アンガウルの戦いと人種差別



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舩坂弘さんと三島由紀夫さん
舩坂弘さんと三島由紀夫さん


5月20日の記事で、舩坂弘さんの書いた本をすこしご紹介させていただきました。

実際に玉砕したパラオのアンガウル島で戦った人の実話です。

彼の書いた本「英霊の絶叫」(光文社)は、三島由紀夫氏が序次を寄せており、実際の体験者の書いた本として、史料的価値も非常に高い本です。

舩坂弘さんは、軍曹としてアンガウル島に赴任し、わずか1200名の仲間とともに約22000名の米陸軍第81歩兵師団を迎え討ちます。

この第81歩兵師団というのは、「山猫部隊(ワイルドキャッツ)」と異名を持ち、ハワイで特別上陸訓練を受けた米軍選りすぐりの強固な兵です。

兵だけではありません。
米軍はこの小さな島と、隣のペリュリュー島を攻略するために、マーク・A・ミッチャー中将率いる米軍第38機動部隊、通称「快速空母群」を派遣しています。

航空母艦約11隻、戦艦2隻、巡洋艦十数隻、駆逐艦35隻という威容です。

そんな大軍を前に、アンガウルの日本人は、一ヶ月以上も島を持ちこたえて戦っています。

舩坂弘さんは、昭和十九(1944)年四月二七日に、この島に着任しています。

上陸早々から、敵グラマン機動隊の空襲を受けたそうです。
友軍の機影は一度も見られない。
この時期、すでに日本は制空権を失っていたのです。

上陸早々から、島の守備隊は「水際撃滅作戦」のために、島の海岸線に広範囲に障害物を設置し、沿岸に鉄条網を張り、さらに鉄条網の内側に石垣を組み、そのまた内側に深い戦車壕をめぐらし、そのまた内側に各招待や分隊の陣地を二重、三重にめぐらせるという作業にかかります。

南方の炎暑のもとでの作業です。

本来なら、こうした土木作業は工兵隊の仕事です。

しかし当時の日本には、すでに彼らを派遣するだけの余裕はなかったのです。だから守備隊員が、慣れない土木作業に身を粉にして働いた。
守備隊全員は、昼夜の別なく重い石を運び、砂と汗にまみれて炎熱下の作業に堪えます。

そのときの様子は、強制重労働に従事する土方や人夫に等しかったといいます。あまりに苛酷な作業に、病人さえも続出した。毎日が拷問を受けているようにすら感じられた。

水は雨水の利用だけです。
食料は備蓄していたけれど、万一のために節食をしていた。

「早く敵が上陸しねえもんかねえ。もう俺は一刻でも早く敵の弾に当たって死にたいよ」
そんなぜいたくな愚痴さえも出た。

舩坂弘さん自身も、壕掘りのために掌は血に染まり、指は固着して動かなくなり、熱病にうなされ、暑さと過労で体から汗が一滴も出なくなる、そんな状況での作業だったと書いています。

≪日本には肉親がいる。家族の暮らしている本土に米軍を絶対に近付けちゃならない。この島を敵に渡してはならない≫

その一念だけで、作業をこなした。

そして「このくれえ頑丈にしときゃ、敵さんも一人も上陸で決めえ」
誰もがそう思えるほど、島の水際守備は頑丈に構築されます。

昭和一九年九月六日、洋上に並んだ敵船団は、一斉に島に向かって艦砲射撃を始めます。

空からはB-24や艦載機を使って銃爆撃を浴びせる。

七日には、洋上に敵潜水艦が出没して、いよいよ事態の切迫を告げ、八日には艦載機による空爆がいよいよ激しくなる。
十二日以降は、艦砲射撃の量は一日に千数百発という数に達します。

おかげで、せっかく苦心して造った水際陣地はひとたまりもなく破壊されてしまった。

「食うや食わずで造った陣地も二日で水の泡かい」
舩坂弘さんたちの落胆はひとかたでなかったといいます。

十四日になると、米軍は舟艇約十隻に分乗して東海岸を偵察。
島の形が変わるまで爆撃と艦砲射撃を繰り返します。

そして快速空母が去り、代わりに現れたウイリアム・H・ブランディ少将率いる「アンガウル攻撃群」の戦艦三隻、巡洋艦四隻、駆逐艦四隻は、それまでに輪をかけた艦砲射撃をはじめます。


