神武天皇(『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』より)



○最新刊
4月11日発売縄文文明』 1万4千年の平和と繁栄、そして持続化社会を築いた縄文文明論
4月8日発売 子供たちに伝えたい 美しき日本人たち
 日本の歴史にはモブキャラなんていない!すべての日本人必読の日本人偉人伝の嚆矢
○新刊『金融経済の裏側』 世界の裏側で起こっていることの本質を歴史から考える
○新刊庶民の日本史 日本の歴史は庶民が作ってきた!目からウロコの大作
日本建国史 学校で教えない日本建国の歴史をわかりやすく解説



フォントも大きくて読みやすく、また挿絵やマンガも豊富なので、小学校高学年から大人までお楽しみいただける本になっています。
読者の方は、きっとこの本でご紹介した偉人の人生を読んで、涙を流したり、あるいは今を生きる勇気をいただいたりすることでしょう。

20220325 神武天皇



人気ブログランキング
応援クリックこちらから。いつもありがとうございます。

歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
小名木善行です。

!!最新刊!!
   

4月8日に、新刊『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』が発売されます。
現在、Amazonで予約することができます。

この本は、マンガと文で紹介する偉人伝です。
偉人伝というと、歴史上の有名人ばかりをあつかうもの、と相場が決まっていますが、我が国は庶民文化の国です。
一般庶民が、高度な民度を持って歴史を紡いできたという歴史を持ちます。
そこで本書は、一般の偉人伝と異なり、名もない一庶民をも多く扱っています。
これこそが、日本の偉人伝です。

もちろん、歴史上のポイントとなる人物も、しっかり掲載しています。
上にある絵は、最初にご登壇いただいた、神武天皇のページです。
クリックすると拡大してご覧いただくことができます。

フォントも大きくて読みやすく、また挿絵やマンガも豊富なので、小学校高学年から大人までお楽しみいただける本になっています。
読者の方は、きっとこの本でご紹介した偉人の人生を読んで、涙を流したり、あるいは今を生きる勇気をいただいたりすることでしょう。

最初の神武天皇の段の原稿です。

***********

一 助け合いを国の形に・・・神武天皇


「この国は天然の災害が多い。けれどそれが神様から授かった国だ。だから、いざという時に備えて、大きな米倉(こめぐら)をつくり、これを『みやこ(御屋蔵)』と名付けよう。 そうすることで四方八方に住む人々が、大きなひとつ屋根の下に暮らす家族となり、互いに助け合って生きていく。そういう国をつくろうではないか」
 
 今からおよそ二八〇〇年前のことです。そう言って国を建国された天皇がおいでになりました。それが初代天皇であられます神武天皇です。世界中にたくさんの国がありますが、思いやりと助け合いのために生まれた国家というのは、歴史上も、現在の地理上も、世界でただひとつ、日本だけです。

 そういうことを今の日本の学校は教えません。世界中どこの国であっても、国がある以上、必ずその国には建国の歴史があり、その歴史は、これまた必ず学校で教えられ、国民の常識になります。日本だけがそれをしない。
 日本は世界で一番長くて古い歴史を持つ国です。世界に今ある国の中で、二番目に古い歴史を持つ国がデンマークの千年です。三番目が英国の九百年。米国は建国からまだおよそ二五〇年の歴史しかありません。中共(中華人民共和国)はわずか七〇年あまり。韓国も同じです。
 そこでまずはじめに、日本の建国について、みなさまとともに学んでみたいと思います。

 今から二七〇〇年ほど昔、九州の宮崎に、天(あま)照(てらす)大御神(おおみかみ)のお孫さんの、さらに孫(これを玄孫といいます)が吸収の宮崎で暮らしていました。名前を神(かむ)倭(やまと)伊(い)波(わ)礼(れ)毘(ひ)古(この)命(みこと)と言いました。その方のもとに、ある日、塩土老翁(しおつちのおきな)というおじさん(古語で塩は海のこと、土は陸のことを意味します。塩土老翁は、海陸の情報通のおじさんといった意味になります)がやってきました。

***

本の方では、お話はまだまだ続きます。
というか、ここからが本番です(笑)

