昆虫を食べさせる前にやることがあるだろう



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普通に考えれば、コオロギ食政策の前に、日本は農業活性化政策を取るべきであることは明らかです。
農地面積と農業従事者の数が、単純にいまの3倍になれば、日本は食糧自給が可能になるからです。
そのために何が必要かと言えば、学校給食の国産米、国産野菜等の使用振興、宅地開発政策の農地開発政策への以降、農業保護のための税制の見直し等が、本来、いま日本の政府が検討すべき課題であって、日本人にゴキの親戚のコオロギを食べさせることにあるわけではないし、種子を外国企業から買うことでもない。
そういったちゃんとした議論さえも、まったくされないということは、これは日本の政府が日本人のための政治になっていないことを意味します。
日本はもともと農業国です。
日本を取り戻す。
そのために必要なことは、日本の農業を取り戻すことにあります。

20230228 農村風景
画像出所=https://go-to-ashibetsu.com/media/2019/08/16/24
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最近、コオロギ食が盛んに宣伝されるようになってきました。
世界的な食糧危機の前に、昆虫食をすることで、食糧危機に備える、そんな側面もあるようです。
日本国内にも、すでにそうした世界政府(仮称)の意向を受けて、すでに昆虫食品を製品化している企業があったりもします。

世界の人口が80億人となり、このままいけば遠からず100億人を突破する勢いであること。
そうなると、世界の食糧生産高を超えることになり、世界は大規模な食糧危機に至る。
そうなる前に、
一方で世界の人口減少を行い、
一方で昆虫食も開始し製品化していくのだ、
などと言われています。

ちょっと待て!と言いたいのです。
本当に世界の食糧不足を心配するなら、逆に人口が100億を超えても人類が食べていくことができるように農業生産を保護することが大事なはずです。

ところが世界で実際に行われていることは、
1 ヨーロッパの食料庫と言われていたウクライナを戦火にして
2 EU諸国の中の農業国の農業を停止させ
3 世界の農業に欠かせない種子を、一世代限りの短命な種子しか使えないようにし
4 医療分野で人口減少を図る措置が行われ、
5 病気になってからではなく、病気にならない体づくりのための栄養学は完全無視され
6 人類の生活に欠かせない資源エネルギーは、製造のためにより多くの石油資源を必要とする燃料電池を用いことが正義のように宣伝されています。

以上の他にも怪しげな流れが次々と起こっていますが、冷静に考えていただきたいのです。
本気で食糧危機を心配するなら、どこの国においても、農業振興は欠かせないことです。

先の大戦の海鮮の頃、つまり昭和14年頃、世界の人口は20億人でした。
そして地球上で生産される食料もまた20億食しかない。
だから先の大戦は、ある意味食料の奪い合いのための戦争であったという人類史解釈もあります。

ところがいま世界の人口は4倍の80億人。
どうしてそれだけの人が食べて行かれるのかと言うと、種子の改良によって単位面積あたりの収量が5倍に増えているからです。
5倍ということは100億食です。
けれど人口は80億人です。
だから食料余りの状況が生まれ、大量に食料が廃棄されることが、世界の海洋汚染にも繋がっています。

日本単独でみてもそうです。
明治の初め頃の日本の人口は3千万人です。
そして農業人口は、人口の90%です。
つまり2700万人が農業に従事していました。
そしてそれだけの人口で生産される食料が3000万食であったわけです。

ところが先の大戦の頃、我が国の人口は8000万。
このうち4000万食が国内で生産され、残りの4000万食が満州などの外地での生産になっていました。
戦争が終わったとき、我が国は外地の農業地をすべて失いました。
このため国内で生産できる食料が4000万人分しかない状況で、8000万人のお腹を満たさなければならなくなりました。
終戦直後の食糧難は、こうしてもたらされたものです。

この食糧難を乗り越えるため、当時の政府は当初、稲作農地の大幅拡大を図るのですが、この途上で米国から大量の小麦を輸入することになり、日本の政府は一転して稲作農地の大幅減反政策に転じました。
いま、日本の農業従事者は140万人と、明治初期の5%以下になっています。
ところが、農業の効率化によって、国内農業従事者の農業生産高は年間およそ4000万食を保っています。

ということは、普通に考えれば、コオロギ食政策の前に、日本は農業活性化政策を取るべきであることは明らかです。
農地面積と農業従事者の数が、単純にいまの3倍になれば、日本は食糧自給が可能になるからです。
そのために何が必要かと言えば、学校給食の国産米、国産野菜等の使用振興、宅地開発政策の農地開発政策への以降、農業保護のための税制の見直し等が、本来、いま日本の政府が検討すべき課題であって、日本人にゴキの親戚のコオロギを食べさせることにあるわけではないし、種子を外国企業から買うことでもない。

そういったちゃんとした議論さえも、まったくされないということは、これは日本の政府が日本人のための政治になっていないことを意味します。

日本はもともと農業国です。
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そのために必要なことは、日本の農業を取り戻すことにあります。


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Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
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昭和31年1月生まれ
国司啓蒙家
静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。
ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。
他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年 真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり。

《著書》 日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、『庶民の日本史』、『金融経済の裏側』、『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』その他執筆多数。

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