そしていよいよ九月一七日午前五時三〇分、黎明をついて熾烈な艦砲射撃とともに米軍の上陸がはじまります。

対する日本側は、連日の艦砲射撃と空爆のために、敵の状況を正確に把握するための監視哨も破壊されており、情報を迅速に伝えるための通信網も、島のいたるところでずたずたに切断されている。

そんな中で、米軍の上陸を、巴岬にいた沼尾守備隊が発見します。
そしてすぐさま大隊本部に、≪伝書鳩≫で「敵上陸地点は西港なり」と急を報じた。

伝書鳩かい!と思われるかもしれないけれど、古くは旧約聖書のノアに小枝を届けた鳩は、紀元前3千年のエジプトで漁船が漁獲量を陸に伝えるために使われていたという記録があるし、ジンギスカン率いるモンゴル帝国も遠距離通信手段に使用、カエサルの勝利の報告も、ナポレオンの敗戦の報告も、伝書鳩によっていち早く後方にもたらされた経緯があります。

また第二次大戦のヨーロッパ戦線でも「GIジョー」という名の米軍の伝書鳩は、イギリス兵約千人の命を救って英国女王から勲章をもらっています。
この≪伝書鳩≫に関するお話は面白いので、また別に項を改めて書きます。

米軍は、アンガウル島に、砲兵6個大隊、中戦車1個大隊を含む2万2千名の兵を一気に上陸させます。

敵の空爆に焼かれ、音を立てて迫る戦車群に追われ、空腹と睡魔に冒された守備隊の前に、いよいよ敵部隊が現れます。

「前方三百メートル、敵部隊発見!」

そのとき舩坂弘さんが見た敵兵の第一線は、ほとんどが黒人であり、白人がその中に点々と混じっていたそうです。

敵の顔が意外と近くに見える。

「榴弾筒発射用意!撃て!」

かたまってゆっくりゆっくり迫りくる米軍の中央付近に狙いを定めて、撃って撃って撃ちまくる。

当たる、当たる、面白いように米兵は炸裂音とともにふっとび、不意の攻撃に驚いた敵は、たちまち後ろを見せて煙のように背後のジャングルの中に這いこんでしまいます。

あまりにもあっけない。

敵が簡単に引き下がったので、どうしたのかと思っていぶかっていると、急に沖合から轟音が舞いこんできます。

無線連絡を受けた敵艦隊が、一斉にナパーム弾、砲弾を撃ち込んできたのです。

砲弾はところかまわず炸裂する。
舩坂弘さんが伏せている前後左右に、岩石を砕き、黒い煙と白い土埃を吹き上げて破片が飛び交う。

撃ち返したくても、目を開くことさえも許されず、敵の巨弾はスコールのように重なって降り注ぐ。

このとき砲弾を避けるために姿勢を変えたり、立ち上がろうとした者は、すべて血に染まって倒れた。

部下に「動くな、動いてはいかん!」と叫ぶけれども、自分の声が自分の耳にすら届かない。

砲弾が止んで周囲を見渡した舩坂弘さんは、アッと叫んだまま、驚愕のあまり気を失いそうになったそうです。

そこは地上の様相ではなかった。

数メートル間隔で深くうがたれた弾着の跡がぽっかりと大きな穴をつくり、稜線はすっかり変形して見る影もない。
無数の凸凹の上には、引き裂かれた樹木と、分隊員の腕や半身が血にまみれて転がっている。もはや、屍体とはいえず、人体の四分の一、あるいは二分の一の肉片に近い遺骸が黒々と横たわっている。

先ほどまで、元気な冗談を飛ばしていた戦友たちが、青白い泥まみれの顔に、白い歯をむき出して宙をにらんで死んでいる。

もぞもぞと動いている生存者は数えるほどしかいない。

一生懸命部下たちの姿を探すけれども、認識票さえもどこかに吹っ飛んでいる。三メートルごとに三人折り重なって斃れた者、頭部を半分削がれた者、片腕を奪われた者、内臓が半分はみ出している者など、おもわず目をそむけたくなるような情景が、あちこちに展開されていた。
流れる血は河をつくり、地を存分に吸ったくぼみはどす黒く変形している。
その上を走る硝煙をはらんだ炎風が、むかつくような血のにおいをふりまいている。

