内側から照らす



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日本建国史 学校で教えない日本建国の歴史をわかりやすく解説


人間に許された唯一の栄誉は、思考をすることを許されたことです。
一昔前までは、戦争反対と大声を上げているだけで、なんとなく平和に貢献しているような気分に浸れもしました。
けれど、いくら戦争に反対しても、現実に戦争が起きることは、戦後の80年を振り返るまでもなく、誰もが知る現実です。
そうであるなら、一度戦争があるという現実を肯定し、その上で、「ではどうするか」をしっかりと考え、行動する。
そういうことが政治に求められる時代にはいってきています。
そしてその際、我々日本人が、最も主張すべきは、「誰の心のなかにも太陽がある」ということです。
それが日本人の、上古の昔からの根本思想であり、日本人が悠久の大義としてきたものです。

20220417 天照大御神
画像出所=https://spirituabreath.com/amaterasuoumikami-tanjyoubi-100338.html
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歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
小名木善行です。

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いまの政治は、過去の流れの中に埋没してしまっていると言われています。
国家国民のために何をしたらよいのかわからずに、政治家が自分のために行動する。
メディアも同じです。
国民もまた、過去のせいにして、日常に埋没しています。
そして、日本人が必死で働く富は、まるごと海外に流出しています。

そうした現実を前に、いま私たちがすべきことは、今起きていることを人のせいにすることではないと思います。
私達自身が、過去を、現代を、学び、そこから考え、未来のために行動を起こすことです。

このように申し上げると、自分ひとりの力ではどうしようもない、という人がいます。
違います。
ひとりにできることは、一隅を照らすことです。
けれど、百人が、千人が、万人が、そして何百万の人たちが、一隅を照らし、照らし続けることで、日本は変わります。世界も変わります。

日本書紀は、天照大神を次のように記しています。
「光華明彩(ひかりうるはしく)、上下四方を内側から照らし徹(とお)す神」です。

天照大神は、太陽神であるといわれます。
太陽は天空に輝き、全てを照らします。
けれど、日本書紀は、そんな天照大神が「内側から上下四方を照らし徹(とお)す神」であると書いています。

天空から照らすだけではないのです。
ひとりひとりの心の内に、天照大神がおわし、そんなひとりひとりの心の中に、上下四方を照らす天照大神のお力が備わっている、と書いているのです。

誰の心にも、天照大神がおわされる。
その心の中の天照大神に目覚ていただく人が、ひとり、またひとりと生まれることによって、世界が照らし徹(とお)されるのです。

過去から現在へ、現在から未来へ。
だから過去によって未来が決まる、というのは三段論法の詭弁(きべん)です。

過去はすでに去ったのです。
我々は、現在の問題から、新たに立ち上がるのです。
それが良い未来を招く、唯一の道です。

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さて、ここからメルマガは、いよいよ本題に入っていくのですが、せっかくなのでブログ用に、すこし追加します。

仏教では「誰の心のなかにも仏性がある」と説きます。
同様に古事記・日本書紀は、誰の心の中にも「内側から光る太陽がある」と説いています。

だからこそ、ひとりひとりを大切にするのです。

露助と鵜句羅の紛争があります。
武器や兵器が用いられたこの紛争で、一般人に多くの犠牲が出ています。
第一次世界大戦以降、戦争の形は、武器を持たない一般人の大量虐殺に変わりました。
第二次世界大戦では、都市部への空襲の他、一般人に原爆まで使って大量虐殺が行われました。

それぞれの国に主張があり、人類の歴史が戦争の歴史であって、戦争そのものが人類社会から消えてなくなることがないなら、我々日本人が最も主張すべきは、「無辜の一般人に犠牲を出してはならない」というところにあります。
戦争は、当事国は、どちらの陣営にあっても、正義のために戦っているのですから、これを防ぐことは(防ぐために最大限の努力は必要ですが)、現実的に困難です。

「世界に平和を」と言えば聞こえは良いですが、現実には「世界に平和を」と言いながら両陣営とも戦争をしています。
ならば、百歩譲って、戦争そのものについて、我々日本人は、どちらの主張が正しいかは問わない。
けれど日本は、どこまでも庶民の命が犠牲になることに対しては、全力をあげて、世界に向けて「NO」を唱え続けなければなりません。

同時に日本は、日本の庶民の命が、ただのひとりでも政治的主張のための戦闘で犠牲になるのなら、それに対しては全力をあげて戦うことができる国にならなければなりません。
それが日本人にとっての「強い」ということの意味です。
そして日本は、そのためにこそ、世界最強の防衛力を持った国であり続けなければなりません。

現実に、日本の技術は、もしかすると核弾頭さえも無力化することができる超音速ミサイルの開発にも成功しています。
世界最先端です。
けれど、その日本の技術は、スパイによって流出し、いまや世界の大国が、それぞれ勝手に自作するようになっています。
それは、戦争を防ぐことになっているのでしょうか。

人間に許された唯一の栄誉は、思考をすることを許されたことです。
一昔前までは、戦争反対と大声を上げているだけで、なんとなく平和に貢献しているような気分に浸れもしました。
けれど、いくら戦争に反対しても、現実に戦争が起きることは、戦後の80年を振り返るまでもなく、誰もが知る現実です。

そうであるなら、一度戦争があるという現実を肯定し、その上で、「ではどうするか」をしっかりと考え、行動する。
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そしてその際、我々日本人が、最も主張すべきは、「誰の心のなかにも太陽がある」ということです。
それが日本人の、上古の昔からの根本思想であり、日本人が悠久の大義としてきたものです。



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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
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昭和31年1月生まれ
国司啓蒙家
静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。
ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。
他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年 真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり。

《著書》 日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、『庶民の日本史』、『金融経済の裏側』、『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』その他執筆多数。

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