ススキとセイタカアワダチソウのお話



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毎年この時期に掲載しているススキとセイタカアワダチソウのお話。
今年もまたオリジナルの書き下ろしです。

20221022 ススキとセイタカアワダチソウ
画像出所=https://blog.goo.ne.jp/yonyonsama7/e/1b2a7c365d825159455338144453362f
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小名木善行です。

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ねずブロを始めたのが2008年6月のことで、このFC2ブログに引っ越してきたのがその年の9月です。
以来、毎年この「ススキとセイタカアワダチソウのお話」をこの時期に掲載しています。
かれこれ14年目14回目の記事掲載になります(笑)。

14年前には、本当にセイタカアワダチソウの毒々しい山吹色が野山を席巻していました。
セイタカアワダチソウは、戦後に米国から渡ってきた外来種で、もともと北米の痩せて乾燥した大地で繁殖していたキク科の植物です。
環境適合の結果、乾燥して地味の痩せた土地で、他の植物を駆逐して繁殖するという進化を遂げてきた植物ですから、極めて排他性が強く、他の植物の生育圏を席巻して密生し、根から毒物を流して他の植物を枯らしてしまうという、ある意味、排他独善的な植物として進化してきました。

とにかく自分たちだけが繁栄できれば良いという植物ですから、「郷に入って郷に入らず」。
日本にやってきたセイタカアワダチソウは、日本の野山の他の在来種を駆逐し、日本中の野山を、あの毒々しい山吹色で席巻していったのです。

ですから、30年ほど前になるかなあ。
この時期に朝の通勤電車に乗っていると、川の土手などは、もう真っ黄色。
ほぼ完全に他の植物がやられてしまって、日本の秋はセイタカアワダチソウだらけになっていました。

実は、いまから50年ほど前のことになりますが、ある民間の植物学者が、このことを当時の日本政府に警告したのです。
外来種であるセイタカアワダチソウを駆除しないと、日本の野山の秋の草花は、全部枯れさせられてしまう。
日本の秋は、セイタカアワダチソウだらけになってしまうと。

ところが政府は何もしない。
困ったその植物学者は、かくなるうえは、未来の子どもたちに望みを託そうと、少年マガジンだったか、少年サンデーだったか、巻頭のカラーページで、特集を組んでもらって、セイタカアワダチソウの危険を訴えたのです。
マガジンか、サンデーか、そのどちらでその記事を読んだのかは、覚えていません。
けれど、その漫画週刊誌が、意外と真剣にその巻頭カラーページを作り込んでいて、当時中学生だった筆者も、
「へえ〜、外来種の植物によって、日本の植物生態系が破壊されてしまうということがあるんだ」と、当時、妙に感心したことを覚えています。

冒頭に申し上げましたように、セイタカアワダチソウは、土地の痩せた北米大陸にいてさえも猛烈な繁殖をすることができた植物です。
そんな植物が、地味の肥えた日本にやってくれば、まさにそれはこの世の天国です。
彼らが、野山を席巻してしまうのは、彼らにとっては、まさに極楽に来たようなものだったのです。

ある年セイタカアワダチソウの種が飛んできて、どこかの空き地にポツンと黄色い花を咲かる。
すると翌年には群生をはじめ、数年経つとその空き地は、密生したセイタカアワダチソウだけに覆われてしまう。
そんなことが、日本で繰り返されました。
セイタカアワダチソウは、もともとは高さ1メートルくらいの植物ですが、日本では、よほど土地が良かったのでしょう。
高さも4メートル近くにまで成長していきました。

おかげで、日本の秋といえば、彼岸花にコスモス、ハギやオギ、キンモクセイなどが中間色系の花を咲かせ、そんななかでイネ科のススキが土を耕す、なんてことが普通にあったのに、気がつけば日本中セイタカアワダチソウばかりになってしまっていました。