そこへ先ほどの黒人主力部隊がやってきます。
兵力を増強したらしく、今度は何百人という数です。

びゅうん、びゅうんと、銃弾が耳をかすめる。

・・・・・・・・・・・・

以上は、要所要所を飛ばして抜き書きしたアンガウル島玉砕戦の初期の模様です。

この短い文の中にも、映画や記録フイルムでは紹介されない、当時の米軍の実態をかいま見ることができます。

米軍は、相手国の弾丸の届かない海上から、圧倒的火力の艦砲射撃で相手の陣地を破壊し尽くしたあと、黒人兵(黒人との混血を含む)を先頭にたてて、歩兵を進める。

戦争ですから、先頭にたつ歩兵は撃たれます。

そして撃たれることで敵の居場所をつかみ、そこからまた艦砲射撃をする。

いいとか悪いとかは言いません。

徹底した人種差別の中で、おなじ米国人であっても、すぐに死ぬ最前線には黒人を配置する。

そして黒人を的(まと)にして、敵に撃たせ、相手の居場所がわかったらそこを(弾の届かない安全な遠方から)破壊する。

古来、大陸での戦いは、常にそのようにして戦われています。

敵を占領すれば、その国の女は犯し、子どもは城壁から投げ捨てて殺し、抵抗できない老人や病人は皆殺しにする。そして男たちは奴隷にし、次の戦闘の最前線の捨て駒として使う。言うことを聞かなければ殺すだけです。

太平洋戦争においても、激戦地での捨て駒は、常に黒人兵です。
白人はできるだけ安全なところから攻撃をする。
あるいは戦闘が終わり、敵を制圧してから村人たちを殺戮する段階で登場する。

日本は、大東亜戦争の時代、朝鮮や台湾、満洲、南方の島々を領土または同盟国としていました。

しかし、あらゆる戦いにおいて、外国人兵士はできるだけ使わず、たとえばアンガウルにおいても、逃げ遅れた二〇〇名の現地住民がいましたが、その誰もを兵として使わず、日本人が先頭をきって戦った。

いちばん苦しいところは日本人がやった。

朝鮮半島に鉄道を引いたときも、そのための労働のいちばんたいへんなところは全部日本人がやった。

ハーグ陸戦条約において、戦争は兵のみで行うと規程されましたが、このハーグ条約に基づき、正々堂々と兵のみでの陸戦を行ったのは、現在にいたるまで、ハーグ条約を提唱したロシアのニコライ二世の治める帝政ロシアと日本との戦いである日露戦争だけです。

第一次世界大戦においても、China事変においても、大東亜戦争においても、日本は常にハーグ条約を遵守し、正々堂々、いちばんたいへんなところは日本人の将兵で戦った。

最初の玉砕戦となったアッツ島においても、最後の突撃のとき、山崎保代中将は、片手に軍刀、片手にピストルを持ち、いちばん前に出て突撃をしています。

いちばん前だから、いちばん最初に撃たれます。
撃たれても立ち上がり、また撃たれても立ち上がり、そして部隊が全滅したとき、山崎中将のご遺体は、全隊員の先頭にいた。

一瞬で全員が死んだのではないのです。
次々と仲間たちが撃たれて死んでゆく。

その中で、いちばん最初に撃たれた人が、突撃兵のいちばん戦闘にいた。

その事実は、日本側ではいまや誰も語られなけれど、交戦した米軍の中に、厳然とした戦記として残っています。

どんなに苦しくても、どんなにたいへんでも、まずは自分自身が手本となり、いちばんたいへんなことを引き受ける。

それが日本人です。

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Fury in the Pacific 1945 World War II Documentary Peleliu Angaur
正直、このフイルムを見ると、とても悲しい気持ちになります。
戦意高揚のために作られたフイルムだけれど、白人米兵が精悍に銃を撃っているシーンがたくさん登場するけれど、そのどれもが、立って撃っています。
敵の銃弾が飛んでくるところでは、立ってはいられない。
いかにも勇敢そうに見えるけれど、実は敵弾が飛んでこないところで、撃っている。米兵が亡くなっているシーンもあるけれど、その遺体は遮蔽物のあるところで撃たれているものです。
そして最前線で、敵弾の前に立たされ、オトリにされた黒人兵はまったく出てこない。
そう思ってこのフイルムを見ると、特段日本びいきでなかったとしても、シーンのヒトコマヒトコマがまた違った角度で見えてきます。


