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何も難しいことを申し上げているのではありません。
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20220404 ウクライナ
画像出所=https://news.yahoo.co.jp/articles/300222973a5aba64a696bb29f12157c07ac2b6b7
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小名木善行です。

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すこしメディアのお話をします。

ついこの間までは、テレビをつければ567や枠珍の話ばかりでした。
昨今では、とにもかくにもロシア・ウクライナのことばかりです。
(もっとも国対国のドンパチでありながら、なぜか紛争と呼ばれていますが)

そして番組には、必ずといってよいほど、コメンテーターや専門家が登場します。
大手メディアに登場するくらいですから、さぞかし名のある立派な先生方であろうと思います。

そして口を揃えて、ロシアが悪いを連発します。
言いたいことは、ウクライナが善、ロシアが悪であるかのようです。

一方、大手メディア以外の情報発信の場では、ロシア贔屓の意見も多数存在しています。
そこではロシアが善、ウクライナが悪であるかのようです。

意見ですから、何を言おうが勝手といわれてしまえばそれまでですが、
ひとついえることは、ここで日本が、どれだけロシアの肩を持とうが、ウクライナの肩を持とうが、彼らが日本のために何か行動してくれるということは、「決してない」ということです。

それぞれの国は、皆、自分の国の国益のために行動しています。
それは、場合によっては、トップ層の一部の人たちの個人的利益のためであったりもします。
そしてその利益のためには、戦争も、武力行使も辞さず、というのが世界の現実であり常識です。
間違いないことは、日本のためにやっているのではないのです。

ロシアウクライナ紛争は日本の国益のために行われているのでしょうか。
評論家であるならば、識者であるならば、専門家、あるいはテレビのコメンテーターであるならば、そして日本人ならば、日本の国益のことを一番に心配しなけれならないはずです。

筆者は、ロシア、ウクライナ、どちらの肩を持つものではありません。
しかし、ウクライナを持ち上げて、日本がロシアとの関係を悪化させたあと、中凶が南シナ海から台湾へと軍事的影響力を伸ばし、日本に中東からの石油が入ってこなくなったら、日本はどうするのでしょうか。

その場合、最も確実な日本の生き残りの方法は、ロシアから石油を買うことですが、そのロシアとの関係が悪化し、さらに中凶によって南シナ海からフィリピン海にかけての海洋エリアが封鎖された場合、日本には1滴の石油も入ってこなくなります。
石油がなければ、日本の経済は壊滅です。
当然、円も紙切れです。

そうならないために、中凶と戦争するのですか?
間違ってもらっては困ります。
戦争が起こらないように、国民の生命が奪われないように事前に手を打っていくのが政治の役割です。
またそのように誘導するのが、批評家の役割でしょうし、国民の役割です。
なぜなら自分たちの生活どころか、命がかかっているからです。

評論家が個人的にウクライナの肩を持つのは勝手ですが、それによって日本の国益が脅かされる事態をいかに防ぐのかという議論が、本来であれば必要でしょうし、またメディアの電波に乗らなければならないことです。
すくなくとも、ロシアやウクライナのトップが、日本の国益のために、いまこの瞬間、行動してくれることはないのです。

何も難しいことを申し上げているのではありません。
日本のメディアなら、日本の学識者なら、日本の国益を、まずは優先して考えろ、と申し上げているだけです。


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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
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昭和31年1月生まれ
国司啓蒙家
静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。
ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。
他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年 真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり。

《著書》 日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、『庶民の日本史』、『金融経済の裏側』、『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』その他執筆多数。

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