※次回の倭塾は5月21日(土)13時半から富岡八幡宮・婚儀殿2Fです。 https://www.facebook.com/events/1562897727462643歴史は科学です。 どこまでも事実に基づき、それを論理的矛盾がないように事実関係を再構築する。 それは、実は、犯罪捜査とよく似ています。
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画像出所=https://www.telasa.jp/series/11029
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歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに 小名木善行です。
!!最新刊!! 高層マンションの脇で遺体が見つかった。
骨折の様子からビルの屋上からの落下による死亡であることが確認されたが、遺体現場の血痕はあまりに量が少ない。
また、遺体の落下位置が、建物から離れすぎている。
当初は自殺と見られたが、遺体の衣類に付着している微物には、屋上の修復現場に用いられるコンクリート粉が検出されたが、そのビルで同種のコンクリートは用いられていない。
また、死亡推定時刻には、遺体のあった位置のすぐ脇にトラックが停められていた。
以上の状況から捜査を進めたところ、遺体は屋上の修復中の別なビルから落下したものであり、その屋上から遺体の血液と、別な人物の血痕が見つかり、言い争いから被害者は屋上から下に停めてあったトラックの荷台の上に落下し、配達中の運転手は、遺体を乗せたまま当該マンションまで移動し、カーブのところで遺体が荷台から落下したことがわかった・・・なんて、よく刑事ドラマなどで描かれたりします。
「科捜研の女」というドラマは、高視聴率番組だったのに、最近打ち切りになったのだそうで、たいへんにもったいないことだと思うのですが、TERASAという動画配信サービスで、過去の番組を見ることができます。
自分は、テレビはあまり観ないので、番組では観たことがなかったのですが、過去番組をそのサービスで視聴するようになり、たいへんおもしろい、よくできた番組と感じるようになりました。
というのは、その事実が指し示す真実が別に解明された事実と異なるときに、その矛盾点がなくなるように努力して微細な事実から真実を解明する、そんなストーリーだからです。
あの人が犯人だと、誰か権威や権限のある人が言っているというのは関係ないのです。
どこまでも証拠となるものの「すべて」が合理的かつ論理的に「つながった」とき、そこに真実がある。
そういうことを、毎度、ドラマの中で明確に主張しているからです。
これは歴史に対する態度にも共通することであろうと思います。
どこかの教科書に書いてあるとか、どこかの大学教授が本に書いているとかは、歴史の解明に意味を持たないのです。
そうではなく、どこまでも事実にのみ焦点を当てていく。
すると、これまで言われてきた定説とは、まったく別な歴史の姿が浮き彫りになることがあります。
我が国における歴史学も、もともとはそういうものであったのですが、戦後、GHQの公職追放以後、反日的な解釈を(事実を無視して)歴史に適用することで、大学教授のポストを得る、あるいは出版社として一定の社会的地位を得るといったことが行われた結果、何かを主張するときには、なぜか必ず、誰のどの本に書かれていることであったのかを明確にしなければ、論にならないという、おかしな習慣が常識化しました。
一方において、焚書が行われ、一方において、反日的な本に関しては、それを書証にした論文でなければ意味を持たないとされたわけです。
それでまともな論説が生まれるはずがありません。
歴史は科学です。
どこまでも事実に基づき、それを論理的矛盾がないように事実関係を再構築する。
それは、実は、犯罪捜査とよく似ています。
日本をかっこよく!
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2022/05/22 URL 編集