日本の心を伝える会 日心会
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コメント

Prado

恐るべき民主党政権
こんにちは、初めて書き込みさせていただきます。 Prado と申します。

今回の口蹄疫の件、天災ではなく人災だと思っております。 かつての阪神・淡路大震災の村山政権の自衛隊出動命令の遅れと、まったくと言っていいほど同じですよね。
いや、それより性質が悪いかもしれません。

今回の動画は拡散させるべきだと考え、僭越ながらトラックバック、それと、ねずきち様の文章を私のブログで引用させていただきました。 後からの申告で大変申し訳ございません。もし、不都合があるようなら削除いたします。

これからも、日本の心を伝えるブログ、頑張ってください。
応援しております。

坐忘

欠くべからざる人物
むかし、舩坂弘さんの「英霊の絶叫」を読んだとき、そのあとがきで三島由紀夫の居合いの師であり、名刀を賜った人物であったことを知ったときは本当に驚きました。
関東軍の精鋭部隊からこの島に配属された舩坂さん。
絶望的な戦況の中たったひとりで敵司令部のテントまで何昼夜もかけて匍匐前進し突撃を果たした大なる勇者。
やはり日本人の戦いぶりを示す上で欠くべからざる人物であると同時に、三島由紀夫の行動の意味を知る上でもキーとなる人物でありますね。(文中、光文社→光人社、戦闘→先頭、でよろしくお願いいたします)

愛信

【口蹄疫】宮崎を見捨てた民主党【修正版】
【口蹄疫】宮崎を見捨てた民主党【修正版】
http://www.youtube.com/watch?v=APQZDR36srg&feature=related
(動画)

【口蹄疫20100508】知事からの要望を受け小沢氏コメント
http://www.youtube.com/watch?v=U5gO1dBzckw
宮崎県議会議長は自民系である故に出席を拒否されたとの見方あり(江藤拓議員ブログより)。

民主党が情報遮断する口蹄疫問題
http://www.youtube.com/watch?v=KIg0IFRJWiA&feature=related

【マスコミ隠蔽の掲示板】
http://www.aixin.jp/axbbs/kzsj/kzsj4.cgi
【マスコミ隠蔽のタイトル一覧】はこちらをクリックして下さい。

金剛

いつもよい話ありがとうございます。
ねずきち先生
いつもすばらしいお話をアップいただきありがとうございます。別ブログで先生は老舗のあめ屋の社長であると知りました。どおりで伝統を大切にされ、このようなお話をお書きになれるのだと合点いたしました。今後もすばらしい話をアップしてください。応援します。

敢闘軍

平成維新のとき来たる☆
なぜ白人の行った侵略の歴史は叩かれないのか?

ベトナム戦争の影響で「野蛮なインディアンと正義の騎兵隊」という認識は改められたが、
チンギスハンやティムールが極悪非道の野蛮人であるという認識が改められたのはソビエト崩壊の後。
ロシアでモンゴルの過酷な支配が一方でロシアの体制の基礎を築いたという面もあると認めるようになった。
1992年はソビエト崩壊とコロンブス新大陸到達500周年が重なり、
アジアの血に飢えた野蛮人とされたチンギスハンの名誉回復と
西欧の偉大な冒険家のコロンブスが実は過酷な略奪者という認識がなされて
好対照な展開が顕著だった。ペルーのフジモリ大統領誕生もこの風潮が後押ししたと思われる。

☆日本がコミンテルンの謀略に乗せられずに対米戦争ではなく
対ソ連戦をしていたならば世界史はまた別の流れとなっていたでしょう。
日本が主張した有色人種の解放こそは実現したものの
ファシズム国家の共産主義撲滅の夢は敢なく崩れ
東西冷戦とAAナショナリズムの台頭の戦後体制が生まれました。

