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日本人にとって理想の国とは、「安全で安心して暮らすことができる豊かな日本」にあることは、論を待たないと思います。
日本は、世界で唯一、それを実現してきた実績を持つ国です。
もちろん、江戸の昔と現代日本では、情況は大きく違っています。
けれど、我々日本人が、真面目に「安全安心豊かさ」を求めことで、日本は必ずそういう国を実現できます。

20220306 江戸の農村
画像出所=https://rekishi.kagawa5.jp/category/%E3%81%9D%E3%81%AE%E4%BB%96/
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明治の始めに来日したイザベラ・バードは、まだ江戸時代の様子を色濃く残す米沢を訪問したときの印象を次のように記しています。

「米沢平野は、
 南に繁栄する米沢の町があり、
 北には湯治客の多い温泉場の赤湯があり、
 まったくエデンの園である。
 『鋤で耕したというより
  鉛筆で描いたように』美しい。
 米・綿・とうもろこし・煙草・麻・藍・大豆・
 茄子・くるみ・水瓜(すいか)・きゅうり・
 柿・杏・ざくろを豊富に栽培している。
 実り豊かに微笑する大地であり、
 アジアのアルカディア(桃源郷)である。
 自力で栄えるこの豊沃な大地は、
 すべて、それを耕している人々の所有するところのものである。
(中略)
 美しさ、勤勉、安楽さに満ちた魅惑的な地域である。
 山に囲まれ、
 明るく輝く松川に灌漑されている。
 どこを見渡しても、豊かで美しい農村である」
(イザベラ・バード著・高梨健吉訳『日本奥地紀行』平凡社)

当時のアメリカ・ヨーロッパが「農業は農奴が行うもの」であった時代に、我が国ではそれらは自立した農民が所有し、自分たちの生活のために耕作するものでした。
そしてその様子は、まるで「エデンの園」か「桃源郷」のようだと、イザベラ・バードは書いています。

その桃源郷では様々な作物が栽培されていると描かれていますが、江戸時代の税制は年貢米によります。
年貢は四公六民とか五公五民などと言って、重税だったかのように学校では教えますが、江戸時代初期に耕作面積がおよそ2倍になってなお、税は変わらないものでした。
ですから実際に農家が支払っていた年貢米は、出来高のおよそ25%ほどであったとされます。
これは現代日本の税率とほぼ同じか、それよりも少し安いくらいのものです。

さらに米以外の作物への課税はありませんでしたから、それこそ綿・とうもろこし・煙草・麻・藍・大豆・茄子・くるみ・水瓜(すいか)・きゅうり・柿・杏・ざくろなど、イザベラ・バードが名前を挙げた作物などは、課税所得対象外の作物です。
農家では、これを自分の家でも食べるし、また方方に売ってお金に変えていました。
さらに、藁や竹、木材を使って様々な物品を制作し、それを売っていました。
ちなみに当時の行商人は、米沢から江戸まで普通に歩いて出ていっていたりしています。
もちろん、河川から海路を通じて江戸に運ばれるものも数多く有りました。

毎日忙しく、また休みなく働く農家です。
決して贅沢な暮らしはしていませんでしたが、どの家でも真面目にコツコツ働く限り、ゆとりある生活が可能であったし、だからこそ、どの家庭でも、誰であっても、誰も見ていなくても、真面目にコツコツ働くことが、あたりまえの常識とされていました。

もちろん自然災害による飢饉が起きることもありました。
そのためのお米の備蓄は2年分です。
つまり、今年壊滅的な被害を受けたとしても、翌年には何が何でも元の作高を取り返さなければならないわけで、それが翌年も、翌々年も凶作などということになると、食べるお米がなくなって、餓死者や疫病による病死者が出てしまうということもありました。

けれど、それは自然の働きによるもので、どうしようもない。
だから、なおさらのこと、日頃から真面目にコツコツ働き、またみんなで力を合わせて堤防の強化や、避難施設の手当などをして、みんなで協力しあって自然災害を乗り越えようと努力していました。

そしてその姿は、まさにエデンであったし、アルカディアであったといえるものであったし、こうした農村部の人口が、日本の人口全体の85%あったことで、日本は、誰も見ていなくても、どこまでも戦う、いつまでも戦い続ける、決して諦めない、世界最強の軍団を持つ国ともなっていたわけです。

それが戦後GHQが行った農地開放と、工業化推進による都市化、核家族化によって、現代日本は食べるものさえ、その大半を輸入頼みにするという国になっています。
ということは、一朝事あれば、輸入作物が絶たれ、我が国は餓死者続出の情況を招きかねない状況下にあるということです。

そうならないためには、結果として日本の政治は外国の言いなりになるしかない。
結果として、日本人が爪に火を点すように真面目にコツコツと働いて貯めたお金が、まるでダンプカーで海に捨てるかのように、外国に流出させてきたのが戦後の日本です。

今年は、世界的な大混乱の中で、日本が本来の意味での独立を回復できるチャンスの年です。
変わらなければならないときは、一瞬にして変わることができるのが日本です。
そして変わるためには、単に現状への不平不満だけでなく、日本が目指すべき理想が必要です。

その理想とは、「安全で安心して暮らすことができる豊かな日本」にあることは、論を待たないと思います。
日本は、世界で唯一、それを実現してきた実績を持つ国です。
もちろん、江戸の昔と現代日本では、情況は大きく違っています。
けれど、我々日本人が、真面目に「安全安心豊かさ」を求めことで、日本は必ずそういう国を実現できます。

ピンチはチャンスです。


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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
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昭和31年1月生まれ
国司啓蒙家
静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。
ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。
他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年 真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり。

《著書》 日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、『庶民の日本史』、『金融経済の裏側』、『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』その他執筆多数。

《動画》 「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

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