古くからの権威の確立」にあります。
なぜなら正しいこと、道徳的なことというのは、大昔からそれが正しい、道徳的だとされてきたものの集大成にあるからです。泥棒するのは悪いことですが、アラジンは泥棒をすることで地位と財を得たという物語を持つ国や民族では、泥棒は正当化されます。けれど、宗教的権威が、アラジンよりももっとずっと古い昔から存在するアラーの神が「盗むことは良くない」と言えば、やはり泥棒は悪になります。
このため、目先の欲望のためにありとあらゆる正義や道徳を踏みつけたい人は、権威を必死になって否定しようとします。そして、世界で最も古い権威を持つのが、日本です。
さて、ここからが、現在世界で起きている動き小噺です。
御存知の通り、中の共政府は国際金融資本による中央銀行を持ちません。ですから当然のことですが、中の共の人民元は米ドルと交換することができません。そこで便宜的に、英の国領であった香の港の銀行が利用されました。香の港は英の国の領ですから香の港ドルが使われていました。その香の港ドルは米ドルとも、人民元とも両替が可能です。そこで中の共や、中の共と取引をする企業は、香の港ドルを媒介にして中の共との交易を行っていました。
ところがここに抜け道がありました。
それは、香の港ドルも米ドルも、世界の先進国の通貨は、すべて国際金融資本によって、きちんと管理されているのに対し、中の共の通貨は、その管理の外にある、ということです。
たとえば1ドル=100円だったものが、日本が日本の都合で円札を二倍発行すれば1ドルとの両替は200円になります。国際金融資本によって、通貨の総量管理がしっかりと行われているからです。ところが中の共の人民元は、中の共政府が発行し、発行量が情報開示されません。ですからたとえば1元=100香の港ドル=1ドルが確定すれば、その後に中の共が通貨をいくら増刷しても、為替は1元=100香の港ドル=1ドルのままでいられるのです。
これは現代における錬金術です。こうして中の共は「米ドルと《間接的に》交換できる」ということだけを通貨の信用と仮想し、ドルを貯め込み、世界の覇権を握ることになったのです。紙を印刷しさえすれば、いくらでもドルと定額で交換できるのです。これは大儲けできるどころの話ではありません。
そうして儲けたお金は、軍拡にも利用されたし、世界の情報技術ネットワークを奪うことにも、また世界中の最先端技術を奪うことにも、そうした事態をバラそうとするメディアにも、不正を行う中の共を叩こうとする政治家を叩き潰すためにも、いくらでも遣われました。必要なら、紙を印刷するだけで済むのです。お金はいくらでもありました。
そしてこのことが国際金融の舞台で問題視されるようになると、中の共は香の港そのものを手に入れ、またもはやいちいち紙を印刷することさえも面倒とばかり、今度はデのジタルの人民元を自在に米ドルと交換できるようにしようとしました。これが実現すれば、これからは紙さえ要らず、キーボードに好きな金額を打ち込むだけで、いくらでも欲しいだけお金が手に入るようになるのです。
こうした中の共の横暴に、神経を尖らせたのが国際金融資本です。国際金融資本も、これまで必ずしも正義であり、道徳的であったとは言えません。けれど、このまま中の共の横暴をのさばらせれば、世界の通貨が滅びます。そうなれば、国際金融資本も滅ぶことになります。
国際金融資本は、米の国大きな統の領を担いで、中の共の横暴の抑え込みにかかろうとしました。しかしそうはいっても、自由を標榜する国で企業活動を制限することはできません。企業は利益を目的とし、中の共と結びつくことが、より儲かると思えば、米政府よりも中の共を選択するからです。
ここで起きたことが567騒動です。世界にはスペイン風邪の恐怖がいまだに記憶されています。14世紀のペストの大流行の記憶もあります。スペイン風邪では世界の人口の3分の1が感染し、そのうちの5人に1人が亡くなりました。ペストはヨーロッパの人口の6割が死滅しました。その恐怖は、儲けようとする企業活動を超えることができます。こうして567のウ○ルスは米の国から中の共のウ○ルス研究施設に流れました。管理のずさんな研究所です。目に見えないウ○ルスは、あっという間に外部に洩れ、この騒動に、世界の国々はこぞってロックダウンを開始しました。このため企業活動が制限され、中の共との交易も停止されていきました。
もっとも、これをチャンスと喜んだのが製薬会社で、ワ○チンを開発した《ことにし》て、世界に売りに出しました。ところが開発元の米の国の製薬メーカーは、その主要成分の部分を中の共に盗まれたか、あるいは結託したか、いま世界に流通しているワ○チンは、すべて中の共の配布する成分が含まれているといいます。どんなときでも金儲けを狙う商魂のすさまじさです。
さて、交易が制限されると、日干しになるのが中の共です。なんとか日干しを解除させたい中の共は米の国大きな統の領戦に介入して、ついに米大きな統の領の首のすげ替えを実現しました。さらにこのことを暴露しようとするメディアも《前もって》買収し、中の共に都合の良い報道しか流れないようにしていきました。なにしろカネはいくらでもあるのです。なんでもやりたい放題です。