今からでも遅くはないから、真剣に日本国家をあるべき姿に再構築しましょう。

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二番底到来!?
1/4【経済討論第11弾】二番底到来!?ユーロ経済と日本[桜H22/5/22]
http://www.youtube.com/profile?user=SakuraSoTV#p/u/3/JcGQp4KLoS8
SakuraSoTV 2010年05月21日
◆経済討論第11弾!二番底到来!?ユーロ経済と日本
パネリスト:
 上村シーラ千賀子(シスコシステムズ上級管理職・早稲田大学、秋田大学講師)
 田代秀敏(エコノミスト・ユーラシア21研究所研究員)
 藤井厳喜(国際問題アナリスト)
 三橋貴明(作家・経済評論家)
 宮崎正弘(作家・評論家)
司会:水島総

bb

ねずきちさん、こんにちは。
この著作、実家に2冊あったはずなのに見つからず、結局高価で買いました。以下は自分の日記から抜粋です。       

             ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  

9月にパラオに行くので、勉強しようと思って読みました。

父がいたアンガウルです。生前何も語らなかった父でした。語れるわけがありません。読んでみてわかりました。

長女の私に、とてもじゃないけど語れる話ではありません。もし私が父でも、絶対に子供には話しません。そのぐらい凄惨でした。 著者の舩坂弘さんと私は面識はありません。父は何も話してくれなかったので、どういう関係かも分かりませんでした。どうも直属の部下ではなかったようです。

だけど、満州からパラオまで同じ大隊に所属していたことは間違いないようです。

父があの激闘の中で何を思い、どう戦ったのかは知るすべもありません。

母が父に特別なおかずを用意すると、特別扱いを嫌った父は、子供たちに分けました。今思い出す父はいつも笑っていました。笑うと本当に嬉しそうで、気は短かったけど、優しい父でした。

常にアンガウルの戦いが胸にあった、そう思います。自分は生きて帰っているのです。何もいえなかった胸のうちを思うと、さぞ悔しかっただろうと、今更ながらに思います。

引用します。

「戦後、過去の戦争を非難し、軍部の横暴を痛憤し、軍隊生活の非人道性を暴き、戦死した者は犬死であるかのようにいう論や物語がしきりにだされた。私はこの風潮をみながら、心中こみあげてくる怒りをじっと堪えてきた。

 やっといま、この記録をだすことができるにあたって、私は心の底から訴えたい。戦死した英霊は決して犬死をしたのではない。純情一途な農村出身者の多いわがアンガウル守備隊のごときは、真に故国に殉ずるその気持ちに嘘はなかった。彼らは、青春の花を咲かせることなく、穢れのない心と身体を祖国に捧げ、
 『われわれのこの死を平和の礎として、日本よ家族よ、幸せであってくれ』

と願いながら逝ったのである。いたずらに軍隊を批判し、戦争を非難する者は『平和の価値』を知らない人である。」

パラオに英霊の皆さんに会いに行きます。父の戦友が眠っていますから。「あなた方のお陰で、父は82歳まで生き、子供も3人恵まれました。孫も5人、会えなかったけどひ孫も2人、命は続いています」と報告します。感謝をこめて。

            ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆
  
父が、舩坂弘軍曹ほど勇敢に戦ったかは、今となっては分かりません。

しかし、捕虜になった後も地獄だったことをこの本で知りました。

ねずきちさん、取りあげていただいて、ありがとうございました。父は今頃天国で、ニコニコしていると思います。


-

日本の維新に必要なこと 一所懸命
■【荒谷卓】日本の維新に必要なこと[桜H22/5/11]
http://www.youtube.com/watch?v=EIeMv1mxSb4
SakuraSoTV 2010年05月12日
陸上自衛隊特殊作戦群初代群長でいらっしゃる荒谷卓氏をお迎えし、帝国主義の時代から形を変えて進行するグローバリゼーションと、国際情勢に対応しきれない外交という、明治維新の時期と共通する危機的状況にある現代日本の「維新」のためには何が必要なのか、安全保障を他者に依存してきた戦後体制で失ったものや、政権 及び 在野からの現出が鍵となる日本独自の精神の在り方について、「勝海舟文言抄」や「南洲翁遺訓」、明治天皇御製などに依りながら、お話しいただきます。

■【伊藤祐靖】一所懸命[桜H22/5/21]
http://www.youtube.com/profile?user=SakuraSoTV#p/u/4/3eAUPsF3CCo
SakuraSoTV.2010年05月21日
歴代政権の中でも群を抜く程度の低さに危機感を覚えざるを得ないような政権が成立してしまう国に、何故、日本はなってしまったのか?海上自衛隊退官後、各国の警察、軍隊への訓練指導などに携わりながら、戦闘や戦術のみならず、戦後日本の本質などについても、ご経験を踏まえた視点からお話しいただいている伊藤祐靖氏をお迎えし、大東亜戦争開戦時に「身命を賭した」はずの日本人が、その気概を忘れ、「一所懸命」をないがしろにしてきたがために、守るべきものを迷いなく自覚することが困難になってしまっている現状の深刻さや、憲法9条に象徴的な、「一所懸命」が根付くことを阻害している要因などについて、お話を伺います。

