※次回の倭塾は本日5月21日(土)13時半から富岡八幡宮・婚儀殿2Fです。 https://www.facebook.com/events/1562897727462643
画像出所=https://www.mozaweb.com/ja/Extra-3D-QiuTi_TiJi_ShiYan-129690
(画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
画像は単なるイメージで本編とは関係のないものです。)これからの時代は、情報化の進展によってあらゆるものが大きく変化していきます。
そのキーワードとなるものが、
1「強制型社会」から「共生型社会」へ
2「パワーの時代」から「クレジットの時代」へ
の2つです。
細かな説明は必要ないと思います。
そしてこの2つの流れは同じものです。
「強制型社会」というのは、別な言い方をすれば、ピラミッド型の社会構造です。
平面上の三角形が、ピラミッド型社会を象徴します。
頂点にあるのが、トップです。
そして下に行くほど、人数が増えます。
トップ同士の考え方が対立した場合、三角形同士が重なり合うように衝突が行われます。
この場合、トップ同士が戦闘になることはなく、三角形の底辺だけがぶつかり合います。
これが戦争の常態です。
犠牲になるのは、いつも末端だけです。
そして衝突は、相手の三角形が叩き潰されるまで続きます。
露とウクの戦いも同じです。
トップ同士が直接殴り合いの喧嘩をすることは、まずありません。
戦うのは、いつも末端の兵士であり、犠牲になるのは一般の民衆です。
国であれ会社であれ団体であれ、本来、組織は末端の人々が豊かに安全に安心して暮らせるためにあります。
にも関わらず組織が衝突するときには、その末端の人達が犠牲になる。
これは本来、あってはならないことです。
では、そんなピラミッド構造を持つ組織同士が衝突しないで住む方法はあるのでしょうか。
あります。
それが球体です。
球体は中心があり、その表面には、三角形を筐体の表面積分、いくらでも貼り付けることができます。
つまり全体が球体になることによって、すべての主張を持つ三角形が、互いに共存できるのです。
これが「共生型社会」です。
二次元の平面上だけで物事を考えるのではなく、三次元の立体構造で考える。
これがアセンション(次元上昇)です。
いま、世界で起きていることは、「パワーの時代」から「クレジットの時代」へのシフトです。
もちろん「パワーの時代」に固執する人たちもいます。
世界を支配しようとする人たちの行動が、それです。
日本の社会というのは、中心核に天皇をいただき、臣民のひとりひとりがその球体の表面上に存在するという形でした。
これをシラス統治といい、これによってすくなくとも1300年以上の長きに渡って、誰もが中庸なる生活ができるような構造をしていました。
ところが明治維新以後、日本に導入された西洋型社会は、18世紀にようやく誕生したシステムです。
そのシステムにあるものは、極論すれば、
極端な個人主義と、
極端な世界主義であって、
中間にある国家を否定するもの
でした。
国を家族と考えるのではなく、国は王が支配するものであり、その王の支配を逃れようとする個人を、これまた極端に尊重するというシステムです。
そうしたシステムを強制するために行われたのが、力による支配でした。
そして力とは、主に軍事力でしたから、衝突すれば、それは軍事力の衝突、つまり大量破壊と殺戮であったわけです。
これが20世紀に起きた現実です。
しかし21世紀になり、世界は力よりも、注文通りの製品がちゃんと作れることや、ちゃんと約束通り代金が支払われるといった、あたりまえの常識が重視されるようになってきています。
これは、パワーの時代から、信用を重んじるクレジットの時代に変わってきている、ということです。
かつては、相手に言うことを聞かせるためには、武力で脅かすしかありませんでした。
しかし情報化社会の進展は、約束を守らなければ、信用を失ない、信用を失えば、世界中から制裁を受けるというように変化してきています。
おそらくこの傾向は、今後ますます強くなるし、世界中の言語がクラウド化されたコンピューターによって、リアルタイムに母国語に正確に変換されるようになると、世界中の言論に誰もが容易にアクセスできるようになります。言葉の壁がなくなるのです。
これは、新しい時代を生みます。
そしてクレジット(信用)という面において、世界で最も進化した国柄を持つのが日本であり、日本人です。
つまりこれからの時代、日本の果たすべき役割は、とてつもなく大きくなる、ということです。
いま、30年の不況に甘んじているときではないのです。
30年不況が続いたなら、日本はこれから300年、3000年の好況へとシフトしなければならないのです。
日本をかっこよく!
お読みいただき、ありがとうございました。
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