新たな自分に挑戦する



そもそも何が正しいかなんて、時代や民族や場所によってまちまちです。
ですから、どれが正しい、どれが間違っているというのはおかしな議論です。
どの思想からも、どの解釈からも常に自由であること。
そして常に改善し改革し、新たな自分に挑戦し続けること。
それが一番大事なことなのだと思います。

20221018 夜明け
画像出所=https://dictionary.cambridge.org/ja/dictionary/english/dawn?q=dawn+
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日本に希望の火を灯す!

今日、10月31日はハロウインです。
ハロウィンというのは、もともとこの日がケルト人の暦で大晦日にあたり、この日に先祖の霊がたちが帰ってくるという、日本で言うならお盆のようなお祭りが起源です。
これがキリスト教と混じり、悪霊がやってくるという真逆の意味になって、そうした魔物たちから身を守るために人々が仮装をしたり仮面をつけたりするようになる。
それがさらに米国に伝わって、子どもたちのお祭りになったものとされます。
つまり、日本とはなんの関係もないお祭りです。

ところが先日岸和田市にお伺いしたところ、街中で夜、辻占いのようなテーブルが出て、そこでロウソクを点けて、仮装した爺ちゃん、ばあちゃんたちが子どもたちを迎えるというイベントが行われていたのです。
そしてそのイベントに、神社やお寺さんが全面的に協力をしていました。
「素晴らしい!」と思いました。

信仰の純粋さを求めるのではなく、町おこしや、よそのお年寄りと子どもたちとの交流、神社やお城といった古くからの施設と子どもたちとの交流、つまりそうした取り組みによって、岸和田の子どもたちや、若いご夫婦が、街の歴史や伝統に接し、街を郷里として愛するようになる。
そのことは、街を良くする第一歩となるものであるからです。

キリスト教やイスラム教等では、信仰の純粋さを求める人たちの話をよく聞きます。
肉体は穢れたものだからと、ひたすら肉体を苛(さいな)んだり、純粋な信仰のためにテロを働いたり。
彼らは、ひとつの信仰のために、それ以外の多くの人々が殺戮されても、それが当然と考えるかのようです。

同様に我が国においても、思想や宗教に純粋さを求める人たちがいます。
たとえば革命思想かそうでないのかという議論から、かつては連合赤軍事件なんてのが起こりましたし、
近年では「保守か、保守でないのか」なんて議論がそれにあたります。

けれど私たちは、思想を持つ生き物である前に、そもそも生き物としての人なのです。
そして何が正しいかなんて、人の頭脳を超えるものです。
人にできることは、いまこの瞬間に、いまあることを改善し、改革し、いままでできなかったことや、新しいことに、勇気を持ってチャレンジすること。
それだけです。

たとえとして、保守であれば、真正であることが求められたりもします。
保守としての純粋化を追求すること。
それ自体は、自己へのチャレンジなので良いことだと思います。
しかし真正であろうとすることによって、排他的になり、社会性を失えば、それは害毒になります。
真正を追求することと同時に、社会性にもチャレンジしていく。
そういうことが大切なのではないかと思います。

お名前を出して恐縮ですが、百田先生は新党を立ち上げられました。
彼は、新しい小説にチャレンジし、国史にチャレンジし、言論活動にチャレンジし、そして今度は新党にチャレンジしています。
その意味で、先生のチャレンジ精神は素晴らしいと思います。
ただし、思想として純粋さを追求するあまり、排他的敵対的になったら、ちょっとまずいのかもしれません。

少し考えたら、誰にでもわかることです。
人には、純粋も真正もないからです。
誰もがどこか穢れており、誰もがどこか心得違いをしています。
いまは正しいと思われていることも、神々の視点から見たら、大きな履き違えかもしれません。

ひと昔前までは、モノを得ること、高級品を得ること、お金を得ること、財産を得ることが良いことであり、正しいことであるとされました。
その後には、とにかく安いものを得ることが正しいこととされる時代もありました。
けれど今は、モノや値段より、心の豊かさや満足といったことが、求められる時代になりました。

時代が変われば、価値観は変わるのです。
何が正しくて、何が間違っているかなど、神々でもなければわからないことです。
そうであれば、純粋も真正も、それが正しいかどうかなど、わかるものではありません。

人はもっと自由で、かつ経験的だと思うのです。
そして人でなければできないことがあると思うのです。
なぜなら、人は、霊止(ひと)だからです。
人の体は霊(ひ)の乗り物だというのが、神話の時代から続く日本人の思考です。
肉体は、動くために食を摂り、子孫を残すために生殖に励みます。
バクテリアから昆虫、動植物から、一番大きな霊長類である人間も、皆同じです。
人は、肉体の欲求に縛られています。

霊(ひ)は自由ですから、地球の反対側にも、他の惑星にも、過去にも未来にも、宇宙の果にだって思うだけで行くことができます。
けれど触れることができないのです。
体感することができないのです。
だから霊(ひ)は、肉体を手に入れ、様々な体験をし、さまざまなチャレンジをします。
そうすることで、自由な霊(ひ)が、経験という貴重なものを手に入れることができるからです。

思想や、歴史、哲学等には、さまざまな思考があり、それぞれが正しいと自己を主張しています。
人の顔や形が違うように、さまざまな形があります。
それが一番良い状態だと思うのです。
みんな同じなら、それはファシズムです。

どちらが正しい、ではないのです。
みずからは純粋真正を追求しながら、同時に他者の思考思想への許容力を持つ。
そうすることで、ひとつの思考からの自由を手に入れ、さらに成長し、愛を深めていく。

愛することというのは、異なるものを愛でる心を持つことです。
人を愛するのなら、人が持つ異なる思想も愛する。

そもそも何が正しいかなんて、時代や民族や場所によってまちまちです。
ですから、どれが正しい、どれが間違っているというのはおかしな議論です。
どの思想からも、どの解釈からも常に自由であること。
そして常に改善し改革し、新たな自分に挑戦し続けること。
それが一番大事なことなのだと思います。


日本をかっこよく!

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小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
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昭和31年1月生まれ
国司啓蒙家
静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て現在は執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。
ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。
他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年 真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり。

《著書》 日本図書館協会推薦『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』、『ねずさんと語る古事記1~3巻』、『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』、『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』、『ねずさんの知っておきたい日本のすごい秘密』、『日本建国史』、『庶民の日本史』、『金融経済の裏側』、『子供たちに伝えたい 美しき日本人たち』その他執筆多数。

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