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我が国の文化は、わずか数百年の底の浅い文化ではありません。 1万7千年前の縄文の昔からずっと続いてきた文化であり、そのエッセンスです。
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歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに 小名木善行です。
!!最新刊!! 記紀では、神代において、自分のことを「吾(あ)」、相手のことを「汝(な)」と呼びます。
「吾(あ)」は、上を向いて「あ」と発声したらわかりますが、内側から出て広大な宇宙とつながる音です。
「あ」の身には、広大な宇宙とつながる「霊(ひ)」が備わっています。
ですから「あ(自分)」は、単に自分を意味する一人称ではなく、自分のなかにある広大な神聖を意味します。
二人称である「汝(な)」は、「核となる重要なもの」を意味します。
たとえば「なら(奈良)」は、「神聖な(な)、場所(ら)」です。
だから、「なら」は「みやこ」です。
ちなみに「みやこ」の「み」は敬いを表す接頭語、「や」は「屋根のある建物」、「こ」は「米蔵」のことですから、「みやこ」は人々の生活に欠かせないお米を貯蔵し、いざ災害というときに、被災地の人たちが飢えに苦しむことがないように、しっかりと面倒を見るたいせつな場所を意味します。
このあたりが、単に王の御在所を言う「Capital」と異なるところです。
「Capital」の語源は「頭(caput)」で、要するに一番えらい人がいる場所を言うだけです。
日本の文化は、王侯貴族が主役ではなく、どこまでも庶民が主役です。
ですから庶民が豊かに安心して安全に暮らすことができるように努めるのが臣(おみ)の勤めです。
「臣(おみ)」は、「御身(おみ)」ですから、人々の身を守るのが役割です。
庶民の霊(ひ)を守るのは、天につながる天子様のお役目です。
庶民が感謝を捧げることで、皇臣民がすべてつながります。
その「あ」が、相手に向かって、「汝(な)は誰(たれ)そ」と問うとき、それは単に「あなたは誰ですか?」と聞いているのではありません。
神聖で広大な霊(ひ)を持つ「吾(あ)」が、相手を神聖なるものと認め、名を問うています。
それが「なはたれそ」です。
相手の神聖を認めているのです。
「あ(自分)」と「な(相手)」が一緒になると、「わ(和・輪)」となります。
簡単に図式化したら、
「あ」+「な」=「わ」
です。
「わ」は、たくさんあって、ひとつのものです。
ですから、海の波は「わ」です。
海の大神の名は「わたつみ(和多都美)の大神」です。
また日本書紀ですと、イザナギの別名が「あわなぎ(阿和那伎)」です。
いまあるたくさんの神聖な「あ」たちのおおもとだから、「あわ」です。
一点から生じて、無限のあわとなるわけです。
私たち後世を生きる、つまりイザナギ以降に生まれたすべての人々のおおもとが「あわなぎ」です。
最新の物理学の世界では、並行宇宙(パラレルワールド)なるものが、まるで泡立つように無限にこの世界に存在し、素粒子はその泡のひとつから、別の泡へと移動することができる、と説明されているのだそうです。
そうした最新の物理学の理論と同じことを、古事記も日本書紀も、「あわ」という一字一音一義の大和言葉で表現していたのかもしれません。
「あわなぎ(阿和那伎)」の「あわな」は、「あ」と「な」がつながって「わ」となっているさまです。
「き(ぎ)」は、神聖なエネルギーです。
つまりイザナギの別名である「あわなぎ」は、
「神聖(あ)と神聖(な)との和(わ)を結ぶ神聖なエネルギー(き)」です。
私たちと神々とをつなぐ御存在だということです。
ちなみにこれが「イザナギ」ですと、
「イ」 伝える
「サ」 おだやか
「ナ」 神聖な
「キ」 エネルギー
となり、神々の神聖でおだやかなエネルギーを伝える存在といった意味になります。
イザナミですと、「み」が「身」ですから、神々から授かった神聖でおだやかな身を、後世に伝える存在という意味になります。
我が国の文化は、わずか数百年の底の浅い文化ではありません。
1万7千年前の縄文の昔からずっと続いてきた文化であり、そのエッセンスです。
日本をかっこよく!
お読みいただき、ありがとうございました。
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