本書は、いわゆる日本人の偉人伝ですが、やはりその最初に描くべきは初代神武天皇であろうと思いました。

日本という国があるということは、当然のことながら「建国」があったということです。
そして建国の理念は、必ずその国の方向性を決定づけます。
これは、企業における創業理念が、その企業の原点となることと同じことです。

もっというなら、自分の人生をいかようにするかは、年齢に関わりなく、自分の人生の出発点をどこに置くのかによって決まるといえます。

人生の始まりは、もちろん生まれた時です。
けれど、生きるための原点となる理念は、出生時ではありません。
自分が、「こう生きる」と決めたとき、その出発点が、人生の理念であり、原点となります。

近年は、その原点を、ただ「儲けたい」と考える拝金教の信者が増えているといわれています。
もちろんなかには、幼年時代の貧しさから、拝金主義を理念とする人もあることでしょう。
けれど多くの人は、そこを原点としない。

米国では、(というより、米国の保守の人)たちが、近年、人生の原点としていることは、家族です。
妻を、夫を生涯愛すると教会で誓ったその日から、生まれ、成人する子供たちをふくめて、家族への愛を人生の原点とする、また、誓った場所である教会を大切にする。寅さん支持層に多いタイプです。

日本では、ボランティアなどに付く多くの人が、「人の役にたちたい」という原点を持っています。
ここでいう「人」には、もちろん家族が含まれますが、それ以上に、日本全体を家族とする、つまり日本中がみんな家族なのだから、その家族のために働きたい、生きたいという人が数多くあります。

それが日本の建国精神です。

そうであれば、日本の建国精神や建国理念を学び、また建国の経緯を知っておくことは、これは日本人として不可欠な要素であるといえます。

是非、本編をお手にとってお読みいただければと思います。

子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』は、4月8日発売、現在、書店、通販等で、予約受付中です。


日本をかっこよく!
お読みいただき、ありがとうございました。
YOUTUBE
日本の心をつたえる会チャンネル
むすび大学チャンネル


人気ブログランキング
↑ ↑
いつも応援クリックありがとうございます。

講演や動画、記事などで有償で活用される場合は、メールでお申し出ください。
info@musubi-ac.com

『ねずさんのひとりごとメールマガジン』
登録会員募集中 ¥864(税込)/月  初月無料!


東京倭塾開催日程
第91回倭塾 4/10 1300-1630 富岡八幡宮婚儀殿2F
第92回倭塾 5/21 1300-1630 富岡八幡宮婚儀殿2F
第93回倭塾 6/12 1300-1630 富岡八幡宮婚儀殿2F
第94回倭塾 7/17 1300-1630 富岡八幡宮婚儀殿2F
いずれも
開場 13:00
開会 13:30
終了 16:00
です。


                  
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
\  SNSでみんなに教えよう! /
\  ねずさんのひとりごとの最新記事が届くよ! /

あわせて読みたい

こちらもオススメ

コメント

非公開コメント

検索フォーム

ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年1月生まれ
国司啓蒙家
静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。
ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。
他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年 真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり。

《著書》 日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、『庶民の日本史』、『金融経済の裏側』、『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』その他執筆多数。

《動画》 「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

講演のご依頼について

最低3週間程度の余裕をもって、以下のアドレスからメールでお申し込みください。
むすび大学事務局
E-mail info@musubi-ac.com
電話 072-807-7567
○受付時間 
9:00~12:00
15:00~19:00
定休日  木曜日

スポンサードリンク

カレンダー

05 | 2023/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最新記事

*引用・転載・コメントについて

ブログ、SNS、ツイッター、動画や印刷物作成など、多数に公開するに際しては、必ず、当ブログからの転載であること、および記事のURLを付してくださいますようお願いします。
またいただきましたコメントはすべて読ませていただいていますが、個別のご回答は一切しておりません。あしからずご了承ください。

スポンサードリンク

月別アーカイブ

ねずさん(小名木善行)著書

ねずさんメルマガ

ご購読は↓コチラ↓から
ねずブロメルマガ

スポンサードリンク

コメントをくださる皆様へ

基本的にご意見は尊重し、削除も最低限にとどめますが、コメントは互いに尊敬と互譲の心をもってお願いします。汚い言葉遣いや他の人を揶揄するようなコメント、並びに他人への誹謗中傷にあたるコメント、および名無しコメントは、削除しますのであしからず。

スポンサードリンク