最新刊のお知らせです。 発売日は2021/11/24で、ただいま予約受付中です。 |

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歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに 小名木善行です。
来月24日に出版されます。
今日から予約受付中です。
これまで書いてきた歴史や古典のお話ではなく、それら歴史や古典を踏まえて、いま世界で何が起こっているかを書いた本です。
といって、いわゆる時事本ではなく、いま起きている問題の本質を金融経済の歴史、およびマネーの歴史という視点から解き明かしています。
最近、よく「DSだ」、「陰謀だ」といった話を耳にしますが、すべてを陰謀で片付け、あるいは陰謀によって現代の我々が被害者なのだと思いたい人にとっては、当て外れな内容の本であろうと思います。
たとえば、よく聞く話に、どこぞの国が気象兵器を持っていて、台風を消したりしているのだ、などという話を聞くことがあります。
なるほど、大陸にまっすぐに進んでいたはずの台風が、突然進路を変えて日本列島を直撃する。
そんな台風のルートを見ると、「もしかして!」などと思ってしまうことは、無理からぬ事だと思います。
けれど、冷静になって考えれば、台風のエネルギーに対抗するだけのエネルギーを、たとえば電力で賄おうとするなら、いったいどれだけの電力が必要になるのか。
おそらくチャイナを全停電させて、気象兵器に全電力を注入したとしても、それは不可能なことでしょう。
そのようなことは、エネルギーの大きさを、ちょっと冷静に考えたら、誰にでもわかることです。
同様に、国際金融資本が、政府の背後にあって世界を牛耳っているという陰謀説にしても、国際金融資本というのは、国際金融を行う資本です。
たとえば我々は、ドルやポンドと円を交換します。
交換しなければ国際貿易取引ができないのです。あたりまえのことです。
これを為替取引といいますが、為替があるから、我々は国際取引ができるのです。
それぞれの国で発行されている通貨が、どうして他国の通貨と交換できるのかといえば、それは700年前から続く国際金融があるからです。
700年間行われてきたことが、どうして「陰謀」になるのでしょうか。
ちょっと立ち止まって、冷静に考えてみていただきたいのです。
複雑な金融取引も、歴史をたどれば、いまよりも、もっとずっと単純明快な時代がありました。
ということは、金融取引の歴史をしっかりと学べば、国際金融が果たしてきた役割も、国家と国際金融の関係も、すっきりと整理されることになります。
筆者は金融の出身であり、かつ歴史を学ぶ者です。
そんな筆者の視点から、金融経済の歴史と裏側についてまとめたのが、この本です。
おそらく、目からウロコが何枚も剥がれ落ちる内容になっていると思います。
発売日は2021/11/24で、今日から予約受付中です。
!!最新刊!!『金融経済の裏側』https://amzn.to/3lGWfkcもくじ第一章 DSの歴史 一 元の通行証
二 メイソンと石屋
三 シルクロードとオスマンの時代
四 ユダヤ人とディアスポラ
五 ルネッサンスと大航海時代
《こらむ》源義経と成吉思汗
第二章 黄金戦争 一 日本からの金の流出
二 リンカーンを抹殺せよ
三 アラスカの売買とロシア革命
四 黄金の行方
《こらむ》権力による私的支配を拒否し続けてきた自由を持つ国はどこにあるか
第三章 DSとの戦い 一 ニクソンショックによる米国保証のペーパーマネー
二 ドルの信用で富を築いた中共
三 中共の国柄
四 チベットはなぜ侵略されたか
《こらむ》海の文明、陸の文明
第四章 いま世界で起きていること 一 人口変動とグローバル金融システム
二 戦争よりも大きな戦争
三 正義とお金の不都合な関係
はじめに現代は情報リテラシーが求められる時代だと言われています。
情報を適切に理解解釈分析して、これを記述するなどして表現する能力が求められる、そういう時代になっています。
人の言うことを、ただ真に受けるのではなく、自分の力で考える。そういうことが必要な時代になっているわけです。
これは情報そのものを取得すること自体がたいへんだった一昔前とは、まったく異なる新しい世相です。
昔は、知識があるというだけ、知っているというだけですごい存在だったのです。
けれどいまは単なる知識であれば、誰でもいくらでもネットで取れる時代です。
だからこそ、単なる知識ではなく、それがどういうつながりを持っているのかを自分の頭で考える力が必要になってきた、というわけです。
そしてこのとき必要なことは、歴史の流れを振り返ってみることです。
歴史というのは、過去の流れのことを言います。
歴史上の事実のことを言うのではありません。
たとえば「関ケ原の戦いが西暦1600年に起きた」のは歴史上の事実であって、歴史ではありません。
どうして関ヶ原の戦いが起きたのか、そしてその結果、何が起きたのかを、再現可能性がマックスになるように《つまりこうでこうなら、必ず結果としてこういうことが起きるよね》というところまで煮詰めたストーリーが歴史です。
そうすることで私たちは過去の流れを知り、その結果としての現代における横のつながりを踏まえて、未来を築くのです。歴史はそのためにあります。
本書は、倭塾で「DSの歴史」と題してお話をさせていただいたときのものを、まとめて本にしたものです。
いわゆる陰謀論とされるものがあります。
流布している説は、おおむね「世界の国々をDS《Deep State》なるものが支配していて、そのDSの正体が国際金融資本にある」というものです。
けれども国際金融資本というものは、もう何百年も昔から存在するものですし、そういう機能があるから異なる通貨の交換や国際交易ができるのです。
つまり国際金融資本は陰謀ではなく、実はもともとある国際的な金融の常識でしかありません。
そのような常識が、では何故ここにきて、いかがわしい「陰謀」のように語られるようになったのでしょうか。
そうれは、従来からある国際常識を不都合と考える人たちがいるからかもしれません。
いささかややこしいですが、陰謀論を仕掛けている人たちこそが、実は陰謀を働く者たちなのかもしれません。
そこでDSと呼ばれる国際金融資本が、何故誕生し、どのような役割を担い、そして現代に起きている問題の本質とは何かを、あらためて歴史のストーリーという観点からまとめてみました。
本書は「DSの陰謀だ」と決めつけたい方々にとっては不都合な本であろうと思います。
けれど物事を自分の頭でしっかりと考えたいと思われる方々にとっては、ひとつの考え方として、きっとお役にたてる本になっていると思います。
日本をかっこ良く!!
!!最新刊!!『金融経済の裏側』https://amzn.to/3lGWfkcお読みいただき、ありがとうございました。
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