日本人は、大空に羽ばたくチョウとなれるだけの高い文明を持っています。 そのことに目覚めた人たちが互いに連携し、仲間を増やすとき、日本は必ず変わる。 英霊に感謝することが国是となる日が、必ずやってくる。 そこにあるのは、日本の希望です。
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画像出所=https://www.irasutoya.com/2014/06/blog-post_9344.html
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日本をかっこよく!一昔前まで繁盛した商売に「庭師」というものがありました。
その庭師は時間給制ではありません。請負制でした。
庭師は、自分で納得できるところまで、顧客の庭にうちこみました。
施主は、そんな植木職人に、すべてを任せて対価を支払いました。
それはつまり、「納得できる仕事をすることができる社会の仕組みが整っていた」ことを示します。
災害の多い日本においては、いざというときの災害のために日頃から備えるということが社会的な課題であったということは、すぐにご理解いただけることであろうと思います。
そうであれば、競争は「価格競争」ではなく、技術や誠実な工事の競争でなければなりません。
あたりまえです。
安かろう悪かろうで手抜き工事をされた挙げ句、地震で高架橋が落っこちたりトンネルが崩落したりしたのでは、話にならないからです。
談合は、いまでは犯罪とされています。
けれど、談合には、手抜き工事をした事業者は業界内の自浄作用で排除されました。
適正価格で、請負業者には確実に請負代金の20%が利益となるように、あらかじめ計算された金額が工事の入札代金となりました。
工事は安すぎてはいけない。
もちろん、高すぎてもいけない。
つまり、競争が価格ではなく納得の行く仕事でなければならなかったのです。
ですから昔の、たとえば建物建築であれば、横幅150メートルくらいの長い建物でも、真横から眺めれば、コンクリートの柱も、木の柱でも、すべてまっすぐ一直線上に並び、柱のデコボコはありませんでしたし、窓ガラスも遠くからみたときにはまるで一枚ガラスであるかのように、周囲の景色が美しく映ったものです。
いまでは、並んだ柱はデコボコ、窓ガラスは一枚一枚、あっちむいたりこっちむいたりしています。
談合が廃止されたのは、米国からの外圧です。
日本の公共工事に米国の建設業者が参入しようとしても、いくら価格を安くしても工事の請負ができない。
なぜなら指名業者同士で談合をしているからだ。
だから米国は日本政府に働きかけて、談合を法で禁止にしました。
その結果、公共工事は、請負価格の安い業者が落札するようになりました。
値段が安くなれば、大手は、下請けにそのツケを回します。
こうして建設関係労働者は食えなくなり、全国に800万人いた建設労働者は、いまでは500万人を割るようになりました。
そして誰もが食えない時代となり、現在、建設労働者の8割が60歳以上の高齢者です。
10年後には建設労働者の人口は、おそらく200万人を下回ると言われている。
しかも、縄文以来の日本の建設技術が、まるごと失われようとさえしています。
こうしたことは実は「文明の衝突」なのです。
「文明の衝突」という用語は、米国の政治学者サミュエル・P・ハンティントンが1996年に著した本のタイトルで一躍有名になった言葉です。
本の原題は『The Clash of Civilizations and the Remaking of World Order』(文明化の衝突と世界秩序の再創造)です。
この本では、文明とは未開状態の対置概念であると説明されています。
そして文明とは、言語、歴史、宗教、生活習慣、社会制度、さらに主観的な自己認識をもたらします。
ある文明(A)が、未開の国もしくは民族(B)と接した場合、そこに衝突はありません。
未開の(B)はただ蹂躙されるだけになります。
ある文明(A)が、別な文明(C)と出会うと、そこに衝突が起きます。
この場合、どちらかが消滅するまで、その衝突は続きます。
明治維新当時、日本には高い文明が存在しました。
ですから日本は、むしろ積極的に西欧文明を取り入れることで富国強兵を図り、世界の一等国に至りました。
けれど日本的な思想、すなわち人種の平等は、当時の世界には受け入れられないものでした。
なぜなら当時の世界は、植民地支配の真っ只中にあったからです。
結果として西欧諸国と日本は、衝突することになりました。
そしていまでは、家屋の形から、教育の形、建物や道路の形から、衣服に至るまで、日本人は完全にアメリカナイズされた生活を送るようになりました。
そして日本古来の、たとえば古事記や日本書紀などは、古史古伝として分類され、歴史的価値がないものとされ、昨今では全国の神社まで売りに出され、その売買のための専門の不動産業者まで登場する有様です。
つまり文明というものは、衝突し勝敗が決すると、敗れた側は完膚なきまでにその文明を失うことになります。
