○最新刊 4月11日発売『縄文文明』 1万4千年の平和と繁栄、そして持続化社会を築いた縄文文明論 4月8日発売 『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』 日本の歴史にはモブキャラなんていない!すべての日本人必読の日本人偉人伝の嚆矢 ○新刊『金融経済の裏側』 世界の裏側で起こっていることの本質を歴史から考える ○新刊『庶民の日本史』 日本の歴史は庶民が作ってきた!目からウロコの大作 ○『日本建国史』 学校で教えない日本建国の歴史をわかりやすく解説
|
アルカディアとは、桃源郷・理想郷のことを言います。 そして理想郷というのは、神が作るものでもなければ、特別な英雄が築くものでもありません。 どこまでも民衆が築くものです。 |

画像出所=https://amzn.to/34TUUB3
(画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)
人気ブログランキング応援クリックは
←こちらから。いつもありがとうございます。
歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに 小名木善行です。
!!最新刊!! 『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』の「もくじ」のご紹介をしてみたいと思います。
***
『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』
【もくじ】
はじめに
助け合いを国の形にした初代天皇 神武天皇
東亜社会全域からの尊敬を集めた聖帝 仁徳天皇
日本を救った古代の英雄 大伴部博麻
皇居に銅像が置かれている唯一の文官 和気清麻呂
文化の力で平和を取り戻そうとした歌人 藤原定家
歴史を通じて愛され続けた女性 静御前
元の大帝国に敢然と立ち向かった男 北条時宗
世界的大帝国に立ち向かった男 豊臣秀吉
来世を願い夫に殉じた戦国武将の妻 武田勝頼の妻
大坂夏の陣で散った懐深き若き猛将 木村長門守重成
命にかえて民を支えたお代官 福井文右衛門
逆境にあっても矜持を持ち続けた女性 野中婉子
職業に貴賤はないとした儒学者 松崎慊堂
幕末の指導者のバイブルを書いた昌平黌塾頭 佐藤一斉
明治以降の日本を築くきっかけを作った農政家 二宮尊徳
民衆のために立ちあがった義人 大塩平八郎
教育第一主義を唱え鉄の意思で実現させた男 小林虎三郎
多くの逸材を生んだ不世出の教育者 吉田松陰
進取の気鋭するどい幕末の風雲児 坂本龍馬
会津の教えを体現した女性たち 中野竹子と瓜生岩子
西郷隆盛の再来と言われた男 大山巌
世界の陸戦史に残る名将 乃木希典
妻への愛と敬意を持ち続けた海軍大将 山本権兵衛
何度も死にかけて、生かされた男 鈴木貫太郎
看護婦の道を開いた十七歳の覚悟の人生 岩崎ユキ
二万のユダヤ人と北海道を救った将軍 樋口季一郎
異郷の地で愛を貫いた慰安婦 戸山昭子
北支と台湾を救った戦神 根本博陸軍中将
少年兵たちの姿を語り伝えた特攻隊員の母 鳥浜トメ
やすらけき世を祈った第一二四代天皇 昭和天皇
あとがき****
かつて大ベストセラーになった偉人伝の本に、内村鑑三の『代表的日本人』があります。
「武士道」「茶の本」と並んで、三大日本人論の一冊に数えられている本で、日本に留学する海外の人にとって、留学前に読む定番ともなっている本です。
この本で内村鑑三が紹介した日本人は、西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮の5名です。
その5名の生い立ちから生き様を通じて、日本人とは何かを考察しています。
筋を通すこと、いかなるときにも信念を曲げないこと、人々のために正しく生きること。
内村鑑三は、それこそが日本人であると考えたようです。
しかし私は、いわゆる「歴史上の人物」として名前があがる偉大な個性を描くだけではなく、万葉集と同じで、一介の庶民の生き様も、偉人伝に加えるべきと思いました。
日本は、偉大な英雄豪傑が活躍することで歴史が紡がれた国ではありません。
高い民度を持つ庶民が誠実に生きることで歴史が紡がれた国です。
そうであれば、政治家でも将軍でも貴族や高官でもない、一般の庶民の誠実も、やはり偉人として記述すべきであると思ったわけです。
いま、U国の紛争が話題になっていますが、結局の所、この紛争も、一部の大金持ちがもっと稼ごうとして、政府の要人を動かして起こした紛争です。
誰もが早期解決を望んでいますが、長期化したほうが儲かる人たちもいるわけです。
そしてそのために多くの庶民が、また犠牲になる。
それではいけないと思うのです。
庶民こそが主役。
世界中、誰だって「自分が主役」の人生を生きているのです。
本来なら政治は、人々の人生が豊かで安全で安心なものになるために存在するものです。
それが一部の人達の利権のための政治になるところに、戦争があります。
犠牲になるのは、いつの時代も、兵士となる若い男子であり、空爆を受けて命を奪われる女子供や老人たちです。
防衛力は大事です。
絶対に自国が外国によって蹂躙されることがないよう、万全の備えをしておくことは重要です。
また、かつての弾正台のように、不条理を許さないために力を振るうセクションも必要です。
しかし、戦争はいけない。
断じていけない。
強ければ、人を殴っても良いということはないのです。
だから日本刀には「鞘(さや)」がある。
人もまた同じです。
強さがやさしさに達しなければならない。
そのやさしさとは、人々への限りない愛です。
だから日本では、個より、公を優先してきました。
その「公」に「民」の字を付けると「公民」です。
いまでは「こうみん」としか読みませんが、昔はこれで「おほみたから」と読みました。
国家のいちばん大切なたからもの、それが民衆だというのが、日本古来の考え方です。
そして日本は、どこまでも民衆が主役の国を築いてきたのです。
明治のはじめに来日したイザベラ・バードは、日本の農村を観て、
「アルカディア」と書いています。
アルカディアとは、桃源郷・理想郷のことを言います。
そして理想郷というのは、神が作るものでもなければ、特別な英雄が築くものでもありません。
どこまでも民衆が築くものです。
たいせつなのは、どこまでも庶民であることを、子たちがこの本を通じて知ってくれたらと思います。
(もちろん大人が読んでも、泣けるし、おもしろいし、感動していただける本です)
日本をかっこよく!
お読みいただき、ありがとうございました。
YOUTUBE
日本の心をつたえる会チャンネルむすび大学チャンネル
人気ブログランキング↑ ↑
いつも応援クリックありがとうございます。
講演や動画、記事などで有償で活用される場合は、メールでお申し出ください。info@musubi-ac.com『ねずさんのひとりごとメールマガジン』 登録会員募集中 ¥864(税込)/月 初月無料! |
東京倭塾開催日程 第89回倭塾 2/23 1300-1600 タワーホール船堀 4F 401室 第90回倭塾 3/13 1300-1630 富岡八幡宮婚儀殿2F 第91回倭塾 4/10 1300-1630 富岡八幡宮婚儀殿2F 第92回倭塾 5/21 1300-1630 富岡八幡宮婚儀殿2F 第93回倭塾 6/12 1300-1630 富岡八幡宮婚儀殿2F 第94回倭塾 7/17 1300-1630 富岡八幡宮婚儀殿2F いずれも 開場 13:00 開会 13:30 終了 16:00 です。 |
コメント
KI
2022/03/16 URL 編集