杜若

No title
第一次大戦後、国際連盟の席で日本が人種差別撤廃を叫んだ時、一番感激したのは、黒人の方々でしょう。
事実、大東亜戦争勃発時の黒人の言葉が心に残ります。
”墓石にはこう刻んでくれ。白人を守ろうと、黄色人種と戦って命を落とした黒人、ここに眠ると。”

その、彼らが索敵の代用として、最前線に立たされたことが心にいたみます。

しかし、現実とはそう言ったものであることも否定は出来ません。もし、優劣で人を語るなら、そうならざるを得ないかもしれない。
日本が先の戦で、勝ち取った白人至上主義への防波堤は今、とても危うい状況にあるかもしれませんね。
彼らを抑えているのは日本の技術力であり、工業力であることが大きいから、、。
もし、この日本がこれから特亜の策謀で、埋没する時、またその忌まわしい人種差別が声高になることもあるかもしれません。
たぶん、そのときには、特亜の連中は彼らに事大し、その鬱憤を、弱者や無抵抗者への暴力といったかたちで発散するのでしょう。

しかし、そうさせてはなりません。
日本人は、いつのときも毅然と、これらの不条理に立ち向かうべく、あらねばなりません。

この有形の世界で、彼ら白人は他の色を人間とは意識してこなかった。
しかし、精神性の前に、肌の色など無意味でしょう。
もし、精神のみの世界があるなら、そこに肌の色などはないはずです。単に明暗があるのみでしょう。

日本人が、その精神性を失えば、アジアから、そしてアフリカから、希望の灯が消え去る事もあり得ることを、私たちは忘れてはならないでしょう。
人種差別無き世界が謳われるようになって、まだ半世紀そこそこであることを、私たちは肝に銘ずべきです。

ひとつリンクを貼っておきます。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h12/jog132.html
リンクのリンク、無言の誇り
http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h10_2/jog054.html
も、なんだか、ほろり、とさせられますね。

”あけぼのの大地しっかと踏みしめて遠くわれは呼ぶ祖国よ立てと”
すばらしい歌ですね。

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口蹄疫の話題でなぜか笑う赤松
RT @Rote_Gruetze:(拡散希望)平成22年5月21日 赤松広隆農林水産大臣会見 口蹄疫の話題でなぜか笑う赤松、事業再建資金の保証については否定的な考えを表明
http://www.nicovideo.jp/watch/sm10800551
#kouteie ...
約8時間前 Tweenから
daitojimari
http://twitter.com/daitojimari/statuses/14494997006

共通一次世代

地元の心は折れかかっている・・
【JA宮崎中央ブログ『口蹄疫:戦わずして、負けられない』(2010年05月19日)】
http://jamcblog.miyachan.cc/e168360.html
(=======以下抜粋)
今日の午後農水大臣から発表があったように、宮崎市と国富町の一部が、ワクチン接種・殺処分の対象エリアに入りました。まだ、一件の発症もないのに、です。

 よもやの展開です。なんとしても管内への侵入を阻止しよう、一ツ瀬川は越えさせないと、今日から防疫体制を大幅に強化した矢先でした。
(中略)
口蹄疫の蔓延を防止することは、もちろん第一に考えなければなりません。でも、まだ私たちはできることをやり遂げていません。

 青年部からも、野菜の生産者組織からも、支援の声が次々に届いていたのです。一緒に頑張ろう、みんなで力を合わせ乗り切ろう。

 その矢先、だったのです。

 せめて、戦わせてください。私たちには、戦う力が、気力が、団結力があります。もっとできます。もっと・・・。
=======(以上抜粋)

併せて同じブログでの最新のエントリーも続けて読んでください。↓

【口蹄疫:ワクチン接種、苦渋の決断(2010年05月23日)】
http://jamcblog.miyachan.cc/e169175.html

民主党の国会議員は、日本人じゃない。人間じゃない。
鬼畜!!!民主党議員に激しく怒りを感じる!!