北米大陸に800万人いたインデアンは、いまや36万人です。
しかもそのすべてが混血です。
南米のインカの文明は、いまではそこでどのような言語、風俗、習慣があったのかさえ、わからなくなっています。
近年、日ユ同祖論などというものがさかんに言われています。
日本文明の中に、たとえば古墳時代の埴輪のなかに、どうみてもユダヤ人の像として思えないような姿をしたものがあり、また昨日から始まった京都の祇園祭も、実はシオンの祭りであるといった主張がなされています。
これは事実ですから、なんらかの形でユダヤ人たちが日本にやってきたことは、否定できない事実であろうと思います。
けれど、それによって日本文明は滅んではいません。
むしろユダヤ文明が、そのまま日本文明の中に溶け込んでいます。
こうしたことが起こるのは、ケースとしては、ある進んだ文明のもとに、少数の別な文明者がやってきて、厚遇を与えられた場合にのみ起こることです。
なぜならもしユダヤ文明が、その時代の日本文明よりもはるかに進んだ文明を持ち、日本文明と衝突をしたのなら、そのどちらかが完膚なきまでに滅んでいなければならないからです。
それがそうなっていないのは、日本文明にはるかに高いものがあり、難を逃れてやってきた人たちがその日本でやさしく受け入れられ、日本に土地を与えられ、安全安心に暮らせるようになった場合のみ起きることです。
そしてそうであれば、彼らは日本の統治者に感謝し、自分たちができる最大のお返しとして、自分たちの文明にあるお祭りを献上する。
それが祇園祭の発祥だとすれば、すべての辻褄があってくるのです。
中華文明も同じです。
チャイナでは、清の時代の風俗(たとえば辮髪など)や衣服は、いまでは完全に失われています。
生活習慣も、まったく別なものになっています。
チャイナは植民地支配によって清が滅び、中華民国となり、大乱を経ていまでは中華人民共和国になっています。
その中華人民共和国の風俗は、いまでは完全に西欧的なものに染まっています。
その中華文明が、古代において日本文明を築いたという歴史観があります。
いわゆる近隣諸国条項に基づき、日本はチャイナやコリアの歴史認識に沿った内容の歴史観しか教えてはならないことに、いまではなっています。
なるほどチャイナから仏教や漢字は渡来したし、鑑真和尚のような優秀な僧侶も日本にやってきています。
また仏教は日本文化に多大な影響を与えました。
けれど日本は、そうしたチャイナからやってきた文化を、日本という胃袋のなかで消化吸収し、むしろ日本文明をよりよくするために活用しています。
仏教によって日本は壊れず、壊れかけながらもあらためて日本文明として日本は復活しています。
こうしたことが起こるのは、日本文明がチャイナの文明よりも、より高度な文明を持っていた場合に限られます。
実際、鑑真和尚や仏教が渡来した時代、日本はチャイナからは扶桑の国、蓬莱山と呼ばれていました。
日本は神仙の住む、有徳の者しか行くことの叶わない聖地であるとさえ考えられていたのです。
そうした高い文化を、いま日本は失おうとしています。
いや、戦後日本の政治体制、すなわちステイトとしての日本の体制は、むしろ日本文明を崩壊させるためにできあがった政治機構だといって過言ではありません。
このステイとの在り方を、根底から変えるのに何が必要かといえば、それは流血革命ではありません。
そのようなものは、誰一人望んでなどいません。
一滴の血も流さず、日本を取り戻す。
そのために必要なことは、昨日のブログにも書きましたイマジナル・セルたちの目覚めです。
イマジナル・セル(成虫になるための細胞)は、はじめ単体のうちはイモムシの免疫システムに由って攻撃され死んでいきます。
けれどある瞬間から、イマジナル・セルたちは互いに連携を始め、ついにはイモムシ・セルを凌駕してしまうのです。
それがティッピング・ポイントで、この瞬間からイモムシの免疫システムは、むしろイマジナル・セルの成長に力を貸すようになります。
イモムシは、体重の2万9千倍もの葉っぱを食べます。
それはまるで物質文明に侵された現代日本の姿です。
けれど日本人は、大空に羽ばたくチョウとなれるだけの高い文明を持っているのです。
そのことに目覚めた人たちが互いに連携し、仲間を増やすとき、日本は必ず変わる。
英霊に感謝することが国是となる日が、必ずやってくる。
そこにあるのは、日本の希望です。
日本をおもしろく!お読みいただき、ありがとうございました。
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コメント
湘南童子
拝見・拝読しております
日本国を始め万国全地域が平和でありますように
私たち生きとし生ける全てのモノの天命が完うされますように
英霊の皆々様方そして祖神祖霊(おやがみたちさま)ありがとうございます
守護霊さま 守護神さま 私たちの肉体さん ありがとうございます
地球を司る神々様 八百萬の大神達樣 ありがとうございます
2023/07/02 URL 編集