筆者などが小学生の頃には、秋には近所の空き地一面にコスモスが咲き乱れ、そのコスモスが冬になると枯れるので、その茎を弓矢の矢に仕立てて、手作りの弓を飛ばして遊ぶなんてことが普通にあったのですが、そんな空き地も、30年ほど前には、コスモスがいなくなって、全部セイタカアワダチソウばかりになってしまっていたわけです。

セイタカアワダチソウは、他の植物を排除するために、地中に毒を撒き散らします。
これにより、他の植物は無理やり枯れさせられ、また土中で暮らすミミズやモグラなども、その毒のために生活圏を奪われるといったことが起こります。

ですから、ちょうどそんな頃、海岸の岩場の近くの砂利道で、迷子のモグラを見たことがあります。
セイタカアワダチソウに野原を奪われ、砂利道にまで出てきていたのです。
砂利道にモグラの餌はありません。
ですからそのモグラは、おなかを空かせてガリガリに痩せていました。
それでも一生懸命砂利を掘っていました。
近くにはセイタカアワダチソウが群生していました。

セイタカアワダチソウは、先端の密集した黄色い花から、大量の種子を四方八方に飛ばします。
季節がかわって、ようやくセイタカアワダチソウの地上部分が枯れたと思っても、奴らは、地下の根茎から新らしい芽を湯水のように出しながら越冬します。
そして翌年になると、その地下茎の芽から続々と発芽し、空き地を我が物顔に占拠していきました。
さらにそこから飛んだ種子で近隣に領土を広げました。

セイタカアワダチソウに、他の草花との共生を図ろうなどという意思は微塵もないし、彼らは自分たちだけが生き残り、自分の子孫が繁殖できれば、それで良い。
彼らの繁殖のために、日本の在来種がどうなろうが知ったことではない。
そんなセイタカアワダチソウの様子は、かつて北米に800万人いたインデアンを駆逐してしまった白人にも似ていましたし、日本にやってきて日本人のような顔をして日本語を話す日本人でない人たちにもよく似ています。

日本にやってくる半島系や大陸系の人たちは、当初、日本人が馬鹿にしか見えないそうです。
たとえば日本人は電車に乗るとき、整然と並んで待っている。
そして降りる人たちがみんな降りてから、電車に乗り込み始める。

ところが並ばなくても、怒鳴られたり殴られたりする心配のない日本では、降りてくる人を押しのけて公然と横入りしても、誰も文句を言わない。
だから降りてくる人を押しのけて横入りして、先に席に座る。
誰も文句を言わないから、反日教育を受けた彼らは、日本人に復讐して天下をとったような快感にひたることができるのだそうです。

馬鹿な話ですが、馬鹿だと笑ってもいられません。
近年では、チャイナの方が物価も高く給料も良い。
彼らの目から見たら、日本はすでに後進国です。

ちなみに西暦2000年には、日本の経済力はチャイナの8倍ありました。
けれど、政治って怖いです。
2010年には、チャイナの経済は、日本の3倍になっていました。

近年ではチャイナは日本中の土地や建物を買い漁っています。
北海道で彼らが手に入れた土地の面積は、すでに静岡県の面積を超えました。
土地だけではありません。
昨今彼らが力を入れているのが、日本の葬祭場の買取です。
東京などは、すでに8割以上の民間斎場がチャイニーズの所有になっています。

もちろんそれは、これからの日本が、大量の高齢者がお亡くなりになられる時期に入ることを見込んでのことです。
我々日本人は、日頃からチャイニーズに頭を下げていないと、葬儀も出させてもらえないようになるのです。
おそろしいことです。

少々脱線しました。

セイタカアワダチソウは、大繁殖し、日本の野山を席巻しました。
ところが5〜7年前ころから、そんな強靭さと繁殖力を誇ったセイタカアワダチソウが、みるみるうちにその勢力を弱め始めたのです。