共通一次世代

拡散希望のため、もう一度貼らせてください
20日に行われた衆議院本会議。
下記の動画は、江藤議員だけでなく議場全体が写され、実際の様子がよく分かります。どうか見てください。

ずっと民主党の野次と怒号が続き、後半は江藤議員の内容が聞き取れないほどに議場はなっていたのです。その様子がよりはっきりと分かります。

2010.5.20【口蹄疫問題】江藤拓議員(衆議院本会議)
http://www.youtube.com/watch?v=_bgHL44MNjU

2010.5.20【口蹄疫問題】江藤拓議員その2
http://www.youtube.com/watch?v=mfavIkEI0-4

※江藤議員の質問が始まる直前迄は席についていながら、何故か退出した対策本部長であるはずの鳩山。

※通常は満員電車並みとなる本会議場2階のマスコミ記者席もガラガラ。

※「私も牛や豚と一緒に埋却して欲しい、埋めて欲しい」という年老いた農家の方の気持ちを伝えている江藤議員に対して、笑い飛ばす民主党の議員たち。

※熱弁を振るう江藤議員の質問を「時間オーバー」を理由にクレームを付け、切り上げさせようとする民主党。
 
これが民主党議員の正体。
宮崎を助けたいと思う気持ちなど民主党議員には一欠片もない。
これが民主党議員、民主党政治の真実。

敢闘軍

ミリオタから愛国者へ
最初に私事を書きますが、舩坂氏が経営されていた渋谷の大盛堂書店には
地下にミリタリーマニア向けのアルバンという店があり、
私は上京する度によく行っておりました。ある日急に閉店となり、
五反田に別店舗のオリエントルクスに移りましたが、やがてそれも無くなってしまいました。
その間に舩坂氏も亡くなられたと聞きます。しかしながら、おかげでかなりのコレクションが今でもあります。
アメリカの人種差別意識は以下の引用によく現れています。
…確かにいったんベトナム戦争と公民権運動で表面的には白人中心史観は改められ、
アメリカは多文化尊重主義と反差別主義の国に生まれ変わったように見えるが、
70年代末には早くも白人中心史観の「見直しを見直す」動きが大きくなり、
レーガン当選の追い風となった。
イラク戦争でも白人中心史観の論者は
「現在の途上国の状況を見ると第三世界は植民地にした方が現地の人間にとっても幸福。
やはり白人は文明の伝道者であった」としてイラク戦争を肯定する根拠を作ろうとした。
ところが、レーガンの時にあった追い風がブッシュには消えた。
白人中心史観者にとってリベラル派は黒人や女をのさばらす虫唾の走る偽善者であったが、
イラク戦争が始まるといよいよ白人中心史観者は
「貴様ら糞サヨはアメリカの大統領を批判するのか!非国民め!」と勢いを強めた。
そして、大量破壊兵器が見つからなかった。
この一件がブッシュを支持していた白人中心史観者が一体、
どれほど恥ずかしい思いをしたか分かるだろうか?
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ねずさんのプロフィール

小名木善行(おなぎぜんこう)

Author:小名木善行(おなぎぜんこう)
連絡先: nezu3344@gmail.com
電話:080-4358-3739
出身:静岡県浜松市
住所:千葉県野田市
執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」、「百人一首塾」を運営。
またインターネット上でブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。他に「ねずさんのメールマガジン」を発行している。
動画では、CGSで「ねずさんのふたりごと」や「Hirameki.TV」に出演して「明治150年真の日本の姿」、「日本と台湾の絆」、「奇跡の将軍樋口季一郎」、「南京事件は4度あった」、などを発表し、またDVDでは「ねずさんの目からウロコの日本の歴史」、「正しい歴史に学ぶすばらしい国日本」などが発売配布されている。
小名木善行事務所 所長
倭塾 塾長。
日本の心を伝える会代表
日本史検定講座講師&教務。
《著書》
『ねずさんの昔も今もすごいぞ日本人』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!和と結いの心と対等意識』
『ねずさんの 昔も今もすごいぞ日本人!日本はなぜ戦ったのか』
『ねずさんの日本の心で読み解く百人一首』日本図書館協会推薦
『ねずさんと語る古事記 壱〜序文、創生の神々、伊耶那岐と伊耶那美』
『ねずさんと語る古事記・弐〜天照大御神と須佐之男命、八俣遠呂智、大国主神』
『誰も言わない ねずさんの世界一誇れる国 日本』
最新刊
『ねずさんの奇跡の国 日本がわかる万葉集』
『ねずさんの世界に誇る覚醒と繁栄を解く日本書紀』

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