2022年を振り返って



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ダイレクト出版ルネサンス編集部主催のビッグ・セミナー『Renaissance サミット 2023』が、来る2023年1月14 日(土)13時から都内某所で開催されます。登壇者は東京大学特任教授有馬純氏、元内閣官房参与加藤康子氏、キャノングローバル戦略研究所主幹杉山大志氏、および私です。みなさまのふるってのご参加をお待ちします。
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20221230 寅年
画像出所=https://japaclip.com/year-2022-tiger-new-years-illustration/
(画像はクリックすると、お借りした当該画像の元ページに飛ぶようにしています。
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歴史を学ぶことでネガティブをポジティブに
小名木善行です。

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毎年元旦に、その年の干支を用いての年占いをこのブログで行っています。
今年の干支は壬寅(みずのえ とら)でした。

「壬」は、糸が糸巻きにぐるぐると巻き付いて膨らむ象形。
「寅」は、両手で矢を引っ張る(伸ばす)象形です。

つまり壬寅(みずのえ とら)の年は、何かに向かう動きが一気に加速する年ということになります。

実際、今年一年を振り返ってみると、あらゆるものが加速した一年であったといえます。

各新聞社の今年の重大ニュースをみてみると、

新型567感染者1日あたり10万人超え
32年ぶり円安、1ドル=150円突破
安倍元首相が撃たれる
旧統一教会が政治問題化
物価高騰、商品値上げ相次ぐ
KDDI、全国で通信障害
大学入学共通テスト、問題流出
辞任ドミノ、閣僚更迭相次ぐ
参政党現象が起こる

といった記事が紹介されています。
現代の世界は、いわゆるグローバリストと称される一部の金持ち利権と、人々の幸せを願うナショナリストの対立の構図として描かれますが、567騒動は、実は本当に危険なものというよりも、意図的に作り出された騒動であることが国民の目の前に明らかになりました。

一方で今年は円が150円台に突入するなど、極端に円が安くなった一年でもありました。
円が安くなるということは、世界の大口投資家たちにとって、円が将来の見込みがない通貨とみなされたことを意味します。
実際、我が国の産業は、造船、鉄鋼、繊維、家電、半導体、金融など、これまで基幹産業であった産業界が、ことごとくシェアを中韓に奪い取られ(政治的に売り渡され)、いまや日本に残る世界的産業は自動車だけという状況にあります。
ところがその自動車を、政治主導でチャイナ産のEVに変えようとしている。
こうなると、日本にはもはや外貨を稼ぐ産業がなくなり、日本は発展途上国の仲間入りとなります。
つまり、円の価値がなくなる。
だから円安になっています。
つまり、日本経済(というより日本の産業界)が、世界の投資家達から見て「終わりだ」とみなされたということです。

加えて日本の産業が失われると、外貨の獲得ができなくなりますから、日本は外国から食料を買ってくることができなくなる。
日本国内での食料自給は、4000万人分しかありません。
現在の日本の人口は、1億2千万人ですから、将来的に国民の3分の2が餓死することになります。

こういう問題をちゃんと解決していくのが本来の政治の役割なのに、政治の動きはまったく逆方向を向いている。
そしてこれに抗おうとした安倍元総理が射殺されるという事件が起こりました。

統一教会の問題が明るみに出たことは、良いことだと思いますが、そのことが原因で閣僚が次々と辞任に追い込まれたという動きも、深いところでは、日本の経済力をどこぞの国に売る、つまりすでにどこぞの国に買収された人物を次々と閣僚に据えるための方便であった可能性を指摘する人もいます。

そして日本国内にある資力のある企業が、何らかの工作によって狙い撃ちされたのも、今年一年の特徴でした。

一方、世界の国々の一人あたりGDPが発表されると、なんと日本経済は1970年代の水準に逆戻りし、いまや韓国やチャイナにさえも追い越されかねない状況に至っていることも明らかになりました。
これまで保守系の論壇や経済評論家が、口を揃えて「中国はもうダメだ、韓国はもうダメだ」と言っていながら、一番ダメだったのは、実は日本であったわけです。
他所の国の悪口を言う前に、自分たちの国をなんとかしなければならないという、あたりまえのことが、これまで曖昧にされてきた。
こんなことではいけないと、多くの人々が感じ始めたのも、この一年の出来事であったといえます。

そしてそうした人々によって、参政党現象が起き、人々が自ら事実を学び、考え、行動しようと集い始めると、これに対する攻撃が激しく行われるようになりました。
つまり、日本を貧しくさせ、日本の富を奪おうとする人たちが、日本国内で盛んに工作活動を行っているということもまた、あからさまになってきたのも、この一年の出来事であったといえます。

つまり今年、壬寅(みずのえ とら)の年は、何かに向かう動きが一気に加速した年であったわけです。

では来年はどうなるのか。
このことは、元旦の記事で明らかにします。
お楽しみに。


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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: info@musubi-ac.com
昭和31年1月生まれ
国司啓蒙家
静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。
ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。
他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年 真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり。

《著書》 日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、『庶民の日本史』、『金融経済の裏側』、『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』その他執筆多数。

《動画》 「むすび大学シリーズ」、「ゆにわ塾シリーズ」「CGS目からウロコの日本の歴史シリーズ」、「明治150年 真の日本の姿シリーズ」、「優しい子を育てる小名木塾シリーズ」など多数。

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