そしてこのとき、中の共がさかんに流したのが国際金融資本の陰謀説です。中の共にしてみれば、中の共の通貨を制限しようとする国際金融資本の行為は、まさに陰謀そのものであったわけです。歴史を見れば、国際金融資本は、必ずしも良いことばかりをやってきたわけではないし、儲かれば何でもありであったのは事実ですが、それでも中の共の我利我利亡者ぶりと比べれば、少なくともそこに正義や道徳というバイアスがかかった分、良心的とまではいえなくても、はるかにマシであったし、悪辣さという意味においても、その差は、天と地、太陽と豆電球ほどの違いがあります。その「ものすごく悪辣な側」が、正常化しようとしている人たちをつかまえて行ったのが「陰謀論」であったわけです。
仮にもし、この戦いが中の共の勝利になれば、国際金融資本は崩壊、さらに国際金融資本の影響下にある世界の通貨も自壊し、国際社会の秩序も大混乱に陥ります。とりわけこれまで世界のリードオフマンであった米社会の秩序は崩壊し《というか、すでに崩壊しつつありますが》、米の国政府の信用も失墜し、米ドルが崩壊して国債基軸通貨の地位から陥落し、米の国は、世界最大の債務国に転落します。すると米の国政府は破産状態になりますから、国の行政サービスが停止し、国軍の統一の取れた動きが崩壊します。国の行政サービスには、警察も含まれますが、これもまた崩壊するとなると、米の国民は、治安維持のために、州軍や州警察を頼るしかなくなります。すると米の国は50の州ごととまではいかなくても、いくつかの州単位に国が分裂することになります。つまり世界最大の軍事力と経済力と情報力を持った米の国は、小さな諸国に分裂して消滅することになるのです。
逆に、国際金融資本の側が手を握り合って中の共の人民元との為替の禁止を実現すれば、中の共政府が崩壊します。すると中の共はいくつかの小国に分裂します。そしてそれらの小国に国際金融資本が管理する中央銀行を設立すれば、二度と中の共が力を持つことはなくなります。
どちらが勝利するのか。いまギリギリの鍔迫り合いの中で、世界は混沌に包まれているのですが、この大きな戦いの渦中において、日本のメガバンクの一部は、すでに内部にチャ○ニーズを数多く雇用し、中の共に取り込まれてしまっているとの噂があります。このため国際金融取引の場から、締め出しをくらいそうな状況に至っていると言われています。
さて、この国際金融資本対中の共との大勝負、現状では中の共がやや有利に進めているように見えます。けれど起死回生の策は、ないことはありません。そのひとつが、右に述べた中の共包囲網の確立です。そしてもうひとつが、裏切り者のあぶりだしです。昔の戦争は、国と国との戦争でしたが、いまの戦争は、金儲けをしたい人同士の戦争です。そして金儲けは誰もがしたいわけですから、その中で敵《つまり中の共》と通じているのが誰なのかを、明確にあぶり出す必要があります。つまりリスト化で、そのリストができれば、公職追放がはじまることになります。それができなければ、米の国は崩壊し、国際金融資本も事実上解体されることになります。
この追放は正義の執行であり、道徳的価値を取り戻すためです。ということは、正義や道徳とは何かが問題になります。寅さんが正義とかいうだけでは、万人が納得するものになりません。何をもって正義とするのか、そして道徳的とするのか。そこには、「古くからの権威の確立」が必要のです。そしてこの「古くからの」どころか「世界最古の」権威を持っているのが、日の本の国です。
だから日の本が狙われます。日の本人には考えられないような犯罪が日本で起きるのも、あたかも日本人が世界の中の極悪残忍民族であるかのような印象を世界に与えるために、そそのかされて行われます。あるいは日本文化を世界に伝える機能を持つスタジオが放火されたりもします。全部とは言いませんが、表面的に個人の犯行のように見せかけられたこの手の犯罪の多くが、実は、外国による日本悪玉論証明のための「やらせ」である可能性もあるのです。
以上は、あくまでも中の共国や米の国、日の本の国を題材としたフィクションです。
現実のお話ではありませんので、あしからず(笑)
お読みいただき、ありがとうございました。
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コメント
ネコ太郎
私見では悪辣さでは国際金融家の方がCCPの何倍もあると思います。
国際金融家が強いのは西側国家でことごとく民営の中央銀行を作らせてコントロールしていることだと思います。共産主義を作ったのも彼らなのになぜか通貨発行権を握っていなかった。不思議です。
2021/09/11 URL 編集
湘南童子
ファンタジー&醉狂な處
當初より然樣な事も有りナムと
矢張り國産の同日故に明日姉の供養
共々神樣事の内にて候
合掌如來印
何やら昨日から畫面が少々
亂れて居られます樣に
見受けられます
日ノ本の大和の天命が完うされますように
地球を司る神々様 八百萬の大神たち樣
眞に ありがとうございます
2021/09/09 URL 編集