理由は極めてシンプルなものでした。
彼らは、日本の野山で土中に毒素を撒き散らして、他の植物を排除しました。
ところが日本はもともと地味が超えています。
ですから彼らは、ものすごくたくさん繁殖できただけでなく、土中に吐き出す毒素の量も増加したのです。

結果、彼らは自分たちが吐き出した毒素によって、自分たちが自滅するという状況になりました。

ところが一方で、セイタカアワダチソウの群生地内で、セイタカアワダチソウに土地を奪われながらも、地中でその根が、しっかりと耐え残っていた植物がありました。
それが日本の古るくからの在来種であるススキでした。

ススキはセイタカアワダチソウにその生息地を奪われながらも、じっと土中で耐え続けていたのです。
そしてセイタカアワダチソウの勢力が弱まると、再び日本の野山で群生をはじめたのです。

それだけではありません。
ススキは、土中にある根で、セイタカアワダチソウが撒き散らした毒素を分解し、土中に再びミミズやモグラが繁殖できるように土地を改良し、これにより、日本の野山に、再び、コスモスやハギやオギが戻ってくるようになったのです。

これによって、コスモスやナデシコなどの秋の植物が野や堤防の河川敷などに戻ってきました。
さりとてセイタカアワダチソウが絶滅したわけではありません。
ただ、全体の野の様子は、あたかもセイタカアワダチソウが日本という土壌で、日本の在来種との共存の道を選びだしたかのようでした。

セイタカアワダチソウの脅威に対して、日本の政治はまったく動こうとしませんでした。
結果として、セイタカアワダチソウは、根から出す大量の毒素のために、自分で自滅していきました。
そしてセイタカアワダチソウが撒いた毒素を消化しながら、再繁殖を始めた日本の在来種であるススキは、再び日本の秋の野山の草花を取り戻してくれました。

いまもセイタカアワダチソウは、日本にあります。
日本中、どこでも見かけます。
けれど、いまあるセイタカアワダチソウは、日本の他の在来種と共生をはじめています。
それはまるで、セイタカアワダチソウの性格が変わったかのようです。

そして、セイタカアワダチソウという侵略的外来植物に対して何もしなかった日本の政府に変わり、日本の土地を守ったのは、なんと、日本古来の古生種であるイネ科のススキでした。

昨今、外来性の小麦が持つ毒性が、日本人の健康を蝕んでいることが、ようやく話題に登るようになってきました。
そして日本人の体の健康のためには、実はイネ科のお米がたいへん大きな役割を果たすこともわかってきました。

ちなみに筆者は、米のご飯大好き人間ですが、実年齢は67歳ですけれど、血管年齢はなんと日本人の平均でいうと41歳なのだそうです。
米は、日本人の健康に良いのです。

セイタカアワダチソウが猛烈な繁殖をしている頃、毒々しいセイタカアワダチソウの山吹色に染まった土手や野原の片隅で、ほんの少しだけ残っているススキを見かけると、おもわず、
「ススキ君、がんばれ〜」
と心の中でいつも声をかけていました。

ススキがセイタカアワダチソウに奪われた土地を取り戻すようになってきた頃は、いつもススキを見かけると、
「ススキ君、ありがとう!」
と心の中で声をかけていました。

そしていま、ススキのなかにわずかに見かけるセイタカアワダチソウを見ると、共生の道を選び始めたセイタカアワダチソウに、
「ありがとう。みんなと仲良くできてよかったね」
と、心のなかで声をかけています。

日本は、本当に神の国だと思います。
いろいろと難問は山積みですが、私達日本人の本当の強さが発揮されるのは、これからです。

日本を取り戻すためには、政治の力は不可欠です。
けれど、政治を変えるのは、私達国民の声です。

日本は不滅です。

日本をかっこよく!
お読みいただき、ありがとうございました。
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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年1月生まれ
国司啓蒙家
静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。
ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。
他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年 真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり。

《著書》 日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、『庶民の日本史』、『金融経済の裏側』、『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』その他執筆多数。

《動画》 「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

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